鴬谷駅を出てすぐのところにある大衆居酒屋。店内はカウンター席やテーブル席、座敷と、広々としている。
「カツ煮」「アジフライ」「どて焼」といったつまみのほか、そばやうどんをルーツに持つ店のため、主食も揃う。朝からカウンターでひとりしみじみと飲む人もいれば、定食を5分でたいらげる人もおり、また一方では宴会を繰り広げるグループありと、どんな客でも受け入れてくれる懐の広い店だ。

タイムアウト東京 > ナイトライフ > 気がつくと今日も飲んでるローカルチェーン酒場 〜DJ MOODMANの場合〜
ローカルチェーン酒場に派手さはないが「日常の癒やし」がある。だからこそ、ついつい通ってしまう一軒がある。ここでは、全国各地の酒場を飲み歩くことでも知られるDJのMOODMANに、そんな店を尋ねてみた。
彼が通い続けるのは、老舗居酒屋「信濃路 鶯谷店」だ。大森で創業し、現在は蒲田と鶯谷の2店舗が営業中。芥川賞作家・西村賢太が愛した店としても知られている。
—信濃路 鶯谷店は、どういう点で特別ですか?
一撃で欲求が満たされるところでしょうか。そばやうどんをルーツとしているお店だから主食のメニューが豊富なところが特別で、その日に合わせていろいろな楽しみ方ができます。
ここでは「カツ煮」に瓶ビールというのが、自分の中での定番です。おなかもお酒を飲みたい欲求もサクッと満たされて、駅が近いのでパッと帰れる。なので、散歩の中継地点にもよく使わせていただいています。もしこの辺りで働いていたら、毎日来てしまいますね。
—思い出深い記憶はありますか?
信濃路は、鶯谷のライブハウス「東京キネマ倶楽部」に出演させていただいた際にもよく伺いますが、思い出深いのはバンド「片想い」の公演の時ですね。
DJだけでなく、「おじさんダンサーズ」の一人として出演を頼まれたことがありました。でも、かなり練習したのにぐずぐずになってしまい……。お客さんには誰が踊っていたのか分からなかったようで助かりましたが(笑)。その夜もここで「反省飲み」をして帰りました(笑)。
—このお店で聴きたい曲、もしくは音楽で表すと?
お店の外観はブルースっぽいイメージですが、意外とアンビエントかな(笑)。頭上に、「元三島神社」も鎮座していますし、アンビエントが小さな音で流れていても、みんな特に違和感なく過ごしそうだなと。
鴬谷駅を出てすぐのところにある大衆居酒屋。店内はカウンター席やテーブル席、座敷と、広々としている。
「カツ煮」「アジフライ」「どて焼」といったつまみのほか、そばやうどんをルーツに持つ店のため、主食も揃う。朝からカウンターでひとりしみじみと飲む人もいれば、定食を5分でたいらげる人もおり、また一方では宴会を繰り広げるグループありと、どんな客でも受け入れてくれる懐の広い店だ。
テーブルのある店内でお酒と食べ物を楽しめる場「居酒屋」は、東京に3万軒以上あるといわれる。その中で選ばれる店になるためにはどんな理由があるのだろうか。
人気居酒屋を作り出した、注目のオーナーたちに話を聞いた。
東京には全国各地の本場の味を伝える居酒屋が数多く存在する。地元の家族や友人には会えないが、耳に懐かしい言葉が飛び交う店内で故郷の味に舌鼓を打てば、心だけでも里帰りできるだろう。もちろん、小旅行気分で全国の味を食べ歩くのも一興だ。
誰にでも直接家に帰りたくない夜があるだろう。そんな心の隙間を埋めてくれるような店が、JR目黒駅西口から権之助坂を下って6分ほどの「目黒新ばし」には揃っている。
終戦後に屋台が集まり始まった飲食街。今のビルになってからも50年を超えるが、当初は土間で木造の2階建てだったという。まだ目黒川の桜が育つ前の話だ。
今回は惜しくも10店舗の中から5店舗しか紹介できないが、どの店も魅力があふれる。共通して言えるのが、ホスピテリティーの高さだろう。初めて訪れても、人情深い店主たちが常連とも仲良くなれるように話題を振ってくれる。一見入りにくいかもしれないが、思い切って飛び込んでみよう。新たな行きつけが見つかるはずだ。
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