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新宿でしかできない101のこと
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新旧のビルが混在し、様々な国籍の人々が行き交う都心の歓楽街、新宿。24時間365日多様な顔を見せるこの街には、独自の文化を発信するファッションやアートスポット、戦後の闇市の面影を残す歴史的な横丁からジャズ喫茶にキャバレー、超高層ビルまでが乱立する。特集では、そんな新宿を歩き回って見つけた101のおすすめスポットを紹介する。
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11. 映画は深夜上映を狙う。
新宿バルト9
9つのシアターすべてにデジタルシネマプロジェクターを設置した、日本初のシネマコンプレックス。連日ミッドナイト上映を開催する「眠らないシアター」だ。
12. 手芸を始める。
オカダヤ新宿本店
手芸用品と布の専門店。ステージメイク&グッズも取り扱っており、クオリティの高いコスプレグッズを買い求めにくる外国人客の姿も多い。品揃え豊富なウィッグコーナーも人気だ。
13. 2世紀前のモードに出会う。
文化学園服飾博物館
文化服装学院および文化学園大学付属の、国内有数の服飾専門の博物館。年に4回ほど企画展を開催し、服飾から国や時代の背景を紐解く内容となっているのが特徴的。
14. うどんには日本酒を合わせる。
慎
カウンター6席にテーブル2卓のうどん店。麺は打ちたてで、つゆは関西風で削り節と昆布から出汁をとった上品な味。日本酒の品揃えが豊富だ。
15. ワインはバンコで立ち飲みする。
イルバカーロ(IL Bacaro)
新宿3丁目にあるヴェネチア料理店イル・バーカロ(IL Bacaro)。イタリアでは、立ち飲み用のカウンターは「バンコ」と呼ばれるが、入り口すぐがこの「バンコ」で、奥はレストランスペースとなっている。バーとして使うのはもちろんだが、本格的なランチメニューもおすすめ。定番は『海の幸のトマトソーススパゲティ』。
16. 歌舞伎町でストライクを狙う。
新宿コパボウル
オールナイト営業のボーリング場。音や光を放つ『ファンタジックレーン』を採用するなど、派手な空間作りが施されている。通常時1ゲーム570円〜プレイが可能。
17. 近未来で肉にかぶりつく。
パンとサーカス
新宿駅近くにある、近未来の廃工場をイメージした不思議な空間も楽しい肉バル。名物料理は、鹿や猪、鶉などのジビエや、珍しいラクダやカンガルー、アライグマなど10種を超える肉の中から選べる『グリル肉盛り3種/5種/7種』。様々な肉を堪能できるのはもちろん、深夜まで営業しているのも嬉しい。
18. 人形劇を観る。
プーク人形劇場
1971年に創設した日本で初めての現代人形劇場。地上5階、地下3階のコンクリート造りの建物の外壁には、戦争を乗り越え続いてきた劇団の歴史が彫り込んである。
19. 老舗の味を噛みしめる。
東京新宿花園万頭
花園神社の近くに店を構える、1834(天保5)年創業の和菓子店。看板商品は店名と同じ名がついた『花園饅頭』は小ぶりながらこだわりの詰まった名作。四国産の和三盆を使用した甘さ控えめのこし餡を、大和芋を加えた皮で俵型に包み蒸し上げており、しっとりとした上品な味わいだ。店舗2階には甘味処、花園茶寮も併設している。
20. 女子会はラブホテルでする。
ホテル アトラス(HOTEL ATLAS)
新宿、歌舞伎町のラグジュアリーレジャーホテル。多くのホテルが乱立する歌舞伎町で、最も使いやすいホテルのひとつだ。都心にありながらもリーズナブルかつ、比較的広くて清潔な客室が提供される。全室にWi-Fiやカラオケ、ブルーレイDVDプレイヤーが完備されているのも嬉しい。部屋のランクや、サービスタイムや宿泊の時間も細かく設定されているほか、3人以上の利用や女性のみだけでなく男性のみでも利用できる。様々なシチュエーションに細やかに対応できる失敗のないホテルだ。女性のみの利用で使える、リーズナブルなレディースプランや各種女子会プランも魅力的だ。
36. ブックカフェでまったり過ごす。
ブルックリンパーラー
アート本や写真集を中心に、約2500の書籍を自由に閲覧できるダイニングカフェ&バー。ニューヨーカーにはお馴染みの『ブルックリンラガー』を樽生で楽しめるのも嬉しい。
37. 聖地巡礼に新宿を加える。
TOKYO解放区 伊勢丹本館
伊勢丹本館内にある、東京の価値観を発信するコンセプトショップ。オタクやカワイイなど、日本のエッジーなファッションやアート、カルチャーをミックスして展開している。
38. 次郎長と石松に会いに行く。
カフェ アルル
新宿5丁目交差点のすぐそばにある喫茶店。1978年創業の歴史を物語るレトロなソファやアンティーク家具が並び、靖国通りの喧騒から一転、新宿でゆっくりとコーヒーを味わうことができる穴場だ。店の中央には大きなコーヒーメーカーが置かれ、アルカリイオン水で淹れる水出しコーヒーを一滴ずつ抽出している。『オムライス』(800円)や『ナポリタン』(720円)など洋食メニューを提供し、サービスでデザートのバナナとスナック、淹れたてのコーヒーが付く。
39. だるまみくじで運試しする。
花園神社
江戸時代から続くと伝えられる神社。毎年11月の酉の市(大酉祭)には、60万人もの人が訪れる。木製の『ダルマみくじ』は、ひとつひとつ顔つきも違い、飾っても可愛らしい。
40. 世界の2丁目へ繰り出す。
キャンピーバー(Campy! bar)
テレビでも活躍中のブルボンヌがプロデューサーを務めるゲイミックスバー。ゲイもノンケもウェルカムという同店では、多彩な女装スタッフ(ドラァグクイーン)が接客してくれる。
41. 深夜寄席に集う。
新宿末廣亭
1946年から続く寄席。毎週土曜の深夜寄席なら、新進気鋭の若手二ツ目4名による落語共演が500円で楽しめるので、落語デビューにおすすめ。
42. バンコクかと錯覚する。
アジアスーパーストア
タイの新鮮なハーブや野菜をはじめとして、東南アジアの料理に必要なものはすべて揃っているだろう。缶詰や、タイらしいキッチン用品もある。
43. 新宿の殿堂入りを果たす。
ドン・キホーテ新宿東南口店
JR新宿駅東南口のすぐ近くにあるドン・キホーテ。新宿区には6店舗目となる同店では、OLやサラリーマン、バスタ新宿を利用する旅行者に向けた商品展開をしている。高速バス利用者向けの弁当や土産などを販売するほか、上階にはスーツケースを預けられるコインロッカーも設置している。
44. 名著はフェアで探す。
紀伊國屋書店 新宿本店
新宿一の売り場面積を誇る、新宿通り沿いにある紀伊国屋書店の本店。雑誌や書籍、漫画、洋書から文房具と総合的に取り扱い、地下1階~8階からなる本館の他、漫画やDVDを取り扱う別館で商品を展開している。個性豊かな手書きのポップにも注目だ。新宿駅東口そば、待ち合わせの合間が、人生を変える一冊との出会いに変わるかもしれない。
45. 夜中のフルーツケーキにとろける。
CocoLo cafe
新宿2丁目のカフェレストラン。スタッフの8割ほどがLGBTなので、同性カップルでも気兼ねなく寛げる。手作りスイーツをおともに、深夜のおしゃべりに花を咲かせよう。
61. 麺のルーツを辿る。
シルクロード タリム ウイグルレストラン
東京でも珍しいウイグル料理の専門店。ジューシーなラム肉料理のほか、餡かけ麺『ラグメン』など、ムスリムフレンドリーなメニューを食することができる。
62. コーヒーのすべてを知る。
ヤマモトコーヒー店
新宿の繁華街にひっそりと佇むコーヒー専門店。入り口にはコーヒー焙煎豆や生豆が売られ、店内にはコーヒーミルやサイフォン、エスプレッソマシン、コーヒー焙煎機、そのパーツまで、コーヒーに関するありとあらゆる器具が所狭しと並ぶ。地下1階では紅茶やハーブティー、その周辺器具を扱う。聞けば店の前身は茶葉専門店だったという。1946年に創業した同店を父から受け継いだ現店主の山本は、東京におけるコーヒーの生き字引のような存在だ。彼が語る戦後から今日までのコーヒーの変遷についての話をまとめたら、あっという間に1冊の本になるだろう。
63. 10円コーナーで掘り出す。
リサイクルガーデン 代々木
手頃な自転車を探しているならリサイクルガーデン代々木に行こう。スポーツタイプから電動自転車まで豊富な中古自転車が揃い、ママチャリならば1万円前後の価格で見つかる。自転車のアクセサリー類も多く揃え、ライトやロック、座席カバーなどがずらりと並ぶ。店は2階建てでカメラや電子機器、楽器にキッチン用品などありとあらゆる生活雑貨が揃う。88円コーナーや10円コーナーもあり、掘り出し物を探しに行くのも楽しい。中古品の買い取りも行っている。
64. 科学と芸術の融合を観る。
NTTインターコミュニケーションセンター [ICC]
新宿で最もイノベーティブな場所のひとつ。NTTの100周年を祝して1997年に開館した、メディアアートのギャラリーだ。日常に未来技術と仮想現実を持ち込んでくれる。
65. お気に入りの一台で撮る。
新宿中古カメラ市場
新宿西口の中古カメラ専門店。商品はほぼすべてが持ち込みによる委託販売品で、最新機種から、ヴィンテージものまで幅広いカメラが揃っており、ちょっとした博物館のよう。
66. フレンチトーストに並ぶ。
カフェ アリヤ(CAFE AALIYA)
新宿三丁目交差点のほど近くの、地下にある喫茶店カフェ アリヤ(CAFE AALIYA)。名物のフレンチトーストを求める客で平日でも列が出来るほど。耳を切り落とした厚切りのパンはぷっくりと膨らみ、バターでこんがりと焼かれた表面とのコントラストが美しい。液はしっかり染みているがパンの食感もわずかに残され、しっとりとした部分とのバランスが絶妙だ。
67. 美しいラインを目指す。
アビエタージュ(abilletage)
パークホテル向かいにあるビルの一室にショップを構えるコルセット専門店アビエタージュ(abilletage)。店内はヨーロピアン調のインテリアで統一され、妖しげで耽美な世界観が確立されている。オリジナルコルセットのほかに、ウェアやアクセサリー、アンティーク雑貨の取り扱いも。昼はカフェ、夜はバーとしてドリンクを提供するティーサロンを併設している。
68. 歌舞伎町の屋台で乾杯する。
天空の街 新宿アジア横町
歌舞伎町の古びた高層ビルの間から変化する空模様を楽しみながら、雑多に並ぶアジア系レストランのなかに佇んでいると、バックパッカーのような気分になってくる。タイやインドネシア、韓国、マレーシアなど各国の屋台料理店が個別に営業をしているが、どの店でも、他店の料理を頼むことができる。ともかくも、それで歯車がかみ合い、自由な雰囲気が賑やかな夜の宴へと上手に誘っていくのだ。
69. ビルの谷間で安らぐ。
新宿中央公園
新宿駅から10分ほどの場所にある、区立の公園としては最大の面積を持つ公園。多目的運動広場では、バスケットゴールやランニング用トラックを予約なしで使用できるほか、区民の森では森林浴を楽しめる。休日はフリーマーケットなど様々なイベントが催され、多くの人で賑わっている。
70. 密着して飲む。
バーブタ箱
歌舞伎町の怪しい路地にあるバーブタ箱。見つけるのが困難なので、クモやサソリのフライを味わえる中華料理屋の上海小吃(シャンハイシャオツー)を目印に向かおう。店は掘っ建て小屋のような簡易的なつくりで、5人入れば満席状態。中に入ればその狭さが心地良くもある。店名の由来は、ブタの貯金箱にお金が貯まるように、たくさんの客に来てもらいたいという思いから。ドリンクはチャージなしで1杯1,000円、バーテンは日替わり制。運がよければ看板猫に会える。
86. ロシアンティーで〆る。
スンガリー 新宿三丁目店
ロシア料理の老舗店スンガリーが新宿三丁目に新たな店舗をオープン。ボルシチやピロシキなどの代表的なものから、ニシンの塩油漬けと新鮮野菜のサラダ『サラート・セリョトカ』など聞き慣れない名前の料理まで多くのメニューがある。ドリンクの種類も豊富でグルジアワインや、様々なフレイバーのウォッカを揃える。新宿三丁目店のみで行っている1,000円からのランチコースはお得でおすすめだ。食後はロシア風の小皿に盛られた3種のジャムとともにロシアンティーでしめたい。
87. アートなホテルで夢見る。
新宿グランベルホテル
歌舞伎町にあるスタイリッシュなホテル。新進のアジアのアーティストの展覧会やライブイベントを開催するアートラウンジを持つ。控えめで居心地のよい空間だ。13階にあるルーフトップバーもおすすめで、西新宿のビル群のきらめく夜景を眺めることができる。夏には、飲み放題のビアガーデンプランが行われ、冬には温かいホットカクテルメニューが登場するなど、1年を通して素敵な時間を過ごすことができる。
88. 目の保養はアートでする。
新宿眼科画廊
新宿花園神社のほど近くにあるギャラリー。現代美術を中心に写真やインスタレーション、映像作品などを展示している。 過去には、今 敏やおしゅし、ナマコプリらが展示を行っている。名前の由来は、目の保養になる場所になるようにという意味と、1960年代に新橋にあった内科画廊へのオマージュだ。
89. ロックで80年代に戻る。
ロックバー グラビティ(Rock Bar Gravity)
オーナーのギターコレクション50台がずらりと並ぶロックバー 。店内には、ドラムセットやキーボードが置かれたステージもあり、ハードロックファンを魅了し続けている。ドリンクも500円からとお手頃で、リクエストをすれば曲もかけてくれる。生バンドによるイベントも定期的に開催しているので、ウェブサイトをチェックして訪れよう。
90. 地下1階で踊る。
ビーウェイブ(BE-WAVE)
歌舞伎町のど真ん中にあるユニークな複合施設。1階には箸で食べる和フレンチレストランの波波naminamiと日本酒や国産ウィスキー和のスピリッツが楽しめるバービーウェイブ(BAR BE-WAVE)が入居する。2階はへサーサロン、3階はネイル&エステティックサロンという構造だ。地下1階は週末を中心にDJイベントを頻繁に行っており、ポップやロック、ディスコ、レアグルーヴなど親しみやすい内容のものがほとんどなので、新宿で飲んだ後に音楽を聴きたくなったら覗いてみると良いだろう。
91. 真夜中にラーメンを啜る。
すごい煮干ラーメン凪 新宿ゴールデン街店本館
東京を中心に11店舗を展開するラーメン『凪』ブランド。2004年、新宿ゴールデン街のバーで間借り営業からスタートし、2008年に常設店舗として開店した。木造住宅の2階に位置し、ゴールデン街らしい風情がある。店内に入るそばから、その匂いが立ち込めているこの店の魅力はインパクトのある煮干だし。20種類以上もの大量の煮干しを半日以上かけて、煮込んで作られたスープは圧巻、そして美味。おすすめは、チャーシュー4枚に、ネギ、のり、味玉がトッピングされた『すごい煮干しラーメン 特製』。飲んだあとの〆の一杯にも最適で、24時間営業だ。
92. 必要なものはすべてここで揃える。
東急ハンズ 新宿店
新宿タカシマヤ タイムズスクエアに入る大型雑貨店。トラベル用品や自転車、ビューティ、DIYツールなど、様々なアイテムが7階にわたって展開される。多数のアイテムがあって悩んでしまうかもしれないが、各セクションにいるスタッフはその分野のエキスパート。どんな悩みにも答えてくれるだろう。
93. パンケーキで昇天する。
アインソフ ジャーニー
肉と油ものが多いこの街で、この手の店は重宝するだろう。落ち着いた内装で、ベジタリアンやビーガン対応の食事を提供する。名物『天上のビーガンパンケーキ』は、もちもちとした食感が人気。
94. タイムスリップする。
8bit cafe
80年代をテーマとしたサブカルチャーカフェバー。懐かしい家庭用ゲーム機、漫画やフィギュアが飾られており、大量のソフトからゲームをプレイすることも可能。
95. ディープな一角で読みふける。
オカマルト
日本最大のゲイタウン、新宿二丁目の中でもとりわけディープな一角、新千鳥街にあるブックカフェ。ドラァグクイーンのマーガレットとして知られる小倉東(おぐら とう)が運営しており、ゲイ雑誌や同性愛の研究書など、ゲイやクィアカルチャーの資料を集めた膨大なコレクションの一部が公開されている。常時500〜600冊が書棚に並んでいるほか、倉庫にも1万点を超える本や雑誌があり、不定期的に入れ替えられる。1時間半1,500円の時間制で、料金にはワンドリンクと茶菓子が含まれている。
やっぱり原宿に行く。
原宿でしかできない50のこと
ロリータからきゃりーぱみゅぱみゅ、パンケーキブーム(またの名を行列ブーム)まで、ファッションや食べ物などジャンルレスに流行を生み出してきた原宿。巨大ディベロッパーによる開発が嘆かれながらも、相変わらずこの街は個性的なスポットがひしめき合っている。中央を走る明治通りを1本入れば、原宿キッズたちの息遣いが聞こえてくるだろう。古着屋から新進のセレクトショップ、食べ歩きスポット、居酒屋まで。原宿の最先端を紹介する。