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Photo: Keisuke Tanigawa
Photo: Keisuke Tanigawa

東京、2025年のベストバーガーショップ10選

牛タンあり、薪火あり、ニューカマー10店舗を紹介

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バーガーキングの日本事業売却が発表され、大きな話題を呼んだ2025年。日本のハンバーガー界はその勢力を着実に広げており、「食べログ」による調べでは、2024年12月~2025年11月の1年間で全国の「ハンバーガー」の店は200店も増加。ハンバーガーに対する世の期待は今、大いに高まっている。

そんな全国200店の新店の中から、国内唯一のハンバーガー評論家である松原好秀協力のもと、2025年の注目のニューカマー10店舗を紹介する。牛タンあり、薪(まき)火あり、各店それぞれの工夫を凝らしたユニークなハンバーガーが多数登場。新しいお気に入りのバーガーを見つけるよき手がかりになりそうだ。

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ハンバーガー評論家・松原好秀おすすめ店舗

  • ハンバーガー
  • 二子玉川

惜しまれつつ閉店した「Mikkeller Kanda(ミッケラーカンダ)」が、二子玉川に移転。2025年4月、「玉川高島屋S.C.」にオープンした新たなフードコート「P.(ピー.)」に「Mikkeller Burger(ミッケラーバーガー)」として開店した。

デンマークのブルワリー「Mikkeller」が手がける同店の名物は、和牛を使用したスマッシュバーガー。「チーズバーガー」「ベーコンチーズバーガー」「マッシュルームチーズバーガー」など5種類を提供している。

松原:前身のMikkeller Kandaは「スマッシュバーガー」を日本に広めた功労者。神田駅前から「ニコタマ」へ移転し、Mikkeller Burgerとなった現在のパティは、国産の短角牛に加えて牧草飼育のニュージーランド産牛もミックス。それぞれブロックで仕入れて、毎朝店内で挽いている。これを成形せずに鉄板の上でスマーッシュ! チリチーズ、エッグなど、新たなバーガーメニューも続々加わり、さらに多彩に進化中!

  • ハンバーガー
  • 鎌倉

薪(まき)火の技術を使用したオリジナルハンバーガーを提供する鎌倉の新鋭店。世界的美食ガイドブック『ゴ・エ・ミヨ』で4年連続3トックを獲得した薪火レストラン「季音」の新規事業で、オーナーシェフの村野敏和がじっくりと焼き上げるパティは、香ばしさと肉のジューシーさと優しい薫香が合わさった唯一無二の上質な味わいだ。

松原:薪火焼きのバーガー店は、極めて少ない。燃え盛る太い薪木を細かく砕いた「熾火(おきび)」の上で調理すると、炭火とも違う、ふ~んわりやわらかな薫香がパティや野菜を包むのが、その最たる特徴だ。

そんな薪火の魅力を存分に味いたいなら、生野菜なしの「トライアルバーガー」(1,350円)が断然おすすめ! さらにフランス料理的なアプローチから、パティを牛8:豚2の合い挽きにしている点にも注目。繊細な薪火の風味とマイルドなパティは好相性!

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  • ハンバーガー
  • 成田空港

国内18店舗目で、日本の空港初出店店舗となる「Shake Shack(シェイク シャック)」の成田国際空港第1ターミナル店。中でも注目したいのは8〜10時だけ味わえる朝食メニューだ。

卵、ベーコン、刻んだポテトを一口サイズに丸めてフライした「トッツ」をトッピングしたバーガーである「ウェイクアップシャック」(968円)と、卵、ベーコン、チェダーチーズが乗った「ベーコン エッグアンドチーズ」(847円)、ルッコラのほどよい苦みがヘルシーな印象を与える「ルッコラ エッグアンドチーズ」(726円)という3つのバーガーと、「ブレックファストトッツ」が楽しめる。

「ウェイクアップシャック」は自家製の甘辛なブレックファストソースがトッピングされている。

松原:2025年はShake Shack日本上陸10周年の年だった。今年一年で広島・大阪・千葉に2店の計4店を相次ぎオープンして現在国内18店。活躍が目立った一年に思う。

中でもこの成田空港の新店は、国内で唯一「SHACK BREAKFAST」が食べられるのが何よりのポイント。3つあるサンドのうちで注目は、モントレージャックチーズとルッコラを使ったオリジナルな一品。ベーコン&エッグなど定番が並ぶ中、「らしさ」を放つ朝食メニューだ。

  • ハンバーガー
  • 清澄

大阪・阿倍野で人気を博す牛タン100%パティのハンバーガー店による姉妹店。2025年9月20日に清澄白河にオープンした。良い意味で大阪らしいノリがホッとする。

牛タンオンリーのパティは歯応えと肉肉しさを十分に感じさせつつも、余計な脂のないスッキリしたうまみが唯一無二だ。サクッと焼かれたブリオッシュ生地の塩バターバンズという組み合わせも新鮮である。バンズは大阪の本店からブラッシュアップさせ、よりふくらみ、食べやすくしたという。

松原:最大のポイントはやはり「牛タン」パティ。焼いた牛タンをそのまま乗せたバーガーは見かけるが、牛タンの挽肉だけで作ったパティはめずらしい。

仕入先から挽き方まで、さまざまな研究・努力を重ね、ようやく到達した牛タン100%のパティ。その魅力をさらに引き出す調理法やアレンジの研究が、同店において今後どんどん進んでゆくことだろう。この先のさらなる「進化」が大いに楽しみな一店!

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  • ハンバーガー
  • 浅草

浅草でカジュアルにうまい和牛を食べたいなら、「THE WAGYU BROTHERS」を選択肢から外すことはできないだろう。2024年11月にオープンしたA5和牛を用いたハンバーガーショップだ。

あまりハンバーガーには使われない「肩ロース」をブレンドしたパティは、肉のうまみとジューシーさのバランスが絶妙だ。バンズは、北千住の「ミサキベーカリー」の全粒粉入り特注バンズ。小麦感が残っておりステーキとの一体感を感じさせる。

おすすめは、A5和牛肩ロースのザブトンステーキをバンズの上に贅沢に載せた「ザブトンステーキバーガー」(4,295円)。甘みのある柔らかなザブトンステーキとワサビがほのかにきいたステーキソースが口内を占拠すると、バーガーというよりまずはステーキとしてのうまさに出合える。野菜はグリルドオニオンのみという肉への信頼と明確な姿勢に肉好きは感謝を禁じ得ないだろう。

松原:店主・菊池さんは北千住「BOSSA BURGER」に4年勤めた実力者。A5ランクの国産黒毛和牛をブロック肉で仕入れ、毎日自家挽きしている。産地・銘柄は不特定。「TODAY'S WAGYU」が黒板に掲示されている。

パティは、オージービーフのモモ肉と黒毛和牛を半々で合わせた120g。その上に乗る「ザブトン」ステーキは抗いようのないおいしさ! さまざまな食べ方・調理法がある中、素直に鉄板で焼いたステーキの何とおいしいことか! その大胆かつ直球的な表現が人気の和牛バーガー専門店!

  • 神保町
  • お勧め

日本のグルメバーガー黎明期である2003年からファストフードとは一線を画すハンバーガーを提供してきた老舗ハンバーガーショップ「I-Kousya(アイ コウシャ)」が2025年7月に西神田へ移転した。課題となっていたオペレーションを改善に、品切れなどに対応。従来は平日昼のみだったが、土・日曜・祝日の営業も始めた。

ハンバーガー自体は変わらず、オージービーフを中心としたパティと、蒸しながらサンド面を焼くことでふんわり感とサクッと感の食感を出した職人的なバンズ、備え付けはフレンチフライではなくポテトチップスと旧店と変わらぬ安定のクオリティーだ。

このチップスの薄さとイモ感のバランスが絶妙で、派手さはないが、永遠に食べれてしまう味わい。ここでしか食べられない至高の付け合わせといえるだろう。

おすすめは、やはり同店の一番人気「ブルーチーズバーガー」だ。クリーミーで濃厚なブルーチーズとフライドオニオンがパティの上に乗っているユニークなビジュアルながら、ジューシーな旨みとチーズの酸味とオニオンの甘味のバランスが絶妙で癖になる。

松原:移転に伴い、パティをワンサイズに、提供スタイルを皿からカゴへ変えるなどのリニューアルを敢行したI-Kousyaだが、一番の変化は、直火焼きからグリドル(鉄板)へ、パティの調理法を大きく変えた点だ。果たしてあの名店の味は変わってしまったのか……。

だが、都内屈指の実力者の腕前は1ミリも変わらず! 実にハイクオリティ! いかにも東京のバーガーらしい、緻密で寸分の隙もないソノ味と造りは、移転後も健在!

タイムアウト東京編集部のおすすめ店舗

  • ハンバーガー
  • 広尾

国産黒毛和牛のポテンシャルを100%引き出したハンバーガーショップ。2025年4月にオープン以来、その完成度の高さにじわじわと口コミで人気を集め、多くのフーディーが太鼓判を押す注目店だ。

肉は塊のまま仕入れ、店内で脂を外してスジを取り、毎朝挽いてできたスマッシュパティは、肉の荒々しさと上品なうまみを持ち合わせている。バンズも黒毛和牛に合うように独自開発。タンパク質の含有率が最も高い小麦粉「ゆめちから」を使い、マッシュポテトと種子島のオーガニックきび砂糖を一緒に練り込むことで優しい自然な甘さを引き出した。さらに、発酵を調整することでサクッとした食感を残すなど随所にこだわり、日々改良を重ねている。

フレンチフライは、クリとジャガイモを合わせたような深い甘みと、とろけるような食感が印象的な「デストロイヤー」という品種を使用。皮は米油でカラッと揚げられており食感のコントラストが絶妙だ。

店内は、大理石とオーク材を組み合わせたモダンな印象だが、床に目を向けると、淡いエメラルドグリーンの洗い出し床がやわらかな雰囲気を加える。オーナーの大矢貴博が好きなものを詰め込んだという空間は、彼の優れたバランス感覚と美的センスによって不思議と調和されている。

  • 渋谷

「I’m donut?」などを手がけるpeace put社の新ブランド「Neo Nice Burger(ネオ ナイス バーガー)」が2025年10月、渋谷にオープンした。

生ドーナツブームを作り出した平子良太による次なる一手は、従来の枠にとらわれないハンバーガーだ。バンズからソース、ケチャップ、マヨネーズ、具材、サイドメニューのポテトに至るまで、全て職人が作る。ハイクオリティーながら、1個450円からとファストフードの気軽さを兼ね備えた新しいバーガー店である。

ベーカリーで培った技術を生かして開発したオリジナルバンズはプレーンとクラフト。さらにI’m donut?の生ドーナツで使用しているブリオッシュの3種類を用意。具材に合わせて使い分けることで、バーガーごとの個性と味わいを最大限に引き出す。

ほぼ全て仕込みから店内調理するこだわりようで、中でもバンズは衝撃的だ。天然石の御影石を使った窯と職人の技により、高温短時間で焼き上げても中までふんわりとした食感になる。従来のハンバーガーバンズとは一線を画す、新しい食感を楽しんでほしい。

パティはアンガスビーフを使用。つなぎなし、味付けは塩胡椒のみの牛100%スマッシュパティは肉感たっぷり。ふかふかのバンズと合わさることで見事なコントラストを生み出している。

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  • レストラン

武蔵新城駅北口から徒歩3分。2025年3月に閉店した渋谷の人気店「Whoopie Burger(ウーピーバーガー)」の元スタッフ2人が独立し、ハンバーガー店が「7DAYWEEKEND」だ。

メニューは、店名を冠した「7DAYWEEKENDバーガー」(1,550円)や店内で燻製(くんせい)したベーコンを挟んだ「ベーコンチーズバーガー」(1,890円)などがラインアップ。テイクアウトにも対応する。付け合わせにはフライドポテトかマッシュポテトが選べ、後者がおすすめとのことだ。

ドリンクは、缶のドクターペッパー(450円、平日ランチタイムは220円)や生ビール(600円、平日ランチタイムは400円)を注文する人が多いという。

さまざまな部位をミックスした牛肉100%の粗びきのパティは、肉肉しくジューシー。店舗から歩いて10分ほどのパン工房にオーダーしている、ほんのりと甘いバンズともよく合う。

周辺に住む人はもちろん、ウーピーのファンだった人も、ぜひセブンデイウィークエンドを訪れてみてほしい。

  • ハンバーガー
  • 本郷

本郷三丁目に2024年11月にオープンした、グルメバーガー店「apple Burger」。店主の遠藤寛道は、老舗ハンバーガー店「Fire House」で長年店長を務めた人物だ。

内装はオープンキッチンが特徴的なカウンタースタイル。ところどころに流木や薪をあしらった内装は、店主の薪焼きハンバーガーへの憧れが反映されたものだ。なお、4人がけのボックス席が2つ用意されている。

看板メニューは、パティの上にシナモン風味のリンゴを乗せた「アップルバーガー」(1,903円)。甘さは控えめで爽やかな酸味が感じられるリンゴを採用している。赤身を多く使用したパティは、しつこさがなくさっぱりとした味わいが特徴だ。パティとバンズは注文を受けてからそれぞれの適温に熱せられた鉄板で焼き上げられ、ベストな状態で提供される。

注文を受けてからフライにするというこだわりのポテトも見逃せない。

ドリンクメニューには、コーラやジンジャーエール、オレンジジュースといった、ハンバーガーと相性の良い飲み物をラインアップ。グルメバーガー店の真骨頂であるギルティなおいしさを、ぜひ体感してみてほしい。

東京の食文化をもっと堪能するなら……

  • レストラン

寒い季節こそ、旬の味覚を好きなだけ味わいたい。東京にはカニやカキ、チーズといった冬ならではの食材を存分に楽しめる、食べ放題やビュッフェが続々と登場している。

せっかく味わうのなら価格だけでなく、素材や味にもこだわりたいところ。ここでは、コストパフォーマンス抜群の居酒屋から、ホリデーシーズンに合わせて訪れたいホテルの贅沢ビュッフェまで、満足度の高いプランを紹介する。

東京には数え切れないほどのエスニックレストランがある。シェフの出身地や経験が料理に反映され、その奥深い世界は知れば知るほど魅力的だ。

本記事では、異国フードを偏愛し、noteで愛のポエムを添えた食レポを綴るフードライターのじょいっこと、全国各地を取材する中で数々のおいしい料理に出合ってきた旅行ライターの間庭が選りすぐった、2024年以降にオープンしたおすすめのエスニックレストランを紹介する。

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  • Things to do

ドラマティックで濃密なエンターテインメントが目の前で繰り広げられ、物語やコンセプトの中へと没入できるイマーシブなレストラン。ゴーグルを装着してVRの世界へ潜り込んだり、プロジェクションマッピングで異空間へと導かれたり、あるいは魔法学校を体験してみたりと、一流のキャストや圧巻の映像により、店内では予想を超えた出来事が待っている。

ここでは、没入空間の中で美食やコンセプチュアルなフードが楽しめる、都内のレストランやカフェを紹介したい。

  • ピザ

ピザというとイタリア料理店で食すマルゲリータやデリバリーを想像する人が多いかもしれない。そんな中、じわじわと存在感が増して来たのが「ニューヨークスタイル」のピザだ。店にもよるが、直径約50センチの大きなピザを8つほどに切り分け、1人1切れ食べるのを基本とするこのスタイルは、ここ東京でもすっかり定番になったといえるだろう。

特に、薄くクリスピーな生地にトマトソースを塗り込み、チーズを乗せる伝統的なレシピは、シンプルだからこそ店それぞれの味が出る。本記事では、東京にニューヨークスタイルピザを初めて紹介したとされる名店や、本場で修行を積んだ職人が腕を振るう注目の店を紹介。とっておきの一切れを見つけてほしい。

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  • アイスクリームパーラー

近年東京には、植物性の食材のみで調理するビーガンレストランが増加している。また、牛乳や卵、バターなどを一切使わない「スイーツ」にも注目が集まっており、有名な「プッチンプリン」や「東京ばな奈」などもビーガン対応したデザートを販売するほどだ。

もし、ヘルシーなデザートの選択肢を広げたいのならば、ビーガンアイスクリームの専門店をのぞいてみよう。牛乳アレルギーや、乳糖不耐症の人が安心して食べられるだけでなく、ダブルで注文しても罪悪感を感じることがないだろう。ここでは、ビーガンアイスクリームが味わえるショップやレストランを紹介する。

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