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「竜とそばかすの姫 - PROJECT LAYRA - 」
©︎2021 STUDIO CHIZU、The Production Committee for the Animmersive Live "LAYRA inspired by BELLE" | アニマーシブライブ
「竜とそばかすの姫 - PROJECT LAYRA - 」
©︎2021 STUDIO CHIZU、The Production Committee for the Animmersive Live "LAYRA inspired by BELLE"

東京、11〜12月に観るべきアニメ・漫画展

アニマーシブライブ『竜とそばかすの姫』や岡崎京子、魚豊など

Karin Minamishima
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タイムアウト東京 > アート&カルチャー > 東京、11〜12月に観るべきアニメ・漫画展

アニメーションとマンガは日本が世界に誇るソフトパワーのひとつであり、エンタテインメントがアート として昇華された最も民主的な例だ。

今回は、2026年11・12月に東京で体験できる、日本を代表するアニメーションと漫画の世界を紹介する。

映画の世界に入り込む没入型ライブ「アニマーシブライブ『竜とそばかすの姫 - PROJECT LAYRA -』」から、アニメーション制作の最前線に触れられる「MAPPA EXPO 15th Anniversary」、少女漫画を切り開いた巨匠たちの原画展「少女漫画・インフィニティ 萩尾望都×山岸凉子×大和和紀 三人展」まで、その表現は多彩に広がっている。

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高輪の「MoN Takanawa」で、アニマーシブライブ『竜とそばかすの姫 - PROJECT LAYRA -』が開催。アニメとイマーシブ(没入型)を掛け合わせた世界初の試みだ。物語の舞台は、映画から5年後の仮想世界〈U〉。歌姫ベルが姿を消した世界で、ベルをプロデュースしたヒロちゃんが、新人の「LAYRA(レイラ)」を見出し、〈U〉史上最大の音楽フェス「Utopia」を開催する。観客は、この祭典に熱狂する60億人の一員として客席からステージまでを体験する。

LAYRAを演じるのは、ASCA、昆夏美、miwa、みきまりあ、鈴木このみの5人。同じ役を、異なる出身と個性を持つ5人が、それぞれの形で歌い、演じる。5者5様のレイラの演出やキャラクターがあるのが同作の魅力の一つだ。

  • アート

2011年の設立当時から、日本のアニメーションシーンを牽引(けんいん)し数々の伝説をたたき出してきたアニメーションスタジオ「MAPPA」。設立15周年というメモリアルイヤーを祝う大展覧会『MAPPA EXPO 15th Anniversary』が、2026年12月7日まで有楽町の「YURAKUCHO MUSEUM」で開催する。

初期の『この世界の片隅に』にある繊細で温かな日常の描写から、時としてグロテスクなバトル、息もつけないアクションまで、あらゆるジャンルで唯一無二の表現力を誇る。同展は、彼らがこれまでに手掛けたタイトルが一堂に会する。

原画や制作風景だけでなく、『呪術廻戦』の主人公・虎杖の等身大フィギュアや 『劇場版 チェンソーマン レゼ編』のキャラクター・ボムの等身大フィギュアなど特設展示も見逃せない。

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  • アート

1970年代、少女漫画は飛躍的な進化を遂げた。その時代の最前線を走り、現在まで第一線で創作を続けている萩尾望都、山岸凉子、大和和紀の3人の軌跡に焦点を当てた展覧会「少女漫画・インフィニティ 萩尾望都×山岸凉子×大和和紀 三人展」が「国立新美術館」で開催。

3人のデビュー初期から現在までの画業を、色鮮やかなカラーイラストや漫画原画、貴重な資料とともに紹介。萩尾からは「ポーの一族」「トーマの心臓」「11人いる!」、山岸からは「アラベスク」「日出処の天子」「テレプシコーラ/舞姫」、大和からは「はいからさんが通る」「ヨコハマ物語」「あさきゆめみし」など、時代を超えて読み継がれてきた代表作の数々が並ぶ。

見どころは、モノクロとカラーを合わせて800点以上という圧巻の原画。印刷では伝わりきらない色彩や質感など、原画だからこそ感じられる魅力が詰まっている。カラー作品は前期・後期で展示替えも行われる。

少女漫画の歴史を彩ってきた3人の表現が、一堂に会する本展。約60年にわたる創作の軌跡と、今なお色あせない名作の世界をじっくり味わいたい。

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  • 丸の内

『チ。 ―地球の運動について―』や『ひゃくえむ。』などで知られる漫画家・魚豊のデビュー10周年を記念した初の作家展「魚豊十周年展 UO10.」が、「YURAKUCHO MUSEUM」で開催される。

壮大なテーマを独自の視点で描き、巧みな構成や演出を通して読者に問いを投げかけてきた魚豊。本展では、『ひゃくえむ。』『チ。 ―地球の運動について―』『ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ』の3作品を中心に、原画やネーム、作品が生まれるまでの思考などを通して、その創作の軌跡をたどる。

会場には魚豊の仕事場も登場し、本人が新連載の制作を披露する。生み出された作品は順次展示される予定で、アイデアが線となり、物語へと変わっていく創作の過程を間近に感じられる。

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漫画家・岡崎京子のコロタイププリント作品と、江戸時代の絵師・伊藤若冲の木版画作品を展示する。

岡崎の作品は、『pink』『私は貴兄のオモチャなの』『うたかたの日々』からセレクトした4点のイラストレーションを、「集英社マンガアートヘリテージ」が作品化。手すきの「越前和紙」に、京都の便利堂コロタイプ工房で印刷した。ガラス板を用い、網点ではなく色の濃淡によって表現するコロタイプ印刷は、鉛筆のラフなタッチからペンの繊細な描線までを再現する。

一方、若冲の作品は、晩年に京都の石峰寺観音堂の天井画として描かれた『花卉天井図』を基に制作。明治時代に木版画としてまとめられた『若冲画譜』の板木を用い、伝統的な浮世絵の技法で刷り上げた。今回は背景に鮮やかな金色を採用し、「升目描き」をイメージしたオリジナルの「京唐紙」を用いたマットボードに収めている。

約200年の時を隔てた2人の作品が並ぶことで生まれる、思いがけない響き合いを楽しみたい。

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  • 六本木

高校バレーボールに青春を懸ける高校生たちを描いた、古舘春一による人気漫画『ハイキュー!!』。2012年2月から漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」で連載され、2020年7月に完結した後も、アニメーションをはじめとするメディアミックスを通じて国内外で愛され続けている。

3度目となる原画展「古舘春一 ハイキュー!!展 挑戦者たち」では、主人公の日向翔陽と影山飛雄を中心に、キャラクターたちの歩みと成長を振り返る。古舘による貴重な直筆原稿に加え、本展のために描き下ろされたイラストも展示。「頂の景色」を目指して挑戦を続ける登場人物たちの物語をたどりながら、作品に込められたメッセージに迫る。

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  • 京橋

漫画家としてだけでなく、イラストレーター、デザイナー、ゲームクリエーターとしても多彩な才能を発揮し、唯一無二の世界観を築き上げてきた高橋和希。本展では、代表作『遊☆戯☆王』を中心に、高橋が生み出した作品と創作への思いを、5つの「CHAPTER」を通して紹介する。

370点以上の直筆原稿をはじめ、連載中・連載後に描かれたカラーイラスト、作品資料、初公開を含む制作過程のラフイラストなどを一堂に展示。高橋氏の表現世界を旅するようにたどりながら、その創作の原点に迫る。

「バトル・シティ編」の決勝トーナメント「遊戯 vs 海馬」の最後のターンを描いた映像展示にも注目。原画と着彩タッチを基にキャラクターに動きを加え、モンスターをCGでダイナミックに表現。武藤遊戯役の風間俊介と海馬瀬人役の津田健次郎による新録ボイスとともに、バトルがよみがえる。

テレビアニメやオフィシャルカードゲームなど、さまざまなメディアへと広がり、連載開始から30年を経た今も世界中のファンを魅了し続ける『遊☆戯☆王』。作品の源流をたどりながら、高橋が描いてきた物語と、その根底にある創作への情熱に触れてみてほしい。

もっと秋冬のおでかけを楽しむなら……

  • Things to do

短い夏が過ぎ、肌寒さを感じる季節がやってきた。ゆっくりと自分と向き合ったり、新しい感性に触れたりするのにもぴったりな時期だ。

電子音楽とビジュアルアートが融合する国際的なフェスティバル「MUTEK.JP」や、音を身体で感じる没入型展覧会「Feel the Sound」、デジタルアートで山寺の精神性に触れる新施設「山寺ギャラリア」など、五感を刺激するアート体験をはじめ、北海道の食の魅力を堪能するオーベルジュ、世界的ブランドとも協働する藍染め工房の旗艦店、7年ぶりに再建される「首里城正殿」など、今訪れたい場所やイベントを10カ所厳選した。

次の旅先を探す際にも、ぜひ参考にしてほしい。

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