1. 星のや東京
    Photo: Michelle
  2. 星のや東京
    画像提供:星のや東京
  3. 星のや東京
    Photo: Michelle「星のや東京ダイニング」のバースデープレート
  4. 星のや東京
    Photo: Michelle
  5. 星のや東京
    Photo: Michelle

究極の安息バースデー、現代的日本旅館「星のや東京」でしかできない7のこと

東京駅から10分、伝統的日本の癒やし空間で天然温泉やスパを満喫

Michelle
編集:
Genya Aoki
寄稿:
Michelle
広告

タイムアウト東京 > トラベル > 究極の安息バースデー、現代的日本旅館「星のや東京」でしかできない7のこと

「最高の誕生日」の過ごし方を提案する「ベストバースデー企画」の第2弾は、星野リゾート系列最高峰ブランド「星のや東京」。星野リゾートファンなら誰しも泊まってみたい「夢中になるという休息」をコンセプトにする「星のや」5つ目の施設は、大都会東京で圧倒的な非日常を提供してくれる。

都会の喧騒(けんそう)から離れた落ち着きと和の設え。日頃頑張る自分を癒やす露天風呂付きの天然温泉といった最高のくつろぎと、和のアクティビティを含めたさまざまな体験が用意されている。

宿泊者しか入れない建物だからこそ、一人一人ゲストとの距離が近く、名前を呼び、心を込めた接客は親しみと安心感を覚えるだろう。泊まった人にしか分からない、バースデーアニバーサリーにぴったりのおもてなし体験を紹介する。

関連記事
最高の甘やかし誕生日、大手町の天空ホテル「フォーシーズンズ」でしかできない7の贅沢

館内は素足で安らかに歩く。
Photo: Michelle

1. 館内は素足で安らかに歩く。

大手町というオフィス街の一角に位置する星のや東京。樹齢300年、青森県産ヒバの一枚板でできた大きな扉を開いた先では、和服姿の案内人が笑顔で客人を出迎えてくれる。日本人なら、この日本旅館の伝統的な和のしきたりがしっくりくるのではないだろうか。

白檀(びゃくだん)を調合したオリジナルの香りいっぱいに包まれた玄関で靴を脱ぎ、そこから先は裸足で過ごす。床は全館畳敷き。東京駅には数多くのラグジュアリーホテルが点在する中、靴を脱いで足元から解放的にくつろげる旅館スタイルは星のや東京だけだ。

誕生日だからといって、背筋を伸ばして非日常を楽しむ必要はない。むしろ、「素の姿」になってリラックスして過ごすことで、日本らしい快適な滞在がスタートするのだ。

天然露天風呂で体の芯から緩める。
Photo: Michelle

2. 天然露天風呂で体の芯から緩める。

誕生日に遠出をせず、都心で温泉旅行が楽しめるのも「ならでは」の体験。チェックインを終えたら、さっそく温泉に向かおう。

最上階の17階には、地下1500メートルから湧き出る天然温泉「大手町温泉」がある。塩分濃度が高く、保温や保湿効果に優れた水質は寒さが続く冬で冷え切った体をじんわりと温めてくれる。湯船に浸かりながらゆっくり全身がほぐれ、「温泉大国日本に住んでいてよかった」と思う。最高の瞬間だ。

Photo: Michelle

内風呂からひと続きに広がる露天風呂に出ると、見上げた先には青空。夜には星空が広がり、ここが都心なのかと疑う静けさとゆったりと流れる時間に、不思議な気分になるはずだ。

温泉旅館では夜間の入浴ができないことが多いが、さすが現代日本旅館。夜通し入浴を楽しめるのもうれしい。

広告
季節のオイルトリートメントで癒やされる。
Photo: Michelle

3. 季節のオイルトリートメントで癒やされる。

せっかくなので、わずか2室限定のご褒美スパも楽しもう。障子から差し込む柔らかい光を感じ、どこかほっとする和の空間で行われる施術は、季節の薬草を使って体を温めてから丁寧にハンドマッサージでのオイルトリートメントを行い、全身をほぐしていく。

おすすめのメニューは、頭から脚まで、おなかを除いた全身を和らげる「四季」(90分2万6,400円)だ。

画像提供:星のや東京

施術前に温泉で温まった体を、「葉玉」を使ってさらにほぐしていく。季節の植物を練り込み蒸し上げた星のやオリジナルの葉玉は、一見するとハーバルボウルのような形状だが非常に柔らかく、肌に吸い付いてくる。触れるごとに、そっと優しい温かさで包み込んでくれる感覚にやみつきになるはず。

スパの価格帯は90分2万4,200円から。東京都内のホテルスパにしては手頃な価格設定もうれしい。自分へのご褒美にぴったりである。

食前の宵のひとときを楽しむ。
Photo: Michelle

4. 食前の宵のひとときを楽しむ。

滞在中に楽しめる季節の催しも充実。2階ロビーで連日17〜20時に開催される「宵のひととき」では、全国各地の日本酒と季節のつまみが無料で振る舞われる。スタッフが一人一人、席まで運んでくれる、至れり尽くせりなアクティビティだ。

人々の視線の先には、美しく響き渡る琴の音が。日本旅館ならではの和のおもてなし演出に酔いしれよう。

日本酒は食欲増進やリラックス効果に加え、美容効果も期待できるといわれている。特別なバースデーディナーの序章としていかが。

広告
魔法のような美食で祝う。
Photo: Michelle

5. 魔法のような美食で祝う。

24時間利用できるインルームダイニングの魅力もさながら、誕生日にはレストランでゆっくりとコースディナーを楽しみたい。

宿泊者専用の「星のや東京ダイニング」で味わえるのは、発酵に着目した「Nippon キュイジーヌ」。魚介類を中心に、日本の四季折々の旬の食材とフレンチの技法を掛け合わせ、​​日本でしか食べられない料理の数々を提供する。

注目は、シグネチャーディッシュである「五つの意思」。大理石の石台座の上に置かれた一口サイズの料理は、まるで美しくディスプレーされた宝石だ。

日本で昔から大切にされてきた五味(酸味・塩味・苦味・辛味・甘味)で構成されているだけでなく、左から前菜、メイン、デザートとこれだけで一つのコースが完結するという魔法のような一皿である。

石ごと手にとって食べるスタイルで、料理ごとに石の温度が異なるなど、細部にまで込めたこだわりが感じられる。誕生日という特別な日には、五感を刺激する美食で体の中から満たされよう。

「栄 鰤」出世魚のブリのあぶったハラミと酸味のある野菜ジュレを切り身で包み込む。異なる食感を一口で味わい、口の中で完成する一品。ブリの魚醤もアクセントになっている(Photo: Michelle)

「星のや東京ダイニング」のバースデープレート(Photo: Michelle)

ダイニングは地層をイメージして地下1階に造られている。まるでテーブルにスポットライトを当てたかのような照明が、料理そのものに注目を集め、特別なひとときを演出する。

雅楽の美しい調べに耳を傾ける。
画像提供:星のや東京

6. 雅楽の美しい調べに耳を傾ける。

宮廷や神社で盛んに演奏されてきた日本の古典音楽「雅楽」。週末に開催される「雅楽の夕べ」では、平安から伝わる日本の伝統音楽を間近で楽しめる。

ゆったりと腰かけられるソファ型の椅子のすぐ近くで奏でる演者の音楽はより一層、心に響く。日本古来の芸術に触れることで、心の安らぎを得るだけでなく、感性も磨かれるだろう。

広告
茶の湯で心を整える。
画像提供:星のや東京

7. 茶の湯で心を整える。

チェックアウトは、ゆっくり支度ができる遅めの12時。炊きたてのご飯が香り立つ和朝食を客室で済ませたら、10時開始の茶道体験「茶の湯」へ(1人9,860円、前日18時までの完全予約制)。

館内着は、肌触りが人気のオリジナル着物。和の装いで、茶を点て、季節を感じる菓子を味わう。誕生日という新たな一年の節目に、美しい茶道の所作を学び、おもてなしや茶の湯の精神で心を整えよう。

より多様な宿泊体験を選びたいなら……

  • ホテル

後世に伝えるために、法律によって保護されている文化財。国や地方自治体が登録する有形文化財は建造物だけでも2万5000件を超える。じつは、この中には泊まれる文化財もある。

ここでは、東京都の文化財に指定されている宿やホテル、横浜市認定歴史的建造物となったホテルなどを紹介しよう。情緒あふれる名建築の中にゆったりと身を置き、悠久の時を感じてみてほしい。

 

  • トラベル

海外では週末の夜に親しい友人や家族とともに「ムービーナイト」をして過ごすのが定番だが、日本にもその文化は浸透している。近年部屋に大画面のプロジェクタースクリーンが付いたホテルや、上映設備に力を入れた宿泊施設が増えてきている。

ここでは、プライベートグランピング施設や豪華な別荘、昭和レトロな映画館をリノベーションしたゲストハウスなど、非日常空間で映画館さながらの鑑賞を味わえるスポットを紹介。濃密な時間を過ごすのにはぴったりの、忘れられない体験となるだろう。

広告
  • トラベル

自然の中でも快適で洗練された宿泊体験を指すグランピング。テントやアウトドアグッズを持っていない人も気軽に泊まることができ、ラグジュアリーな家具などの設備やおいしい食事の用意がある場所も多いことから、近年人気が高まっている。

さまざまなグランピング施設があるが、ここでは動物と触れ合うことのできるヴェニューを紹介。動物園の隣にある施設や、北海道の広大な大地で動物とステイ体験など、深まる秋に出かけたいスポットを挙げる。人混みを避け、息抜きに出かけてみるのはいかがだろうか。

 

  • トラベル

温泉は日本人にとって大切な文化の一つだ。豊富な天然温泉が日本中に湧き、全国には約3000の温泉地がある。東京にも源泉掛け流しの温泉や、バラエティに富んだ大型温泉施設が点在するが、そのほとんどが屋内にある場合が多い。

青く澄んだ大空や壮大な景色を見渡せる露天風呂に浸かりたいのなら、少しだけ遠出をしてみるといい。近年、露天風呂をさらに進化させた「インフィニティ風呂」を併設する施設が増えてきている。インフィニティ風呂とは、温泉が空や海と一つにつながるように設計された風呂のこと。ここでは壮大な景色と一体になれる、美しい風呂を紹介する。

広告
  • トラベル

旅先の宿泊施設は、荷物の一時保管や休息するための場所にすぎない。しかし旅そのものであり、日常のストレスから解放されてリラックスでき、その地域を体験する場所でもある。

ここでは、旅の目的にぴったりな快適な日本のホテルやリゾート地を紹介。山奥のモダンなホテルから天然温泉のある伝統的な旅館までそろっている。これらの施設は、次の旅行計画のハイライトになるだろう。

おすすめ
    関連情報
    関連情報
    広告