1. レボン快哉湯
    レボン快哉湯(Photo: Kisa Toyoshima)
  2. Cafe 黒澤文庫
    Cafe 黒澤文庫(Photo: Kisa Toyoshima)
  3. 喫茶ニカイ
    喫茶ニカイ(Photo: Kisa Toyoshima)

東京、ネオ喫茶6選

古き良き日本の喫茶文化を現代風にアレンジ

編集:
Genya Aoki
テキスト:
Kumiko Nakakuki
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タイムアウト東京 > レストラン&カフェ > 東京、ネオ喫茶6選

ここ数年都内では、純喫茶らしい空間でありながら海外コーヒーショップのような最先端のコーヒーが味わえたり、純喫茶の定番商品を現代風にアレンジしたメニューが楽しめたりする喫茶店が増えている。

そういった店を「ネオ喫茶」と呼んでいるが、それぞれの店主が純喫茶を自由に表現しているため、個性の光る店が多いのが魅力だ。今回はぜひ足を運んでみてほしい、よりすぐりのネオ喫茶を6店紹介する。

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  • カフェ・喫茶店
  • 入谷

レボン快哉湯

明治時代から3代にわたり受け継がれてきた銭湯を改築したカフェ。木札のついた靴箱や体重計、トウの脱衣かごなどが当時のまま残されており、番台に上がってみることもできる。

店内は、かつて風呂場だったエリアが建築事務所のオフィス、脱衣所だったエリアがカフェになっている。 カフェ側からはガラス戸越しに富士山のペンキ絵が楽しめるが、スタッフに声をかければオフィスに入って写真を撮ることも可能だ。

看板メニューは、自家製アイスクリームと自家焙煎(ばいせん)コーヒーを合わせた『マリアージュプレート』。アイスはブルーベリーとキウイ、湘南ゴールドみかん、チョコレートの4種類があり、おすすめなのが、小田原のあきさわ園で収穫された果実をたっぷりと使用したブルーベリーだ。

店内に設置されたビンテージロースターで焙煎されたコーヒーは、軽やかでクリーンな味わいと、後から追いかけてくる甘みが絶妙。『マリアージュプレート』のコーヒーは、時期によって豆の種類は異なるが、4種類のアイスに合わせてそれぞれと相性の良いものを用意している。

まずはアイスとコーヒーを単独で味わい、最後はアイスの上からコーヒーをかけて一緒に味わうのがレボン流。想像を上回るペアリングの妙をぜひ堪能してほしい。

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  • 渋谷

喫茶サテラ

青山通り沿いで48年間営業していた喫茶店、青山茶館が閉店した際、常連客だった現オーナーがこの場所を引き継いだカフェ。2020年にオープンし、若者にも受け入れられるようスタイリッシュに一部を改装したが、今も残るれんが造りの壁や職人技が光る木製装飾などが、長い歴史を物語っている。

自慢のコーヒーは、オールシーズンズコーヒー(ALL SEASONS COFFEE)が手がけるオリジナルブレンドと、自家焙煎のコーヒー豆を使用している。一杯ずつ丁寧に抽出するハンドドリップコーヒーは、深いり、中いり、浅いりの3種類から選べるが、もし迷ったら、すっきりとしながらもローストアーモンドのようなコクと甘みを感じる中いりを選ぶといい。

「自信を持って薦められるものだけを提供すること」にこだわる同店は、フードにも妥協しない。中でもクリームチーズを使用したプリンは、もっちりとした食感と程よい酸味が癖になる味わいだ。

隠し味に練乳を入れており、コーヒーとの相性も抜群。その日の気温などに合わせてオーブンで焼く温度や時間を微調整し、ベストの品質を保っている。夕方には売り切れることも多いため、プリン狙いなら早めの来店をおすすめしたい。

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  • 日本橋

Cafe 黒澤文庫

日本橋高島屋の白く整然とした4階フロアに、突如として現れる古めかしい喫茶店。それがCafe 黒澤文庫だ。秋田と仙台で人気を博しているブックカフェの姉妹店で、2021年7月に東京に初出店した。

店内に一歩足を踏み入れると、まるで映画に出てくる古書店のようなノスタルジックな空間が広がる。壁に並ぶいくつもの振り子時計が、時折ボーンボーンと小さな音で時間を知らせるのだが、その音が何とも心地よい。全てのテーブルの上に多様な本が並んでおり、手に取れば未知の世界との出合いがあるだろう。

客席の近くにガレットの焼き台が設置されており、注文が入る度にそば粉が焼ける匂いがふわっと店内に漂う。ガレットは常時5種類用意されており、フランス語で完全を意味する『コンプレット』には3種類のチーズやハム、秋田の瀧田養鶏場から取り寄せる卵などが乗っている。サイズも大きくランチタイムにも人気だ。

コーヒーは、ミカフェート監修のオリジナルブレンドを使用。一杯ずつハンドドリップで入れている。客の目の前で温めたミルクとコーヒーを同時に注いで作るカフェオレは特別感がある上、大きなマグにたっぷりと入っているので、日常から離れてのんびり過ごしたい時には最適である。

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  • 高円寺

喫茶室ミミタム

東高円寺にある喫茶室ミミタムは、栁美澤光好(やなみさわ・みつよし)と紗貴夫婦が営む喫茶店だ。ダークブラウンを基調に、閉店した古い喫茶店から引き継いだ家具やステンドグラスの照明などを配した空間は、初めて訪れた人も温かく迎え入れる。

同店を訪れたらぜひ味わってほしいのが、シネッソ(SYNESSO)社の最上位機種エスプレッソマシンで入れるカフェラテだ。店主の光好は、数々のコーヒーショップで経験を重ね、バリスタ専門学校で講師を務めるほどの腕前を持つ。

コーヒー豆の特性に合わせて抽出器具を使い分けるなど、味へのこだわりは専門店レベルだが、幅広い客層に気軽にコーヒーを楽しんでほしいという思いから喫茶店の形態にしている。

コーヒーのお供にしたい軽食やデザートは全て自家製。『チキンときのこの和風マカロニグラタン』は、40分以上かけ、滑らかでコクのあるベシャメルソースを作り、隠し味にみそを加えている。仕上げにかける山椒(さんしょう)の香ばしさと合間って、やみつきになる味わいだ。

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  • 高円寺

旅する喫茶

日本全国を旅しながら喫茶イベントを開く2人がいる。カレー職人の玉置直樹と、クリームソーダ職人のtsunekawaだ。その土地の特色や季節感を取り入れつつ、旬の地元食材で作るスパイスカレーとクリームソーダは見た目も格別で、SNSでも多くの支持を得ている。1年半かけて22カ所でイベントを開いてきた彼らは、全国に広がるファンの支援を中心にクラウドファンディングを成功させ、2021年3月高円寺に実店舗をオープンした。

服飾デザイナーでもあるtsunekawaが作るクリームソーダは、目と心を引きつける繊細なグラデーションが魅力だ。定番メニューの『青空のクリームソーダ』は、澄みきった青空を連想させる。玉置が手がけるカレーは、グランドメニューとしてチキンカレーを用意。玉置が旅で店を不在にする週のみ、カレーの代わりにハヤシライスが登場する。

木を基調とした内装は、暖色のライトが落ち着いた雰囲気を醸し出している。「訪れたお客さんが人目を気にせずゆっくりくつろいでほしい」と、スタッフの立つカウンターとテーブル席の間にあえて大きな仕切りを設けた混み合うことが多い土、日曜、祝日は、オンラインで順番受付を行っている。訪問する前に店のウェブサイトを確認してほしい。

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  • 谷中

喫茶ニカイ

古いレコードが音楽を奏で、時代を越えて愛されてきた家具や雑貨が並んでいるが、壁一面はブルーに塗られ、イラストレーターのオートモアイやコラージュアーティストの花梨など、最近注目を集める若手アーティストたちの作品も数多く飾られているネオ喫茶。古き良き日本の趣と最新のアートが交錯する、自由で刺激的な空間だ。

店主の櫻井崇雄は「内装もメニューもいわゆる喫茶店らしくはない、意外性を大切にしています」と話す。スイーツで人気なのは、店のロゴ入りの旗が立つ『ニカイのクリームソーダ』だ。ラムネ味のソーダの上に、櫻井が味にほれ込んだというフランス産ヨーグルト味のアイスが乗り、自家製のブルーベリーソースがかかっている。

平日限定の『ニカイのフレンチトースト』は、谷中にあるパン屋ラ・スール・リマーレの食パンにアパレイユをしっかりと染み込ませ、ビターなチョコレートを挟んで焼き上げており、仕上げにエスプレッソとバニラのアイスを乗せている。ボリュームがあるので、友人や恋人とシェアしてもいいだろう。

もっと東京のカフェを巡る……

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  • カフェ・喫茶店

東京には、コーヒーショップやティールームが十分と言っていいほどある。Wi-Fiが利用できるカフェや昔ながらの喫茶店など、選択肢は尽きない。それらの選択肢の中には、ドリンクやフードのためだけでなく、店自体に訪れる価値のあるクールなデザインのカフェもある。

ここでは、ハンドドリップで楽しむ日本茶専門店やモダンでシンプルな店など、東京で最もスタイリッシュなカフェを紹介する。

 

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  • コーヒーショップ・喫茶店

温かいコーヒーを片手に、お気に入りのと向き合う時間ほど、心安らぐものはない。慌ただしく時間が過ぎていく東京だからこそ、ときには静かに本の世界に没頭できる、ブックカフェに出かけてみよう。

どの店も、本のセレクトから、メニューの質、空間のあり方まで、それぞれに工夫が凝らされている。客の居心地を考えた店づくりがなされ、帰りたくなくなるほどの居心地の良さだ。タイムアウト編集部がセレクトした25軒から、お気に入りを見つけてほしい。

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東京にいながら、緑豊かな空間にほっと心ほぐれる公園周辺のカフェ。井の頭恩賜公園にある隠れ家からイケ・サンパークの最新カフェまで、「密」を避けてゆったりくつろげる店を厳選して紹介する。

穏やかな風を感じながらオープンエアのテラスで食事を楽しむもよし、テイクアウトした入れたてのコーヒーを片手に公園で物思いにふけるもよし。少しだけ足を延ばして、自分だけの特別な時間を過ごしてみては。

なお新型コロナウイルス感染症対策のため、営業時間の変更の可能性がある。訪れる際は事前に公式ウェブサイトなどで確認してほしい。

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数えきれないほど多くのカフェが存在する東京。もちろん、行きつけの一軒を持っている人も多いだろう。

目当てのドリンクやフードを味わう、友人とおしゃべりを楽しむ、ちょっとした作業をする……。カフェに行く目的は人それぞれだが、「癒やされに行く」というのもまた一つの選択肢。ここでは、一人でゆったりと過ごしたくなるような植物のあふれるカフェを5つ紹介する。

話題のホテルにあるコーヒーショップに、一人の読書時間を堪能するのにうってつけのカフェ、はたまた奥多摩の大自然を背景に優雅なひとときを過ごせる一軒など、同じ植物でもそれぞれに個性の際立つ5軒をラインアップ。普段とは一味違ったカフェ時間を楽しんでほしい。 

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ここ数年、海外で人気を博したカフェやコーヒーショップの日本初出店が増えている。海外旅行はまだ気軽にできなくとも、都内で外国のカルチャーに触れたり、異国情緒に浸ったりするのはどうだろう。今回は中でも海外の雰囲気が満喫できる店を厳選して紹介する。

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