東京都庭園美術館
Photo:Kisa Toyoshima本館 外観

10月1日は都民の日、無料で入れる美術館や庭園を紹介

2023年は日曜日、訪れるべき東京都内の文化施設

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
広告

今年も東京都民が待ちわびた日がやってくる。2023年10月1日(日)は、1898年に東京が市長を持つ一般市となったことを記念して1952年に制定された「都民の日」。都立の美術館など各種施設が無料で一般公開される。この記事では、対象施設を紹介していく。

美術館(いずれも混雑時は入場制限あり)

江戸東京たてもの園」、「東京都庭園美術館」(庭園と企画展「装飾の庭 朝香宮邸のアール・デコと庭園芸術」)、「東京都写真美術館」(収蔵展「TOPコレクション 何が見える?『覗(のぞ)き見る』まなざしの系譜」、「風景論以後」)、「東京都現代美術館」(「MOTコレクション」)、「東京都美術館」(「うえののそこから『はじまり、はじまり』荒木珠奈展」)

東京都庭園美術館ではアール・デコ時代の「庭園芸術」を特集する日本で初めての展覧会が楽しめるほか東京都美術館では、へんてこさとかわいらしさと怖さが入り混じる不思議な世界観が魅力の作家・荒木珠奈の作品展を実施中。開催地である「上野の記憶」が造形物と化したかのような大型インスタレーションは必見だ。

東京都写真美術館では今年も2つの展示が無料。全ての展示を鑑賞して写真の世界に夢中になる一日を過ごしてみるのもいいだろう。

庭園(いずれも混雑時は入場制限あり)

浜離宮恩賜庭園」、「旧芝離宮恩賜庭園」、「小石川後楽園」、「六義園」、「旧岩崎邸庭園」、「向島百花園」、「清澄庭園」、「旧古河庭園」、「殿ヶ谷戸庭園

浜離宮恩賜庭園
Photo: Kisa Toyoshima浜離宮恩賜庭園

動物園、植物園(東京港野鳥公園以外、混雑時は入場制限あり)

神代植物公園」、「多摩動物公園」、「恩賜上野動物園」、「葛西臨海水族園」、「井の頭自然文化園」、夢の島熱帯植物館」、「東京港野鳥公園

神代植物公園
Photo: Jindai Botanical GardenJindai Botanical Garden

神代植物公園では約350点の菊の花作品が並ぶ「神代植物公園 菊花大会」が開催されているほか、秋バラのシーズンも始まる。

2028年を目処に大規模リニューアルを予定している葛西臨海水族園では、ドーナツ型の大型水槽を回遊するマグロ類など、迫力ある展示が楽しめる。この機会にその力強い姿に元気をもらおう。

ほかにも、東京都水道歴史館で「江戸上水歴史講座と史跡めぐり」、「奥多摩 水と緑のふれあい館」ではビデオの上映、「東京都虹の下水道館」では記念品配布などのイベントも予定されている。思い思いの休日を過ごしてみては。 

関連記事

神田に100年分の「服の図書館」が出現、東京ビエンナーレ秋会期がスタート

東京のサステナブルで先進的なバーを決めるアワード、受賞店が決定

歌舞伎町の元廃ビルを舞台にアート展「ナラッキー」が開催

モードの帝王40年のクリエーションをたどる「イヴ・サンローラン展」が開幕

東京、9月から10月に行くべきアート展

東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら  

最新ニュース

    広告