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東京、11月に行きたいブックイベント6選

三宅香帆やパク・ジョンミンのトークショーから星の王子さままで

Masataka Ito
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2026年も、もうすぐ11月。日中は比較的過ごしやすい日が多そうで、本を読むにも絶好の季節を迎える。そんな読書の秋とあって、11月は本にまつわるイベントが多数開催される。

本稿では東京で行われる6つのブックイベントを紹介。恒例の「文学フリマ」から人気書評You Tube番組の1日限りのイベント、リアル書店とインターネットをつないだユニークな企画まで内容はバラエティに富む。

しかし、コンテンツは異なっても、あなた好みの一冊へと橋渡ししてくれるイベントばかり。呼びかけてくる本を見つけたなら、それが今あなたが求めているものだ。デジタルデバイスはしばし脇に置いて、本の世界に浸る贅沢な秋の一日を過ごしてほしい。

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  • 神保町
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2019年から続く日本で唯一の韓国の本のお祭り「K-BOOKフェスティバル2026 in Japan」が、神保町の「出版クラブビル」で開催される。2026年のテーマは「ひびく―あなたを知り、わたしを知る」。国内出版社38社と韓国の出版社3社が出店し、担当者が自社の本を直接来場客に紹介・販売する。

また、特集企画は「韓国の詩」。世界の主要な文学賞を相次いで受賞しているキム・ヘスン(Kim Hyesoon)やエッセー『詩と散策』で知られるハン・ジョンウォン(Han Jeong-won)ら11人もの詩人が来日し、朗読やトークプログラムが予定されている。

映画『顔 -かお-』の主演俳優であり、出版社「MUZE」(無題)代表を務めるパク・ジョンミン(Park Jeong-min)が同じく俳優のムン・ジョンヒ(Moon Jeonghee)と登壇し、「書くこと、読むこと、演じること」について語り合うイベントも注目を集めそうだ。

前夜祭では、塗装工場をリノベーションした上野の「YUKUIDO」を会場に、韓国で高い評価を得る詩人グループ「メアリチョガク」が音楽と組み合わせた朗読パフォーマンスを披露する。

日本におけるK-BOOK、中でも韓国文学は年々人気が高まっていたところに、ハン・ガン(Han Kang )の「ノーベル文学賞」受賞が追い風となり、本好きの間では一定の地歩を築くまでになった。近年は小説だけでなく、詩やエッセー、人文書など、その裾野は広がっている。同イベントでも、本年は「三省堂書店神田神保町本店」に販売会場を拡大。版元各社が選んだ「ひびく一冊」「ひびく一節」との出合いを果たしてほしい。

※21日 12〜18時、22日 11〜18時/入場は無料

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  • 新宿
次頁
次頁

「SNS上のまちの本屋さん」を掲げるGAMABOOKSが、新イベント「次頁 2026」を開催する。「VTuber×書店」をテーマに「紀伊國屋書店 新宿本店」と「紀伊國屋ウェブストア」を舞台とした、リアルとオンラインを融合させた新しいブックイベントだ。

2026年11月のおよそ1カ月間にわたり、2階の「BOOKSALON」でVTuberによる大規模な「選書フェア」を実施。また、13日(金)から15日(日)にはVTuberたちが「一日書店員」を務め、3日間それぞれに異なる企画で参加者と本をつないでいくプログラムも用意している。

初日の「夜と書。~VTuberとめぐる夜の書店お買い物ツアー~」は閉店後の店内を貸し切り、3人のVTuberとそれぞれにおしゃべりしながら棚を巡る夜の買い物ツアー。現地でも、Zoomでも参加でき、買った本を見せ合う時間を設けている。

2日目の「問いと書。~VTuberと書店で本探し~」は、例えば「絶対にアリバイが崩せない犯人を、科学的に追い詰めるための一冊」といったお題に合う本を売り場から探し、VTuberに講評してもらう企画。解釈は自由なので、大喜利のようにひねりをきかせて楽しむのもいい。

3日目の「世界本屋めぐり~VTuberと巡る書店フロア別リレー配信~」は、フロアごとに担当VTuberが売り場の書籍を熱く紹介する無料のYouTubeリレー配信。自宅にいながら本屋巡りを解説付きで体験できる。

歴史、宇宙、法律、ミステリーなど、さまざまな分野に精通したVTuberが登場するので、自分では手に取らなかった一冊に出合えるはず。本に詳しくなくてもいい。VTuberと一緒に、新しい「物語」の「次の頁」を参加者とともに開いてみよう。

VTuberについてやイベントの詳細は、公式ウェブサイトを確認してほしい。

※10〜21時(プログラムにより異なる)/入場は無料(イベントは3,300円) 

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  • 水道橋
東京ブックファイトin後楽園ホール
東京ブックファイトin後楽園ホール

今最も注目を浴びる文芸評論家・三宅香帆と「TBS CROSS DIG with Bloomberg」のチーフコンテンツオフィサー(CCO)の竹下隆一郎によるYouTube番組『Page Turners』が、「後楽園ホール」で1日限りのブックイベントを開催する。

同番組は、2人が読んだ本をスタジオにどっさり持ち寄り、気になった一冊や本にまつわる注目のテーマを自由に語り合う人気の書評番組。「東京ブックファイトin後楽園ホール」では、その空気感をリングサイドで体感できる特別公開収録が実現する。「推し本」への熱とともに、2人の丁々発止のやりとりを間近に楽しめる貴重な機会だ。

さらに、浅田次郎をはじめ、加藤喜之、知念実希人、西加奈子、長谷川あかりといった人気作家や料理家が登壇するスペシャルトークセッションも実施。ファンはもちろん、本好きに刺さる言葉に出合える刺激的な時間になるだろう。

会場には『Page Turners』で紹介された本の販売ブースに加え、人気作家やラジオパーソナリティーがこの日のために選んだ「選書コーナー」も登場。手を伸ばしたくなる一冊が待っているに違いない。

参加するには「TBS ID」の取得が必要で、公式ウェブサイトから申し込める。

※15時〜21時30分/入場は無料

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  • 京橋

「国立映画アーカイブ」(NFAJ)が、初めての映画書の祭典「NFAJ映画古書まつり」を2026年11月21日(土)・22日(日)に開催する。1階のロビーでは、池之端の「古書ほうろう」、下北沢の「クラリスブックス」、南池袋の「古書 往来座」の3店が出店する「シネマ古書市」が開かれる。それぞれの古書店が、当日どんなラインアップを揃えてくるのか楽しみだ。

2階の「長瀬記念ホール OZU」では「映画と本」をテーマにしたトークを各日2回、全4回実施。21日には編集者・ライターの月永理絵、コラムニストの山崎まどが映画古書のおすすめを紹介する「映画古書とのつきあい方」、映画ZINEの作り手が集う「素晴らしき映画ZINEの世界」が開催される。

また、22日には映画文筆家の児玉美月とお笑いコンビ「ジャガモンド」の斉藤正伸が 「映画批評の現在地――雑誌、SNS、YouTube」を語り合い、「この映画パンフレットがすごい!」では「映画パンフは宇宙だ!」を主宰する今井悠也、グラフィックデザイナーの大島依提亜、映画評論家の大森さわこが日本独自の文化である映画パンフレットの魅力に迫る。

トーク来場者には、同館図書室で重複した映画パンフレットを各回2冊まで無料で頒布する特典も付いている。

フィーチャーされる機会の少ない「映画と本」について、改めて思いを巡らせるイベントになるだろう。

※11時30分〜18時(22日は17時まで)/入場は無料(トークイベントは各回1,000円)

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  • 有明

「文学フリマ」は、小説・詩歌・評論などあらゆる文学作品を、出店者自らが手売りするイベント。来場者は、見本誌コーナーで各ブースの作品見本を自由に立ち読みし、気に入った作品はブースで購入できる。

43回目を迎えるイベント当日は、3800近い出店者が集まる予定だ。今回初めて出店する徳間書店の文芸編集部、朝日新聞宇宙部といった大手メディアから、『鬱の本』が話題になった「2人出版社」の点滅社、小説家、数々の個人サークルまで実に多彩な作り手が出店。一日中見て回れるのがうれしい。

作者や編集者と直接話すことができるのも、このイベントの魅力。まだ世には知られていない、きらりと光る作品を発掘してほしい。

※12〜17時/料金は前売り1,000円、当日スマチケ1,350円、当日窓口1,500円、18歳以下無料

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  • 六本木
星の王子さま 大切なものを探しに空の旅へ
星の王子さま 大切なものを探しに空の旅へ

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(Antoine de Saint-Exupery)の『星の王子さま』が、母国フランスで出版されたのが1946年。ナチス・ドイツの占領から脱し、復興へと歩みを進めていたころだった。2026年は同作の刊行80周年に当たり、「東京シティビュー」では記念イベントの「星の王子さま 大切なものを探しに空の旅へ」を開催する。

展示は5つの章で構成され、エントランスでは小さな星に住む王子さまと6つの惑星の住人たちが、幻想的な光とともに迎えてくれる。

続いて、飛行士でもあったテグジュペリの生涯を、年表や写真資料で紹介。3・4章では、創作の背景を伝えるドローイング約40点や世界各国で出版された約70冊の装丁が並び、作品がどのように生まれ、いかに愛されてきたかをたどる。そして最終章は、物語の語り手である飛行士と星から来た王子さまが過ごした10日間が、作中の言葉と印象的な場面で紡いだインスタレーションで展開される。

日本では、『星の王子さま』は著作権が切れてから新訳が続々と生まれるなど、人気が衰えることなく読み継がれてきた希有な海外文学だ。子どもの頃に読んだ人も、同イベントでまた新たな感慨を呼び起こされ、目に見えない大切なものを自身に問いかける時間になるだろう。東京の空と街を一望する展望台の景色とともに、『星の王子さま』の壮大な宇宙を巡る旅に出かけてみては。

※料金は窓口2,400円、65歳以上2,100円、学生1,700円、4歳~中学生 1,100円/オンライン2,200円、65歳以上1,900円、学生1,600円、4歳~中学生 1,000円

秋の予定を立てるなら……

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街なかで写真作品に出合うフェスティバルから、誰もが自由に踊れる盆踊り、銀座の街を舞台にした文化イベント、博物館の庭園で禅の世界に触れる夜まで。東京各地で、アート・音楽・食・伝統文化や心を整える体験を楽しめる催しが続々と開催される。

本記事では、この季節に注目したいカルチャーイベントをピックアップ。気になるイベントを見つけて、いつもとはひと味違う秋の時間を過ごしてみては。

  • Things to do

今年のハロウィンは、洗練された空間で怪しくも美しい夜を楽しんでみるのはどうだろう。街中で賑やかに楽しむのもいいが、ショークラブやホテルで魅惑の演出やグルメに酔いしれる、大人ならではのひとときを味わいたい。

本記事では、「ウェスティンホテル東京」でシャンパーニュのフリーフローとともに堪能する一夜限りのハロウィンイベントから、六本木のショークラブでの妖艶なナイトパフォーマンス、心躍る魅惑のアフタヌーンティーまで、非日常が体験できる6つのイベントを紹介。ハリー・ポッターのダークな世界観に没入できる企画や、この時期だけの特別なプラネタリウムもあるので、思う存分秋の祭典を楽しんでほしい。

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毎年10月から12月にかけて、東京に住む多くの人々は鎌倉や日光、箱根といった、定番の紅葉名所を目指して都外へ足を運ぶだろう。しかし東京には、遠出をしなくても11月下旬から12月中旬にかけて鮮やかな秋の色が堪能できる庭園や公園がいくつもある。

本記事では、歴史を感じるたたずまいを見せる場所や、緑豊かな公園、そしてあまり知られていない展望スポットまで、東京や東京近郊にあるおすすめの紅葉スポットを紹介する。訪れる前に、2026年の紅葉・黄葉の見頃予想をチェックしてほしい。

  • Things to do

イマーシブな、つまり没入感のある体験型のエンターテインメントが進化を続けている。これまでは、ホラーをテーマにしたアトラクション的なものや制限時間内の謎解き、脱出ゲームが主流だった。しかし今、参加者自身が「観察・調査・考察」しながら日常のすぐ裏側にあるかもしれない「物語」をひも解いていく、より「知的な没入体験」ともいえるイベントが存在感を高めている。

単に怖さやスリルを感じるだけではなく、舞台も日常生活の場が劇的な空間と化す。「物語」の中に飛び込むのではなく、「物語」が日常に浸食してくるような体験が楽しめるだろう。

ここで紹介するのは、10月から12月にかけて開催される3作品。生々しい生活痕から住人の人生をだどる「事故物件不動産」、架空言語を解読し実際の街へ繰り出す「地図にない国 パンジャ王国展」、そして本物の地下鉄施設でキャストと極秘任務に挑む「東京メトロ整備課 異失物係」だ。日常と「物語」が地続きで交差する、最新のイマーシブ体験を味わってほしい。

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心地よい秋風を感じながら食事を楽しめるテラス席は、街歩きのひとときをより特別なものにしてくれる。

本記事では、中目黒や虎ノ門、二子玉川、天王洲など、東京のさまざまなエリアから、きらめく夜景や水辺の景色、緑豊かなオープンエアの空間で食事を楽しめるレストランを7軒紹介。

秋限定のメニューや旬の味覚、こだわりの一杯など、この季節ならではの楽しみが詰まった店を厳選した。 涼やかな風が心地よい今こそ、開放感あふれるテラスで、秋の訪れを五感で味わってみてほしい。

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