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その店でしか食べられない洋食10選
コロペット、クラブクロメスキー、みかライス、様々な創作メニュー
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「洋食」を提供するレストランは、カジュアルなものから敷居が高いものまで、様々な種類のものが東京の街にも溢れている。だが、その店だけの「オリジナルメニュー」を扱っている店となると、その数はそう多くはない。ここでは、創意工夫を重ねた一皿を提供している東京の洋食レストランのユニークなメニューを紹介する。
ネスパ 東京店『コロペット』
大阪に本店がある老舗洋食店、ネスパ 東京店のオリジナルメニューが、『コロペット』。この愛嬌がある名前をもつ名物は、ネスパの創業者が考案したもの。メニューは、海老、牛肉、豚肉、鶏肉の4種類があり、それぞれ大ぶりな具をエバミルクを使用した濃厚なホワイトソースでくるみ、そして揚げたもの。外はサクッと、中はしっとり、そして具はずっしりとした、3拍子揃ったメニューだ。
とんかつ 八千代『チャーシューエッグ』
ぽん太『メンチボール』
西洋のカツレツを起源にもつ、とんカツ。そんな、とんカツが名物の代官山・ぽん太。だが、味わうべきはとんカツだけではない。『メンチボール』もそのなかのひとつ。こちらのとんカツは、低温でじっくりと揚げるのだが、この『メンチボール』も同じように調理されている。一見するとあっさりとした色味だが、以外なほどにサクっとした食感。中にはふんわりとした豚挽き肉がたっぷりと詰まっている。ソースは、しょう油を使用した和風仕立て。あっさり、さっぱりとしているが、味わい深い一品だ。2800円とやや高めではあるが、一度、味わう価値はある。
煉瓦亭『元祖オムライス』
銀座3丁目の老舗洋食店、煉瓦亭。100年以上も続く老舗中の老舗であるため、名物メニューは多い。だが、とくに注目したいのが、ふんわりと焼き上げられた『元祖オムライス』。このオムライス、よくあるチキンライスを卵で包んだものではない。豚挽き肉、グリンピース、玉ねぎ、マッシュルームなどの具、そしてライスを卵と合わせ、さっと焼き上げられたもの。そのため、調理したてのものを温かいまま、すぐに提供することができる。老舗がほこる定番メニューだ。
洋食 小春軒『洋風カツ丼』
コニシ『クラブクロメスキー』
おまかせ亭『和風オムレツライス』
洋食 大越『みかライス』
チャモロ『厚切り牛たんオムライス』
松栄亭『洋風かきあげ』
明治創業、100年以上も続く老舗洋食店、松榮亭。こちらで出されるオリジナルメニューが、文豪・夏目漱石も味わったといわれる看板メニュー『洋風かきあげ』だ。半月状のこの“かきあげ”、小麦粉と卵で作られたもので、つなぎには自家製ラードも使用、中には、コロっとした豚肉と玉ネギが入っている。歴史を感じさせる名物ではあるが、その味わいも一昔前のもの、といったところだろうか。