東京、ベスト韓国料理6選 2024-2025
photo: Tomomi Nakamura
photo: Tomomi Nakamura

東京、ベスト韓国料理6選 2025

ブームの兆し「ナッコプセ」の店も登場、新大久保オタクとフードライターが注目店をセレクト

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近年韓国ドラマやK-POPの世界的な流行が食文化にも波及し、韓国料理は今や日本人にとって一過性のトレンドではなく、欠かせない食の一部になっている。

本記事では、日本最大級のコリアンタウンの元地元民で「新久保オタク」として、韓国料理店を駆け巡り、SNSを通じて発信するすの妻 (@suno_tsuma_1030)と、年間を通して東京の食のトレンドを追い続けるフードライターの中村が注目店を厳選。2025年にオープンした、都内の韓国料理店を紹介する。日本にいながら海外旅行気分を満喫しよう。

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新久保オタク・すの妻のおすすめグルメ

元地元民の新大久保オタクと称し、毎日のように通っています。 新大久保は移り変わりの激しい街。 2025年も沢山の新店が誕生し、そのすべてにお邪魔いたしました。

韓国からのチェーン店も次々と上陸しています。これまでは映えや新大久保スタイルの韓国料理が多く見られましたが、現地の人気店や本格的な味の店舗が増え、日々進化しています。今回選んだ店舗もその中の数軒です。

韓国人が認める店舗も多く、今必ずおさえていただきたいラインナップです。 2025年も終わりですが、まだまだ新店が誕生しています!来年の新大久保がどのように移り変わるのか、今からワクワクしています。

  • 韓国料理
  • 新大久保

2025年8月に日本に初上陸した、韓国鶏鍋専門店。

現地から取り寄せた大きな「カントン鍋」(ドラム缶)は、圧巻の迫力。韓国人が足繁く通う実力店で味も確かです。

メニューの中でおすすめは「鶏鍋料理」。肉は国産の生鶏を使用しています。数年前にブームを巻き起こし、定番人気になった「チーズタッカルビ」は、韓国の本場の味を再現。甘すぎないヤンニョムで、キレのあるおいしさです。

流行中の「ナッコプセ」と「タットリタン」(鶏肉とじゃがいもの鍋)を合わせたハイブリッドメニューも必見。鶏のうまみとタコの風味がよく合います。大鍋調理でボリュームもたっぷり。映えだけではない、本格韓国料理を召し上がれ!

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  • 原宿

2025年8月、韓国で人気を博している「以北式(北朝鮮式)鶏定食」の店が日本上陸。

以北式は、鶏肉とスープが別々に提供されるスタイルです。肉やご飯を、鶏ガラを10時間以上煮込んだトロトロの濃厚スープに浸しながら食べます。

鶏のうまみが凝縮したスープは、うなるほど絶品。鶏肉は岩手県産の生鶏を使用するなど、こだわっています。しっとりとやわらかい肉は、タレに付けてそのままでも美味。「パンチャン」(おかず)として壺に入ったキムチや水キムチが提供される点にも注目です。

豚コムタンはほかにもありますが、「ナジュコムタン」という牛肉のコムタンは、新大久保では珍しい一品。和牛を10時間煮込んで作られています。スープはビーフコンソメのような奥深い味わい。鶏・豚・牛とそれぞれの肉の風味が楽しめます。

  • 韓国料理
  • 新大久保

2025年4月に誕生した、韓国フリークの聖地「チャカン食堂」の姉妹店。

最近新大久保で支持を集める「ナッコプセ」や、大ブームの「ミナリ」(セリ)を使ったメニューが人気です。「ナッコプセ」発祥の地・釜山出身の社長が作る鍋は間違いないです。

しかも、タコが2匹も入っています。これだけタコが入っているのは、新大久保でもここだけ。本場さながらの味つけの「ナッコプセ」を、卵の乗ったご飯にたっぷりかけて豪快に食べるのが、おいしく食べるコツです。

チャカン食堂の代名詞でもある「ポッサム」は、ミナリを入れて蒸し上げた「ミナリポッサム」がおすすめ。蒸し籠を開けた瞬間、豊かな香りがあふれ出します。 ポッサムと一緒に味わえば、爽かな味わいでさっぱり食べられるのもポイント。セットは1人前2,178円(税込み)と驚異的なコストパフォーマンス。「カンジャンケジャン&ヤンニョムケジャン」、「カンジャンセウ&ヤンニョムセウ」まで付いてくるところもうれしいポイントです。

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  • 新大久保

韓国式定食を提供する行列店「ヨスル」の姉妹店が、2025年8月にオープン。

炭火焼き肉がメインの店舗で、内装はシックな洞窟を思わせます。

「パンチャン」(おかず)は9種類。「クジョルパン」(宮廷料理)が提供される器でサーブされるあたりも、韓国フリークにはたまらないポイントです。限られた店舗でしか提供されてない、もっちりとした食感の皮付き肉の「オギョプサル」が魅力。 炭火の香ばしさがプラスされた「モクサル」(肩ロース)は、脂が少なく、柔らかでジューシーな味わいです。

セットでは一品料理が選べ、大満足のボリューム。 かつて仁寺洞で流行した「ポシャギビビンバ」も注目。「ポシャギ」とは、風呂敷やふくさような物を包む布のことで、クレープ状の卵を用いて表現しています。提供時に、卵を割って開く演出もインパクト大。中には、ナムルが入っています。

フードライター・中村友美のおすすめグルメ

日々東京のおいしい情報を追う中で、韓国グルメは欠かせない存在となってきました。韓流コンテンツが、単なるエンタメではなく韓国料理にトライするきっかけとなり、定期的に選ばれる食に繋がっていると思います。

韓国伝統料理の評価も世界的に高まり、現地のミシュラン掲載店も続々と増加中。さまざまな側面で地位が向上してきているのではないでしょうか。

今回ご紹介したのは、「チュクミ」に続き、2025年トレンドの兆しといわれている、ピリ辛鍋の「ナッコプセ」を提供する店やミシュランビブグルマンを獲得し続けるコムタンスープ専門店です。いずれももとは伝統的な家庭料理。庶民の味が、価値ある食として再評価されてきています。

  • 韓国料理
  • 新大久保

『ミシュランガイド』のビブグルマンに選出された、韓国・ソウルのコムタンスープ専門店。現地では行列を作るほどの人気店だ。2025年8月に日本に上陸し、開店直後から韓国グルメラバーに支持を集めている。

コムタンスープは牛肉・骨・内臓を長時間煮込み、唐辛子ソースで味付けした、濃厚なスープが定番だが、同店では豚ウデ肉と香辛野菜を煮込んだ、すっきりとした透明なスープの「デジコムタン」を提供。薄くスライスされた無塩の豚肉が白米の上に乗り、スープに浸した状態でサーブされる。

こだわりのスープは、うっとりするほど繊細で滋味深い味わい。余計なものを加えず、塩のみでスープの味を調整することで、豚肉の風味を生かしている。発酵唐辛子ペーストの「ゴチュジ」を豚肉に乗せ、ピリッとした辛みやコクをプラスするのもいいだろう。

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  • 新大久保

韓国で圧倒的人気を誇る、釜山発祥の「ナッコプセ」専門店が2025年2月に日本上陸した。「サウィ(むこ)」という名前には、創業者の「義母のナッコプセの味を忘れられない」というエモーショナルな背景がある。店内は「サウィカラー」と呼ばれるクリーム色を基調としており、温もりあふれるウッド調の空間が心地よい。

「ナッコプセ」は、鍋に「ナクチ」(タコ)や「コプチャン」(ホルモン)、「セウ」(エビ)の3種に野菜を加え、ピリ辛のたれと炒めて煮込んだ釜山の郷土料理。同店では「コプチャン」の代わりに甘みのある「テッチャン」(牛の大腸)を使用しているところが注目のポイントだ。

17種の素材を72時間かけて低温熟成した秘伝のたれが、海鮮のうまみを引き上げ、だしとともに奥深い味わいを生み出している。韓国から直輸入したたれを使用しているため、日本にいながら本場の味が堪能できるのがうれしい。締めは、滋味を感じるスープにご飯を入れ、チャーハンとして楽しむのがおすすめだ。

もっと日本で異国料理を堪能するなら……

東京には数え切れないほどのエスニックレストランがある。シェフの出身地や経験が料理に反映され、その奥深い世界は知れば知るほど魅力的だ。

本記事では、異国フードを偏愛し、noteで愛のポエムを添えた食レポを綴るフードライターのじょいっこと、全国各地を取材する中で数々のおいしい料理に出合ってきた旅行ライターの間庭が選りすぐった、2024年以降にオープンしたおすすめのエスニックレストランを紹介する。

  • 台湾料理

「新大久保の食」といえばまず上げられるのは韓国グルメだが、この街の食の得意分野はそれだけではない。大久保駅方面に足を向ければガチ中華、ネパール、タイ、ベトナムなど、街に漂う香りからして異国感漂う、現地人御用達のエスニック料理店も各種揃っていて、複雑な美食地帯を形成している。

その中に今年、新大久保駅の真上という好立地に新たなガチな台湾料理が集結したゾーンが誕生した。新大久保駅の駅ビル内の3、4階にある「キムチドリアンカルダモン(K, D, C,,,)」だ。「K, D, C,,,」は、「Kimchi, Durian, Cardamom,,,(キムチ、ドリアン、カルダモン)」の略で、新しい食を生み出すフードラボである。3階は誰でも気軽に利用できるシェアダイニングになっており、共用スペースのテーブル席を囲んで、4コーナーの厨房を有している。

通りに面して大きく窓を切り、新大久保駅ホームまで見通せる明るい店内。改札出て左手のエレベーターに乗れば直通できる手軽さもいい。2021年のオープン以来、店が入れ替わっていたが昨年以降、成り行きで台湾グルメの店が増えていき、2025年になってついに完全に台湾フードコートと化してしまった。フードコートとしては小ぶりだが、牛肉麵ほか小吃(軽食)各種、豆花、台灣茶いずれも本格派が、手軽に味わうことできる。味も高レベルで、下手な有名店よりガチ度は上だ。

新大久保駅の真上のこんな穴場が潜んでいることがまだあまり知られていないのは奇跡に近い。各店の主人が商売を超え、台湾の食文化の素晴らしさを伝えようと、真摯に志している点もすばらしい。新大久保の台湾美食、ぜひ試してみてほしい。

各店舗の営業日時は変わることがあるので、訪れる前に公式Instagramで確認してほしい。

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東京在住の駐日大使にインタビューを続けている「Tokyo meets the world」。この中では、世界各国のSDGsの取り組みを学べるほか、「世界随一の美食都市」としての側面を持つ東京が、いかに多様な国の料理を提供しているかも掲載してきた。ここではインタビューの中で、各国の大使が「東京で自国の味を楽しむなら」と、勧めてくれた店を6カ国分紹介しよう。

本格ギリシャ料理、オランダ人が愛する絶品つまみ、日本に1軒しかないクロアチア料理の専門店など、いずれも未知と美味の驚きに満ちている。ぜひ堪能してほしい。

ミシュランガイド星付き店の数はぶっちぎりの世界一(2位のパリの2倍以上)、星なしの店も含め、総じて飲食店のレベルが高い東京。中華、フレンチ、イタリアンをはじめ、急増中のタイ、ベトナムなどのアジアンエスニックまで都内では世界中のあらゆる料理が楽しめるが、ラテン系のレストランも頭角を表している。

ここで言うラテン系とは、タコスやブリトーがすぐ浮かぶメキシカンや、シュラスコが有名なブラジル料理、聞き慣れないが一度食べるとハマるキューバン(キューバ料理)、意外に日本人の好みと合うアルゼンチン料理まで広く含む。

ラテン系レストランはどこも、日本人がイメージする通りの陽気でゆるりとした空気に満ちており、店を訪れるだけで楽しさが込み上げてくる。スパイスの効いた独特の辛さや食感もいいが、一緒にマルガリータやモヒート、メスカル(メキシコの蒸留酒)、ピスコ(ペルーの蒸留酒)を合わせれば、さらにテンションが上がるだろう。

ラテン好きな人も初めての人も、この夏、東京で南米気分に浸ってみては。都内の人気店10軒を紹介する。

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