1. パライソ
    Photo: Nahoko Matsumotoパライソ
  2. ロマンレコーズカフェ
    Photo: Nahoko Matsumotoロマンレコーズカフェ「ブラジリアン・プリン」
  3. キボン! サンドイッチスタンド
    Photo: Nahoko Matsumotoキボン! サンドイッチスタンド

東京、プヂン4選

2023年新トレンド、ブラジル発の固めプリンを味わおう

編集:
Time Out Tokyo Editors
寄稿:
Nahoko Matsumoto
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タイムアウト東京 > レストラン&カフェ >東京、プヂン4選

ここ数年話題を呼び続け、2023年のトレンドスイーツとしてささやかれるブラジルのプリン「プヂン」。コンデンスミルクを使うのが最大のポイントで、日本のカスタードプリンよりも甘みが強く、やや固めな食感が特徴だ。現地では正式に「プジンジレイチコンデンサード」(Pudim de leite condensado)と呼ばれており、ポルトガル語で「練乳のプリン」を意味する。ブラジルの家庭で作るスイーツの定番としても名高い。

日本では、2021年にローソンストア100から「プヂン」が発売されたことで注目を集め、提供するカフェやレストランも増えつつある。ここでは、東京で楽しめるプヂンをピックアップ。各店のこだわりが光るブラジルスイーツを味わい、五感で異国情緒を感じてほしい。

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バルバッコア

東京都に7店舗を展開するブラジル・サンパウロ発のシュラスコ専門店。1994年に青山に日本1号店をオープンした老舗である。

シュラスコ以外の料理はビュッフェスタイルで、プヂンはデザートコーナーから選べる。本場のレシピが忠実に再現されており、一口食べると、コンデンスミルクの濃厚な甘みとミルキー感が広がる。しっかりした歯応えとほのかな弾力も印象的。フルーツやアイス、生クリームなどをアレンジし、オリジナルのプリンアラモードを作れるのも同店ならではだ。

「自宅でもプヂンを味わいたい」という常連からの要望に応え、2023年1月23日からはテイクアウトでの販売をスタート。約300グラムと2〜3人分はありそうなボリュームなので、ファミリーやカップルで味わうのがおすすめ。ホームパーティーの手土産にしても喜ばれるに違いない。

  • レストラン
  • カフェ・喫茶店
  • 学芸大学

ロマンレコーズカフェ

学芸大学駅のほど近く、商店街から1本入った静かな路地裏にあるカフェ。生豆を熟成させた深みのあるエイジングコーヒーをはじめ、独創性あふれるドリンクやフードを提供する。店主の会見達也は無類の音楽好きで、店内にはジャズやラテン、ソウルなどのBGMが心地よく流れる。

同店の「ブラジリアンプチン」(650円、以下全て税込み)は日本でただ一人のプヂン研究家である中津雄春のプヂンがベースとなっている。会見と中津は友人で、ある音楽パーティーで振る舞われたプヂンに感動し、メニュー化したという。

プリン生地とココアスポンジの2層という中津スタイルを踏襲。スポンジにはコーヒーを加え、ほろ苦さを強調するなど同店らしいアレンジも施されている。滑らかなプリン、しっとりしたスポンジという食感のグラデーションを堪能したい。

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  • レストラン
  • 門前仲町

パライソ

門前仲町駅から歩いて5分ほど、増林寺の一角にあるフレンチレストラン。エントランスは「洞宗 増林寺西門」と刻まれた荘厳な山門だが、一足踏み入れれば雰囲気は一変。オリーブやアカシアが配された陽気なテラス席が広がる。

シェフを務めるのは、名ホテルや会員制レストランで研さんを積んだ内山豊。フレンチ出身ではあるがジャンルや国籍にこだわらず、「キューバサンド」や「トリュフスクランブル」ほか、多彩なメニューを提供する。

14〜16時のカフェメニューで提供される「ブラジルプリン」(700円)は内山独自のレシピで、濃度が高いココナツミルクやてんさい糖を使うのが特徴。やや固めながら、シルクのようなキメの細かさに驚かされる。

2種のソースを合わせて作るという渾身(こんしん)のキャラメルソースは甘みと苦みのハーモニーが絶妙で、プリンとの相性も抜群。ココナツのほのかな香りも心地よく、シンプルながら記憶に深く刻まれる逸品だ。

  • レストラン
  • 原宿

キボン! サンドイッチスタンド

ブラジル生まれのサッカーブランド「ATHLETA」が手がける、黄色と緑の外観が目印のブラジル風サンドイッチ専門店。浅草のブラジル料理店「シュハスカリア キボン」の姉妹店でもある。

2022年秋のリニューアルに伴い、新メニューとして「パン屋のプリン(Pudim de Padaria)」(350円)が登場。ちぎったフランスパンをコンデンスミルクや砂糖に浸してから混ぜ、オーブンで蒸し焼きにするのが特徴だ。ブラジルの街のパン屋の定番「プヂン」で、本場の味を日本に普及させたいという思いのもと、考案されたという。

生地はパンとプリンの中間のような独特のテクスチャーで、しっとりした口当たり。表面はカリっと香ばしく、外側と内側の食感のコントラストも格別だ。添えられた生クリームを付ければまろやかなコクがプラス。日本ではまだまだ珍しいブラジルのパンプディングを味わおう。

お気に入りのカフェを見つける…

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街を散策する際、あらかじめ見つけておきたいのがお気に入りのカフェだ。いざ、どこかで休憩をしようと思っても、カフェの定番となったスターバックスや、目につきやすいカフェは多くの人で混み合い、コーヒー一杯であっても、なかなか思い通りに飲むことができないからだ。ここでは渋谷、表参道エリアでおすすめのカフェを紹介する。散策前にぜひチェックしてほしい。

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  • カフェ・喫茶店

歴史ある日本文化の魅力を現代に伝える有形文化財。都内には国が指定する重要文化財や市区町村が指定する登録有形文化財の中で、喫茶が楽しめる場所がいくつかある。

それらは文化財という共通点を持ちながらも、江戸文化を伝承する建物もあれば、世界的な建築家が設計したもの、フランス発祥の建築様式など、それぞれに個性豊かだ。名建築の中に佇むカフェでぜひ特別な時間を過ごしてほしい。

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  • カフェ・喫茶店

東京には、コーヒーショップやティールームが十分と言っていいほどある。Wi-Fiが利用できるカフェや昔ながらの喫茶店など、選択肢は尽きない。それらの選択肢の中には、ドリンクやフードのためだけでなく、店自体に訪れる価値のあるクールなデザインのカフェもある。

ここでは、ハンドドリップで楽しむ日本茶専門店やモダンでシンプルな店など、東京で最もスタイリッシュなカフェを紹介する。

 

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  • カフェ・喫茶店

図書館に併設しているカフェが、ここ最近、劇的に変貌をとげている。図書館を新設したり、既存の図書館をリニューアルするタイミングで、施設自体の価値を高めるような魅力あふれるカフェを誘致する例が増えているのだ。

今回は中でも、ぜひ足を運んでほしいおすすめの図書館カフェを紹介する。

 

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  • カフェ・喫茶店

ここ数年、海外で人気を博したカフェやコーヒーショップの日本初出店が増えている。海外旅行はまだ気軽にできなくとも、都内で外国のカルチャーに触れたり、異国情緒に浸ったりするのはどうだろう。今回は、中でも海外の雰囲気が満喫できる店を厳選して紹介する。

 

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