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東京、8月に行くべき阿波踊り&よさこいイベント4選

晩夏の東京を彩る、熱気と迫力の踊り

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Hanako Suga
よさこい
原宿表参道元氣祭スーパーよさこい
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東京の夏は、活気あふれる阿波踊りやよさこいで最高潮を迎える。特に8月後半は、原宿から表参道を舞台にした首都圏最大級のよさこい祭りや、毎年100万人の観客が訪れる高円寺の阿波おどりなどが立て続けに開催。色鮮やかな衣装に包まれた踊り手たちの力強いステップが、街全体を熱狂の渦へと巻き込む。

この夏は、東京の街で踊りの熱気に酔いしれよう。

三鷹阿波おどり
画像提供:J:COM三鷹阿波おどり

三鷹阿波おどり

三鷹駅南口中央通りで開催される阿波おどり。「踊る阿呆(あほう)に見る阿呆」のリズムで知られ、地元を中心に約20連が参加し、迫力ある踊りが夜の商店街で繰り広げられる。

16日には地元出身の女優・二瓶有加が特別出演。都内では珍しい「自由に参加できる飛び入り連」の制度があり、親子連れや外国人にも好評だ。沿道には地元商店による飲食や物販の出店も立ち並び、夏祭りのようなにぎわいになる。

三鷹ならではの魅力が詰まった夏のイベントに参加してみては。

※16〜17日 17〜20時/三鷹駅南口中央通り/参加は無料

東京高円寺阿波おどり
画像提供:東京高円寺阿波おどり

東京高円寺阿波おどり

1957年に商店街が街おこしとして始めた行事が、今年も開催。400年の歴史を持つ本場・徳島に次ぐ規模を誇る。その起源には諸説あるが、1586年に徳島城が完成し、その祝いとして、当時の大名が城下に酒をふるまった際、城下町に踊りの波が広がっていったのが発祥という説もある。

今年は、31連が参加。男女混成、女性のみ、男性のみなど編成はさまざまで、参加連はそれぞれ衣装や振付、楽曲に独自性がある。日中には「座・高円寺」や「セシオン杉並」で別途舞台公演も行われ、迫力ある演舞を屋内でも堪能できる。

威勢のいい掛け声とともに繰り広げられる情熱的な踊りと、観客との一体感が生み出す熱気を間近で体感してほしい。

※23〜24日 17〜20時/参加は無料

原宿表参道元氣祭 スーパーよさこい
画像提供:原宿表参道元氣祭

原宿表参道元氣祭 スーパーよさこい

明治神宮の奉納祭りとして、原宿表参道エリアで行われる首都圏最大級の「よさこい祭り」が今年も開催される。今年もよさこいの本場である高知をはじめ、全国から100を超えるチームが集結する。

チームごとに趣向を凝らした衣装をまとい、大音響で刻まれる鳴子のリズムに合わせて舞う踊子たちは躍動感抜群だ。今年から新会場「代々木公園 BE STAGE」が新たに加わり、迫力の演舞をじっくり堪能できる新拠点になる。開催時間は演舞によって異なるので、詳細は公式ウェブサイトをチェックしてみてほしい。

また、各県のご当地グルメや物販を楽しめる、代々木公園ステージ周辺の「じまん市」も必見だ。

※23日 10時〜19時30分、24日 10〜17時30分/明治神宮、原宿表参道、代々木周辺/入場は無料

大塚阿波おどり実行委員会
画像提供:大塚阿波おどり実行委員会

東京大塚阿波おどり

「東京大塚阿波おどり」が、大塚駅周辺で開催。2025年は15連が参加し、1000人以上の踊り手が大塚に集まる。

前夜祭では「南大塚ホール」と「トランパル(TRAMパル)大塚」に地元連が集まり、阿波おどりのほかにも地元小学校の太鼓演奏、商店街の抽選会などが行われる。フィナーレは駅前広場での「組踊り」。各連が迫力ある舞いを披露し、本祭への期待を一気に高める。

本祭は16時に開会。軽快な掛け声と三味線、太鼓の響きに合わせ、踊り手たちが南大塚通りを練り歩き、大塚の町を熱狂で包み込む。フィナーレの乱舞では、踊り手も観客も一体になって熱気が最高潮に達するだろう。

大塚の夏を象徴する風物詩として愛されるイベントに、ぜひ足を運んでほしい。

※23日 16〜20時/参加は無料

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