ホットドッグと一口にいっても、東京にはこだわり抜いた逸品から、見た目も華やかなアート系、趣向を凝らした進化系まで、さまざまなホットドッグが食べられる。しかし、時には「一人の職人・一台のグリルとパン」という究極にシンプルなスタイルこそが、最高の一品を生み出すこともある。
カジュル・ケニー(Kajuru Kenny)が、フードトラックで営む「Mr.hot dog」。2015年ごろから原宿や歌舞伎町で、ニューヨークスタイルのホットドッグを提供し続けている。彼のスタイルは実にシンプル。オープンタイプのキッチンカーに、こんがり焼いたソーセージとふんわりとしたパンのみで、余計な飾りは一切ない。
看板メニューは、「プレーンホットドッグ」。鉄板から焼きたてをそのまま手渡される――これこそが、同店の何よりの魅力である。ケニーのスタンスは謙虚そのもので、「一度食べてみれば、理屈抜きで気に入るはずです」と話す。
おしゃれな泡のソースやスプラウトの彩り、難解な能書きもない。誰もが思い描く「これぞホットドッグ」という王道の味、そんな直球勝負のホットドッグに東京で出くわす機会は、むしろ貴重なことかもしれない。
ケニーは歌舞伎町や原宿を中心に、時にはイベントなどにも出店している。どこで会えるかは、公式Instagramをチェックしてほしい。
おすすめ:「プレーンホットドッグ」(600円、以下全て税込み)























