脳汁横丁
画像提供:Afro&Co. | 脳汁スタンド
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6〜7月に開催する見逃せない新イベント

七夕祭りやインド大映画祭など

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日々、めまぐるしく新しい出来事が起きる東京。どんなイベントが開催されているのか、全てを把握するのは難しい。

ここでは、6月から7月にかけて行われる注目の初開催イベントを、ジャンル別にピックアップして紹介する。

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音楽イベント

  • 音楽
  • 新宿

新宿「東急歌舞伎町タワー」1階の「TOWER STAGE」で、「⾳楽とカルチャーが交差する、新たな遊び場」をコンセプトとした音楽イベント「TOKYO PLAYGROUND #1」が初開催。ジャンルや国境を超えてアーティストたちが出会い、つながることで、次なるステージへと進むためのリアルなプラットフォームを目指す。

本イベントには、タイの⼈気テクノポップバンド・VINIや、中華圏で絶⼤な⽀持を得るマレーシアの新星・babychairが登場。国内からは、Cody・Lee(李)やミクスチャーロックバンド・EMNW、ロックバンド・Dead By Inchesなど、アジアの実力派アーティストたちが集結する。

また、本イベントは、海外フェスティバルや国内外のショーケースへの出演へとつながるオーディション企画「TOKYO PLAYGROUND #Audition」とも連動。東京から羽ばたく新たな国際派アーティストの誕生を見届けよう。

東京随一の繁華街・歌舞伎町で行われるフリーライブで、新たな才能との出合いを楽しんでみては。

※15時〜/入場は無料

  • 音楽
  • 幕張

韓国発、アジア最大規模のEDMフェスティバルが日本初上陸。「World DJ Festival」は、世界トップクラスのDJやプロデューサーを迎え、最先端の技術と演出力でオーディエンスを圧巻する音楽イベント。2024年の韓国開催では、ザ・チェインスモーカーズ(THE CHAINSMOKERS)をヘッドライナーに迎え、2日間で9万人を動員した。

過去の出演者は、ゼッド(Zedd)、エリック・プライズ(ERIC PRYDZ)ニッキー・ロメロ(Nicky Romero)、オデッザ(ODEZA)、アヴィーチー(AVICII)といった大人気アーティストたち。東京開催のアインアップはまだ発表されていないが、ダンスミュージックファンにとっては注目のイベントとなるだろう。

※開催時間、チケット情報は後日発表

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  • 音楽
  • 下北沢

午前3時から5時まで、音楽で癒やしを届けるラジオ番組「CITY CHILL CLUB」が、初のイベント開催を記念してツーマンライブ「Link to_ in BASEMENTBAR organized by CITY CHILL CLUB vol.0」を開催する。

出演するのは、ジャンルにとらわれない高いオリジナリティーを誇る楽曲で知られる「odol」のボーカル・ミゾベリョウ。そして、多彩なジャンルの要素を融合させた独特なサウンドが特徴の「Cody・Lee(李)」でボーカル兼ギターを担当する高橋響だ。

イベントでは、2人のアーティストによる弾き語りライブに加え、MCを務めるじんぼぼんじとのトークセッションも予定されている。さらに、イベント後には2人がラジオ番組にも出演する。

チケットの先行抽選受付期間は、2025年6月9日18時から16日(月)23時59分まで。互いに共演を熱望していた2人のステージを体感してほしい。

※19時/料金は前売り3,500円、当日4,000円

フードイベント

  • Things to do
  • 秋葉原

「脳汁」をテーマに、味覚・視覚・聴覚の全てを刺激する新感覚のフードフェスティバル「脳汁横丁」が初開催。光と音に包まれた異次元空間のような会場には、「脳汁屋台」や「脳汁スタンド」「提灯マッピングステージ」などが並び、中央には脳みそをした巨大なバルーンが鎮座する「脳汁やぐら」がそびえる。

「脳汁屋台」では、牛丼インフルエンサーのマナリスをはじめ、フードファイターのMAX鈴木、アイス専門家のアイスマン福留など、個性豊かな8人のクリエーターとコラボレーションした10の屋台が登場する。趣向を凝らした脳汁メニューを堪能しよう。

約150個のちょうちんに映像を投影する「提灯マッピングステージ」では、DJ KOOやDJ Celly、テクノ法要などによるパフォーマンスが繰り広げられ、来場者の五感を目覚めさせる。

そのほか、ミニゲームが楽しめる「脳汁ゲーム」も展開。疲れたら、ガソリンスタンドを模した脳汁スタンドで提供されている「脳汁ドリンク」を体に送り込もう。

なお、参加には公式LINEアカウントからの事前登録が必須。非日常が感じられる同イベントに参加して、脳を刺激してみては。

※11〜20時/入場は無料

  • 渋谷

道玄坂通 dogenzaka-dori」の上層階にある「ホテルインディゴ東京渋谷」が、「ドン・キホーテ」とコラボレーション。渋谷のポップカルチャーからインスパイアされた遊び心満載のアフタヌーンティーを、オールデイダイニング「ギャラリーイレブン(Gallery 11)」を会場に実施する。

今回のアフタヌーンティーでは、ドン・キホーテのマスコットキャラクター「ドンペン」「ドンコ」をはじめとする、ポップでキャッチーなカラーやユーモラスな世界観を同ホテルならではの感性で表現。渋谷のレコード文化やドン・キホーテの人気商品などをモチーフに、フランス菓子のテクニックと現代ポップカルチャーを掛け合わせた、カラフルで愛らしいスイーツを提供する。

シグネチャースイーツは、ドンペンとドンコがデコレーションされた「ミルク・ラズベリー・チョコレートケーキ」。ケーキには驚きの秘密が隠されているのだが、それは食べてからのお楽しみだ。

※14時30分〜17時30分(L.O.16時)/料金は5,940円(サービス料別途)

アート

  • アート
  • 神谷町

日本を代表するアニメーション監督の一人、高畑勲の回顧展「高畑勲展ー日本のアニメーションを作った男。」が「麻布台ヒルズ ギャラリー」で開催。高畑の生誕90年、および高畑がその人生に大きな影響を受けた太平洋戦争の終戦から80年を踏まえて行われる。

高畑は、『おもひでぽろぽろ』などを代表作に持ち、宮﨑駿とともにスタジオジブリを共同設立。『平成狸合戦ぽんぽこ』『かぐや姫の物語』など、同スタジオから多くの人気作品を輩出した。

会場ではスタジオジブリの企画協力を得て、『火垂るの墓』に着目した展示も予定。ティザービジュアルは、『火垂るの墓』に加え、高畑の初期作品でありながら、いまだに高い認知度を誇る『アルプスの少女ハイジ』というダブルビジュアルだ。

なお本展は、国内だけでなく、同年秋からフランス・パリでの巡回も決定。高畑がスタジオジブリで活動する以前の作品で培った技術や彼の思想、そしてスタジオジブリで制作した映画を、改めて見返せるだろう。

※時間・休館日・料金は未定

  • アート
  • 新宿

映画界の巨匠、ジャン=リュック・ゴダール(Jean-Luc Godard)の映像表現の革新性をひもとく日本初の展覧会が、新宿・歌舞伎町の「王城ビル」で開催。ゴダール最後の長編作品であり、「カンヌ映画祭」で映画祭史上初の「スペシャル・パルムドール」を受賞した『イメージの本』を、映像インスタレーションとして再構成する。

『イメージの本』は、歴史・戦争・宗教・芸術などの変遷を、さまざまな映画の引用でコラージュし、振り返る映画作品。本展では、映画上映の時系列的な束縛を打ち破り、視覚・空間的にゴダールの世界を体感する。映像や音の断片を通じて、ゴダールの思考に入り、彼の眼で世界を見つめる観察者となっていく。

キュレーターは、2010年の映画『ゴダール・ソシアリスム』から撮影・音響・編集を手がけ、晩年のゴダールの右腕であったスイスの映画作家、ファブリス・アラーニョ(Fabrice Aragno)。これまでドイツ、スイスなどで、会場の特徴を生かした展示が行われてきた。

また、クラウドファンディングも実施しており、リターンの一つには、『イメージの本』の制作ノートや先行販売チケットなどが用意されている。 

新しい形で映画とアートの鑑賞体験を提供し、ゴダールの芸術性を極限にまで拡大させた本展。チケットの発売は6月から。往年の映画ファンはもちろん、ゴダールを知らない若い世代もぜひ足を運んでほしい。

※12〜20時/料金は2,200円

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  • アート
  • みなとみらい

「横浜美術館」で、佐藤雅彦の40年にわたる創作活動の軌跡をたどる世界初の大規模個展が開催。よく知られたテレビ番組やCM、キャラクターから、ビジュアルデザインやコピーライティング、漫画、ゲーム、楽曲、映画、教科書、膨大な著書まで、佐藤が表現者・教育者として世に送り出してきたコンテンツを一堂に紹介する。

「ピタゴラスイッチ」「バザールでござーる」「だんご3兄弟」「モルツ」「ポリンキー」など、時代を超えて話題作、ヒット作を送り出し続けた佐藤。創作の根幹には、「作り方」「分かり方」についての独自の理論やアイデアが蓄積されている。

本展では、多様な作品の創作プロセスを紹介し、その独創的なコミュニケーションデザインの考え方や理論をひもとく。あらゆる物事にじっくりと対峙(たいじ)すること、自分なりの考え方を整理整頓すること、そこから表現を生み出すことの大切さ・面白さを広く伝えていく。

どの世代の人でもなじみ深いもの、記憶に残っているものが必ずある佐藤の手がけた作品。 「これ懐かしい」から始まり、「これも同じ人が作ったものだったのか」、さらに「え、こんなものも作っているの?」と、会場で発見と驚きを繰り返すだろう。

1018時(入館は閉館の30分前まで)/休館日は木曜/料金は2,000円、学生1,600円、中学・高校生1,000円、小学生以下無料

その他

  • Things to do
  • 方南町

「方南町お化け屋敷オバケン」と、2025年6月に公開するホラー映画『ドールハウス』が、期間限定でコラボレーション企画を開催。古い一軒家に足を踏み入れると、まるでホラー映画の世界に入り込んだかのような恐怖体験ができる。

参加者は、ベビーシッターとしてとある一軒家を訪問。なぜか姿を見せない娘の存在や、絶対に上がってはいけないとされる2階などから、一家の恐るべき異常な秘密を解き明かし、脱出しよう。自分の取った行動や選択によりエンディングが異なるという。恐怖に飲まれず、慎重に物語を進めてほしい。

2025年2月末にオープンした、オバケンが手がける呪物カフェ(cafe)呪呪」でも、『ドールハウス』とのコラボレーションカフェを開催予定。映画や同イベントと併せてチェックしよう。

※11時〜、 12時40分〜、 14時40分〜、 16時〜、 17時40分〜、19時20分〜/料金は前売り6,300円(土・日曜は6,800円)/当⽇7,000円(土・日曜は7,500円)(チケット手数料別途) 

  • Things to do
  • 横浜

横浜で初となる大規模な七夕イベント「横浜七夕祭りin 山下公園」が、開催される。横浜の象徴ともいえる山下公園と横浜マリンタワー前広場を舞台に、街全体を七夕ムードに染める。

注目は、紙などで作られた軽いランタンに熱気を入れて空に浮かべる「スカイランタン」の打ち上げだ。参加者はランタン本体に自由に文字やイラストを描き、音楽とカウントダウンに合わせて一斉に夜空へと打ち上げる。

七夕にちなんだ天の川をテーマにしたプロジェクションマッピングや、横浜のランドマークでもある「マリンタワー」の特別ライトアップも実施。会場に登場する「グルメエリア」や「立ち飲み横丁」で一杯やりながら、横浜で夏の思い出を作ってみては。

※10〜21時/入場は無料

もっと6〜7月に開催されるイベントが知りたいなら……

  • 映画館
  • 目黒

1993年にテレビ放映されたスタジオジブリ制作の長編アニメーション『海がきこえる』が、3週間限定で全国でリバイバル上映される。高知と東京を舞台に、10代の終わりが近づく3人の若者たちの心の揺れや葛藤がみずみずしく描かれている同作は、作家・氷室冴子の小説を原作に、スタジオジブリの若手スタッフが中心となって制作した名作だ。

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  • Things to do
  • イベント

日本橋「コレド室町テラス」で、発売50年を超えるロングセラーのアイス「あずきバー」を無料で配布するイベント「あずきバー祭り2025」が、2025年6月27日(金)・28日(土)の2日間開催。全国4会場であずきバーを合計約1万5500本を用意し、7月1日(火)の「井村屋あずきバーの日」に向けて盛り上げる。

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