1. Takahata Fudoson
    Photo: genki/PIXTAHydrangeas at Takahata Fudoson temple
  2. Sumida Park
    Photo: aki/PIXTAHydrangeas in Sumida Park

東京の美しい紫陽花スポット、ベスト8

上野公園、浜離宮、隅田公園など、タイムアウト東京英語編集部が選定

テキスト:
Tabea Greuner
Dina Kartit
翻訳:
Time Out Tokyo Editors
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タイムアウト東京 > Things To Do >東京の美しい紫陽花スポット、ベスト8

2023年5月29日、気象庁が九州北部から東海地方に「梅雨入り」を発表。関東甲信地方でも今週中には梅雨入りする可能性があるという。梅雨といえばアジサイ(紫陽花)。青、紫、ピンク、雪のような白と、その豊かな色彩は憂鬱な雨の日でも華やいだ気分にさせてくれる。

ここでは上野や隅田公園、府中など、タイムアウト東京英語編集部の外国人スタッフが選んだ東京で美しいアジサイ観賞が楽しめるスポットを紹介する。傘を持って、梅雨どきならではの美しい景色を愛でに出かけよう。

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毎年5月下旬から7月上旬にかけて開催される「あじさい祭り」では、約14万平方メートルの庭園に約30種1万株のアジサイが咲き乱れる。アナベルの小径(こみち)やアナベルの丘では、北米原産で真っ白な花が特徴のアジサイ「アナベル」が丘を埋め尽くし、その甘い香りにうっとりするだろう。

敷地内には、古い農家や町家、歴史的建造物などが移築、復元されていて府中市の歴史に触れることができる。

300円、中学生以下150円、4歳以下は無料。

  • アトラクション
  • 宗教的な建物&場所
  • 多摩地域

平安時代に建立された寺の庭には、6月から7月上旬にかけて200種類以上、約7500株のアジサイが咲き乱れる。高さ45メートルの五重塔を囲む鮮やかな花々は、塔の朱色と美しく調和している。裏山にもアジサイが咲き誇り、88体の小さな地蔵と相まって神秘的な雰囲気が味わえるだろう。

毎年6月には「あじさいまつり」が開催される。

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  • アトラクション
  • 公園&庭園
  • 向島

隅田川を挟み、台東区側の右岸と墨田区側の左岸に分かれている公園。台東区側には約2キロメートルの遊歩道やあじさいロードがあり、7000株以上のアジサイが植えられている。

6月中旬はアジサイを楽しむのに最適な時期。早朝や夕方など、人が少なく落ち着いた時間帯に訪れるのがおすすめだ。

  • Things to do
  • 田園調布

多摩川駅から徒歩1分の場所にある「多摩川台公園」には、駅周辺の路地や階段、坂道を中心に7種類、約3000株のアジサイが植えられている。6月上旬から中旬にかけて、大小色とりどりのアジサイが咲き誇る。そのほか、古墳、展望台、水生植物園、季節の野草園などがあり、アジサイ以外も楽しめる。

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  • Things to do
  • 上野

日本初の公立公園の1つである上野恩賜公園は、春は桜、夏はアジサイの名所として知られている。園内のあぜ道には、さまざまな種類のアジサイが植えられており、6月中旬から7月上旬が見頃。園内の不忍池の中央にある不忍池辯天堂は絶好の撮影スポットだ。

  • アトラクション
  • 公園&庭園
  • 王子

王子駅から徒歩1分の「飛鳥山公園」は、江戸時代から桜の名所として名が高いが、6月に見頃を迎えるアジサイでも知られている。約1300株のアジサイがJR京浜東北線の線路脇の坂道、「飛鳥の小径(あすかのこみち)」に咲き乱れる。なお、雨の日は狭い道が少し危険なため、歩く際には注意してほしい。

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  • 公園&庭園
  • 汐留

「浜離宮恩賜庭園」は江戸時代、徳川将軍家の別邸だった。この静かな庭には、5月中旬から6月中旬にかけて、7種類約175株のアジサイが1000株の花菖蒲とともに咲き誇り、色とりどりの花が見事に調和している。散策の後には園内の御茶屋で抹茶を楽しむのもいいだろう。

300円、小学生以下は無料。

  • Things to do
  • 多摩地域

約2800平方メートルを誇る、小平市にあるあじさい公園では、毎年6月中旬から1500株以上のアジサイが咲く。歩道の路地や石段、淡いピンクのスイレンを浮かべた池の周りなどに咲き、静かな雰囲気を醸し出している。

梅雨どきを満喫する……

東京近郊、電車で行くアジサイ見物
  • Things to do

日本にはさまざまな季節があるが、梅雨ほど疎まれている季節はないのではないだろうか。雨が続けば洗濯物は乾かないし、通勤や通学時には服がぬれる。頭痛持ちの人にとっては低気圧が続くのもつらい。

そんな陰うつな気分を救ってくれる存在が、淡く柔らかな色合いが特徴のアジサイだ。鎌倉や千葉、埼玉など、東京近郊でアジサイの花見を楽しめるスポットを紹介する。

  • Things to do

ジメジメとした日が続き、梅雨らしくなってきた。雨だと気分も晴れず何もしたくない気持ちになるが、年に一度しか訪れないせっかくのこの時期に何もしないのも、何だかもったいない気がする。今週末は、心がときめくレイングッズを手に入れたり、梅雨にしかできないことを満喫してみたりするのはどうだろう。

ここでは、雨の日だからこそ見られる絶景スポットや、「梅雨カラー」らしいブルーが映えるスイーツなどを紹介する。気分が上がるような楽しみを取り入れて、ワクワクする週末を迎えてみては。

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  • Things to do

朝から晩まで雨が降り続けることも多い梅雨の時期は、どうしても外出が減りがちだ。そんな季節だからこそ見過ごしてはいけないのが、各店舗で行われる雨の日限定サービス。限定商品の販売や、商品割り引き、サンプルキットのプレゼントなど、さまざまなキャンペーンが用意されている。ここでは、外へ出かけることを渋る人に知ってほしい、雨の日でしかできないことをピックアップした。

  • アート

東京の人気ギャラリーや美術館で開催するアート展を紹介。5月から6月にかけては、久しぶりのオールナイト開催となる「六本木アートナイト」や、セクシーロボットなどで知られる空山基の新作個展、革新的なプロジェクトを手がけるデザイン集団「へザウィック・スタジオ」展など、注目の展示が目白押しだ。

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  • 映画

「スパイダーマン:スパイダーバース」の続編や、メディアミックス的な盛り上がりを見せる岸辺露伴シリーズなど「メタ」な作品が相次いで公開される5〜6月。ここでは、ゴールデンウィーク期間から6月末までの劇場公開の注目作品をピックアップしよう。

実際にパリでロケを敢行した話題作「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」はもちろん、監督・是枝裕和×脚本・坂元裕二×音楽・坂本龍一という観ない理由を探すのが難しい夢のタッグ作品「怪物」、新宿・歌舞伎町を舞台に伊藤沙莉が探偵として活躍する映画など、見応えのある作品ばかり。ぜひ参考にしてほしい。

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