ブンダンコーヒー アンド ビア
Photo: Kisa Toyoshima(ブンダンコーヒー アンド ビア) | シェイクスピアのスコーン
Photo: Kisa Toyoshima(ブンダンコーヒー アンド ビア)

東京、図書館カフェ5選

京橋、上野、駒場東大前など進化した図書館併設喫茶

Genya Aoki
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図書館に併設しているカフェが、ここ最近、劇的に変貌をとげている。図書館を新設したり、既存の図書館をリニューアルするタイミングで、施設自体の価値を高めるような魅力あふれるカフェを誘致する例が増えているのだ。

今回は中でも、ぜひ足を運んでほしいおすすめの図書館カフェを紹介する。

なお、図書館が休業の場合はカフェも休みになるので、訪れる前に各施設の公式ウェブサイトを確認してほしい。

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  • カフェ・喫茶店
  • 駒場東大前

ブンダンコーヒー アンド ビア

緑豊かな「駒場公園」にある「日本近代文学館」内に併設されているカフェ。「新しい文学の道標となるべき場所」をコンセプトに掲げている。

木の温もりを感じる店内には、2万冊もの文学にまつわる蔵書が自由に閲覧できる。レトロなテーブルの中には、かつて小説家の豊島与志雄が自宅で愛用していたものもあるとか。

メニュー表には、有名な小説やエッセイなどをもとにして作られたドリンクや料理の数々が並ぶ。コーヒー「芥川」(800円、以下全て税込み)は、芥川龍之介たち文士が当時、銀座でよく飲んでいたとされる味わいを再現した。

太宰治の短編小説「女人訓戒」に登場するエピソードを下敷きにして作られた「タングシチュウ」(単品1,800円、ドリンクセット2,150円)も食べられる。厚みのある牛タンを3〜4時間じっくりと煮込み、柔らかなタンにデミグラスソースの味がしっかりと染み込んでいる。

スイーツで一番人気があるのは、大ぶりなサイズがうれしい「シェイクスピアのスコーン」(単品800円、ドリンクセット1,150円)。外側がサクサクでの食感で、小麦本来の香りと甘みが口の中に広がる。平日は席の予約が可能なので、事前に電話を入れておくと安心だ。
  • カフェ・喫茶店
  • 中央区

サンドイッチとコーヒー アンペア 本の森ちゅうおう

2022年12月4日に新設された京橋図書館などが入る複合施設「本の森ちゅうおう」。その1階に「サンドイッチとコーヒー アンペア(ampere )本の森ちゅうおう」が誕生した。運営しているのは、渋谷などで展開している「マークト」や自家焙煎(ばいせん)コーヒー店「コーヒーライツ」などを手がける株式会社WAT。本と森をコンセプトにした店内は、ミントグリーンの差し色がさわやかだ。

看板商品のサンドイッチはパンの味わいにこだわっており、ホットサンドとコールドサンドそれぞれに適した食パンを自社で開発している。「グリルドチーズ」(650円)などホットサンドに使われるバター不使用の高加水山食は、内側はもっちり外側はカリッカリの食感が楽しめる(提供は11時30分以降)。

コールドサンドには、ふわふわで小麦本来の甘さを感じる角食を使用。パンに挟む具材は、毎朝店内のキッチンで手作りしている。みじん切りにしたニンジンやレーズン、ナッツなどの具材がたっぷりと入った「キャロットケーキ」(600円)は、マークトでも人気の商品。ぜひコーヒーとともに楽しんでほしい。

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  • カフェ・喫茶店
  • 上野

カフェベル

東京都の歴史的建造物にも選定されている「国立国会図書館 国際子ども図書館」。1906(明治39年)に建設されたもので、れんが造りの外観や鋳鉄製の大階段など、当時の趣をなるべく残しながら、安藤忠雄らにより増築改修が行われ、2002年に全面開館した。その増築部分の一角にあるのが「カフェベル」である。まるでサンルームのような、天井が高く開放的な空間が特徴的だ。

ここを訪れたらぜひ味わいたいのが、テレビドラマ「名建築で昼食を」にも登場した「ナポリタン」(600円)。自家製トマトソースを使った、まろやかな酸味とシャキシャキのタマネギが食欲をそそる。広い中庭にはテラス席も用意されているので、天気の良い日は名建築を外から眺めながら味わうのもおすすめだ。

※2023年3月末までは建物入り口側のみ外観工事中

  • カフェ・喫茶店
  • 早稲田

橙子猫

2021年10月、早稲田大学構内に村上春樹の作品や関連書籍、レコードなどを所蔵した「村上春樹ライブラリー」が開館した。建築家の隈研吾によって設計された建物内には、同大学生が運営する落ち着いた雰囲気のカフェ「橙子猫(オレンジキャット)」が併設されている。

村上春樹が考えるおいしいコーヒーの条件とは、「深みの中に甘みがあること」だそう。その味わいを忠実に再現するために自家焙煎(ばいせん)コーヒー店「堀口珈琲」によって作られたのが「ライブラリーブレンド」だ。注文を受けてからハンドドリップで抽出し、入れたてを提供。同ブレンドのコーヒーを使用して作る「コーヒーゼリーパフェ」(500円)も併せて堪能したい。

店内には、村上春樹が自宅で使用していたアンティークテーブルやイスが置かれており、実際にそこで飲食できる。ライブラリーを利用するには事前予約が必要だが、カフェは予約なしで利用可能だ。

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  • カフェ・喫茶店
  • 武蔵野

カフェ フェルマータ

武蔵境駅前に武蔵野市立図書館の入る複合施設「武蔵野プレイス」がある。その1階フロア中央にあるのが「カフェ フェルマータ」だ。

ここでは自家製デミグラスソースのハンバーグや、バスマティライスを使ったグリーンカレー、毎日店内で焼き上げるプリンなど、丁寧に作られた料理を味わうことができる。

中でも人気なのが、豆腐を加えふっくらモチモチの食感に仕上げた「クラシックパンケーキ」(3枚は950円、生クリームトッピング150円)だ。エルダーフラワーときび砂糖で作られる自家製シロップは、マスカットのような爽やかな香りと甘さが後を引く。ラテアートができるスタッフがいる場合は、カフェラテにかわいらしい絵を描いてもらえるので、オーダーの際「ラテアートをしてほしい」と伝えてみよう。

武蔵野市はルーマニアのブラショフ市と姉妹都市であることから、ルーマニア料理も不定期で提供されている。図書館の本や雑誌も持ち込みできるので、ぜひゆっくり過ごしてほしい。

東京のカフェ空間をもっと堪能したいなら……

  • コーヒーショップ・喫茶店

温かいコーヒーを片手に、お気に入りの本と向き合う時間ほど、心安らぐものはない。慌ただしく時間が過ぎていく東京だからこそ、ときには静かに本の世界に没頭できる、ブックカフェに出かけてみよう。

どの店も、本のセレクトから、メニューの質、空間のあり方まで、それぞれに工夫が凝らされている。客の居心地を考えた店づくりがなされ、帰りたくなくなるほどの居心地の良さだ。タイムアウト編集部がセレクトした25軒から、お気に入りを見つけてほしい。

  • カフェ・喫茶店

ここ数年都内では、純喫茶らしい空間でありながら海外コーヒーショップのような最先端のコーヒーが味わえたり、純喫茶の定番商品を現代風にアレンジしたメニューが楽しめたりする喫茶店が増えている。

そういった店を「ネオ喫茶」と呼んでいるが、それぞれの店主が純喫茶を自由に表現しているため、個性の光る店が多いのが魅力だ。今回はぜひ足を運んでみてほしい、よりすぐりのネオ喫茶を6店紹介する。

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  • カフェ・喫茶店

いつ訪れても、ノスタルジーな空気に思わず引きこまれる、純喫茶。店主の思想が反映された趣のある店内やこだわりのコーヒー、長年受け継がれる看板メニューは、どれほど時代が変化しようとも多くの人を惹きつけて止まない不動の存在である。

昨今では、空前のレトロブームに伴い、これまで足を運ぶことの少なかった若年層のファンも急増中だ。ここではそんな純喫茶の中でも特に足を運んでおきたい東京の名店を厳選して紹介する。都会の喧騒(けんそう)を忘れる空間で、ゆったり流れるひとときに身を委ねてみては。

  • カフェ・喫茶店

数えきれないほど多くのカフェが存在する東京。もちろん、行きつけの一軒を持っている人も多いだろう。

目当てのドリンクやフードを味わう、友人とおしゃべりを楽しむ、ちょっとした作業をする……。カフェに行く目的は人それぞれだが、「癒やされに行く」というのもまた一つの選択肢。ここでは、一人でゆったりと過ごしたくなるような植物のあふれるカフェを5つ紹介する。

話題のホテルにあるコーヒーショップに、一人の読書時間を堪能するのにうってつけのカフェ、はたまた奥多摩の大自然を背景に優雅なひとときを過ごせる一軒など、同じ植物でもそれぞれに個性の際立つ5軒をラインアップ。普段とは一味違ったカフェ時間を楽しんでほしい。 

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