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新宿でしかできない101のこと
新宿で探索と発見を楽しむ
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新旧のビルが混在し、様々な国籍の人々が行き交う都心の歓楽街、新宿。24時間365日多様な顔を見せるこの街には、独自の文化を発信するファッションやアートスポット、戦後の闇市の面影を残す歴史的な横丁からジャズ喫茶にキャバレー、超高層ビルまでが乱立する。特集では、そんな新宿を歩き回って見つけた101のおすすめスポットを紹介する。
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11. タダで限界まで上る。
東京都庁展望台
東京都庁の45階にある展望室は、都政への理解と関心を深めることを目的に無料で開放されている。地上202メートルの高さから東京の景色を眺めることができ、夕方から夜にかけての眺望は特に美しい。天気の良い日には西方面に富士山を眺めることもできる。夜は23時まで開いているので(受付は22時30分まで)、会社帰りに立ち寄るのもいいだろう。
12. ジャズ喫茶でまどろむ。
ダグ(DUG)
1960年から1970年代初頭にかけて、新宿には多くのジャズ喫茶が誕生した。そのひとつが、1961年に前身となる店を新宿にオープンし、2007年より営業を再スタートした歴史あるダグ(DUG)だ。レンガが敷き詰められた小さな空間には、選び抜かれたジャズの関連品が並び、店が持つシリアスなジャズへの姿勢が、心地よい大人の癒しの場を創り出している。
13. 無国籍地帯で味わう。
サナギ新宿
新宿の高架下に2016年にオープンした、フードコートとイベントスペースからなる施設。一歩店内に入れば、雑多で無国籍な新宿という街を表現した、カラフルで近未来的な内装に心躍らされるだろう。アジアの屋台をイメージしたフードコートには、ロティサリー&サテ屋台「炎のガイヤーン」、点心&ヌードルバー「点心爛漫」など4店が並ぶ。イベントスペースでは若手アーティストをフィーチャーした音楽イベントや展示を定期的に開催している。
14. 日本をまるごと知る。
ビームスジャパン(BEAMS JAPAN)
日本の魅力を様々な角度から発信する『ビームス』のショップ。5階だての建物に伝統的な工芸品から現代のカルチャー、アパレル、レストラン、カフェまでが入居している。店の顔となる1階には、各都道府県の工芸品や物産を揃えており、日本土産を探すのにぴったり。テイクアウト専門の猿田彦珈琲もあり、コーヒーで一息つける。現代の日本文化を発信するトーキョー カルチャート by ビームス(TOKYO CULTUART BEAMS)も入居するほか、地下には洋食レストランの日光金谷ホテル クラフトグリルがある.
15. 店長のケーニッヒに会う。
ディー・カッツェ
豊富な種類の茶葉を揃える紅茶専門店。紅茶とともに楽しめる、スコーンやプラウニーなどの焼き菓子のほか、ランチメニューも充実。ドイツ語で「猫」を意味する名前の同店には、思わず目を見張る美しい看板猫達がいる。来訪の際には、猫好きの心をがっちりと掴む、スコーンならぬ『ネーコン』も味わってほしい。
16. カルピスバターバゲットにハマる。
焼そばパンなどの庶民的パンもあれば、美味しいフランスパンもある、というのがどん助流。看板商品『カルピスバターバゲット』は、棚に並ぶやいなや飛ぶように売れる人気商品。
17. 個性派マスターと国産を語らう。
Shot Bar ゾートロープ
300種類を超える国産ウイスキーボトル数を誇る。ウィスキーマニアは、貴重なボトルや人気急上昇中のベンチャーウイスキーを、初心者は、試飲セットを楽しんでみてはいかがだろう。
18. ピータン豆腐はその場で和える。
随園別館
新宿御苑そばの、1963年創業の北京料理店。前菜に注文すべきは『ピータン豆腐』。絹ごし豆腐に細切りピータンやネギなどが添えられており、店員がその場で和えてくれる。
19. 生ジュースはジョッキであおる。
ぴーまん
生野菜ジュースの専門店。40種を超える生野菜ジュースは、注文後に低速回転のジューサーで作られる。おすすめは、大ジョッキで提供される『5種野菜』。
20. 深夜の1000本ノックに挑む。
新宿バッティングセンター
新宿区役所通り沿い、歌舞伎町のど真ん中にあるオールナイト営業のバッティングセンター。近くを歩いていると「カキーンッ」という威勢の良い音が耳に届き、昼夜問わずに意外なほど賑わいを見せている。1ゲームは28球で300円。打席は初級から上級まで12席あり、1席はストラックアウトができる。店内には最新鋭ではないゲーム機も並び、昭和の時代から続く店のムードを引き立てている。
36. ブックカフェでまったり過ごす。
ブルックリンパーラー
アート本や写真集を中心に、約2500の書籍を自由に閲覧できるダイニングカフェ&バー。ニューヨーカーにはお馴染みの『ブルックリンラガー』を樽生で楽しめるのも嬉しい。
37. 聖地巡礼に新宿を加える。
TOKYO解放区 伊勢丹本館
伊勢丹本館内にある、東京の価値観を発信するコンセプトショップ。オタクやカワイイなど、日本のエッジーなファッションやアート、カルチャーをミックスして展開している。
38. 次郎長と石松に会いに行く。
カフェ アルル
新宿5丁目交差点のすぐそばにある喫茶店。1978年創業の歴史を物語るレトロなソファやアンティーク家具が並び、靖国通りの喧騒から一転、新宿でゆっくりとコーヒーを味わうことができる穴場だ。店の中央には大きなコーヒーメーカーが置かれ、アルカリイオン水で淹れる水出しコーヒーを一滴ずつ抽出している。『オムライス』(800円)や『ナポリタン』(720円)など洋食メニューを提供し、サービスでデザートのバナナとスナック、淹れたてのコーヒーが付く。
39. だるまみくじで運試しする。
花園神社
江戸時代から続くと伝えられる神社。毎年11月の酉の市(大酉祭)には、60万人もの人が訪れる。木製の『ダルマみくじ』は、ひとつひとつ顔つきも違い、飾っても可愛らしい。
40. 世界の2丁目へ繰り出す。
キャンピーバー(Campy! bar)
テレビでも活躍中のブルボンヌがプロデューサーを務めるゲイミックスバー。ゲイもノンケもウェルカムという同店では、多彩な女装スタッフ(ドラァグクイーン)が接客してくれる。
41. 深夜寄席に集う。
新宿末廣亭
1946年から続く寄席。毎週土曜の深夜寄席なら、新進気鋭の若手二ツ目4名による落語共演が500円で楽しめるので、落語デビューにおすすめ。
42. バンコクかと錯覚する。
アジアスーパーストア
タイの新鮮なハーブや野菜をはじめとして、東南アジアの料理に必要なものはすべて揃っているだろう。缶詰や、タイらしいキッチン用品もある。
43. 新宿の殿堂入りを果たす。
ドン・キホーテ新宿東南口店
JR新宿駅東南口のすぐ近くにあるドン・キホーテ。新宿区には6店舗目となる同店では、OLやサラリーマン、バスタ新宿を利用する旅行者に向けた商品展開をしている。高速バス利用者向けの弁当や土産などを販売するほか、上階にはスーツケースを預けられるコインロッカーも設置している。
44. 名著はフェアで探す。
紀伊國屋書店 新宿本店
新宿一の売り場面積を誇る、新宿通り沿いにある紀伊国屋書店の本店。雑誌や書籍、漫画、洋書から文房具と総合的に取り扱い、地下1階~8階からなる本館の他、漫画やDVDを取り扱う別館で商品を展開している。個性豊かな手書きのポップにも注目だ。新宿駅東口そば、待ち合わせの合間が、人生を変える一冊との出会いに変わるかもしれない。
45. 夜中のフルーツケーキにとろける。
CocoLo cafe
新宿2丁目のカフェレストラン。スタッフの8割ほどがLGBTなので、同性カップルでも気兼ねなく寛げる。手作りスイーツをおともに、深夜のおしゃべりに花を咲かせよう。
61. 麺のルーツを辿る。
シルクロード タリム ウイグルレストラン
東京でも珍しいウイグル料理の専門店。ジューシーなラム肉料理のほか、餡かけ麺『ラグメン』など、ムスリムフレンドリーなメニューを食することができる。
62. コーヒーのすべてを知る。
ヤマモトコーヒー店
新宿の繁華街にひっそりと佇むコーヒー専門店。入り口にはコーヒー焙煎豆や生豆が売られ、店内にはコーヒーミルやサイフォン、エスプレッソマシン、コーヒー焙煎機、そのパーツまで、コーヒーに関するありとあらゆる器具が所狭しと並ぶ。地下1階では紅茶やハーブティー、その周辺器具を扱う。聞けば店の前身は茶葉専門店だったという。1946年に創業した同店を父から受け継いだ現店主の山本は、東京におけるコーヒーの生き字引のような存在だ。彼が語る戦後から今日までのコーヒーの変遷についての話をまとめたら、あっという間に1冊の本になるだろう。
63. 10円コーナーで掘り出す。
リサイクルガーデン 代々木
手頃な自転車を探しているならリサイクルガーデン代々木に行こう。スポーツタイプから電動自転車まで豊富な中古自転車が揃い、ママチャリならば1万円前後の価格で見つかる。自転車のアクセサリー類も多く揃え、ライトやロック、座席カバーなどがずらりと並ぶ。店は2階建てでカメラや電子機器、楽器にキッチン用品などありとあらゆる生活雑貨が揃う。88円コーナーや10円コーナーもあり、掘り出し物を探しに行くのも楽しい。中古品の買い取りも行っている。
64. 科学と芸術の融合を観る。
NTTインターコミュニケーションセンター [ICC]
新宿で最もイノベーティブな場所のひとつ。NTTの100周年を祝して1997年に開館した、メディアアートのギャラリーだ。日常に未来技術と仮想現実を持ち込んでくれる。
65. お気に入りの一台で撮る。
新宿中古カメラ市場
新宿西口の中古カメラ専門店。商品はほぼすべてが持ち込みによる委託販売品で、最新機種から、ヴィンテージものまで幅広いカメラが揃っており、ちょっとした博物館のよう。
66. フレンチトーストに並ぶ。
カフェ アリヤ(CAFE AALIYA)
新宿三丁目交差点のほど近くの、地下にある喫茶店カフェ アリヤ(CAFE AALIYA)。名物のフレンチトーストを求める客で平日でも列が出来るほど。耳を切り落とした厚切りのパンはぷっくりと膨らみ、バターでこんがりと焼かれた表面とのコントラストが美しい。液はしっかり染みているがパンの食感もわずかに残され、しっとりとした部分とのバランスが絶妙だ。
67. 美しいラインを目指す。
アビエタージュ(abilletage)
パークホテル向かいにあるビルの一室にショップを構えるコルセット専門店アビエタージュ(abilletage)。店内はヨーロピアン調のインテリアで統一され、妖しげで耽美な世界観が確立されている。オリジナルコルセットのほかに、ウェアやアクセサリー、アンティーク雑貨の取り扱いも。昼はカフェ、夜はバーとしてドリンクを提供するティーサロンを併設している。
68. 歌舞伎町の屋台で乾杯する。
天空の街 新宿アジア横町
歌舞伎町の古びた高層ビルの間から変化する空模様を楽しみながら、雑多に並ぶアジア系レストランのなかに佇んでいると、バックパッカーのような気分になってくる。タイやインドネシア、韓国、マレーシアなど各国の屋台料理店が個別に営業をしているが、どの店でも、他店の料理を頼むことができる。ともかくも、それで歯車がかみ合い、自由な雰囲気が賑やかな夜の宴へと上手に誘っていくのだ。
69. ビルの谷間で安らぐ。
新宿中央公園
新宿駅から10分ほどの場所にある、区立の公園としては最大の面積を持つ公園。多目的運動広場では、バスケットゴールやランニング用トラックを予約なしで使用できるほか、区民の森では森林浴を楽しめる。休日はフリーマーケットなど様々なイベントが催され、多くの人で賑わっている。
70. 密着して飲む。
バーブタ箱
歌舞伎町の怪しい路地にあるバーブタ箱。見つけるのが困難なので、クモやサソリのフライを味わえる中華料理屋の上海小吃(シャンハイシャオツー)を目印に向かおう。店は掘っ建て小屋のような簡易的なつくりで、5人入れば満席状態。中に入ればその狭さが心地良くもある。店名の由来は、ブタの貯金箱にお金が貯まるように、たくさんの客に来てもらいたいという思いから。ドリンクはチャージなしで1杯1,000円、バーテンは日替わり制。運がよければ看板猫に会える。
86. 形から入る。
世界堂 新宿本店
「モナリザもアッと驚くこの品揃え」でお馴染み、新宿三丁目駅近く、甲州街道沿いにそびえ立つ画材や額縁の専門店。1階~6階の6フロアで商品を展開し、圧倒的な品揃えを誇る。絵具や筆、用紙などさまざまな種類を取り揃え、額縁も水彩画に油彩画、写真額、ポスターフレームなど、用途やサイズに合わせ販売している。
87. フレンチは立ち飲みにする。
プロヴァンサル
ワインボトル型の提灯が目印の立ち飲みフレンチ。グラスワインが390円から、フードが200円からとリーズナブルながら、本格的な料理とワインを楽しむには外せない1軒。立ち飲みフレンチとしては世界で最初にオープンした店でもある。
88. テンションを上げる。
アイソトープラウンジ(AiSOTOPE LOUNGE)
新宿2丁目にあるゲイバー。ゲイやレズビアンなど、セクシュアリティ問わず誰もが楽しめる多彩なイベントを開催している。奇抜なファッションやスタイルを纏ったパーティーピープルが集う『fancyHIM』など、有名パーティーなどが行われている。
89. 個性派映画は地下で観る。
シネマ カリテ
新宿駅そばのビル地下にあるミニシアターで、2つのスクリーンを備える。作品の世界観を演出したディスプレイとともに、なんでもありの幅広いラインナップを楽しめる。
90. 昭和にタイムスリップする。
ディスクユニオン 昭和歌謡館
昭和歌謡の専門店。中古レア盤レコードやCDはもちろん、アーティストごとの代表的ベスト盤CDを中心とした定番アイテムも常時展開している。
91. 本を片手にレモンサワーを飲む。
ザ・オープンブック(The OPEN BOOK)
新宿ゴールデン街にあるレモンサワー専門店。レモンサワーをメインにしているというだけでも、どんな店なのかかなり惹かれる部分はあるが同店の魅力はそれだけではない。なんと店の壁一面には所狭しと数々の本たちが並べられているのだ。同店のオーナーを務める田中は直木賞作家、田中小実昌の孫であるため、田中小実昌が執筆した本や彼と交流のあった作家の本など、店内には田中小実昌の蔵書を中心に来店客が持ってきた本なども置かれている。
92. カラオケは生演奏付きに限る。
カラオケスタジオ向日葵
歌舞伎町の区役所通り沿い、雑居ビルの5階にあるカラオケスナック。入り口を入ってまず目に飛び込んでくるのが、漫画家やプロレスラーのサイン。そして壁を埋め尽くすイラストや絵画の数々、ずらりと並ぶギターのコレクションに圧倒される。何よりの特徴は、マスターの生ギターとママの生サックスの生演奏付きでカラオケが楽しめること。音楽好きによる、音楽好きのための名スナックだ。
93. 合鴨はコリアンで味わう。
サムスンネ
新大久保駅から歩いて5分ほど、マンションの1階にある家族経営の韓国料理店。合鴨を使った料理や、韓国の家庭料理の数々が楽しめる。とくにおすすめしたい『合鴨の塩焼き』は、熱した鉄板で合鴨の胸肉を香ばしく焼き、酢漬けにしたダイコンで巻いて食べる一品。口に入れると、パリッとしたダイコンの爽やかな酸味と鴨の脂の風味が合わさり、なんともいえない味わい。ほかにも、たっぷりのシュンギクとネギ、リンゴ、ゆでたツブ貝を、コチュジャンベースの辛いタレで和えた『つぶ貝和え物』や、体にじんわり染み渡っていく優しい味わいの『干し明太スープ』など、いずれも外れがない。寒い時期には、もち米を詰めた合鴨をじっくり煮込んだ『オリペクスク』もおすすめ。夜は予約をすすめる。
94. 始発は湯に浸かって待つ。
テルマー湯
新宿の花園神社裏に天然温泉や岩盤浴、エステ、ボディケアなどを気軽に楽しめる都心最大級のプレミアムスパ。露天風呂には、美人の湯と呼ばれる、中伊豆の天然温泉「神代の湯」を使用。そのほか数種類の風呂やアカスリ、サウナなども充実している。ゆっくりとくつろげるラウンジスペース、バーやカフェスペース、レストランなども併設しているので始発待ちなどの利用にもちょうどいい。
95. 時代を感じる。
思い出横丁
歌舞伎町のゴールデン街と並ぶ新宿を代表する飲屋街。新宿西口の新宿大ガードの横、パレットビルから青梅街道にかけての路地に長屋のように酒場が立ち並ぶエリア。戦争の爪痕残る焼け野原に露天や屋台が集まり、そのうちに戸板1枚で仕切られた小さな店が出来たのがはじまり。物資の乏しい戦後にはじまった店も多く、焼き鳥屋の看板をよく目にする。定食屋やそば屋、喫茶店にバーなどが軒を連ねる。
やっぱり原宿に行く。
原宿でしかできない50のこと
ロリータからきゃりーぱみゅぱみゅ、パンケーキブーム(またの名を行列ブーム)まで、ファッションや食べ物などジャンルレスに流行を生み出してきた原宿。巨大ディベロッパーによる開発が嘆かれながらも、相変わらずこの街は個性的なスポットがひしめき合っている。中央を走る明治通りを1本入れば、原宿キッズたちの息遣いが聞こえてくるだろう。古着屋から新進のセレクトショップ、食べ歩きスポット、居酒屋まで。原宿の最先端を紹介する。