深川八幡祭り
画像提供:富岡八幡宮
画像提供:富岡八幡宮

東京、8月に行くべき祭り7選

下町の神輿や表参道のよさこい、浜松町の盆踊りなど

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祭りシーズンはまだまだ終わらない。東京のど真ん中を神輿(みこし)が練り歩く迫力満点の「深川八幡祭り」や、飛び入り参加で盛り上がれる三鷹の阿波おどり、浜松町駅前にTRFのリーダーが登場する「ハマサイトの夏祭り」などの催しが各地で開催されている。

参加する際にはこまめな水分補給など、熱中症対策を万全にして出かけたい。

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  • Things to do
  • 門前仲町

日枝神社の山王祭、神田明神の神田祭と並ぶ江戸三大祭りの一つ、富岡八幡宮の例祭。2025年は陰祭にあたり、大規模な水かけ神輿は行われないが、8月13日〜17日の期間中、二の宮神輿が沿道を練り歩く渡御が予定されている。

周辺には多数の屋台が立ち並び、かき氷、たこ焼き、焼きそばといった定番グルメを楽しめる。境内の舞台では石見神楽や少林寺拳法、琴・三味線演奏、太鼓などさまざまな演芸が披露されるほか、ジャズ演奏や茶道会なども実施する。

下町の情緒と熱気に包まれた江戸の祭り文化を、存分に味わえるはずだ。

※17日まで 9〜20時/入場は無料

  • Things to do

三鷹駅南口中央通りで開催される阿波おどり。「踊る阿呆(あほう)に見る阿呆」のリズムで知られ、地元を中心に約20連が参加し、迫力ある踊りが夜の商店街で繰り広げられる。

16日には地元出身の女優・二瓶有加が特別出演。都内では珍しい「自由に参加できる飛び入り連」の制度があり、親子連れや外国人にも好評だ。沿道には地元商店による飲食や物販の出店も立ち並び、夏祭りのようなにぎわいになる。

三鷹ならではの魅力が詰まった夏のイベントに参加してみては。

※16〜17日 17〜20時/参加は無料

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  • 浜松町

野外音楽ライブや盆踊り、屋台グルメを楽しめる夏祭りが浜松町で開催される。オフィス街で盆踊りを楽しむことをテーマに、ライブステージや多彩な屋台グルメ、縁日コーナーが揃う。

ステージにはTRFのリーダー・DJ KOOが登場。『EZ BON DANCE!』と題した、リミックスバージョンで会場を盛り上がる。そのほか、相川七瀬の盆踊りバージョンステージ、日本民踊・鳳蝶流の鳳蝶美成による演舞などが披露される。

会場にはイタリアンから中華、和食まで幅広いグルメ屋台が並ぶほか、射的やスーパーボールすくいなど家族連れで楽しめる縁日も展開。地域が一丸となって夏の終わりを彩る一夜となる。

※22日 16〜21時/参加は無料

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  • 麻布十番

下町風情のある麻布十番商店街を中心に、50年以上開催されている祭り。当日は会場が歩行者天国となり、グルメな屋台が軒を連ねる。

全国の味覚が集まる「おらがくに自慢」では、新潟県南魚沼市の「魚沼産コシヒカリおにぎり」や岐阜県高山市の「飛騨牛串焼き」、沖縄県の「沖縄そば」など、日本各地の名物が並ぶ。

「ふれあい子供コーナー」では、輪投げやヨーヨー釣り、射的などの縁日遊びができ、「ステージ10-BANG」ではライブパフォーマンスやおはやしパレード、「東京音頭」の盆踊り大会が繰り広げられる。今シーズン最後の夏気分を満喫しよう。

※23〜24日 15〜21時/入場は無料

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  • 表参道

明治神宮の奉納祭りとして、原宿表参道エリアで行われる首都圏最大級の「よさこい祭り」が今年も開催される。2024年は、よさこいの本場である高知をはじめ、全国から100を超えるチームが集結する。

チームごとに趣向を凝らした衣装をまとい、大音響で刻まれる鳴子のリズムに合わせて舞う踊子たちは躍動感抜群。開催時間は演舞によって異なるので、詳細は公式ウェブサイトをチェックしてみてほしい。

各県のご当地グルメや物販を楽しめる、代々木公園ステージ周辺の「じまん市」も必見だ。

※24日 10時〜19時30分、25日 10〜17時/明治神宮、原宿表参道、代々木周辺/入場は無料

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  • 高円寺

1957年に商店街が街おこしとして始めた行事が、今年も開催。400年の歴史を持つ本場・徳島に次ぐ規模を誇る。その起源には諸説あるが、1586年に徳島城が完成し、その祝いとして、当時の大名が城下に酒をふるまった際、城下町に踊りの波が広がっていったのが発祥という説もある。

今年は、31連が参加。男女混成、女性のみ、男性のみなど編成はさまざまで、参加連はそれぞれ衣装や振付、楽曲に独自性がある。日中には「座・高円寺」や「セシオン杉並」で別途舞台公演も行われ、迫力ある演舞を屋内でも堪能できる。

威勢のいい掛け声とともに繰り広げられる情熱的な踊りと、観客との一体感が生み出す熱気を間近で体感してほしい。

※23〜24日 17〜20時/参加は無料

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横浜港を臨む「臨港パーク」のプラザ広場で行われる、昔ながらの夏祭り。メインとなるのは本格的なやぐらを囲んで踊る盆踊りだ。横浜市歌をアレンジした「よこはまアラメヤ音頭」や、子どもに人気のアニメ音頭などに合わせて踊りを楽しむ。地元の文化協会の踊り手による振り付けのサポートもあるので、初心者でも安心して参加できるだろう。

売店ゾーンにはキッチンカーが集結。焼きそばやタコスをはじめ、地元ならではのグルメも多数ラインアップする。

心地よい海風を感じながら特別な夜を満喫しよう。

※29日 16時30分〜20時30分、30日 16時〜20時30分/参加は無料

もっと祭りを楽しむなら……

  • Things to do

盆踊りは基本的にお盆シーズンに集中しているが、8月後半から9月にも、暑さを吹き飛ばしてくれるようなイベントがめじろ押し。中央区内最大級の盆踊り大会をはじめ、渋谷ならではのカルチャーが交錯するイベント、赤坂の歴史ある祭りなど、まだまだ夏気分が楽しめるイベントを5つ紹介する。

本格的な暑さが続きそうだが、老若男女が浴衣姿で踊る盆踊りで酷暑を乗り切ろう。 

  • Things to do
  • 文化センター

東京では、戦後になって始まった盆踊りが各地域で続いている。運営団体は町内会や商店街、寺社、企業などさまざまで、東京ならではのバラエティー豊かな盆踊り文化が華開いている。

ここでは「東京の盆踊りでしかできないこと」を、『盆踊りの戦後史 「ふるさと」の喪失と創造』(筑摩選書)などの著作がある文筆家の大石始が紹介する。

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