東京、塩ラーメン15選

新宿や荻窪、下北沢で味わう、シンプルで奥深い一杯

美志満
作成者: Time Out Tokyo Editors |
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監修:メンチャック 

味噌醤油と並び、昔ながらの素朴な味わいで根強い人気の塩ラーメン。最近では、ラーメン店の競争の加熱もあってか、各店が個性を発揮し、具材や麺など、細部にまで店主のこだわりが詰まった一杯が多く見受けられる。今回は、そのなかでも、都内で指折りの塩ラーメンの名店から、看板メニューではないながらも、実は塩ラーメンが光る隠れた名店まで、15店を紹介しよう。

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レストラン, ラーメン

鯛塩そば 灯花

icon-location-pin 曙橋

マダイの上品な味わいを堪能

曙橋駅から徒歩2分ほどにある、ラーメン店。タイのアラから出汁をとっているという『鯛塩そば』(800円)で注目を集め、メディアでも多数紹介されている人気店だ。愛媛県宇和島から産地直送されたマダイから出汁をとっているという淡麗スープは、タイの旨味が凝縮され、豊かな風味が口いっぱいに広がる。麺はストレート麺で、スープの優しい塩味との相性も良い。チャーシュー、ネギ、メンマという、シンプル具材にも、店主のセンスが感じられる。この絶品ラーメンのスープをさらに楽しもうと思ったら、名物メニューの『鯛茶漬け』(390円)を注文しよう。ゴマだれで和えたタイの刺身がのったタイめしの上に、塩そばのスープをかけて食べる贅沢なサイドメニューだ。プリプリのタイと、口いっぱいに広がるタイスープの味わいにおもわず笑みがこぼれてしまう。そのほか、『鯛塩つけ麺』(900円)などもおすすめだ。

レストラン, ラーメン

ソバ ハウス金色不如帰

icon-location-pin 新宿二丁目

厳選素材が織りなす絶品スープ

新宿の路地裏にひっそりと店を構えるラーメン屋、ソバ ハウス金色不如帰(こんじきほととぎす)。2019年1月に、ミシュラン掲載店に仲間入りを果たし、世界で3軒目の一つ星を獲得した。 ここで食べてほしいラーメンは、『真鯛と蛤の塩そば』(900円)だ。スープのベースには、2種類の塩(モンゴル岩塩と沖縄海塩)を使用しており、塩の旨味が、ハマグリとマダイの甘みを見事に引き立てている。イタリア産の白トリュフオイルや、ポルチーニ茸を煮込んだソースなど、こだわりの材料を加えて完成する一杯は、味全体に深みがあり、最後の一滴まで夢中になって平らげてしまう美味しさだ。 店内には、カウンター7席しかないため、外まで続く行列に並ぶ覚悟は必至。しかし、待つだけの価値は十分にある。    

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レストラン, ラーメン

麺屋 翔 西新宿本店

icon-location-pin 西新宿

じっくり煮込んだ鶏ガラの旨味

新宿西口駅から徒歩5分ほどにあるラーメン屋。西新宿の塩ラーメンの名店として、高い人気を誇る一軒だ。看板メニューは、もちろん『塩そば』(700円)。鶏がらを中心に、手間ひまをかけてじっくりと煮込んだスープベースに、4種類の塩をブレンドした塩ダレを加えて作られたスープは、鶏と塩の旨味が合わさった芳醇な味わいで、一度食べればクセになってしまうこと請け合い。『特製塩そば』を頼めば、4種類の鶏チャーシューに、肉汁たっぷりのワンタン、完熟の味玉など贅沢な具材が加わった塩そばを楽しめる。そのほか、濃厚な鶏がらスープの『つけそば』(750円)や、醤油ベースの『中華そば』(750円)なども人気だ。

レストラン, ラーメン

函館塩ラーメン 五稜郭

icon-location-pin 荻窪

北海道具材がつくる本場の味

荻窪駅北口から徒歩5分ほど、細い路地を進んだ先に現れるラーメン屋。緑色ののれんと、レトロな外観が目印だ。 ここでは、函館が地元の店主が提供する、本場の『塩ラーメン』(750円)が味わえる。スープは豚9割、鶏1割を材料に炊き込まれており、あっさりとしながらも奥行きのある味わい。北海道にある道南(どうなん)産の真昆布や、猿仏(さるぶつ)産のホタテなどからとったダシが、旨味を加えている。北海道の定番トッピング、がごめ(とろろ昆布)を加えれば、味の変化が楽しめるだろう。 麺は、ストレートな細麺で、函館ラーメンの特徴でもある出口製麺を使用。サイドメニューの『いかめし』も人気だ。どこをとっても、地元のスタイルが追求された一杯には、店主の函館愛が詰まっている。心をほぐす柔らかい味わいに、最後の一滴まで飲み干してしまうだろう。

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レストラン, ラーメン

純手打ち 麺と未来

icon-location-pin 下北沢

こだわり手打ち麺と味わう塩

下北沢駅北口から徒歩4分、2018年5月にオープンした。「麺と未来」という個性的な店名の通り、店で毎朝手作りする麺が特徴的な店だ。 その麺をシンプルに味わう『塩らーめん』(780円)を提供。麺は三重県産の小麦品種「もち姫」を使用し、手打ち、手切り、手もみで仕上げた極太麺で、もっちりした歯応えが印象的だ。麺と同様、力強い味わいの塩味のスープも完成度が高い。鶏の手羽肉、アサリ、羅臼昆布、カタクチイワシ、鰹節などの素材をふんだんに使って凝縮させたダシに、ミネラル豊富な厳選塩を加えた塩ダレをベースにしている。 トッピングも、丁寧に時間をかけて仕上げるメンマ、しっかりとうまみだけが染み込んだ味玉、焼き加減と脂身のバランスが絶妙なチャーシューなど、いずれもハイレベル。メニューも塩ラーメンのみにしぼり、渾身の一杯を提供すべく、力を注いでいるのがわかる。

レストラン, ラーメン

らーめん 改

icon-location-pin 浅草

貝の旨味をぎゅっと凝縮

蔵前駅近くに店を構えるラーメン屋。ぜひ味わってほしいのが、アサリをベースに、ムール貝などの数種類の貝でスープの出汁がとられた『貝塩ラーメン』だ。貝の旨味がぎゅっと凝縮されたスープは、少々の罪悪感を感じつつも最後の一滴までどうしても飲み干さずにはいられない味わい。また、筍やワカメ、三つ葉と、和の要素を感じられるトッピングもスープと相性抜群である。そのほか、『煮干ラーメン』や『煮干つけ麺』、貝の香味油の絡んだ麺にミンチチャーシューがトッピングされた『貝油の和えそば』なども提供されている。なお、昼時は平日でも列が作られるので、足を運ぶタイミングには注意が必要だ。ラーメン屋の少ない蔵前において、このエリアで生活をするラーメン好きの心をぐっと掴んでいる一軒といえるだろう。

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レストラン, 日本料理

麺や金時

icon-location-pin 江古田

ミシュランにも掲載された江古田の塩

 

西武池袋線江古田駅より徒歩7分ほど、赤い看板が目印のカウンター7席の店舗。提供しているのは『塩らぁ麺』(720円)、『醤油』(750円)、『汁なし担担麺』(750円)。『塩らぁ麺』はミシュランにも掲載されるほどの看板メニューとなっている。国産鶏の挽肉のみで出汁をとったスープは透明度の高い清湯系。鶏の香ばしい旨みが詰まったバターのようなコクがあり、ヒマラヤ岩塩の塩味と混ざりあう。少しもちもちした食感の細麺との相性も良い。醤油の染み込んだ味玉、店内で手作りされている鶏モモスモーク、低温調理のムネ肉チャーシュー、柔らかい食感のメンマなど、丁寧な具材も光る。全体的にシンプルな作りでありながら、鶏の旨味がいきた奥深い一杯だ。『汁なし担担麺』も都内随一だと評判の一杯。

レストラン

町田汁場 しおらーめん進化

icon-location-pin 町田
6種類の塩をブレンドした名店の味

町田駅から徒歩20分ほど、通りからやや奥まった場所に構える、町田汁場 しおらーめん進化は、その目立たない立地とは裏腹に、TRY認定ラーメン大賞の「名店塩部門1位」に輝いた名店。 初めてこの店を訪れたならば、まずは看板メニューである『しおらーめん』(700円)を頼もう。山水地鶏の丸鶏と甲州地鶏のガラ、長崎県産のアゴ、6種類の塩をブレンドしたタレを合わせたまろやかで奥深い味わいのスープと、のど越しの良い国産小麦の中細ストレート麺が絶妙に絡む、完成度の高い逸品だ。そのほか、『煮干塩』(700円)や『白醤油つけめん』(850円)なども提供している。
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レストラン

麺処 銀笹

icon-location-pin 東銀座

和を感じる絶品

新橋にある、日本料理店出身の主人がこだわりのラーメンを提供する店。オススメは『銀笹ラーメン』(800円)と『銀笹つけ麺』(850円)。鶏ガラ、豚骨と日高昆布、煮干し、宗太節、サバ節を合わせたスープに、塩ダレ、鶏油、香味油があいまった味は、繊細で奥深い味を生み出す。また、〆に食べてほしいのがサイドメニューの『鯛飯』(300円)。最初はそのまま食べ、その後にラーメンのスープを注ぐと、鯛茶漬けとして楽しめる。和を感じられる絶品ラーメンと鯛飯をぜひ堪能してほしい。

レストラン, 日本料理

美志満

icon-location-pin 練馬

貝柱の旨味が溢れる一杯

西武池袋線桜台駅から徒歩3分。メインメニューは『塩らぁ麺』『魚介塩らぁ麺』『醤油らぁ麺』(ともに750円)の3種類で、限定メニューも積極的。2種類の塩ラーメンが評判で、『塩らぁ麺』は豚骨のガラだけを使い、少量の香味野菜と日本酒をじっくり煮込んだ透き通ったスープ。そこに3種類の塩、ホタテ、イタヤ貝、コンブ、干しシイタケを使った塩ダレと親鶏の脂のみを使ったコクのある油を入れて仕上げる。見た目は普通の清湯に見えるが、一口啜ると深いコクと貝柱の旨みが五感に染み入る。麺はもっちりとした中太平打ち麺でスープの相性も良い。具は、食感の良いザーサイ、穂先メンマ、程良い濃度の味玉、ほっくりとした胸肉チャーシューなどで、ひとつひとつの素材が美味しい大満足の一杯。『魚介塩らぁ麺』は煮干スープに、同様の塩ダレを使いながら、また異なる世界観を楽しめる。

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レストラン

麺屋 六感堂

icon-location-pin 池袋
ユーグレナをブレンドした栄養満点麺

池袋駅東口より徒歩10分ほど。国道254号線沿いにある、一見するとカフェのような外観の店。激戦区池袋に2014年にオープンして、すぐに人気店へ。提供されるのは厳選した魚介を使った塩味と、サバ節やソウダ節やイワシの煮干しなどを使い魚介系の旨みを凝縮させた醤油味。動物系は一切使わず、無添加、無化調にこだわった優しい一杯。おすすめは『しおグリーン麺ゆずみつば』(850円)。北海道小麦と59種類もの栄養素を含んだユーグレナ(ミドリムシ)をブレンドした自家製麺はほどよいモチモチ感。スープは素材の味をしっかりと感じられ、柚子と三つ葉の風味、食べ応えのあるチャーシューが旨みを盛り立てる。テーブルの香味油で味に変化もつけられ、最後まで飽きがこない。トッピングやサイドメニューも充実。全体的に緑の色調に合わせた店内の雰囲気も楽しめる。
レストラン

らあめん元

icon-location-pin 板橋区
板橋蓮根の麺通一押し店

蓮根東口駅前の路地の先にあるラーメン店。カウンター9席のみのこじんまりとした店だが、業界では名の知れた有名店。この店の看板メニュー『塩らあめん』(750円)は、黄金色に輝くまろやかな旨味の鶏スープに、ほんのり魚介の風味と、三河屋製麺製の細ストレート麺が絡むハイレベルな逸品。スープの上には鶏油が浮かび、あっさりしていながらコクのある仕上がりになっている。具はトロトロとした香ばしいチャーシューと鶏つみれ、ねぎ、姫筍が特徴的に盛られている。 塩が有名だが『醤油らあめん』(750円)も絶品。ほかにも『塩つけめん』(800円)、『醤油つけめん』(800円)や、限定麺も実に多彩。
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レストラン, 日本料理

えんや

icon-location-pin 王子
バランスのとれた清湯スープの味わい

京浜東北線王子駅北口を出てすぐの場所にある『塩らーめん』(780円)を看板メニューにした店。鶏ガラと煮干しをじっくりと煮込み、旨味が凝縮されたスープは黄金色に透き通った清湯スープ。軽くなりすぎず、味も薄くなりすぎず、口当たりの良さが絶妙なバランスの塩味。鶏の旨みが優しく体に染み入ってくる。具材は、柔らかい豚ロースのチャーシュー、味が詰まった味玉、細めに調理されたメンマ、味の引き締め役の白髪葱が優しいスープを彩る。他のメニューに、『醤油らーめん』(780円)『塩つけめん』(830円)、『塩煮干らーめん』(780円)、『海老まぜそば』(800円)などがある。
レストラン

饗 くろ喜

icon-location-pin 秋葉原
秋葉原の人気店

JR秋葉原駅昭和通り口から徒歩9分。白木と引き戸に暖簾がかけられた、純和風の佇まいのくろ㐂は、2011年6月にオープンして以来、連日客で賑わう秋葉原屈指の人気店。店内も和風で清潔感がある。ここで提供しているラーメンは、塩と味噌。塩のスープは、鶏ガラやモミジからとった清湯に、カツオや焼きあご、サンマなどからとった魚介出汁が効いている。もうひとつの味噌は、豚骨、鶏がらをじっくり煮込んだクリーミーなスープに、煮干と海老の香りを合わせた独特な味。それぞれ、6種類の塩をブレンドした塩ダレ、信州、京都の味噌に胡麻やアーモンドを加えた味噌ダレが加えられる。麺は平打ちか細打ちの自家製麺を選ぶことができ、トッピングは肩ロース、メンマ、ちぢみ小松菜など。日本料理店出身という店主の経験に裏打ちされた、至高の一杯が堪能できる。また、締めのお茶漬けも常連客には定番メニュー。メニューには『特製塩そば』(1,100円)、『特製味噌そば』(1,050円)などもあり。
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レストラン, ラーメン

麺屋 海神 新宿店

icon-location-pin 新宿

焼きおにぎり投入で魚出汁を堪能

JR新宿駅東南口の階段を下った先、雑居ビルの2階にある塩ラーメン専門店。毎日日替わりで、5種類の魚のあらからとった出汁のスープが提供される。具はあっさりとしたスープにぴったりの鱈とエビのつみれと鶏つくね。薬味の白髪ネギ、ミョウガ、針ショウガ、オオバ、糸トウガラシとよく合う。最後に焼きおにぎりを投入して、雑炊として楽しむのもおすすめ。

ガッツリいきたいときは……

レストラン

東京、二郎インスパイア系ラーメン20選

「ニンニク入れますか?」このコールを聞いただけで、胸が躍る……。 マニアの間では「二郎とはラーメンではなく、二郎という食べ物である」と囁かれるほどで、この味わいに魅せられた人は後を絶たない。二郎とは、ラーメン界で絶対無二の存在なのである。今回はラーメンハンターが、時間をかけて厳選したイチ押しの20軒を紹介。二郎インスパイア系の中でも、二郎の味を進化させ、さらに高いクオリティまで昇華させた一杯を味わってほしい。

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