1. ベリーズ ティールーム
    Photo: Kisa Toyoshima
  2. ハーニー&サンズ オモテサンドウ (Photo: Kisa Toyoshima)
    ハーニー&サンズ オモテサンドウ (Photo: Kisa Toyoshima)
  3. ロイヤルクリスタルコーヒー 自由が丘店 (Photo: Kisa Toyoshima)
    ロイヤルクリスタルコーヒー 自由が丘店 (Photo: Kisa Toyoshima)

東京、カフェで楽しむアフタヌーンティー10選

伝統から創作まで、個性とアイデアにあふれるティータイム

編集:
Genya Aoki
寄稿:
Kumiko Nakakuki
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タイムアウト東京 > フード&ドリンク > 東京、カフェで楽しむアフタヌーンティー10選

多種多様なスイーツやセイボリーを、心ゆくまで楽しめるアフタヌーンティー。ドレスアップして高級ホテルで味わうのも素敵だが、最近は気軽に楽しめる個性豊かなカフェのアフタヌーンティーの注目度が高まっている。今回はその中でもおすすめの店を厳選して紹介しよう。

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ムレスナティー東京

井の頭恩賜公園の豊かな緑を臨む一軒家レストラン、芙葉亭(ふようてい)跡地にオープンしたのは、スリランカ発祥の紅茶ブランド『ムレスナティー東京(MLESNA TEA TOKYO)』だ。

同店の『アフタヌーンティーセット』(4,400円)最大の特徴は、紅茶飲み放題サービスである「ムレスナティーフリー」。フレーバーティーを中心に150種類以上用意されたラインアップの中からスタッフがランダムに抽出し、客席を回りながら注ぎ入れていく。カップを空にしている限り何種類でも楽しめる。

「数多くの種類を飲んでいただけるよう、1回当たりカップに4分の1程度を目安に注いでいます」と話すのは、スタッフの山田千里。有機栽培の若葉に天然香料で香り付けしたフレーバーティーは口当たりが軽やかで、いくらでも飲めそうである。

ティースタンドには兵庫県西宮の総本店で作られる人気のスコーンのほか、芙葉亭から引き継いだアイスクリームやケーキが並ぶ。利用は予約優先制となっているため、公式Instagramを確認してほしい。

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ロイヤルクリスタルコーヒー 自由が丘店

20217月、自由が丘にプレミアムなコーヒーとアフタヌーンティーが楽しめる店が登場した。ヨーロッパにある洋館のような建物の中には、シャンデリアやルネ・ラリックのガラス作品、ポール・アイズピリの絵画などを配した優雅な空間が広がっている。

経営しているのはドトールコーヒー創業者の鳥羽博道で、生豆を6カ月~18カ月間かけてエイジングしたり、独自の焙煎システムを開発導入するなど、コーヒーの味わいを追求している。

同店の『アフタヌーンティーセット』(3,500円)は目を引くような奇抜さはないが、チョコレートにトリュフをあしらうなど、細部まで工夫が凝らされている。館内には、世界の名窯で作られた300個以上のアンティークカップなどを展示したギャラリーもあるので、ぜひのぞいてみてほしい。

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カフェ ラ・ボエム ペントハウス

胸がときめくようなアフタヌーンティーを楽しみたいなら、白金台のプラチナ通りにあるカフェ ラ・ボエム ペントハウス(CAFE La Bohème PENTHOUSE)を訪れてみてほしい。

同店のアフタヌーンティーは季節ごとに内容が変わり、2022年6月30日までは『薔薇のアフタヌーンティー』(4,950円・写真は2人分)が提供されている。シャンパンもしくはバラの香るモクテルから始まり、トリュフやフォアグラを使ったタルティーヌ、ドライアイスや花びらを使った演出まで、気分が盛り上がる要素が満載だ。別皿にはネクストトレンドと話題のボンボローニなど、イタリア伝統菓子3種も並ぶ。

ビジュアルの華やかさだけではなく、専属パティシエが素材を一つ一つ丹念に作り上げており、味のクオリティーも引けを取らない。ドリンクはオーガニックティーを含む22種類から選べ、おかわり自由。週末は混み合いがちなので早めに予約しておくと安心だ。

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パンとエスプレッソと自由形

バラエティ豊かな焼き立てパンを堪能したいなら、自由が丘のパンとエスプレッソと自由形で平日16時から17時半まで提供しているアフタヌーンティーをチェックしてほしい。同店は人気ベーカリーであるパンとエスプレッソとののれん分け店で、パンのクオリティーには定評がある。

雲の形をかたどったティースタンドには、看板商品の食パンである『ムー』と、それを使ったティラミス、ムー』の生地で焼き上げた、もちもち食感の『ムッフル』、コロネやデニッシュなどの焼きたてパンなど、多彩なメニューがそろう。サクサク、ふんわり、もっちり、変わり種など、どのパンも食感や味わいが異なっており、たくさん食べても飽きがこないのが驚きだ。食べ切れない場合はパンのみ持ち帰りもできる。

イチゴが旬の時期は、『いちごのアフタヌーンティーセット』(3,500円)を提供している(終了時期は未定)。

なお、アフタヌーンティーセットは2日前までの事前予約制。予約方法などは公式Instagramを確認してほしい。

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  • 表参道

ハーニー&サンズ オモテサンドウ

1983年創業の世界的紅茶ブランド、ハーニー&サンズ(HARNEY & SONS)。発祥地のニューヨークらしさあふれる時代性とオリジナリティを兼ね備えた、独創的なフレーバーティーが魅力だ。300種類近い商品を取りそろえる表参道店では、ティーサロンを併設している。

アフタヌーンティーは通年で提供しているが、20225月末までは国立新美術館で開催中の『メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500』に合わせた期間限定メニュー『HARNEY & SONS Spring Special』(3,960円)を提供中。

お重のような器の中には、同社のダージリンティーを使ったゼリー&ムースやアールグレイマカロン、桜のアイスクリームなどが盛り付けられており、紅茶とペアリングすると多層的な味わいが楽しめる。カモミールパウダーが散りばめられたガーデンサラダや、サクサク食感のクロワッサンサンドも格別で、休日のランチにもおすすめだ。

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ベリーズ ティールーム

ビクトリア女王時代に流行したインテリアをコンセプトにした空間で、世界各地から取り寄せる高品質な紅茶が味わえるティーサロン。2013年に小さな店でスタートしたが、オーナーの和田真弓が作る本格イギリス菓子が人気を呼び、2018年に現店舗に移転した。

スコーンとミニスイーツ4種類が盛り付けられた『プリンセスティーセット』(1,350円)は、気軽に楽しめるサイズ感。あらゆるレシピや焼成温度などを試した末に生み出されたという名物のスコーンは、しっとりとしながらも外側はパリッとしており食感も楽しい。

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  • 人形町

タイニートリア アフタヌーンティー&カフェ

人形町の甘酒横丁にたたずむ同店は、イギリスのカントリーサイドにあるような懐かしさと温かみを感じさせるティーサロンだ。店内には古い時代の家具を配し、オーナーの慶本佐知子が現地で買い付けたビンテージのうつわや雑貨、シャンデリア、リバティ柄のガーランドなどが飾られている。

日本ではまだ飲める店の少ない老舗紅茶ブランド、『テイラーズオブハロゲイト』の『ヨークシャーティー』や『テトリー』などの紅茶が楽しめるのも同店の魅力だ。

可愛らしいティースタンドでサーブされる『カジュアルアフタヌーンティー』(3,080円)は、毎日5種類ほどが店頭に並ぶケーキの中から好きなものが1つ選べる。迷ったら店名の「トリア」の由来にもなった『ヴィクトリアスポンジ』を選ぼう。しっとりとした生地に季節のジャムとバタークリームをサンドした、繰り返し食べたくなる逸品だ。

ただし同メニューは、クリスマスなど特別なアフタヌーンティーが登場している期間は提供されないため、訪問前は公式ウェブサイトを確認してほしい。人気店のため混み合うことも多く、事前予約がおすすめだ。

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  • 日本橋

フォートナム・アンド・メイソン 日本橋三越店

本場英国の老舗紅茶ブランドが提案するアフタヌーンティーも見逃せない。1707年創業、英国王室御用達『フォートナム・アンド・メイソン(FORTNUM & MASON)』は日本全国で展開しているが、都内で唯一ティーサロンを併設しているのがこの日本橋三越店だ。

伝統的なスタイルで構成された『アフタヌーンティーセット』(3,850円・写真は2名分)の中で特に注目したいのは、店内奥にあるキッチンで毎日焼き上げているスコーンだ。本国のオリジナルレシピを基にバターの分量を増やし、外側はさっくりとしながらも内側はしっとりとした食感に仕上げた。ジャムやクロテッドクリームを付けるのをためらうほど、何も付けずに味わいたくなる一品だ。

セットドリンクは40種類ほどから選べ、国王エドワード七世のために作られた看板商品『ロイヤルブレンド』やイギリス首相の名の付いた『アールグレイクラシック』も選択できる。   

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  • 港区

ホットケーキパーラー フルフル

2012年に165年の歴史に幕を降ろした神田の老舗果物店、万惣(まんそう)のフルーツパーラーで腕をふるっていた川島克之と其田秀一が赤坂で開いたフルーツパーラー。

平日限定の『アフタヌーンティーセット』(2,500円)は、万惣時代の流れを汲む銅板で焼き上げるホットケーキや、旬の果物で作られるフルーツサンドイッチ、季節のパフェなど、同店の人気商品を一度に味わえる。

セットはボリュームはあるが、ホットケーキが単品よりもやや小さめに作られるなど、爽やかなフルーツの酸味も合間って最後の一口まで飽きさせない。

ドリンクは、紅茶やコーヒーのほか、季節のフルーツを使ったミックスジュースも選択可能だ。なお、梅ヶ丘にも店舗があるがメニューが少し異なるので注意してほしい。

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  • 原宿

ブリティッシュ インディアン カフェ1930

一風変わったアフタヌーンティが楽しみたいなら、原宿にあるブリティッシュ インディアン カフェ(BRITISH INDIAN CAFE1930を訪れよう。同店のコンセプトは「1930年代のイギリス統治下にあったインドの、カレーとスイーツの店」。10席ほどの店だが、ひっきりなしに客が訪れる人気店だ。

しっかりとした食感の生地に新鮮なグリーンリーフやアボカドを挟んだチャパティサンドイッチやフルーツ、米粉入りの自家製スコーン、ジンジャークッキーなどが、シルバートレイの上に盛り付けられている。インド直輸入の老舗紅茶専門店、ミッタル・ティーストアから取り寄せる茶葉で入れた濃厚なマサラチャイと、自家製スコーンの相性もバツグンである。

『アフタヌーンティーセット』(1,930円)は注文から提供までに20分ほどかかるため、混み合うランチタイムは基本的に提供不可で、2人以上の場合は予約が必要だ。

東京のカフェを探索する……

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  • カフェ・喫茶店

ここ数年都内では、純喫茶らしい空間でありながら海外コーヒーショップのような最先端のコーヒーが味わえたり、純喫茶の定番商品を現代風にアレンジしたメニューが楽しめたりする喫茶店が増えている。

そういった店を「ネオ喫茶」と呼んでいるが、それぞれの店主が純喫茶を自由に表現しているため、個性の光る店が多いのが魅力だ。今回はぜひ足を運んでみてほしい、よりすぐりのネオ喫茶を6店紹介する。

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  • コーヒーショップ・喫茶店

温かいコーヒーを片手に、お気に入りのと向き合う時間ほど、心安らぐものはない。慌ただしく時間が過ぎていく東京だからこそ、ときには静かに本の世界に没頭できる、ブックカフェに出かけてみよう。

どの店も、本のセレクトから、メニューの質、空間のあり方まで、それぞれに工夫が凝らされている。客の居心地を考えた店づくりがなされ、帰りたくなくなるほどの居心地の良さだ。タイムアウト編集部がセレクトした25軒から、お気に入りを見つけてほしい。

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数えきれないほど多くのカフェが存在する東京。もちろん、行きつけの一軒を持っている人も多いだろう。

目当てのドリンクやフードを味わう、友人とおしゃべりを楽しむ、ちょっとした作業をする……。カフェに行く目的は人それぞれだが、「癒やされに行く」というのもまた一つの選択肢。ここでは、一人でゆったりと過ごしたくなるような植物のあふれるカフェを5つ紹介する。

話題のホテルにあるコーヒーショップに、一人の読書時間を堪能するのにうってつけのカフェ、はたまた奥多摩の大自然を背景に優雅なひとときを過ごせる一軒など、同じ植物でもそれぞれに個性の際立つ5軒をラインアップ。普段とは一味違ったカフェ時間を楽しんでほしい。 

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  • カフェ・喫茶店

 

ここ数年、海外で人気を博したカフェやコーヒーショップの日本初出店が増えている。海外旅行はまだ気軽にできなくとも、都内で外国のカルチャーに触れたり、異国情緒に浸ったりするのはどうだろう。今回は、中でも海外の雰囲気が満喫できる店を厳選して紹介する。

コロナ禍の影響で営業時間は変更している可能性がある。訪れる際は、事前に公式ウェブサイトをチェックしてほしい。

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東京には、コーヒーショップやティールームが十分と言っていいほどある。Wi-Fiが利用できるカフェや昔ながらの喫茶店など、選択肢は尽きない。それらの選択肢の中には、ドリンクやフードのためだけでなく、店自体に訪れる価値のあるクールなデザインのカフェもある。

ここでは、ハンドドリップで楽しむ日本茶専門店やモダンでシンプルな店など、東京で最もスタイリッシュなカフェを紹介する。

 

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