タイムアウト東京 > Things To Do > 富ヶ谷でしかできない26のこと
渋谷の中心部に近いながらも、落ち着いた雰囲気のある富ヶ谷。代々木公園から南西に数ブロック、代々木八幡駅から南へ延びるエリアだ。 トレンディーなコーヒーショップやクールなショップ、素晴らしいレストランがありながらも、老舗の豆腐屋や肉屋など、懐かしい風景も見られる。
昔から住んでいる人たちは、ここ数年で高級化が進み過ぎたと感じているようだが、今のところ、親しみやすい老舗もまだまだ残っているようだ。
タイムアウト東京 > Things To Do > 富ヶ谷でしかできない26のこと
渋谷の中心部に近いながらも、落ち着いた雰囲気のある富ヶ谷。代々木公園から南西に数ブロック、代々木八幡駅から南へ延びるエリアだ。 トレンディーなコーヒーショップやクールなショップ、素晴らしいレストランがありながらも、老舗の豆腐屋や肉屋など、懐かしい風景も見られる。
昔から住んでいる人たちは、ここ数年で高級化が進み過ぎたと感じているようだが、今のところ、親しみやすい老舗もまだまだ残っているようだ。
奥渋エリアにある、日本の人気食器ブランド「マルミツポテリ」が手がけるカフェ。家庭での和食を基本にした定食やデザートを美しい食器で味わえるという、器好き必見の一軒だ。
ご飯と汁物に、主菜と3種の副菜が付いた定食は、和と洋で常に2種類を用意。料理は「食材を先取りせず、今のおいしさを使うこと」に意識を置いて作られており、毎月内容が変わるのもうれしい。
カフェが入居しているのは、建物の2階。1階はマルミツポテリの器がずらりと並ぶショップ、3階は定期的に料理教室などが開催されるスペースとなっている。
富ヶ谷にある「ナタ デ クリスチアノ(NATA de Cristiano's)」は、代々木八幡のポルトガル料理とワインを提供する「クリスチアノ(Cristiano's)」によるビストロで、エッグタルトなどの焼き菓子やパン、ポルトガルの惣菜を扱う。
店内で焼き上げるエッグタルト「パステル・デ・ナタ」は、本場ポルトガルと比べても遜色ない完成度。サクサクの薄い層が幾重にも重なったパイと、卵の風味がぎゅっと詰まったカスタードは絶妙のバランスだ。焼きたてにシナモンと粉砂糖をふりかけて、アツアツを頬張りたい。
サードウェーブコーヒーブームと平行する形で注目を集める「ビーントゥバー」スタイルのチョコレート専門店。世界中から品質の高いカカオ豆を選び抜き、仕入れから自社工房でカカオ豆から板チョコレートができるまで管理、製造、販売の全工程を専門の職人が行う。工房を併設した店舗では、カカオ豆から板チョコレートができる全製造工程を見ることができる。
板チョコレート、チョコレートフレーク、カカオニブの販売のほか、店内にはカフェスペースがある。季節に合わせたデセールや、旅行気分が味わえる4種類のカカオを使った「Bean to Bar チョコレートパフェ」、自家製の「ホットチョコレート」が楽しめる。
代々木公園駅から徒歩2分ほどの場所にあるビーガンカフェ「ザ ナッツ エクスチェンジ(THE NUTS EXCHANGE)」。マカデミアナッツミルクを使ったカフェラテやカプチーノ(700円から)のほか、フルーツタルト、ブラウニー、パウンドケーキなど、すべて植物由来の材料で作られたスイーツが楽しめる。もちろんグルテンフリーだ。
店のカウンターには、グラノーラやミックスナッツなどが量り売りで並んでおり、イートインでも持ち帰りでも利用できる。ランチタイムには、大豆ミートを使った「ハンヴァーガー」(700円)のほか、好きなデリを2品選べる1,200円のセットなどを用意。デリのメニューは日替わりだが、大豆ミートのから揚げ、根菜のビーガンミート和え、カシュークリームサラダなど、食欲をそそる料理が揃う。
パン教室やレシピ本で人気をあつめる高橋雅子がオープンしたベーグル専門店。自家製酵母を使用した「もちもち」、丹沢酵母を使った「むぎゅむぎゅ」、イーストを使った「ふかふか」と製法の異なる3種の食感のベーグルがあり、豊富なフレーバーを常時50種類用意している。
ノルウェーの首都オスロで1963年に創業し、現地では定番の人気スポットになっているカフェバー「フグレン(FUGLEN)」の海外進出第1号店。古民家を改装した店内にはノルウェーのビンテージ家具や陶器が置かれ、シンプルでありながらも木の温もりが感じられる落ち着いた空間だ。
平日は7時からエスプレッソバーがオープンし、爽やかな酸味が印象的なコーヒーのほか、玉露や「そば茶」などが提供される。夜は雰囲気をがらりと変え、都会的なカクテルバーとして営業する。
代々木公園駅から徒歩2分ほど、細い小道の先に現れる「ネフュー(nephew)」は、池尻大橋にある人気バー「ロビー(LOBBY)」の2号店として、2021年4月にオープン。 もともとは2階建ての一軒家だった物件をリフォーム。数多くの国を旅したオーナーが、それぞれの国からインスパイアされてデザインしたそうだ。
提供するコーヒーには、すべてアメリカ・ワイオミング発のコーヒーロースター「オーバービューコーヒー(Overview Coffee)」の豆を使用。そのほか、マフィンや「キャロットケーキ」、クッキーなど自家製スイーツを提供している。
19時からはアルコールとフードのみの提供になり、季節限定のカクテルやゲストシェフを招いたフードイベントなども実施しているので、公式Instagramからチェックしてみよう。
富ヶ谷の成長し続けるコーヒーシーンに加わった、シックなカフェ「ビースティーコーヒー(Beasty Coffee)」。焙煎(ばいせん)したてのコーヒー豆のほか、自宅で完璧なハンドドリップを淹れるための器具を販売している。店の奥では焙煎機の手さばきを見られたり、外のベンチに座って人間観察を楽したりすることができる。
同店では、コールドブリュー、モカ、ラテなどの定番に加え、エスプレッソ トニックや自家製クラフトビールなども用意。フード類は、日替わりのサンドイッチのほか、同じく富ヶ谷に店を構えるポルトガル料理とワインの店「ナタ デ クリスチアノ(NATA de Cristiano's)」とコラボレーションしたカカオのエッグタルト、抹茶のテリーヌなどのスイーツも揃えている。
世界指折りのバーであるエスジー クラブを運営するSG Groupが手がける国内2店舗目となるカクテルバー。2021年版「Asia’s 50 Best Bars」では2020年オープンながらアジア69位に選出された。
同店は、スコッチウイスキー「シーバスリーガル」が主催したカクテルコンペティション「THE CHIVAS MASTERS 2017」の世界チャンピオンで、SG Groupのグループマネージャーを5年間務めた鈴⽊敦(すずき・あつし)の初プロデュースバー。100年前の東京で流行した「大正モダンな特殊喫茶(カフェー)」を現代のカクテルバーとして表現しており、古き良きものの進化を追求した一軒になっている。
フロントバーでは、オールデイで楽しめるカクテルをはじめ、コーヒーや日本茶といったノンアルコールドリンクも提供する。
また店内には、4席のみで営業する「べる寿司」もあり、世界のさまざまな国をテーマにした創作寿司が味わえる。利用時には公式ウェブサイトからの予約が必要だ。
代々木八幡駅から徒歩3分ほど、富ヶ谷の裏通りにひっそりと佇むカウンター8席の居心地のいいワインバー。「さんさん」は「明るい」「太陽の光を浴びた」という意味だが、確かにこの店には独特の太陽のような雰囲気が漂っている。
明るく照明のよく当たる店内と木材を使った内装、そしてオーナーの榎本祐子の温かな人柄もその理由のひとつだろう。同店は、仕事帰りに気軽に立ち寄れ、ワインを飲みながらほっとするような料理を楽しめる空間を作ろうと、2011年にオープン。おいしい国産ワインを専門に、それと合う料理を提供している。
渋谷の神山町にある書店兼出版社。注目の新刊から雑誌、洋書、古書まで、独自の視点でセレクトした本と雑貨が特徴的な棚に並び、空間を隔てるガラスの向こうには、編集者のミーティングスペースやデスクが見える。「ここで作って、ここで売る」というユニークなコンセプトを掲げる同店。書斎スペースでの展示やトークイベントなども積極的に開催しており、訪れる人を飽きさせない。
ライフスタイルからアートまで扱う雑誌「モノクル」のショップ。ロンドン、ロサンゼルス、香港に続く店舗となり、雑誌上で繰り広げられていた世界観をリアルなショップとして展開する。「コム デ ギャルソン(comme des garcons)」「ポーター(PORTER)」「ア カインド オブ ガイズ(A KIND OF GUISE)」、モノクルオリジナルのメンズウェア「モノクルボヤージュ(Monocle Voyage)」などを取り揃える。
代々木上原のフラワーショップ「エデンワークス ベッドルーム(edenworks bedroom)」を手がけるフラワークリエーターの篠崎恵美によるドライフラワー専門店。店舗の装飾や広告、ファッションなど多岐にわたる仕事のなかで、花を捨てなくてはならない場面が多かったことから、ドライフラワーをつくることを思い付いたという。
ファーマシーという名の通り、調剤薬局をコンセプトにしたというミニマルなデザインの店舗では、薬を調合するように花を選び、オリジナルミックスを作ることができる。花は1本1本きれいに色が残るよう乾燥させ、植物によって染色やペイントなどの加工を施している。
代々木公園駅すぐの場所にある、ビーントゥバーチョコレートを扱うセレクトショップ。2023年9月からはプリン専門店「プリンカフェ448」も併設している。
ビーントゥバーチョコレートとは、カカオ豆の状態から板チョコレートになるまでのすべての工程を一社で一貫して手がけることにより、よりカカオの魅力を感じられるョコレートのことで、シンプルなチョコレートバーから、オレンジピールやナッツなどを用いたものなど、バラエティ豊かな商品が揃う。
店内のカフェスペースでは、パスタやクレープ、プリンアラモードなどのスイーツのほか、チョコレートに合うワインも楽しめる。
犬との触れ合いと散歩犬レンタルができる「ドッグハート(Dog Heart)」。よくある街の「猫カフェ」のようなシステムとは違い、食べ物や飲み物のメニューはなく、お金を払って犬と一緒に過ごすか、犬を借りて散歩に出かけるかのどちらかを選んで、触れ合いを楽しむ店だ。
同店には、トイプードルを中心に、ビーグルやフレンチブルドッグ、キャバリア、ボストンテリア、ジャパニーズチン、そして2匹の可愛いゴールデンレトリバーなど、約30匹の犬が所属し、毎日入れ替わる。
触れ合い広場の利用は30分1,300円からで、散歩犬の1時間レンタルは3,600円から。レンタルする際は、事前に予約するのがおすすめだ。
街を散策する際、あらかじめ見つけておきたいのがお気に入りのカフェだ。いざ、どこかで休憩をしようと思っても、カフェの定番となったスターバックスや、目につきやすいカフェは多くの人で混み合い、コーヒー一杯であっても、なかなか思い通りに飲むことができないからだ。ここでは渋谷、表参道エリアでおすすめのカフェを紹介する。散策前にぜひチェックしてほしい。
ビストロで上品にフレンチトーストを味わうのも良いし、「朝スナック」で朝食と会話を楽しむのも、喫茶店の絶品サンドイッチを頬張るのも良いだろう。心と体を満たしてから、街へと繰り出そう。
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