横浜のベイエリアに、没入型アートミュージアム「THE MOVEUM YOKOHAMA(ザ ムービアム ヨコハマ)」が、2026年3月31日(火)までの期間限定で誕生した。
かつて倉庫として使われていた天井高約10メートル、広さ約1800平方メートルの巨大空間を舞台に、オーストリアを代表する二大巨匠、グスタフ・クリムト(Gustav Klimt)とエゴン・シーレ(Egon Schiele)による絵画の世界の一部になったかのような没入体験ができる。

横浜のベイエリアに、没入型アートミュージアム「THE MOVEUM YOKOHAMA(ザ ムービアム ヨコハマ)」が、2026年3月31日(火)までの期間限定で誕生した。
かつて倉庫として使われていた天井高約10メートル、広さ約1800平方メートルの巨大空間を舞台に、オーストリアを代表する二大巨匠、グスタフ・クリムト(Gustav Klimt)とエゴン・シーレ(Egon Schiele)による絵画の世界の一部になったかのような没入体験ができる。
3年に一度、日本の現代アートシーンを総覧する「六本木クロッシング」は、2004年以来「森美術館」で共同キュレーション形式により開催されている定点観測的な展覧会。今回は、国際的に活躍するアジアのゲストキュレーターを迎え、「時間」をテーマに、国籍を問わず日本で活動する、または日本にルーツを持ち海外で活動するアーティスト全21組を紹介する。
出展作品には、絵画・彫刻・映像・工芸、手芸・ZINE、さらにはコミュニティープロジェクトも含まれる。桑田卓郎の色彩鮮やかな大型の陶芸作品や、自身の声や環境音を用いて作品を制作する細井美裕の新作サウンドピース、沖潤子の抽象画のような刺繍(ししゅう)作品など、100点を超える多様で多彩な表現が一堂に会する。
また、多くのアーティストが新作を発表。A.A.Murakamiによる、AIが記述したオペレーティングシステムによって機能する、シャボン玉を用いた大型の新作インスタレーションのほか、廣直高の新作絵画と彫刻作品、和田礼治郎の彫刻、マヤ・ワタナベの映像などの作品が揃う。
会場では、木原共のAIゲーム作品のプレイ体験や、宮田明日鹿による「出張手芸部」への参加など、多様な体験が用意されている。アメフラシはわらじ作りなど伝統産業の継承プロジェクトを紹介し、北澤潤はろうけつ染めのワークショップを実施。会期最終日には、鑑賞者がズガ・コーサクとクリ・エイトの作品パーツを持ち帰ることもできる。
本展の副題「時間は過ぎ去る わたしたちは永遠」が示すのは、時間の貴さとはかなさ。各作品に現れるさまざまな時間の交差を通して、日本のアートを多角的に見つめ直していく。
「森アーツセンターギャラリー」で「マチュピチュ展」が開催される。ペルー政府公認の下、首都・リマにあり、世界的にも有名な考古学博物館「ラルコ博物館」から約130点の文化財が来日。ペルー国外初公開となる王族の黄金装飾や儀式具など、貴重な至宝が一堂に集結する。
世界各地で高い評価を得てきた本展は、アジア初開催。古代アンデス文明の英知と美を伝える展示のほか、世界遺産「マチュピチュ」を再現した没入型空間、神話の英雄「アイ・アパエック」を軸にした壮大な物語の紹介など、多層的な体験が楽しめる。
アンデスの神秘が東京で息づく本展。かつてない知的冒険へと誘うだろう。
古くから人々の心身を癒やし、感性を研ぎ澄ます場として旅人を魅了してきた箱根に位置する「ポーラ美術館」。本展「SPRING わきあがる鼓動」では、この地に培われた風土と記憶を出発点に、過去と未来、ここからかなたへとつながる想像の旅へと鑑賞者を誘う。
会場では、アートにおける飛躍する力に光を当てる。人間やこの世界の奥底から春の芽吹きのように湧き上がる鼓動を宿し、我々の存在と感性を揺さぶる絵画・彫刻・工芸・インスタレーション作品を紹介していく。
静かに、あるいは力強く湧き上がる作品の響きと共鳴し、時空を超えて豊かに躍動する創造の鼓動を体感してほしい。
森ビルとチームラボによる世界初の常設デジタルアートミュージアム「森ビル デジタル アート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス(MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: teamLab Borderless)」。2023年に閉館した「お台場パレットタウン」から移転し、麻布台ヒルズにオープンする。
《Bubble Universe》と《Dark Waves: Born in the Darkness, Return to the Darkness》など世界初公開となる作品空間は圧巻だ。
ほとんどの作品は鑑賞者が触れ合えるよう作られており、体験型のアートとなっている。また、作品と作品の間に境界がないことも特徴で、作品同士がコミュニケーションし、時に融合するという新しい世界が体験できるだろう。
「エスパス ルイ ヴィトン東京」で、ポップアートの旗手であるアンディ・ウォーホル(Andy Warhol)の個展が開催。初期の私的スケッチから、亡くなる前年に乱れ髪のかつらを被って証明写真機で撮った写真、さらに1980年代の集大成『Ten Portraits of Jews of the Twentieth Century』まで、自己像を巡る一貫した探求の軌跡を紹介する。
ウィッグとサングラスで謎めいた人物像を築き、そのイメージを巧みに活用して作品の人気を高めたウォーホルは、変装と自己演出の達人でもあった。写真やセルフポートレートでは多様なキャラクターを演じ、女装姿のポラロイドや数々の「Self-Portraits」は、外見を自在に操る彼の手腕を示すと同時に、アイデンティティーやイメージの意味を問いかけている。
また、人物を描くことは、生涯にわたるウォーホルの創作の核心であり続けた。映画スターや上流階級、アート界の著名人を題材にした膨大な肖像群は、やがて時代そのものを映す集合的ポートレートへと結実している。
証明写真機による『Self-Portrait』から謎めいた『The Shadow』まで、本展ではメディアにおけるウォーホル像の変遷と、技法や様式の発展をたどる。1950年代のボールペンによる若い男性のドローイングなど、めったに公開されない作品も並び、広告イラスト時代に培われた独自のスタイルを垣間見られる。
ジョニー・デップ(Johnny Depp)の没入型アート展「A Bunch of Stuff - Tokyo」が、「NEWoMan 高輪」のSouth2階「"+Base 0"」で開催。映画や音楽で知られる前からの創作活動を反映したスケッチ、絵画、シルクスクリーンなど100点以上の作品と貴重な私物が、東京で初公開される。
来場者は、デップのアトリエの雰囲気を再現した没入型空間で、映画のような音響やアニメーションに包まれながら彼の創造世界を楽しめる。また、ユニークなカフェ&バーや日本限定グッズ、コラボレーション商品を揃えたショップも見逃せない。
さらにブラックボックス体験では、デップ本人のナレーションによる360度ショートフィルムが公開。ハリウッドで最も変幻自在な俳優の一人として知られるデップの創造的思考と人生を垣間見る、忘れられない体験ができるだろう。
平成から令和にかけて、日本の音楽シーン、そしてクリエーティブ全体を牽引(けんいん)してきたアーティスト・Perfume。圧倒的なパフォーマンスはもちろん、最先端のアートやテクノロジーとのコラボレーションで世界を驚かせてきた。2025年9月に宣言された「コールドスリープ(活動休止)」のニュースも、まだ記憶に新しい。
そんな彼女たちに長年寄り添い、数々のステージをともにしてきたのが、美しく独創的な衣装たち。3人の進化や世界観を可視化し、パフォーマンスとともにPerfumeの物語を紡いできた。
その衣装の歩みを一望できる展覧会「Perfume COSTUME MUSEUM FINAL EDITION」が、横浜の「そごう美術館」で開催中だ。
「角川武蔵野ミュージアム」で、浮世絵による体感型デジタルアート展が開催。喜多川歌麿・東洲斎写楽・葛飾北斎・歌川広重・歌川国芳といった名だたる浮世絵師たちが描いた世界の中で、名所や宿場町を巡り、芝居小屋で歌舞伎を鑑賞し、伝説の生き物や妖怪たちに囲まれながら、当時の人々の喜びや楽しさを体感できる。
音楽は、竜馬四重奏を率いるバイオリニストの竜馬による完全書き下ろし。ストリングス・ピアノ・尺八や箏(こと)などの和楽器によるモダンな演奏とともに、江戸時代へタイムスリップし、浮世絵の世界観を存分に楽しめる。
時空を飛び越えた世界に没入しよう。
「東京都現代美術館」で、「開館30周年記念 MOTコレクション マルチプル_セルフ・ポートレイト/中西夏之 池内晶子 —弓形とカテナリー」が開催。戦後美術を中心に近代から現代に至る約6000点に及ぶコレクションの中から、新収蔵を軸に、作家たちの活動に光を当てる。
1階では、収蔵作家の森村泰昌、さらに架空の画家に擬態して制作するユアサエボシ、変顔などの自画像をコミュニケーションツールと捉えて描く松井えり菜の3人を、借用作品も交えて特別に構成。またミヤギフトシ、横山裕一、開発好明、豊嶋康子、郭徳俊、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)ら多様な作家による作品が並ぶ。
3階では、中西夏之と池内晶子を特集。中西の1960年前後から晩年までの絵画作品を新収蔵作品や借用作品を交えて紹介することで、その画業を見つめ直す。また、絹糸を素材として空間における見えない力や動き、広がりを可視化するインスタレーションで知られる池内の現地制作により、新収蔵作品を中心に初展示する。
出品作家は、池内晶子、開発好明、郭徳俊、豊嶋康子、中西夏之、松井えり菜、南川史門、ミヤギフトシ、森村泰昌、ユアサエボシ、横山裕一、アンディ・ウォーホルらを予定している。
また、「Tokyo Contemporary Art Award 2024–2026 受賞記念展『湿地』」も同時開催しているので、あわせてチェックしてほしい。
なお、2026年1月2日(金)・3日(土)は観覧料が無料。また中学・高校・専門学校・大学生は2月21日(土)~23日(月・祝)、18歳以下は3月1日(日)~4月2日(木)の期間、無料で鑑賞できる。
ソル・ルウィット(Sol LeWitt、1928〜2007年)は1960年代後半、作品の物質的な側面よりも、それを生み出すアイデアやプロセスを重視する芸術の動きに「コンセプチュアル・アート」という呼称を与え、その後の実践に多大な影響を与えた。「東京都現代美術館」で開催される本展では、ウォールドローイング、立体・平面作品、アーティストブックなど、彼の広範な仕事を検証していく。
中でも、ルウィットの文章や図面による指示を元に、作家以外の手で制作されるウォールドローイングは、1968年の初発表以来、代表作として知られてきた。本展ではその中から6点を展示し、広々とした空間の中でアーティストのアイデアを体感できる。
また、ルウィットは自らの思考を多くの人と共有するために、アーティストブックを作品として制作し続けた。会場では、それらの書籍群を通して思考の軌跡をたどっていく。
なお、2026年2月21日(土)~23日(月・祝)は、中学・高校・専門学校・大学生の入場が無料。また、3月1日(日)~4月2日(木)の期間、18歳以下は無料で鑑賞できる。日本の公立美術館における初の個展となる本展を、見逃さないように。
2026年の東京は、アートを巡る話題が尽きない一年になりそうだ。空山基やロン・ミュエクの大規模回顧展をはじめ、ピカソとポール・スミスの創造性が交差する企画、杉本博司が挑む写真表現の極地など、ジャンルや文脈を越えた展覧会が各美術館で開催される。
横浜のベイエリアに、没入型アートミュージアム「THE MOVEUM YOKOHAMA(ザ ムービアム ヨコハマ)」が、2026年3月31日(火)までの期間限定で誕生した。
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