Roppongi Hills Bon Odori
画像提供:森ビル株式会社 | 「六本木ヒルズ盆踊り」
画像提供:森ビル株式会社 | 「六本木ヒルズ盆踊り」

東京、8月後半から9月に開催される盆踊り

2025年夏の締めくくりは浴衣で出かけよう

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盆踊りは基本的にお盆シーズンに集中しているが、8月後半から9月にも、暑さを吹き飛ばしてくれるようなイベントがめじろ押し。中央区内最大級の盆踊り大会をはじめ、渋谷ならではのカルチャーが交錯するイベント、赤坂の歴史ある祭りなど、まだまだ夏気分が楽しめるイベントを5つ紹介する。

本格的な暑さが続きそうだが、老若男女が浴衣姿で踊る盆踊りで酷暑を乗り切ろう。 

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  • 浜町

中央区の夏を彩る「大江戸まつり盆おどり大会」は、区内最大級の盆踊りイベント。会場には大きなやぐらが設けられ、踊り手たちが9重10重に輪をつくる光景は圧巻だ。

オリジナル曲の「これがお江戸の盆ダンス」は、今や地域を代表するご当地音頭。世代を問わず親しまれている。中央区の伝統芸能である「佃島の念仏踊り」や「浜町音頭」なども披露され、会場は賑やかな一体感に包まれる。

会場には焼きそばやフランクフルトなどの定番屋台がずらりと並び、中央区と交流のある市町村16団体が参加する、特産品の販売ブースも出店。ご当地キャラも登場し、会場を盛り上げる。

今の時代に生きる、盆踊りの魅力を感じてみてはどうだろうか。

※16〜21時/浜町公園/参加は無料

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  • 六本木

2025年で20回目を迎える「六本木ヒルズ」恒例の夏イベント。五感で楽しめる夏の風物詩として、グルメ・ワークショップ・縁日など、子どもから大人まで楽しめるコンテンツが盛りだくさんだ。

見どころは、会場中央に設置されるやぐらを囲んで開催される、熱気を帯びた盆踊り。六本木ヒルズのオリジナル盆踊り曲「六本人音頭」に合わせて踊る、浴衣姿の人々が会場を埋め尽くす。

さらに期間中は、六本木ヒルズ内の飲食店のオリジナルメニューが楽しめる屋台も用意される予定だ。グランド ハイアット 東京」などの上質なグルメを、手頃な価格で味わえるというのだから、見逃せない。

ほかにも、総勢約150人のパフォーマーによる、同施設オリジナル芸能演目「楽劇 六本木楽」や、金沢市指無形民俗文化財の「加賀万歳」など、伝統文化を感じる演目にも注目しよう。はやしの音色が響き渡るヒルズに駆けて、まだまだ夏を満喫してほしい。

2025年8月22日(金)は前夜祭で、盆踊りは開催しないので注意が必要だ。詳しいスケジュールは公式ウェブサイトをチェックしよう。

※8月22日 17~21時、23・24日 15~21時/六本木ヒルズアリーナ/入場は無料

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  • 港区

歴史ある「赤坂氷川祭」が2025年も開催。山車とみこしの巡行や盆踊り、露店などで赤坂の街を盛り上げる。

注目は、9月21日(日)10〜17時に開かれる「神幸祭」。2基の山車と16基もの町会みこしが地域一体を巡り、街全体が祭りの熱気に包まれる様は圧巻だろう。都内でも珍しい「江戸型山車」という豪華な山車には豪華絢爛(けんらん)な装飾が施されており、一目見てみたい。

さらに、9月19日(金)18〜21時に開催する、ライトアップされた山車とみこしが見られる「宵宮巡行」もおすすめ。昼の熱気とはまた違った、夜の都会の街の様相と伝統文化が交錯する、幻想的な雰囲気を体験してみては。

ほかにも、定番の盆踊りや露店に加え、赤坂を代表する名店の味が集結する「赤坂名店街」が楽しめる。雅楽や歌の演奏奉納も見られるチャンスなので、都会の真ん中で伝統を感じよう。詳しいスケジュールは公式ウェブサイトを確認してほしい。

※時間はコンテンツにより異なる/赤坂氷川神社/参加は無料

  • Things to do
  • 渋谷

渋谷スクランブルスクエア」で、天空の盆踊りが開催。「夢」をテーマにした同イベントでは、盆踊りはもちろん、期間限定のグルメや、屋内展望回廊での限定演出が楽しめる。

9月20日(土)・27日(土)は、屋上展望空間「スカイ ステージ(SKY STAGE)」で光と音に包まれた天空の盆踊りが開催される。同イベントのために作られた「渋谷スクランブル音頭」はもちろん、日本三大太鼓の一つといわれる「助六太鼓」のパフォーマンスも見逃せない。

さらに屋内展望回廊「スカイ ギャラリー(SKY GALLERY)」では、多彩な色に変わるちょうちん装飾に囲まれた空間で、自らの夢を書いた短冊を展示できる。イベント終了後は「金王八幡宮」でたき上げてくれるので、安心して夢を形にしよう。

期間中は、46階や屋上にある飲食店で夏らしいドリンクやフードも用意。東京を一望できるロケーションでの、一味違った盆踊りを体験してみては。

※時間はコンテンツにより異なる/渋谷スクランブルスクエア/料金はオンライン2,700円(15時以降3,400円)/当日3,000円(15時以降3,700円)、12歳以下1,200円、6歳未満無料

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  • Things to do
  • 渋谷

渋谷のカルチャーと日本の伝統的な祭りの融合を目的とした「SHIBUYA MIYASHITA PARK BON DANCE 」。自由でかしこまらず、誰でも楽しめる「祭り」をテーマに、さまざまなプログラムが実施される。

盆踊りと多様なダンスミュージックをミックスした「BON DANCE」やライブアクトのほか、ミヤシタパーク周辺の店舗が集結し展開するドリンク&フードも大充実。さらにはミュージック、ファッション、アートを縁日スタイルで体験できるマーケットエリアも登場し、あらゆるベクトルから渋谷カルチャーを味わえるイベントとなっている。

渋谷の真ん中で踊って食べて飲んで買い物して、夏を締めくくるには絶好だ。

※13〜21時(盆踊りは18時30分〜20時)/レイヤード ミヤシタパーク/入場無料

もっと夏を楽しむなら……

  • 映画

2025年の夏も、各地で野外映画祭が開かれる。芝生の上で星空や夜景をバックに鑑賞しながら、映画に関連したワークショップや地元ならではの食が味わえるフードブースなども登場し、家族や友人と充実した一日を過ごせるイベントだ。

本記事では、気軽に訪れることのできる都内の野外上映や、旅行気分で訪れたい関東近郊のものをピックアップした。開放感あふれる自然の中や広々としたスペースで映画の感動を味わおう。

  • Things to do

夏本番がやって来た。ビーチで過ごす時間を最大限に楽しみたければ、海の家にもこだわりたい。ここでは、リゾート気分が味わえるものや、豪華アーティストのライブが楽しめるものなど、ユニークな魅力たっぷりの海の家をピックアップした。

今年は海の家を目的にして海に訪れてみてはいかがだろう。

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東京のかき氷シーンは、年を重ねるごとに盛り上がっているといっても過言ではない。多くの店が個性を打ち出すべく、アボカド、トマト、ナスなどこれまでかき氷には使用されてこなかった食材や斬新な素材の組み合わせなどを駆使し、新しいメニューを次々に生み出している。

一年中かき氷が食べられる店が増えたとはいえ、ベストシーズンは。ここでは、タイムアウト東京エディターで、かき氷を愛してやまないケイラ イマダ(@kakigori_kaila)一部監修のもと、暑い日にはしごしてでも巡ってほしい店を紹介する。

  • 映画

今年も夏がやってくる。本稿執筆時点において、すでに都内の最高気温は30度を優に超えており、これからまたあの蒸し暑さが到来するのかと思うとウンザリを通り越してゲッソリであるが、とはいえスペシャルな季節である。未来への予感とノスタルジーが混じり合うあの特別な気分は、夏の光と太陽がなければ生まれ得ないのだ。

そして我が国の夏はどういうわけか、アニメーション映画がぴったりハマる。スタジオジブリが巧妙な戦略によって「夏はジブリ」という図式を定着させてから幾星霜、この時期にアニメーション作品を鑑賞する行為は、花火大会や夏祭りにも似た、ちょっとしたイベントの一つとなった。

本稿ではこの夏にぜひ観ておきたいアニメ映画のリバイバル上映作を紹介する。

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