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今年の秋、訪れるべきベストスポット10

電子音楽のフェスから蘇った首里城、老舗の墨作り体験まで

Karin Minamishima
翻訳: Ili Saarinen
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タイムアウト東京 > Things to do > 今、日本で行くべきベストスポット10

短い夏が過ぎ、肌寒さを感じる季節がやってきた。ゆっくりと自分と向き合ったり、新しい感性に触れたりするのにもぴったりな時期だ。

電子音楽とビジュアルアートが融合する国際的なフェスティバル「MUTEK.JP」や、音を身体で感じる没入型展覧会「Feel the Sound」、デジタルアートで山寺の精神性に触れる新施設「山寺ギャラリア」など、五感を刺激するアート体験をはじめ、北海道の食の魅力を堪能するオーベルジュ、世界的ブランドとも協働する藍染め工房の旗艦店、7年ぶりに再建される「首里城正殿」など、今訪れたい場所やイベントを10カ所厳選した。

次の旅先を探す際にも、ぜひ参考にしてほしい。

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  • 音楽

電子音楽とビジュアルアートが融合する国際的なフェスティバルが開催。舞台を「TAKANAWA GATEWAY CITY」内の文化創造・発信拠点「MoN Takanawa: The Museum of Narratives」に移して行われる。

イギリスを代表するアーティスト、マックス・クーパー(Max Cooper)の3Dオーディオビジュアルライブをはじめ、バンド「To Rococo Rot」の中心人物であるロバート・リポク(Robert Lippok)とビジュアルアーティストのルーカス・グティエレス(Lucas Gutierrez)によるデュオ、国内からは、tamanaramenなどによる「映像・音楽・身体表現・テクノロジー」が融合した、最先端のライブパフォーマンスにも期待が高まる。

  • アート
  • 田町

音を「聴く」だけでなく、身体全体で感じる。英国・ロンドンの文化施設、「バービカン センター」との共同制作による没入型サウンドエキシビション「Feel the Sound」展が、「MoN Takanawa: The Museum of Narratives」で開催される。ロンドン以外の都市では初開催だ。

これまでバービカン センターで多くの来場者を魅了してきた本展では、音楽やサウンドアート、デザイン、テクノロジーを横断した多彩なインスタレーションを展開する。音や振動、空間の共鳴を通して、耳だけでは捉えきれない「音」の新たな体験を提示。来場者自身の身体を一つの「聴く装置」として、音を身体で感じる感覚へと誘っていく。

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  • アート
  • 虎ノ門

「TOKYO NODE」で、アーティストのYOSHIROTTENによる大規模個展が開催。広大なギャラリー空間を舞台に、アートと音楽、サイエンスを横断しながら、彼が長年追求してきた「見えないものの可視化」を宇宙へと広げていく。

会場では、代表作『RGB』『FUTURE NATURE』『SUN』の新作を過去最大規模で発表。中でも注目したいのが、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力によって実現した「宇宙アート」だ。X線分光撮像衛星「XRISM」が観測したブラックホールのデータを基にした作品や、国際宇宙ステーション(ISS)の全天観測データを光と音に変換するインスタレーションなど、実際の天体観測データを体感できる新作が並ぶ。

  • ホテル
  • Hokkaido

※2026年12月4日オープン

富良野の食と風土を味わうためのオーベルジュ。レストラン「BOLÉT(ボレ)」は北海道を代表するフレンチ「Le Musée(ル ミュゼ)」を開業し、ミシュラン一つ星を獲得したシェフの石井誠が監修した。富良野で採れた旬の山菜、キノコ、和牛などを使用した、極上のガストロノミーが味わえる。

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  • アート
  • Yamagata

断崖に建つ山寺の静寂と神秘の世界を、デジタルアートで体験できる施設「山寺ギャラリア」。来館者のバイタルデータに連動して変化する映像作品や、瞑想(めいそう)空間、香りのインスタレーションを通して、860年から続く山寺の精神性に触れられる。

完全予約制のため、事前に予約してから訪れてほしい。

  • アート
  • プリント&版画

インターネットやSNSを通じて情報が瞬時に共有される現代に、紙で残したい「感情」を必要な量だけ刷ることを目指す出版社・雑誌・印刷製本所のNEUTRAL COLORS。取材や編集、デザインから印刷、製本、流通までを一貫して手がける同社独自の出版活動を紹介する展覧会「NEUTRAL COLORS NEW CIRCUIT/ニュー・サーキット」が「金沢21世紀美術館」で開催される。

リソグラフなどの手法を用いた唯一無二の誌面や、金沢の独立系書店、印刷所、デザイナーらとの協働を通じて、出版の新たな可能性を探る。出版社、事務所、印刷製本所として機能する会場が、作業に応じて変化する様子も見どころだ。

※10~18時(金・土曜は20時まで、1月2日・3日は17時まで)/入場は無料

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  • Things to do
  • Nara

440年以上の歴史を誇る老舗墨屋「古梅園」。例年11月〜4月は墨の製造シーズンで、文化財に指定された工房では、自らの手で墨を握る「にぎり墨」を体験できる。手型や指紋が刻まれた、世界に一つだけの墨を作ってみよう。

作った墨は工房で乾燥させた後、約2カ月後に自宅へ配送されるため、旅行中に訪れる際は覚えておきたい。

  • ショッピング
  • Tokushima

日本古来の青色である蓼藍の栽培から商品作りまで一貫して手がけ、JIMMY CHOOやNIKEなど世界的ブランドとも協働したBUAISOU初の旗艦店。目の前に広がる藍畑を眺めながら、オリジナルのデニムやポーチなどのプロダクトを購入できる。近隣にある同ブランドのギャラリーでは、藍のアート作品が楽しめる。

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  • アート
  • Tokyo

大濠公園の中に佇む、磁器質タイルが用いられた重厚感ある美術館。建築は、東京文化会館などを設計した前川國男が手がけた。

黒田清輝や青木繁など九州ゆかりの作家の作品をはじめ、国内屈指のコレクションを誇る。広場には、草間彌生が初めて手がけた野外彫刻「南瓜」も展示されている。

  • Things to do
  • シティライフ

沖縄の「首里城公園」で2026年11月23日(月・祝)から、「首里城」の正殿内部が一般公開される。2019年10月の火災で正殿を含む9棟の建物が焼失してから約7年、沖縄を代表する同施設が新たなスタートを切る。

首里城は、15〜19世紀の沖縄に存在した琉球王国の城郭。1925年に正殿が国宝に指定されたが、1945年の沖縄戦で焦土と化した。1992年に復元、2000年には世界遺産に登録された。時代に翻弄(ほんろう)されながらもその度に復活を遂げている。

23日からは、これまで非公開だった正殿内部も見学できるようになる。復元を経て次の時代へ羽ばたく同施設の姿を建築や装飾の細部とともに体感したい。

もっと日本のおでかけを楽しむなら……

  • レストラン

寒い季節こそ、旬の味覚を好きなだけ味わいたい。東京にはカニやカキ、チーズといった冬ならではの食材を存分に楽しめる、食べ放題やビュッフェが続々と登場している。

せっかく味わうのなら価格だけでなく、素材や味にもこだわりたいところ。ここでは、コストパフォーマンス抜群の居酒屋から、ホリデーシーズンに合わせて訪れたいホテルの贅沢ビュッフェまで、満足度の高いプランを紹介する。

  • Things to do

イマーシブな、つまり没入感のある体験型のエンターテインメントが進化を続けている。これまでは、ホラーをテーマにしたアトラクション的なものや制限時間内の謎解き、脱出ゲームが主流だった。しかし今、参加者自身が「観察・調査・考察」しながら日常のすぐ裏側にあるかもしれない「物語」をひも解いていく、より「知的な没入体験」ともいえるイベントが存在感を高めている。

ここで紹介するのは、10月から12月にかけて開催される3作品。生々しい生活痕から住人の人生をだどる「事故物件不動産」、架空言語を解読し実際の街へ繰り出す「地図にない国 パンジャ王国展」、そして本物の地下鉄施設でキャストと極秘任務に挑む「東京メトロ整備課 異失物係」だ。日常と「物語」が地続きで交差する、最新のイマーシブ体験を味わってほしい。

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  • メキシコ料理

日本では、メキシコ料理を代表する一品として知られているタコス。その最初の接点は、沖縄の例がよく知られている。アメリカの統治時代に米軍によって持ち込まれたといわれ、1980年代に誕生した「タコスライス」につながっていった。

タコスを提供する店が急増し、独自の進化を遂げている昨今、タイムアウト東京の英語版編集部が東京で花開いた多彩なメキシコ料理店を厳選して紹介する。

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