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今作の『Di Hotel Malibu』は、前作への大きな反響、初めての世界各地へのツアー、そしてローカルな音楽との関わりなどを経てたどり着いた、バンドの音楽性の深化を感じる作品だ。ボーカルのナターシャによる英語、インドネシア語、バタク語と複数の言語を駆使した歌唱も特徴といえるだろう。ここ東京でもレコード店をのぞけばレコメンド作品としてピックアップされていることが多く、注目の高まりを個人的にも感じていた。
―タイトルトラックである『Di Hotel Malibu』や『Under the Silver Moon』は愛について、『Harap Dan Ragu』や『Through the Changes』などは別れについて歌っていますね。今作の歌詞に通底するテーマは「愛・別れ・喪失」なのではと感じたのですが、影響を受けたような人生の大きな出来事はあったのでしょうか?
『Harap Dan Ragu』では、「もう決して若くはないこの年齢になっても、自分たちの希望や望みを追い求めるチャンスは残されているのだろうか?」という葛藤を投げかけています。また『Through the Changes』も、単に愛する人との別れや傷心を描いているわけではなく、相手が去った後、自分たちがどうやって人生を歩んでいくのか――その変化に向き合う姿を描いているんです。
―ラカさんが『Under the Silver Moon』のミュージックビデオや、ライブで日本のメーカー・Teiscoのギターを使用しているのをお見かけしました。最近のライブでもあまり見かけることのないメーカーのホロウボディーのギターを使っていると思うのですが、機材選びのポイントはありますか? また、機材が楽曲の制作に与える影響はあるのでしょうか?
彼が9月にケルンのレーベル「Melting Pot Music」からリリースしたアルバム『Hagaki(葉書)』は、都市の文化や雰囲気、風景を音楽とビジュアルの両面から探求するシリーズの第4弾で、日本の首都「東京」にささげた作品だ。日本への音楽的なラブレターであり、ジャズとビートを日本の音楽と文化に融合させた「音の旅の記録」だという。
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