

レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才
わずか28年という短い生涯ながら、独自の表現主義的作品を残したエゴン・シーレ。代表作として知られる「ほおずきの実のある自画像」をはじめ、ウィーンの「レオポルド美術館」のコレクションを中心に50点が鑑賞できる。 加えて、シーレと同時代を生きたクリムトやココシュカ、ゲルストルなどの作品も展示。早世の天才、シーレを通してウィーンの世紀末美術の世界に触れよう。
上野恩賜公園内にある美術館。国内外の名品を楽しめる特別展をはじめ、美術団体による公募展や自主企画展など、年間300近い展覧会を常時開催するほか、アートを介して人々のつながりを育むアートコミュニケーション事業も展開している。モダニズム建築の巨匠、前川國男の設計による建築も見どころだ。
わずか28年という短い生涯ながら、独自の表現主義的作品を残したエゴン・シーレ。代表作として知られる「ほおずきの実のある自画像」をはじめ、ウィーンの「レオポルド美術館」のコレクションを中心に50点が鑑賞できる。 加えて、シーレと同時代を生きたクリムトやココシュカ、ゲルストルなどの作品も展示。早世の天才、シーレを通してウィーンの世紀末美術の世界に触れよう。
20世紀を代表するフランスの巨匠、アンリ・マティス。それまで伝統だった写実絵画と異なり、色彩そのものが独自の構成要素となり得ることを示した「帽子の女」(1905年)は、前衛芸術の展覧会「サロン・ドートンヌ」で発表され、批評家によって「フォーヴ(野獣)」と評された。 20代で法律家から画家の道に転向し、油彩画、彫刻、ドローイング、そして切り紙絵や建築に至るまで、84年の生涯を通して色彩とフォルムへの関心を持ち続け、感覚を頼りにその力を追究した。 世界有数のマティス・コレクションを有するフランスの「ポンピドゥー・センター」から、約150点もの作品が来日する本展。マティスの作品だけで構成される、豪華かつ貴重な機会だ。
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