東京、夜景を愛でるバー15選

予約殺到のルーフトップから隠れ家バーまで、大人が使える全15軒

オリエンタルラウンジ

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テキスト:たまさぶろ

残業中のオフィスから眺める夜景は時に涙を誘うが、どうせ同じ景色なら、好きな相手とグラスを傾けながら眺めたい。東京には、仕事など忘れて堪能すべき、美しい夜景がそこら中に広がっているのだ。 輝く高層ビルを後ろ盾にすれば、キザなセリフも少しは様になる。ここでは、東京の夜道を知り尽くすフードライター、たまさぶろが、夜景を愛でるバー15軒を厳選して紹介する。 ここぞという時の2軒目に、さらっとエスコートできるのが大人の証。ブックマークに加えておこう。

クラシックバー オリベ

元来、夜景を愉(たの)しむためのバーではない。しかし、日本独自の文化の象徴、新装された歌舞伎座のライトアップを真正面から、こうも見事に見渡すことができる場所は、ほかにあるまい。純粋なオーセンティック バーだが、カウンターではなく、敢えて窓際の席を選び、歌舞伎座を目にしながら伝統文化に思いを馳せ、グラスを傾けるのも一興だ。

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東銀座

ザ・ゲートホテル雷門 Rレストラン & バー

浅草、雷門のはす向かいにTHE GATE HOTEL 雷門が開業したのは、2012年8月。その13階のロビーフロアに併設されているのが同店で、西洋料理をベースにしたビストロ風レストラン&バーだ。カウンター席では、背を向けてしまうことになるが、テーブル席からは東京スカイツリーが真正面に見える。スカイツリーを望むバーはほかにもあるが、眺望をいかした大きなウインドウからその迫力を堪能したい。

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浅草
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スカイラウンジ ステラガーデン

まっすぐと天空へとのびる東京スカイツリーが現代の象徴なら、鮮やかなオレンジ色と美しい曲線をまとう東京タワーは高度成長期の証。今もって「私は東京タワー派」を主張する者も多い。そんな王道派には、東京タワー隣に位置するホテル、ザ プリンス パークタワー東京最上階のこの一軒。大きな窓から、巨大なキャンドルのように瞬く東京タワーの迫力に酔いしれたい。

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芝公園

オリエンタルラウンジ/マンダリン オリエンタル 東京

日本橋は都内の他エリアとは異なり、長らく高層ビル群とは無縁な時代が続いた。しかし21世紀に入り、コレド日本橋、コレド室町などに代表されるよう地域再開発がなされ、ついには地上38階を誇るマンダリンオリエンタル 東京が登場。都内の夜景を望む名所が誕生した。同ホテルの最上階に位置するオリエンタルラウンジは、古き日本橋にくつろぎをもたらす新しい憩いの場だ。

夏の夕刻にラウンジを訪れると、夕闇迫る天蓋の下、東京の街並みが徐々に夜の装いへと変貌(へんぼう)して行く様を愛(め)でることができる。21世紀の東京しか知らない人には、大きな北側のウインドウを勧めたい。秋葉原や浅草方面の北側からは、現在でもほぼ高層ビルのない、古き東京の雑多な街並みを見渡すことができる。「昭和な東京」好きをも満足させることだろう。自慢のスタンダードカクテルのラインナップには、今流行りの「ジャパニーズジン」をいち早く取り入れており、今後は飲み比べなども企画されている。大人の愉楽の場として、頭に入れておきたいビューバーだ。

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日本橋
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ルーフトップバー

2014年開業で話題を振りまいた虎の門ヒルズの屋上にあるアンダーズ 東京の「ルーフトップバー」。東京の東側を、右はレインボーブリッジ、左は東京スカイツリーまで見下ろすことができる。宝石をちりばめたような眼下の夜景は圧巻だ。屋上ゆえ真冬は少々厳しいが、室内でグラスを傾け、素晴らしい眺望を垣間見るだけでも価値はある。宿泊客は、シートチャージなし、窓際優先、予約可という特典あり(ただし席数に限りあり)。

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虎ノ門

Deva

恵比寿公園と同じ敷地内にあるビルの入口で、インターフォンを押しオートロックを解除してもらうと辿(たど)り着く大人の空間。代官山、渋谷、恵比寿と3面に広がる夜景を眺めることができる。1999年11月開業の老舗オーセンティック バーながら、隠れ家からのこの眺望は贅沢過ぎる。

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恵比寿
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トップ オブ シナガワ ノースバー

品川プリンスホテルの最上階に位置するトップ オブ シナガワには、スカイビュッフェを楽しめるプリンスコートや、夜はディナーコースを提供するスカイダイニングなどがあり、その時々のシチュエーションによって使い分けが可能。メインバー ノースバーは、東京の玄関口、品川からの眺望だけに、左手の新宿高層街、東京タワーや六本木ヒルズはもちろん、角度によっては右手に東京スカイツリーまで、東京の夜景を愉しめる。

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品川

オフィス

純然としたバーカウンターはないものの、図書館のようにデスクが並べられたフロアで、日本一有名な国道246号を行き交うヘッドライトを追いながらカジュアルに飲むことができる。エレベーターがないため店のあるビルの最上階までは階段だ。時折、耳に入るDJを聴きながら、肩肘張ることなく1杯にありつく爽快感に味を占めることだろう。

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外苑前
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C Maj7

水道橋、東京ドームシティ内にそびえる東京ドームホテル。こちらの最上階に位置するバーは、夜景の美しいそれとしては、珍しくスタンディング。元来、付属するレストランのウエイティングとして設定されているが、バーだけの利用ももちろん問題ない。エレベーターを降り、エントランスから入って右からは東京ドームが見下ろせ、左からは皇居を中心とした都心の夜景を見渡せる。キャッシュオンデリバリーで気軽に夜景を愛(め)でよう。

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水道橋

パーク ハイアット 東京 ピーク バー

新宿の夜景ならこの一軒の右に出るバーはない。ホテルのエレベーターで41階まで上がり、足を踏み入れた瞬間に目に入るショーケースばりの夜景は別世界だ。西新宿のスカイスクレイパーを間近に一望しつつ、東京の夜のカレイドスコープを満喫。カジュアルではあるが、ここはハイクラスホテル。ドレスコードは頭に入れておきたい。

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新宿
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たまさぶろ

たまさぶろ

1965年、東京都渋谷区出身。千葉県立四街道高等学校、立教大学文学部英米文学科卒。『週刊宝石』、『FMステーション』などにて編集者を務めた後に渡米。ニューヨーク大学およびニューヨーク市立大学にてジャーナリズム、創作を学ぶ。このころからフリーランスとして活動。Berlitz Translation Services Inc.、CNN Inc.本社勤務などを経て、帰国。『月刊プレイボーイ』、『男の隠れ家』などへの寄稿を含め、これまでに訪れたことのあるバーは日本だけで1000軒超。2010年、バーの悪口を書くために名乗ったハンドルネームにて初の単著『【東京】ゆとりを愉しむ至福のBAR』(東京書籍)を上梓、BAR評論家に。女性バーテンダー讃歌『麗しきバーテンダーたち』、米同時多発テロ前のニューヨークを題材としたエッセイ『My Lost New York ~ BAR評論家がつづる九・一一前夜と現在(いま)』(OfficeMATZ)ともに好評発売中。「あんたは酒を呑まなかったら蔵が建つ」と親に言わしめるほどの「スカポンタン」。

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