

見頃:例年3月下旬から4月にかけて
チューリップといえばたいていオランダを連想し、風車を背景にカラフルな花々が広大な敷地を埋め尽くす光景を思い浮かべる人も多いだろう。実は、そんなフォトジェニックな景色を東京近郊でも楽しめ、風車まで含めた完璧なロケーションが広がる。

タイムアウト東京 > Things To Do > 2026年、東京で最も美しい春の花々とおすすめの鑑賞スポット
日本の春の象徴として親しまれる桜は、もはやこの国そのものを象徴する存在でもあり、毎年春シーズンになると世界中の多くの人々を魅了している。例年3月下旬ごろに開花するが、その見頃は通常わずか2週間ほどと短い。
しかし、桜の満開を見逃してしまっても心配はいらない。東京にはほかにも、それぞれの美しさで感動を与えてくれる春の花々がたくさんある。そして何より、東京では3月下旬から5月にかけて、春の間ずっとどこかで季節を彩る花が咲き誇っていること最大の魅力だ。
本記事では、2026年の春を彩る東京近郊の花の名所を厳選。今しか見られない圧倒的な絶景スポットとともに、それぞれの見頃や魅力を紹介する。
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見頃:例年3月下旬から4月にかけて
チューリップといえばたいていオランダを連想し、風車を背景にカラフルな花々が広大な敷地を埋め尽くす光景を思い浮かべる人も多いだろう。実は、そんなフォトジェニックな景色を東京近郊でも楽しめ、風車まで含めた完璧なロケーションが広がる。
立川にある「国営昭和記念公園」は、一年中美しい花々が楽しめることで有名だ。春に訪れれば、267品種・約25万株という圧倒的なスケールのチューリップガーデンが堪能できるだろう。
豊かな自然に囲まれた園内には花壇の間に小川が流れるエリアもあり、絵画のような美しい景観にさらに彩りを添えている。


見頃:例年4月中旬から5月中旬にかけて
フジのつるには、滴るしずくのようなパステルカラーの美しい花が咲く。そのため、多くはフジ棚にはわせたり、トンネル状に整えられたりしているのが特徴だ。
頭上に垂れ下がる紫や青、ピンク、そして白の花々の下を歩けば、まるでおとぎ話の世界に迷い込んだかのような体験ができる。
栃木県にある「あしかがフラワーパーク」は、日本でも屈指のフジの名所だ。4月中旬から5月中旬にかけては、約350本ものフジが咲き誇る。
中でも注目は、樹齢160年を超える大フジ。巨大なフジ棚から何百もの花が垂れ下がる姿はまさに圧巻だろう。
さらに、夜になるとライトアップされ水面に映し出される幻想的な姿も、息を飲むのほどの美しさが堪能できる。園内にはさまざまなフジのトンネルもあり、その中を歩きながら楽しめるのもうれしい。
もっとゆったりとフジを楽しみたいなら、調布にある「神代植物公園」に行くのはどうだろう。ここには多種多様な種類の花々が揃っている。
4月末から5月にかけては、長さ85メートル、幅5.8メートルにも及ぶ巨大なフジ棚に咲く白や紫の花をはじめ、13種・約50本のフジが見頃を迎える。


見頃:例年4月中旬から5月上旬にかけて
「ベイビーブルーアイズ(赤ちゃんの青い目)」の愛称でも親しまれるネモフィラは、ハーブの一種としても知られる小さな青い花だ。地面をはうように低く成長し、春になると数えきれないほどの花々が足下一面を鮮やかな青い海へと変える。
国営昭和記念公園は、この小さな青い花を観賞するのに絶好のスポットの一つ。450円(税込み)の入園料を払えば、ネモフィラだけでなく、チューリップや桜といったほかの季節の花々も併せて楽しめる。
ネモフィラはチューリップ畑の向かい側にある小さな丘に広がっており、周囲を豊かな自然に囲まれている。日本国内にあるほかの名所と比べれば規模はそれほど大きくないかもしれないが、都内にあるという利便性は、限られた時間で楽しみたい人にとって魅力的な選択肢となるはずだ。
「ネモフィラの海」を見るための最も有名なスポットの一つが、茨城県にある「国営ひたち海浜公園」だ。品川駅から特急で約85分、さらにバスで15分ほどの場所にあり、園内にはスイセンやチューリップ、ポピー、ヒマワリなど、四季折々の花々が時期を変えて咲き誇る。
シーズン中には約530万本ものネモフィラが緩やかな丘を埋め尽くし、澄み渡る青空や近くの海と溶け合うような、息を飲むほど美しい絶景を作り出す。


見頃:例年4月中旬から5月下旬にかけて
芝桜は、開花シーズンになると辺り一面を巨大な花のじゅうたんへと変える、背丈が低く地面を這うように広がる美しい常緑植物だ。
一般的にはピンク色が主流だが、香り豊かな花びらには白や薄紫、さらにはピンクのストライプ模様が入ったものなど鮮やかな色が揃っており、春の訪れとともに美しく整えられた景観を作り出す。
池袋駅から西武鉄道の特急で約80分の場所にある埼玉県秩父市の「羊山公園」の約1.8ヘクタールの広大な敷地には、白やピンク、青など、9種類・約40万株の芝桜が植えられており、美しく手入れされた花々がさまざまな形を描き出している。
「芝桜まつり」も毎年開催されているので、ぜひチェックしてほしい。
山梨県にある本栖湖の近くで開催される「富士芝桜まつり」でも、素晴らしい芝桜を堪能できる。約1.5ヘクタールの広大な敷地には、8種類・50万株もの芝桜が広がり、晴れた日には、富士山を背景に咲き誇る美しい花々を楽しめる。
今年のイベントの開催期間は2026年4月11日(土)~5月24日(日)。新宿駅から電車で約2時間ほどでアクセスできるので、ぜひチェックしよう。
都内にも見事な桜の名所は多いが、一歩足を延ばせば、日帰り旅行に最適な絶景の桜スポットが待っている。こうした穴場エリアは桜の美しさはもちろん、都心の混雑を避けてゆったりと楽しめるのも魅力的だ。
富士山を背景に咲き誇る絶景から、ピンク色に染まる情緒あふれる日本庭園まで、わざわざ訪れる価値のある至高の「桜リトリート」を紹介する。
日本の文化を語るうえで、祭りは欠かせない存在だ。その多くは土地の信仰や歴史、伝承を背景に受け継がれてきた祭礼でもある。特に東京の祭りは、都市の密度、大量の人による熱量、ユニークなコンセプトが融合し、観客を巻き込んでいく体験そのものであることも多い。
ここでは、東京三大祭りに数えられる由緒ある祭礼から、「かなまら祭」のような個性際立つ奇祭、戦後の商店街文化の中で育った「高円寺阿波おどり」まで、一度足を踏み入れれば、身体ごと記憶に刻まれる6つの祭礼を紹介しよう。
熱気と高揚を、ぜひ現地で体感してほしい。
外で過ごすのが気持ちいい季節になった。東京近郊では、世界中の個性豊かなビールが味わえるフェスが続々と開催される。日比谷公園のベルギービールの祭典やドイツの春祭りを再現した大型ビールイベント、日本と韓国のブルワリーのコラボレーションが楽しめる企画まで、味も会場の空気も実に多彩だ。
暖かな空気とともに、あらためてビールの奥深い魅力に触れてほしい。
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