The 26 best new things to do in the world in 2026
Photograph: Iceland Eclipse
Photograph: Iceland Eclipse

2026年、世界で注目するべき26のこと

ドイツにチームラボの新施設が誕生、アジア初開催のフェス、「世界本の首都」で読書マラソン、ルート66の100周年イベントなど

Liv Kelly
広告

タイムアウト東京 > トラベル>2026年、世界で注目するべき26のこと

「死ぬまでにやっておきたい」リストに長年入っている項目を検討するのもよいが、新たな刺激を求めているのなら、2026年はまったく新しい旅行体験ができるはずだ。

野外美術館での宿泊や古代の景観が残る地を電動自転車で巡る旅、雄大な野生動物保護区のジップラインでの滑空、さらには日食の最中に開かれるイベントまで、そのラインナップは実に多彩。この先12カ月、経験した人がほとんどいない、発想もスケールも一味違う出来事が山ほど控えている。

ここでは、タイムアウトワールドワイドが発表した、最もクールで、奇抜で、刺激的な「2026年、世界で注目するべき26のこと」を紹介する。

関連記事
2026年に訪れるべき「世界最高の観光村」が発表

1. 洞窟のようなアート作品を歩く。

パリ(フランス)

ポン・ヌフはパリで最も古い橋で、特色のある「パリの石」(ルテシアン石灰岩)を用いた最初の橋でもある。パリを象徴する歴史的建造物であり続けてきたこの橋が、2026年には数週間にわたり劇的に姿を変化させる。

1985年に橋全体を数万平方メートルもの布で包み込んだ、クリストとジャンヌ=クロードによる「包まれたポン・ヌフ」の40周年を記念して、アーティストのJRが独自に荒々しい自然を表現した期間限定のインスタレーション『La Caverne du Pont Neuf』(「ポン・ヌフの洞窟」の意)を施すのだ。

同作品は、橋の石材が切り出された採石場から着想を得たもの。巨大な岩の造形で橋全体を覆い、洞窟のような通路を出現させるという。

インスタレーションは2026年6月6日(土)から28日(日)までの期間、無料で鑑賞・通行できる。

2. 日食フェスで天空を崇める。

スナイフェルスネス半島(アイスランド)

日食はめったに起こらない天文現象だ。だからこそ、その不思議で宇宙的な魅力を存分に味わうために、大規模な祝祭イベントに参加してみてはどうだろうか。

2026年8月12日(水)から15日(土) にかけて、アイスランドの息をのむほど美しいスナイフェルスネス半島とヘリッサンドゥルを舞台に「Iceland Eclipse Festival」が開催される。

音楽、アート、サイエンス、テクノロジーを網羅したプログラムは、初日に訪れる約2分間の「完全な暗闇」を中心に構成される。用意されたチケットはわずか3333枚。神秘的で参加者同士が親しくなるような祝祭となるはずだ。

付け加えるなら、この機会を逃すと、次にアイスランドで日食を見られるのは2196年だ。行くなら、今年しかない。

広告

3. フリーダ・カーロの新たな一面を知る。


メキシコシティ(メキシコ)

「フリーダ・カーロの美術館」と聞いて、多くの人が思い浮かべるのは、彼女が生まれ育った家を展示・資料館へと転用した、あの鮮やかな青い建物「Casa Azul」だろう。

しかし2025年末、カーロの直系家族が初めて運営する美術館「Museo Casa Kahlo」が、彼女の両親がかつて所有していた家「Casa Roja」にオープンした。館内には、人形、衣服、装飾品、写真、手紙といったカーロの持ち物を中心としたプライベートなコレクションが収蔵されている。

さらに、メキシコやラテンアメリカのアーティスト、女性アーティストによる企画展のためのスペースも備える。「Museo Casa Kahlo」は、「Casa Azul」から歩いて5分の場所にある。

4. ジップラインから国立公園の森を見下ろす。

クイーンズランド(オーストラリア)

クイーンズランドに広がるラミントン国立公園。その魅力といえば、青々とした亜熱帯の森や悠々と立つ古木だろう。その風景は、園内を縫うように延びる約40本のハイキングコースから眺めるのが最適だとされてきた。だが、本当にそうだろうか。

その答えは、このユネスコ世界遺産地域にある断崖絶壁に誕生した世界初のアドベンチャーパーク、「Happitat Adventure Park」で、自分の目で確かめるといい。

谷底から400メートルの高さにそびえる同パークには、オーストラリアで最も高いジップラインが設置され、2025年末に一般向けの運行が始まる予定。Cliff Park Passを購入すると、3本すべてのジップラインでの滑降、断崖を上るツアーなど4つのアドベンチャーを経験できる。

広告

5. アジア初のトゥモローランドフェスで弾ける。

タイ

2026年から5年間、タイは世界最大級のEDMフェスティバルのひとつ、「Tomorrowland」のアジア初開催のホスト国となる。

見込まれる来場者は、地元客36万9000人と海外客55万3500人を合わせてほぼ92万人。まさに壮大な祭典となるだろう。

2025年のベルギー開催には、スティーヴ・アオキ、ロスト・フリークエンシーズ、スウェディッシュ・ハウス・マフィアなど、600組以上のアーティストが出演した。

今後発表されるラインナップなど、続報に注目してほしい。

6. 「世界最高の列車」でカナディアンロッキーを巡る。

カナダ

豪華列車は極めて華やかな移動手段だが、ロッキー・マウンテニアーのようにぜいたくさと目を見張る景観の両方を合わせ持つ路線はほとんどない。そのロッキー・マウンテニアーは、2026年に期間限定の新ルートを運行する。

旅程は1泊、5泊、7泊、9泊のプランから選択可能。通常のルートを外れ、アルバータ州とブリティッシュコロンビア州の景色を巡る旅に出られるという。

途中の停車駅は、エドモントン、バンフ、ジャスパー、カルガリー、カムループス、レイクルイーズ。

新ルート「Passage to the Peaks」は、2026年6月と7月に運行される予定だ。

広告

7. 巨大なマッコウクジラと一緒に泳ぐ。

ドミニカ

ホエールウォッチングを楽しんだ人はいても、雄大なクジラと一緒に泳いだことがある人はいるだろうか? 2026年にドミニカを訪れれば、そのチャンスが巡ってくるかもしれない。

周辺海域に約200頭のマッコウクジラが生息しているドミニカでは、西海岸沖に約800平方キロメートルに及ぶ世界初のマッコウクジラ保護区を設立する予定だ。

プロジェクトの主な目的は海洋保全だが、訪れる人にはマッコウクジラとともに泳ぐ機会も提供されるという。なんとも心躍る話である。

8. マジックの魅力を堪能する。

シカゴ(アメリカ)

不思議なことを受け入れる人もそれに疑いの目を向ける人も、この春シカゴにオープンする新しい豪華なマジック会場には、魔術的な魅力を感じないわけにはいかないだろう。

会場となるのは、歴史あるマコーミック邸。総額5,000万ドルを投じた大規模改修は、ブロードウェイ屈指の想像力あふれる舞台空間を手がけてきたロックウェル・グループが担当する。

19世紀後半の「ギルデッド・エイジ」の建物は、「The Hand & The Eye」と名付けられ、トリックに満ちたマジックの館へと生まれ変わる。

「モダン・マジック」の魅力をまとめて体験できる場所になる予定で、形状が変化するラウンジ、マジックを行うサロンやシアターがあるほか、隠し扉などさまざまな仕掛けが施される。

広告

9. イングランド全土の海岸線を一周する。

イングランド(イギリス)

イングランドの海岸線は、美しさと懐かしさ、そして荒々しい力強さを同時に感じさせる。

その海岸を巡る旅が、2026年にはこれまでになく簡単なものになる。というのも来年ついに、「King Charles III Coastal Path」という海沿いの道が完成するからだ。

この構想は2009年に始まり、イングランド全土の海岸線をつなげるルートとして整備が進められてきた。断崖やビーチ、都市、国立公園などを結びながら、その総延長は2674マイル(約4303キロメートル)に及ぶ。完成すれば、世界最長の整備された沿岸トレイルとなる見込みだ。

さらにこの道は、単なる標識の連なりにとどまらない。人気の海辺の名所と、これまで十分にアクセスできなかった海沿いの一帯を結ぶ役割も担うことになる。

10. 過去最大のタレル代表作から空を見る。

オーフス(デンマーク)

「光と空間」のアートムーブメントは、1960年代にその姿を現した。それから60年以上を経た現在、ジェームズ・タレルはこの潮流を代表する芸術家として高く評価され、広く知られている。

「光の巨匠」と称されるタレルの代表作の一つが、1974年から取り組んできた、空を切り取る開口部を備えた大規模建築作品群「スカイスペース」。

2026年、その中でも「最大かつ最も野心的」とされるスカイスペースが、2026年6月19日(金)、デンマークのオーフスの「ARoS Aarhus Art Museum」に隣接して新設される直径40メートルのドーム空間内に登場する。

広告

11. 2026年「世界本の首都」で読書マラソンに挑む。

ラバト(モロッコ)

本好きは注目してほしい。2026年4月23日(木)の「世界読書デー」に、リオデジャネイロからバトンを引き継ぎ、モロッコの大西洋岸に位置する活気あふれる都市であるラバトが、2026年のユネスコ「世界本の首都」となる。

54もの出版社が拠点を構えるラバトは、アフリカで三番目に大きい国際書籍・出版フェアの開催地としても知られている。

2026年は、その規模がこれまで以上に拡大。国際的な作家を招く壮大な開幕式をはじめ、来訪者と地元住民の双方が参加できるマスタークラスやワークショップ、さらには公開読書マラソン(実際には競走ではないが、自分なりに競技感覚で楽しむこともできる)など、多彩な文学イベントが予定されている。

さらに、ラバトには新たな文化的ランドマークも誕生する予定だ。ザハ・ハディドが設計した、1800席の壮麗な劇場と7000人収容のアンフィシアターを備えた「Théâtre Royal de Rabat」だ。

12. ルート66の100周年を祝う。

アメリカ

数ある象徴的なハイウェイの中でも、ルート66は格別の存在だ。

小説家のジョン・スタインベックによって「マザーロード」と呼ばれたこのアメリカの道路は、シカゴからサンタモニカまでおよそ4000キロにわたり、ゆるやかな起伏を描きながら続く。

2026年は、その100周年を迎える年となる。車に荷物を積み込みドライブに出かけるのに、まさに絶好のタイミングだ。

100周年を祝う催しとして、ロードラリーや家族向けアクティビティのフェスティバル、ビンテージカーのイベントなど、数多くのプログラムを予定。

100周年記念の幕開けとなるのは、2026年4月30日(木)、ルート66発祥の地であるミズーリ州スプリングフィールドで行われる記念コンサートだ。

広告

13. 世界最長の川を船と電動自転車で旅する。

エジプト

電動自転車を都市での移動手段として使いこなしている人も多いと思うが、2026年は世界最長の川を探索するのに使うのはどうだろうか。

エジプトでは、新たに「Boat Bike Tours」が手がけるナイル川を船と電動自転車を巡るツアーが始まる。

電動自転車パートでは、農地や村々を走り抜け、言うまでもなく大ピラミッドまで足を延ばす。一方、船パートでは、豪華なオールスイートの船に滞在するというもの。

主催者は、観光客で混み合う一般的なルートを避け、より静かな道を使うために政府の許可を取得しており、世界最古の国エジプトの、これまでとは違う新しい側面を見ることができるはずだ。

出発日は2026年2月5日(木)と19日(木)。出発地は紅海沿いのリゾート地エル・グーナ。チケットは5,299ユーロ(約97万円)から。決して安くはないが、予算に余裕があれば、極めて斬新な旅になるだろう。

14. 江戸時代の京都に足を踏み入れる。

京都(日本)

没入型インスタレーションは、私たちを奇妙で素晴らしいデジタルアートの世界へといざなってくれる。

しかし、京都・太秦の「東映太秦映画村」を訪れれば、日本の徳川時代(江戸時代)までさかのぼる、フィジカルな旅を体験できる。

この体感型スポットは、1975年から映画のセットとして運営されており、ピーク時には年間200本以上の映画が撮影されたこともある。2026年3月28日(土)には、没入型テーマパークとして新たに生まれ変わり、再オープンする予定だ。

オープンセット内を自由に歩き回り、ライブショーや伝統的な日本の茶道を体験し、買い物や食事を堪能しよう。

広告

15. 美術館で思いっきり遊んで服も洗う。

シドニー(オーストラリア)

シドニーの「ニュー サウス ウェールズ州立美術館」で開催中の完全体験型アートパーク「The Key’s Under The Mat」が、2026年10月まで入場無料で来場者を迎えている。

このプロジェクトを発案したのは、アーティストであり、プロの「破壊者」でもあるマイク・ヒューソン。美術館の地下の普段は真っ暗な展示空間「 Nelson Packer Tank」を占拠し、非常に奇抜な体験ができる場を生み出してる。

会場ではスチームサウナで汗を流したり、滝の中を駆け抜けたりできるほか、録音スタジオの見学や雲梯遊びまで楽しめる。さらには、ビンテージの洗濯機で服を洗うことも可能だ。

バーベキュースペースで焼くソーセージを持参するのも忘れずに。

16. R&B特化の新しいフェスで踊る。

ケープタウン(南アフリカ)

2019年の初開催以来、「Afro Nation」はアフリカ系ディアスポラの音楽に特化した世界最大かつ最高のフェスティバルへと成長してきた。

そして2026年、R&Bに特化したまったく新しいフェスティバル「WAV」が加わり、そのスケールがさらに拡大する。

2026年1月2日(金)にケープタウンで開催される「WAV」は、R&Bのオリジナルサウンドを称えながら、その未来を大胆に再解釈するものになるという。

出演者のラインアップには、マライア・ザ・サイエンティストやケルビン・モモなどが名を連ね、さらに多くのアーティストが参加する予定。本稿執筆時点では、まだチケットは入手可能だ。

広告

17. 駅でトルコの文化や考古学を深掘りする。

イスタンブール(トルコ)

駅は通常、旅の始まりか終わりの場所にすぎないかもしれない。だが2026年、トルコの活気あふれる首都イスタンブールでは、2つの駅そのものが目的地になるかもしれない。

というのも、展示の開催に加え、庭園や博物館、図書館を併設する予定だからだ(もちろん、列車も発着する)。

「ハイダルパシャ駅」では、新たに考古パークがオープンし、最近の改修工事で発見された古代都市全体が紹介されるほか、博物館やアートセンター、図書館のための区画も設けられる。

ボスポラス海峡の反対側にある「シルケジ駅」では、トルコの移民に関する展示が行われる予定だ。正式なオープン日については、続報を確認してほしい。

18. 世界初の常設パークでポケモンを全部捕まえる。

東京(日本)

2000年代にゲームボーイでポケモンに夢中になった人や、2016年以降、あちこちを歩き回って『ポケモンGO』でモンスターを集めてきた人は特に注目だ。

世界初の常設ポケモンテーマパークが、2026年、東京・多摩丘陵に誕生する。 2万6000平方メートルの広大な敷地内では、600匹以上のポケモンに出会うことができる(本当だ)。

施設の名は「ポケパーク カントー」。多様な地形を活かした自然環境の中でポケモン観察のスキルを磨く「ポケモンフォレスト」と、交流の場となる「カヤツリタウン」という、2つのゾーンで構成される。

広告

19. 現代美術館に泊まる。

ブルマジーニョ(ブラジル)

現代アートの奇抜でユニークな世界に夢中で、まだ「Inhotim Institute」を知らないなら、ぜひ訪れるべきだろう。

ここは、ここはラテンアメリカ最大の現代美術館で、43カ国から集められた1860点以上の作品を所蔵。世界でも屈指の広大な屋外アートセンターの一つでもある。

そして、46室を備えたシックなホテル「Clara Arte」も併設。つまり館内の敷地に実際に宿泊することができるのだ。客室は超豪華で抜群のセンスを誇る(もちろん、贅沢に使える予算が必要)。

20. ジョージ・ルーカスの世界に浸る。

ロサンゼルス(アメリカ)

ここ数年、ロサンゼルス南部のエクスポジッション・パーク地区を通りかかったことがある人は、あの宇宙船のような建物がいつ開くのか(あるいはいつ飛び立つのか)と疑問に思ったことがあるかもしれない。

長い間注目を集めていたその建物「Lucas Museum of Narrative Art」が、2026年9月22日(火)についに開館する。

同館の創設に携わる「スター・ウォーズ」の生みの親、ジョージ・ルーカスは、コミコンで「これまでのキャリアを通じて才能あるイラストレーターと仕事をしてきたが、彼らは十分な評価を受けることがほとんどなかった」という趣旨の発言をしている。

施設は「そうした人々の芸術のための聖堂」となるものであり、フリーダ・カーロ、ビアトリクス・ポター、ノーマン・ロックウェルらの作品を展示するほか、ルーカス自身のアーカイブも揃う。映画制作者としての輝かしいキャリアを彩る小道具からコンセプト画まで、あらゆる資料を紹介する。

広告

21. 韓国を歩いて横断する。

韓国

世界には息をのむほど美しいハイキングコースが数多く存在するが、新しくできたばかりで、数日間にわたる歩きごたえのあるコースを求めるのであれば、2026年は韓国へ向かうべきだ。

韓国の東海岸と西海岸を結ぶ全55区間、総延長約850キロメートルに及ぶこのコース、「Dongseo Trail」は、2026年末の完成予定。

安眠島から蔚珍トレイルヘッドまで、素朴な農村、深い森、雄大な山々が続く。区間ごとに楽しむことも可能だが、全体を一気に歩く場合は40〜50日程度の期間が必要となる。

22. 美術館と博物館をハシゴする。

アブダビ(アラブ首長国連邦)

デザインや建築の世界において、「グッゲンハイム」はすでに確固たる名声を誇る存在。そこにビルバオ・グッゲンハイム美術館やフォンダシオン ルイ・ヴィトンを設計した建築家のフランク・ゲーリーが加われば、これはもう刺激的な組み合わせになる。

この二つのビッグネームが手を組んだ「Guggenheim Abu Dhabi」は、アブダビで最も注目を集めている新しい文化施設の一つで、2026年後半に開館する予定だ。

同館が位置するサディヤット・カルチュラル・ディストリクトには、2025年12月3日に「Zayed National Museum」がすでにオープンしている。

博物館には、人類文明の黎明期から現代に至るまでのアラブ首長国連邦の歴史を伝える、1500点以上の遺物を収蔵。訪れる際には、館内で予定されているパフォーマンスのスケジュールも、併せてチェックしておきたい。

広告

23. チームラボの大規模最新作に没入する。

ハンブルク(ドイツ)

没入型アートは見慣れたものだと思っている人は多いかもしれない。だが、そう判断するのはチームラボの最新作を体験してからでも遅くはない。

東京を拠点に活動し、2024年3月までの1年間で実に250万人もの来場者を集めた実績を持つチームラボが、2026年初頭、ドイツ・ハンブルクのハーフェンシティ地区に新施設をオープンする予定だ。

「UBS Digital Art Museum」と名付けられた施設は、ヨーロッパ最大級の没入型アート空間となる見込み。数百台のプロジェクターを駆使し、「生きているキャンバス」とも言える体験を生み出す。

24. 新クィアスポットで食べて、飲んで、踊る。

ストックホルム(スウェーデン)

スウェーデンの首都ストックホルムは、食べて、飲んで、人が集い、クールに過ごせる街として、すでに十分魅力的だ。だが2026年、そこに新たな注目スポットが加わる。

それはヴァルタハムネンに誕生する、旧工業施設を再生した複合スペース「House of Q」。バーやレストラン、イベント会場を備えるだけでなく、クィアおよびLGBTQ+コミュニティーのための交流拠点として設計されているのが大きな特徴だ。

総面積3400平方メートルに広がるこの空間は、街で最もクールな新しい文化や交流のハブになるだろう。見逃す手はない。

広告

25. 空飛ぶタクシーで移動する。

ドバイ(アラブ首長国連邦)

2026年にドバイで運航開始が予定されている最新の「空飛ぶタクシー」は、まるで車が宙に浮かぶ未来の話のように聞こえるかもしれないが、実際に使われるのは完全電動の垂直離着陸機だ。

6基のプロペラを備え、その姿は車というより、むしろ未来的なヘリコプターに近い。「空飛ぶタクシー」は最大4人まで搭乗可能で、最高時速は320キロメートルに達する。

ドバイ初となる垂直離着陸場の整備も、ドバイ国際空港で進められている。正確な就航日はまだ明らかになっていないが、空から街を一望する景色を楽しみながらの移動は、かなり魅力的だ。

もはや地下鉄は必要なくなるかもしれない。

26. 2つの新タイムアウトマーケットで街のベストを楽しむ。

バンクーバー(カナダ)とアブダビ(アラブ首長国連邦)

2025年は「タイムアウトマーケット」の新規オープンが相次ぎ、ブダペストやニューヨークの新拠点で、多くの食通や酒好きたちを迎え入れた。2026年には、さらに2つの新しいマーケットが誕生する。

ひとつはカナダで2番目の拠点となる「タイムアウトマーケットバンクーバー」、もうひとつはアラブ首長国連邦のサディヤット島にオープンする「タイムアウトマーケットアブダビ」だ。


では、何が期待できるのか。答えは明快。街のベストの人気店が一つ屋根の下に集まっているということだ。

バンクーバーには18のキッチンが入り、アブダビでは15のキッチンに加え、カルチャーやエンターテインメントのためのスペースも併設される予定だ。

東京の街を楽しみたいなら……

  • Things to do

東京の神保町が「タイムアウト」が毎年選ぶ「世界で最もクールな街」の2025年度版で1位に選ばれてから、2カ月が経過した。この一報は、静かに進化を続ける書物愛好家の楽園で歓喜とともに迎えられた。「タイムアウト東京」が取材した書店やバー、カレー店など100人を超える地元の人々は、一様に誇りと喜びの声を上げていた。

一方で、多くの人はこの街の未来に対して懸念を口にしている。「神保町が観光客であふれかえったら、再開発によって破壊されてしまうのか」「約130軒もの古書店が集まる独特の街並みは、デジタル時代において存続できるのか」「この地区が漂わせる文化的な雰囲気と創造的な実験精神をどうすれば守り、促進できるのだろうか」 こうした問いに答えるのに、神保町がある千代田区の区長である樋口高顕(43歳)ほど適切な人物はいない。

カレー好きの樋口は熱心な読書家でもあり、「本の街」としての神保町の本質を熟知している。インタビューではその魅力を熱く語る一方で、神保町が今後も活気を保つためには「変化」を迎え入れる必要があるとも話す。

本記事は、樋口高顕千代田区長へのインタビュー前編。後編を読む。

広告
  • ハンバーガー

バーガーキングの日本事業売却が発表され、大きな話題を呼んだ2025年。日本のハンバーガー界はその勢力を着実に広げており、「食べログ」による調べでは、2024年12月~2025年11月の1年間で全国の「ハンバーガー」の店は200店も増加。ハンバーガーに対する世の期待は今、大いに高まっている。

そんな全国200店の新店の中から、国内唯一のハンバーガー評論家である松原好秀協力のもと、2025年の注目のニューカマー10店舗を紹介する。牛タンあり、薪(まき)火あり、各店それぞれの工夫を凝らしたユニークなハンバーガーが多数登場。新しいお気に入りのバーガーを見つけるよき手がかりになりそうだ。

  • ショッピング
  • 書店

正月休みが近づいてきた。年末年始、久しぶりに本でも読もうかと、書店を訪れる人も多いだろう。しかし振り返ると、2025年も歴史ある書店が店を畳み、自身が店を営む荻窪でも、「文禄堂書店」が閉店。その知らせを耳にしたときには、荻窪まで書店廃業の波が来たのかと驚いた。

と、書店界隈のニュースといえば、あっちで閉店、ここでも閉店と暗いものが多いのだが、いやいやどうして、2025年も数多くの書店が誕生している。多くは、いわゆる個人経営の独立書店や古書店である。

10月には、「独立書店ネットワーク」が立ち上がった。独立書店間で緩やかにつながり情報交換を行うプラットフォームだが、出版社と仕入れ交渉を行うなど、独立書店が抱える課題解決に取り組んでいる。東京では、今後も大手書店と特色のある独立書店がサバイブする構図が続いていくだろう。

ここでは、およそこの1年でオープンし編集部とライターが取材した、特徴が際立つ大小の書店、ブックラウンジを10店紹介。今、開店するだけあって、それぞれどんな工夫を凝らし、思いを持っているのか、注目してぜひ足を運んでほしい。

おすすめ
    最新ニュース
      広告