1. カンパニー
    Photo: Kisa Toyoshima
  2. Koffee Mameya Kakeru
    Photo: Kisa Toyoshima
  3. ル ボア
    Photo: Kumiko Nakakuki
  4. サルテトック
    Photo: Keisuke Tanigawa

清澄白河でしかできない7のこと

コーヒーやノンアルドリンク、ボタニカルカフェなどを紹介

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
Shiori Kaneko
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タイムアウト東京 > THINGS TO DO > 清澄白河でしかできない7のこと

のどかな時間が流れる東京の下町、清澄白河。江戸の情緒が感じられる一方で、ブルーボトルコーヒーが上陸したことで「コーヒーの聖地」として若者が集まり、東京都現代美術館周辺にはこぢんまりとしたおしゃれなアートギャラリーが続々と登場するなど、新しい風が流れている。

週末は清澄白河で、コーヒーやノンアルコールドリンクを楽しんだり、ボリビアの朝食を味わったり、のんびりとした休日を過ごしてみては。期間限定の展示なども注目してほしい。

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  • バー
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カンパニー

ノンアルコール飲料の製造・充填(てん)を行う都市型のボトリング工場。千葉県大多喜町にあるブランデー蒸留所「ミトサヤ(mitosaya)」の新ブランドの拠点。ミトサヤが栽培した植物やノウハウを生かした新しいノンアルコール飲料を製造している。「GINGER SODA」シリーズといったオリジナルの缶ボトル商品のほか、OEMやコラボレーション商品などの開発・充填も行う。

工場内にはドリンクバーが併設され、透明のプラスチックカーテンの向こうで充填している様子を眺めながら、出来たてのドリンクを味わうこともできる。その場で楽しめるメニューは、3種類程度を週替わりで展開。オリジナル商品のレシピは、ライターのJUNERAYが開発。食事と一緒に楽しめるノンアルコールドリンクを意識し、酒にあるようなボディと余韻があるテイストを目指したという。

いずれも斬新なハーブやスパイス使いで、味わったことがない新ドリンクばかりである。

  • レストラン
  • カフェ・喫茶店
  • 清澄

ル ボア

清澄白河にオープンしたボタニカルカフェ「ル ボア(le bois)」。運営は映像制作や写真家、音楽プロデューサーなど多数のクリエイターを抱えるワールドマップだ。植物を配した心地よい空間デザインにも、経験とセンスが生かされている。

建物内にはカフェのほか、植物やライフスタイル雑貨を販売するスペースと、2階にはギャラリーも併設。植物は「市場にはあまり出回らないユニークな商品で、かつ初心者でも育てやすいもの」を中心にラインアップしているという。手頃な価格なのもうれしい。

カフェの看板商品は、同店オリジナルのサンドイッチ「クロッシュ」(単品900円、ドリンクセット1200円、以下全て税込み)だ。フライパンで焼いたクロワッサンで挟んだもので、ハチミツをかけてから焼き上げることで、ほんのりと甘く、カリカリとした食感に仕上げている。食事系サンドイッチの「ランチ」と、季節のフルーツを使用した「デザート」の2種類を用意する。ぜひ味わってみてほしい。

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  • カフェ・喫茶店
  • 清澄

コーヒー マメヤ カケル

本格ローストコーヒーやコーヒーカクテル、スイーツなどを楽しめるコーヒー店。表参道にある「コーヒーマメヤ」の別業態である。

元書店の倉庫を改装した店内は天井が高く、予約制のカフェでは、洗練されたインテリアの置かれたカウンター席で白衣をまとったバリスタが研究員のようにコーヒーを淹れる様子を間近で見ることができる。

2種類の「コーヒーマメヤコース」(3,500円から)では、「コールドブリュー」「ミルクブリュー」「フィルタード」「エスプレッソ」など、さまざまなローストコーヒーが味わえる。そのほか、シングルオリジンの軽やかでフルーティーな豆から、ダークで力強いブレンドまで、好みの豆を使った「カップコーヒー」(500円から)も用意。ブラック、ミルク、アイスカフェラテから好きな飲み方を選べる。

※カフェ利用は予約制

  • レストラン
  • 南アメリカ料理
  • 清澄

サルテトック

ボリビアの朝食には欠かせない「サルテーニャ」の専門店。「サルテーニャ」はエンパナーダの一種で、小麦粉で作った生地で牛肉や鶏肉を細切れにしたものなどの具材をくるみ、オーブンで焼いたものだ。

外はカリッとした食感、中は肉類のほかにゆで卵、オリーブ、スパイス、野菜などが入ったスープ状になっていて、うまみがたっぷり閉じ込められている。種類は「チキンサルテ」「ビーフサルテ」「ポークサルテ」「カレーサルテ」「チリコンサルテ」(いずれも580円)、「アップルカスタードサルテ」「チョコバナナサルテ」(ともに350円)の7種類を用意する。

ほかにも、ボリビア出身のオーナーが作る家庭料理やセットメニューも楽しめる。ドリンクはモモを煮込んで、カラメル状にした白砂糖やクローブ、シナモンを入れて冷やした「モコチンチ」がおすすめ。さっぱりとした味わいで暑い日にピッタリだ。日本ではまだまだ珍しいボリビアのスナックを、この機会に試してみては。

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  • アート
  • 清澄

ビーズニーズ ギャラリー

国内外のアーティストと企業を結ぶ業務を行う「ビーズニーズ(The Bee's Knees)」に併設するギャラリー。ビーズニーズはイギリスのスラングで、とても良いものや人を意味する。店内にはアーティストが手がけた個性的なアイテムが並んでおり、購入もできる。

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  • 清澄

清澄白河フジマル醸造所

淨心寺近くにあるレストラン併設の都市型ワイナリー。アパートのように見える建物で、外部階段から2階に登ると、高い天井と2つに区切られたキッチンスペースがある。

1階は醸造所、2階はワインレストランとテイスティングルーム。2階のフロントフロアは、充実したビストロスタイルの食事と、ワインとチーズなどのカジュアルな軽食を楽しめる試飲室となっている。

フジマルの豊富なワインリストは、自社醸造酒と世界中のボトル入りの約200本のワインの両方が含まれており、毎日、6種類または7種類のハウスワインが提供される。

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東京都現代美術館

絵画、彫刻、ファッション、建築、デザインなど幅広く現代美術を紹介、展示する美術館。2019年3月末、約3年の大規模改修工事を終えてリニューアルオープンした。併設する美術図書室には子ども向けのライブラリーを備え、一新された飲食店では季節に応じた離乳食を提供するなど、親子でより楽しめる施設へと生まれ変わった。

国内外から集められた5400点ものコレクションも好評だが、ここに多くの人々を呼び寄せるのは、魅力的な企画展の数々だろう。美術関連図書資料27万冊を誇る美術図書室も備えており、充実した映像ライブラリー、雑誌やカタログのコレクションも見逃せない。

街歩きを楽しむなら...

  • Things to do

近年「トレインチ自由が丘」や、「自由が丘 デュ アオーネ」など、新たな都市型商業施設が誕生している街、自由が丘。地名は、自由教育を掲げた「自由が丘学園」が由来だ。

東急東横線と大井町線が通り、渋谷をはじめとする繁華街からもほど近いが、桜の木が並ぶ「九品仏川緑道」を散歩してカフェで休憩したり、ショッピングしたりと、落ち着いた雰囲気の中でゆったりとした休日を過ごすには最適の街だろう。

  • Things to do

タイムアウト東京 >ご近所ガイド> 学芸大学で過ごす24時間

渋谷駅から東横線で10分ほどでたどり着ける街、学芸大学。中目黒や自由が丘といった人気エリアに囲まれているが、いまだ下車したことがない、という人も多いだろう。「学芸大学」自体は1960年代に小金井市へ移転しているが、地元の人々の要望で愛着のあるこの名前がそのまま残された。

八百屋や昔ながらの商店が立ち並ぶ駅前の商店街には、しゃれたカフェやベーカリー、古着屋なども点在し、東横線ならではの洗礼された雰囲気とローカルな居心地の良さを同時に感じることができる。

碑文谷公園や世田谷公園など、のどかなスポットも歩ける距離にあり、少し足を延ばせば三軒茶屋や中目黒にも気軽に行ける。近郊を1日かけて散策してもいいし、駅周辺で明るいうちから食べて飲んでいてもいい。ここでは、朝から晩までのんびり過ごすことができる街、学芸大学の魅力を紹介したい。

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  • レストラン

東京を訪れる人の多くが目指す街といえば、浅草だ。「東京スカイツリー」やかっぱ橋道具街といった観光スポットから近いことも理由だが、最も大きな理由は、なんといっても歴史ある浅草寺の存在だろう。

浅草寺の雷門から宝蔵門へと続く仲見世通りは、昔ながらの食べ物や土産物を求める人であふれている。実は浅草の魅力はこの通りの中だけにとどまらない。とりわけ食に関しては、隠れたスポットも数多く存在する。

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  • Things to do

浅草と浅草橋のほぼ中間にある蔵前は、かつては江戸幕府の御米蔵が並び、吉原や芝居小屋などに通い慣れた粋人が多く住んだ街。隅田川に平行する江戸通りを中心に玩具(がんぐ)や花火の問屋が並び、現在は昔ながらの職人や老舗メーカーに加え、多くの若手作家がアトリエとショップを構える。

そんな蔵前の今を感じさせる旬の店から、この地で長く愛されてきた老舗まで、散策にぴったりのショップを紹介する。

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