88亞細亞
画像提供:麺食
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東京、ベストエスニックレストラン7選 2024-2025

リンブー族とライ族の夫婦が営むネパール料理店から、トップシェフが手がけるモダンアジアンダイニングまで

Kaoru Hoshino
テキスト: Noriko Maniwajoyco
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東京には数え切れないほどのエスニックレストランがある。シェフの出身地や経験が料理に反映され、その奥深い世界は知れば知るほど魅力的だ。

本記事では、異国フードを偏愛し、noteで愛のポエムを添えた食レポを綴るフードライターのじょいっこと、全国各地を取材する中で数々のおいしい料理に出合ってきた旅行ライターの間庭が選りすぐった、2024年以降にオープンしたおすすめのエスニックレストランを紹介する。

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じょいっこは2019年~2023年の4年間、ほぼ毎日休まずにnoteでセカイめしの記事をアップしていましたが、毎日アップしても追いつかない数のセカイめしレストランがあることに驚きました。

その中でもインド亜大陸~東南アジアあたりの料理に惹かれます。スパイスの刺激がありながら日本の家庭料理の延長線上にあるようなほっとする味わいの料理が特に好き♡

2024~2025年は、コロナもあけて飲食店も以前の活気を取り戻し、たくさんの新店がオープンしました。そんな中でもマニアック、かつ入りやすいお店をセレクト!食を入り口に世界の文化や情勢に目を向けて貰えるとうれしいです。」

joyco
Writer
  • ネパール料理
  • 野方

2024年10月野方駅近くにオープンした「セワロ」は、ネパール東部に住むライ族とリンブー族の夫婦が開いた店。

東京には数多くのネパール料理店がありますが、こちらのお店はひと味違います。

通常メニューはナン&カレー、ダルバートなどがあるほかお酒に合うおつまみも充実していますが、ここに来たらライ&リンブー族の料理を食べてほしい。

事前予約でライ&リンブー族の料理セット3,350円(税込み)が楽しめちゃうんです!サルゲンバ(豚の肉や血を使った腸詰)、ヤンベン(地衣類の一種)、キネマ(納豆)など伝統と文化を象徴する料理の盛り合わせセット。

ネパールでは珍しい発酵食品や豚肉を多く使う特徴があり、田舎料理のようなほっとする味わいで、日本人の口にもよく合うんです。

店員さんは片言ですが日本語も話せて親切。ライ&リンブー族のことを聞くと丁寧に教えてくれますよ。

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  • 早稲田

インド・バングラデシュ料理を提供するレストラン「ヒマラヤ」。

西早稲田にある32年の歴史あるインド料理店なのですが、2025年9月に料理を大幅リニューアル!既存のインド料理に加え日替わりバングラデシュ料理も楽しめるようになりました。

というのもこちら、オーナーがバングラデシュ人なのです。同オーナーのバングラデシュ料理店「サルシーナハラルフーズ」の成功でバングラデシュ料理も需要があると実感し、ヒマラヤでも提供するようになりました。

一番人気はめっちゃくちゃ大きいカトル魚ブナ。カトル魚は、バングラデシュやインドに生息するコイ科のお魚。淡水魚ですが臭みが少なく脂が乗ってとっても美味!トマトみある味付けでごはんが進んじゃう。

ボルタ、バジ、ライス、ダル、ドリンク付きで大満足!「マトンパヤ」と「ログニナン」も人気!とろとろに柔らかく煮込まれたスパイシーな骨付き肉と一緒にログニナンを頬張ると口の中に幸せが広がる。

インド・オディシャ出身のシェフも在籍しているので、事前予約でオディシャ料理も楽しむことができます。

  • インドネシア料理
  • 原宿

2024年9月にオープンしたインドネシア料理店。八王子にある「Kuta Bali Cafe」の二号店だ。

まず立地にびっくり!原宿駅竹下通り口の目の前にあります。どこか懐かしい80年代の雰囲気を残すビルの3階に登り扉を開けるとインドネシアへトリップ♪

メニューは豊富でインドネシアのローカル料理までありますが、まずは「日替わりナシチャンプル」を頼んでみてほしい。ナシチャンプルとは、インドネシアやその周辺地域で食べられているご飯の上に様々なおかずを乗せる形式の食事のこと。

ちょこっとずついろんな料理が楽しめるのですが一つ一つしっかり美味しい~。

同時に「ウェダンウー」というドリンクも。木片みたいなものが入っていてちょっと驚きますが、体に良いハーブやスパイスが入っていて体に良し。癖がなく飲みやすいですよ。

人気で混雑しているので、時間にゆとりをもって訪問してみてくださいね。

旅するグルメライター・間庭典子のおすすめ

「世界各国のホテル取材、全国津々浦々の住宅撮影など、1年の多くを旅先で過ごしています。ラグジュアリーなリゾートもいいけれど、地元食材の並ぶ屋台飯に挑んだり、ローカル列車を乗り継ぐまだ見ぬ風景に出合える旅がたまらない!

そんな旅心を刺激されるエスニックレストランが東京で続々オープン。国境や固定観念にとらわれないネオエスニックにも注目です。旅先で食べたあの味を懐かしみ、新たな発見に目覚め、心が元気になれるのです」

  • アジア料理全般
  • 高円寺

エスニックレストラン激戦区である高円寺駅からすぐのロケーションにオープンした、タイの北部・パーイにあるカフェがモチーフの「p.i stand(ピーアイ スタンド)」。

ガスも電気も通っていないようなこの田園広がる小さな町には、田舎の原風景を求めて各国から観光客が訪れるのだという。

国境沿いのミャンマーとタイの食文化や、手つかずの自然と欧米のカルチャーが絶妙に混じり合っているのがユニークだ。確かに昔、タイの北部を旅した時、そんなケミストリーを感じた。

高円寺の同店も、伝統的なレシピに固執せず、自由な発想で、日本の食材や味覚を取り入れた意外性のあるメニューが並ぶ。「サーモンレアカツ グリーンカレー」は、刺し身でも食べられるクオリティーのサーモンを絶妙な火入れでレアカツにした、見た目にも華やかな看板メニューだ。

全粒粉ミニバンズで挟んだ「焼き豚とザクロなますのミニバインミー」などナチュラルワインとの相性抜群なメニューもあり、アップデートされた多国籍料理に出合える。地元、杉並に誰かを招きたくなるエスニックの名店が、また増えた!

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  • フュージョン
  • 渋谷

モダン・ベトナミーズの名店Ăn Điの料理長を経て、昨年、フォー専門店「Just Pho You」を開業したシェフの内藤千博が、2025年7月に渋谷で立ち上げたレストラン。

東南アジアの伝統料理に、日本各地の旬の食材や内藤の感性をミックスさせたオリジナリティ溢れる料理を提供。南国を連想させる空間やアラカルトのスタイルなどでアジアの夜市に満ちる高揚感を再現した。

「蒸籠で蒸したイサゴとアサリのプラーヌンマナオ」など、そのときに手に入る食材に合わせ、メニューが固定していないのも特徴。
カウンター席もあるモダンな空間は、一人でふらりと楽しむのも、友人とのカジュアルなパーティにも、さまざまなシーンが想像できる自由さがある。

洗練されているのに、いい意味でラフなこの感じ…昔住んでいたブルックリンのような空気を感じた。

静岡県浜松市のバジル専門の生産者や千葉県の生産者から仕入れる新鮮なパクチーなど、生命力あふれるハーブやスパイスを生かし、さまざまな素材をアレンジ。「ミシュランガイド東京2026」では、新カテゴリー「東南アジア」の1店舗目としてビブグルマンに掲載されるなど、注目の一軒だ。

  • アジア料理全般
  • 横浜駅周辺

シェフの鳥羽周作が率いる「シズる」がプロデュースしたアジア料理店「88亞細亞 FOOD&TIME ISETAN YOKOHAMA」。2022年に二子玉川にオープンした「88亞細亞」の2号店だ。

提供されるのは、アジアの屋台で馴染みの定番料理に、同店ならではのこだわりを加えたメニュー。乾麺を使われることが多いフォーには、国内のコメ農家と協業して開発された「国産オリジナル生米麺」を使用している。

「ガパオライス」や「シンガポールチキンライス」など、6種類のメインから2品が選べる「88COMBO」(1,400円、税込み)は、コストパフォーマンスが良さでもおすすめ。オリジナルのハリッサや特製ソースが添えられ、味わいをワンランク引き上げている。

東南アジアの街角にある屋台のような雰囲気の中で、友人や家族とにぎやかに楽しみたい一軒だ。

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  • タイ料理
  • 岩本町

「国産米+だし×タイ料理」というアジアエスニックの進化版を提供する「タイカレーと米麺 タジー食堂」。

そのコンセプトは心も、体も、そして社会も元気にするというものだそう。

国産食材を積極的に活用し、フォーは新潟県上越市の米農家と米麺用に独自に開発した「亜細亜のかおり」で作られた、保存料も添加物もゼロの生米麺を使用。カレーやカオマンガイなどのメニューには、国産のインディカ米「プリンセスサリー」を上越市の契約農家から直接仕入れている。

フォーは魚のうまみが感じられる鯛だしで、これがシナモンやカルダモン、パクチーなどのタイ料理ならではのハーブやスパイスと絶妙に調和している。

タイ料理の爽やかなハーブやスパイスと和食の出汁という旨味をいいとこどり。深みがあるだしのおいしさがつるんとした麺にからみ、日本でしか食べられないタイ料理には開眼するだろう。鯛だしとエビだしのスープも濃厚だ。

グリーンカレーは自家製ペーストを使用。まろやかなのに刺激もあり、リピーターが続出している。日本人がおいしいと感じる知恵が詰まった、元気になれるタイ料理だ。

もっとエスニックフード店を巡るなら……

  • レストラン

2025年92日、代官山にベトナム・ダナン発のモダンベトナムレストラン「ネン トウキョウ(Nén Tokyo」がオープンした。

ダナンで国内初の「ミシュラングリーンスター」を2年連続獲得した同店は、「意識的にベトナムらしく」をコンセプトに掲げ、食を通じてベトナムの自然や風土を革新的な表現でゲストに届けることを信念としている。エグゼクティブシェフのサマー・レ(Summer Le)に、新店にかける思いと料理の哲学について聞いた。

おいしい朝食で一日を始められたら、なんだかその日は良い日になりそうな予感がしないだろうか。世界には、それぞれの国や地域の歴史に根付く素晴らしい朝食文化がたくさんある。 今回は、東京にある世界各国の朝食を楽しめるレストランをセレクトした。まるで世界を旅するように、朝のひとときを堪能しよう。

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東京在住の駐日大使にインタビューを続けている「Tokyo meets the world」。この中では、世界各国のSDGsの取り組みを学べるほか、「世界随一の美食都市」としての側面を持つ東京が、いかに多様な国の料理を提供しているかも掲載してきた。ここではインタビューの中で、各国の大使が「東京で自国の味を楽しむなら」と、勧めてくれた店を6カ国分紹介しよう。

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