東京レインボープライド特集

LGBTの一大祭典が今年も開催

性の多様性や、性的マイノリティ(LGBT)の人々への理解を訴えるイベント『東京レインボープライド』が、4月28日〜5月6日、都内一帯で開催された。参加者は年々増え、メインイベントのパレードには、約7000人が参加した。タイムアウト東京の関連記事を読み、性の多様性への理解を深めよう。

東京レインボープライド2018関連記事

東京、LGBTフレンドリースポット10選
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東京、LGBTフレンドリースポット10選

Text by カイザー雪 海外では、ロサンゼルスのウェストハリウッドや、パリのマレ地区などがLGBTエリアとして知られており、トレンド発信地としてもセクシュアリティを問わず人気だが、日本では新宿二丁目をはじめ、LGBTフレンドリーなスポットは一般的にはまだあまり知られていない。タイムアウト東京では、東京で5月6日(水)まで開催中のレインボーウィークに合わせて、LGBTフレンドリーなスポット10選をピックアップする。

生きた本棚が作るゲイコミュニティ
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生きた本棚が作るゲイコミュニティ

言わずと知れたゲイタウン新宿二丁目。その深奥にある、とりわけディープな一角「新千鳥街」の中でブックカフェ「オカマルト」は営業している。店主の小倉東(おぐら とう)は、ドラァグクイーン「マーガレット」の名でも知られる、日本のアンダーグラウンドなゲイシーンにおける最重要人物の1人だ。かねてより雑誌編集や文筆業でも豊富な知識と鋭い洞察力を披露してきた彼が、2016年末にオープンさせた店とあって注目が集まっている。同店の本棚に並ぶのは、通常のブックカフェとは異なり、ポルノ雑誌からアカデミックな研究書まで、ゲイやクィアカルチャー、同性愛などにまつわるものばかり。二丁目というコミュニティ内でゲイ資料をアーカイブしていく意義とは何なのか。平日昼間のオカマルトで話を聞いた。

「キャスティングは出会い系アプリで声をかけてみた」120BPM監督インタビュー
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「キャスティングは出会い系アプリで声をかけてみた」120BPM監督インタビュー

フランスでは既にヒット作になった映画『BPM ビート・パー・ミニット(120 battements par minute)』が現在、日本でも公開中だ。1990年代初頭のパリを舞台に、エイズ活動家団体「アクトアップ(ACT UP)」の議論や抗議運動が描かれる。今年、経験するできごとの中で最も人生を肯定してくれる作品かもしれない。そんな本作を監督した、ロバン・カンピヨに話を聞いた。 カンピヨは「1980年代のエイズへの恐怖と恥がエネルギーになりました」、「私たちは伝染病の犠牲者になる貧しいゲイの男たちであることに本当にうんざりしていた」と、1990年代の活動家たちの生きざまを解説する。  監督のロバン・カンピヨ —映画に対するこれまでの反響で印象的だった出来事はありますか。 出演者とアクトアップの活動家を招いて無料試写会をしたのですが、それが本当に感動的でした。たくさんの人たちが上映後声をかけてくれたのです。夫や父親、恋人といった身近な人をエイズで亡くした人たちでした。その中には25年ぶりに会えた人たちもいました。彼らがこの映画を気に入ってくれたことが私にとってはとても大切なことになりました。 —1990年代にアクトアップに参加されていたということですが、本作の自伝的な部分は何でしょうか。 すべて実体験に基づいています。2人の登場人物だけが実在の人々に近いです。血友病患者のマルコと彼の母親です。彼らも映画を見にきてくれました。マルコはとても喜んで見てくれましたが、奥さんは彼が若い頃に体験したことを知って打ちのめされていました。 —アクトアップが議論時に使っていた教室が出てきます。撮影中、議論の熱気をどのように維持したのですか。 まずは熱気のある俳優を見つけることでした。最初のシーンをいきなり撮影し、そのまま続けました。最初の撮影ショットは酷いものでした。結果が分かっていることをするよりも、試行錯誤しながらの制作の方がずっと面白いものです。編集では、最初の撮影ショットと最終ショットを混ぜ合わせました。議論のシーンはそうやって命を吹き込みました。 —キャスティングにはどのくらい時間をかけられましたか。 いろんな人にGrindr(ゲイとバイセクシャル男性向けの出会い系アプリ)で声をかけてみました(笑)。映画のキャスティングをしていることを言うと、何かの罠だと思われて、とても怖がられました。Facebookでは俳優を見つけることができました。Facebookは役立ったのですが、Grindrはそうでもなかったです。出会いにも、映画を作るのにも役に立ちませんでした。 関連記事『BPM ビート・パー・ミニット』『ベストLGBT映画 50選』

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