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11月23日から、全国の職人の技でよみがえる世界遺産

沖縄の「首里城公園」で2026年11月23日(月・祝)から、「首里城」の正殿内部が一般公開される。前日の11月22日(日)には復元完成式が開催。2019年10月の火災で正殿を含む9棟の建物が焼失してから約7年、沖縄を代表する同施設が新たなスタートを切る。
首里城は、15〜19世紀の沖縄に存在した琉球王国の城郭。中国の影響を受けた鮮やかな朱色や装飾と、日本の社寺建築が融合した華やかな外観が特徴だ。1925年に正殿が国宝に指定されたが、1945年の沖縄戦で焦土と化した。1992年に復元、2000年には世界遺産に登録された。時代に翻弄(ほんろう)されながらもその度に復活を遂げ、琉球の歴史と文化を今に伝えている。
2019年の火災で全焼した後、全国から職人が集まり、正殿の復元工事が進められてきた。構造材には国産ヒノキを中心に、一部にはイヌマキやオキナワウラジロガシなど沖縄の木材を採用。彫刻材には台湾産のベニヒを用いている。赤瓦には沖縄産の材料を使っているほか、一部には焼失前の正殿の破損瓦を粉砕した「シャモット」を再利用。彩色や石彫刻にも、久米赤土、細粒砂岩など、沖縄県産の材料が活用されている。
23日からは、これまで非公開だった正殿内部も見学できるようになる。復元を経て次の時代へ羽ばたく同施設の姿を建築や装飾の細部とともに体感したい。
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