東京都庁展望台
東京都庁の45階にある展望室は、都政への理解と関心を深めることを目的に無料で開放されている。地上202メートルの高さから東京の景色を眺めることができ、夕方から夜にかけての眺望は特に美しい。天気の良い日には西方面に富士山を眺めることもできる。夜は23時まで開いているので(受付は22時30分まで)、会社帰りに立ち寄るのもいいだろう。
新宿で探索と発見を楽しむ
タイムアウト東京 > Things To Do > 新宿でしかできない101のこと
新旧のビルが混在し、様々な国籍の人々が行き交う都心の歓楽街、新宿。24時間365日多様な顔を見せるこの街には、独自の文化を発信するファッションやアートスポット、戦後の闇市の面影を残す歴史的な横丁からジャズ喫茶にキャバレー、超高層ビルまでが乱立する。特集では、そんな新宿を歩き回って見つけた101のおすすめスポットを紹介する。
関連記事:
『池袋でしかできない50のこと』
『東京、カレー30選』
東京都庁展望台
東京都庁の45階にある展望室は、都政への理解と関心を深めることを目的に無料で開放されている。地上202メートルの高さから東京の景色を眺めることができ、夕方から夜にかけての眺望は特に美しい。天気の良い日には西方面に富士山を眺めることもできる。夜は23時まで開いているので(受付は22時30分まで)、会社帰りに立ち寄るのもいいだろう。
ダグ(DUG)
1960年から1970年代初頭にかけて、新宿には多くのジャズ喫茶が誕生した。そのひとつが、1961年に前身となる店を新宿にオープンし、2007年より営業を再スタートした歴史あるダグ(DUG)だ。レンガが敷き詰められた小さな空間には、選び抜かれたジャズの関連品が並び、店が持つシリアスなジャズへの姿勢が、心地よい大人の癒しの場を創り出している。
サナギ新宿
新宿の高架下に2016年にオープンした、フードコートとイベントスペースからなる施設。一歩店内に入れば、雑多で無国籍な新宿という街を表現した、カラフルで近未来的な内装に心躍らされるだろう。アジアの屋台をイメージしたフードコートには、ロティサリー&サテ屋台「炎のガイヤーン」、点心&ヌードルバー「点心爛漫」など4店が並ぶ。イベントスペースでは若手アーティストをフィーチャーした音楽イベントや展示を定期的に開催している。
ビームスジャパン(BEAMS JAPAN)
日本の魅力を様々な角度から発信する『ビームス』のショップ。5階だての建物に伝統的な工芸品から現代のカルチャー、アパレル、レストラン、カフェまでが入居している。店の顔となる1階には、各都道府県の工芸品や物産を揃えており、日本土産を探すのにぴったり。テイクアウト専門の猿田彦珈琲もあり、コーヒーで一息つける。現代の日本文化を発信するトーキョー カルチャート by ビームス(TOKYO CULTUART BEAMS)も入居するほか、地下には洋食レストランの日光金谷ホテル クラフトグリルがある.
ディー・カッツェ
豊富な種類の茶葉を揃える紅茶専門店。紅茶とともに楽しめる、スコーンやプラウニーなどの焼き菓子のほか、ランチメニューも充実。ドイツ語で「猫」を意味する名前の同店には、思わず目を見張る美しい看板猫達がいる。来訪の際には、猫好きの心をがっちりと掴む、スコーンならぬ『ネーコン』も味わってほしい。
パン屋のどん助
焼そばパンなどの庶民的パンもあれば、美味しいフランスパンもある、というのがどん助流。看板商品『カルピスバターバゲット』は、棚に並ぶやいなや飛ぶように売れる人気商品。
Shot Bar ゾートロープ
300種類を超える国産ウイスキーボトル数を誇る。ウィスキーマニアは、貴重なボトルや人気急上昇中のベンチャーウイスキーを、初心者は、試飲セットを楽しんでみてはいかがだろう。
随園別館
新宿御苑そばの、1963年創業の北京料理店。前菜に注文すべきは『ピータン豆腐』。絹ごし豆腐に細切りピータンやネギなどが添えられており、店員がその場で和えてくれる。
新宿バッティングセンター
新宿区役所通り沿い、歌舞伎町のど真ん中にあるオールナイト営業のバッティングセンター。近くを歩いていると「カキーンッ」という威勢の良い音が耳に届き、昼夜問わずに意外なほど賑わいを見せている。1ゲームは28球で300円。打席は初級から上級まで12席あり、1席はストラックアウトができる。店内には最新鋭ではないゲーム機も並び、昭和の時代から続く店のムードを引き立てている。
ブルックリンパーラー
アート本や写真集を中心に、約2500の書籍を自由に閲覧できるダイニングカフェ&バー。ニューヨーカーにはお馴染みの『ブルックリンラガー』を樽生で楽しめるのも嬉しい。
TOKYO解放区 伊勢丹本館
伊勢丹本館内にある、東京の価値観を発信するコンセプトショップ。オタクやカワイイなど、日本のエッジーなファッションやアート、カルチャーをミックスして展開している。
カフェ アルル
新宿5丁目交差点のすぐそばにある喫茶店。1978年創業の歴史を物語るレトロなソファやアンティーク家具が並び、靖国通りの喧騒から一転、新宿でゆっくりとコーヒーを味わうことができる穴場だ。店の中央には大きなコーヒーメーカーが置かれ、アルカリイオン水で淹れる水出しコーヒーを一滴ずつ抽出している。『オムライス』(800円)や『ナポリタン』(720円)など洋食メニューを提供し、サービスでデザートのバナナとスナック、淹れたてのコーヒーが付く。
花園神社
江戸時代から続くと伝えられる神社。毎年11月の酉の市(大酉祭)には、60万人もの人が訪れる。木製の『ダルマみくじ』は、ひとつひとつ顔つきも違い、飾っても可愛らしい。
キャンピーバー(Campy! bar)
テレビでも活躍中のブルボンヌがプロデューサーを務めるゲイミックスバー。ゲイもノンケもウェルカムという同店では、多彩な女装スタッフ(ドラァグクイーン)が接客してくれる。
ドン・キホーテ新宿東南口店
JR新宿駅東南口のすぐ近くにあるドン・キホーテ。新宿区には6店舗目となる同店では、OLやサラリーマン、バスタ新宿を利用する旅行者に向けた商品展開をしている。高速バス利用者向けの弁当や土産などを販売するほか、上階にはスーツケースを預けられるコインロッカーも設置している。
紀伊國屋書店 新宿本店
新宿一の売り場面積を誇る、新宿通り沿いにある紀伊国屋書店の本店。雑誌や書籍、漫画、洋書から文房具と総合的に取り扱い、地下1階~8階からなる本館の他、漫画やDVDを取り扱う別館で商品を展開している。個性豊かな手書きのポップにも注目だ。新宿駅東口そば、待ち合わせの合間が、人生を変える一冊との出会いに変わるかもしれない。
CocoLo cafe
新宿2丁目のカフェレストラン。スタッフの8割ほどがLGBTなので、同性カップルでも気兼ねなく寛げる。手作りスイーツをおともに、深夜のおしゃべりに花を咲かせよう。
ヤマモトコーヒー店
新宿の繁華街にひっそりと佇むコーヒー専門店。入り口にはコーヒー焙煎豆や生豆が売られ、店内にはコーヒーミルやサイフォン、エスプレッソマシン、コーヒー焙煎機、そのパーツまで、コーヒーに関するありとあらゆる器具が所狭しと並ぶ。地下1階では紅茶やハーブティー、その周辺器具を扱う。聞けば店の前身は茶葉専門店だったという。1946年に創業した同店を父から受け継いだ現店主の山本は、東京におけるコーヒーの生き字引のような存在だ。彼が語る戦後から今日までのコーヒーの変遷についての話をまとめたら、あっという間に1冊の本になるだろう。
リサイクルガーデン 代々木
手頃な自転車を探しているならリサイクルガーデン代々木に行こう。スポーツタイプから電動自転車まで豊富な中古自転車が揃い、ママチャリならば1万円前後の価格で見つかる。自転車のアクセサリー類も多く揃え、ライトやロック、座席カバーなどがずらりと並ぶ。店は2階建てでカメラや電子機器、楽器にキッチン用品などありとあらゆる生活雑貨が揃う。88円コーナーや10円コーナーもあり、掘り出し物を探しに行くのも楽しい。中古品の買い取りも行っている。
NTTインターコミュニケーションセンター [ICC]
新宿で最もイノベーティブな場所のひとつ。NTTの100周年を祝して1997年に開館した、メディアアートのギャラリーだ。日常に未来技術と仮想現実を持ち込んでくれる。
新宿中古カメラ市場
新宿西口の中古カメラ専門店。商品はほぼすべてが持ち込みによる委託販売品で、最新機種から、ヴィンテージものまで幅広いカメラが揃っており、ちょっとした博物館のよう。
カフェ アリヤ(CAFE AALIYA)
新宿三丁目交差点のほど近くの、地下にある喫茶店カフェ アリヤ(CAFE AALIYA)。名物のフレンチトーストを求める客で平日でも列が出来るほど。耳を切り落とした厚切りのパンはぷっくりと膨らみ、バターでこんがりと焼かれた表面とのコントラストが美しい。液はしっかり染みているがパンの食感もわずかに残され、しっとりとした部分とのバランスが絶妙だ。
アビエタージュ(abilletage)
パークホテル向かいにあるビルの一室にショップを構えるコルセット専門店アビエタージュ(abilletage)。店内はヨーロピアン調のインテリアで統一され、妖しげで耽美な世界観が確立されている。オリジナルコルセットのほかに、ウェアやアクセサリー、アンティーク雑貨の取り扱いも。昼はカフェ、夜はバーとしてドリンクを提供するティーサロンを併設している。
天空の街 新宿アジア横町
歌舞伎町の古びた高層ビルの間から変化する空模様を楽しみながら、雑多に並ぶアジア系レストランのなかに佇んでいると、バックパッカーのような気分になってくる。タイやインドネシア、韓国、マレーシアなど各国の屋台料理店が個別に営業をしているが、どの店でも、他店の料理を頼むことができる。ともかくも、それで歯車がかみ合い、自由な雰囲気が賑やかな夜の宴へと上手に誘っていくのだ。
新宿中央公園
新宿駅から10分ほどの場所にある、区立の公園としては最大の面積を持つ公園。多目的運動広場では、バスケットゴールやランニング用トラックを予約なしで使用できるほか、区民の森では森林浴を楽しめる。休日はフリーマーケットなど様々なイベントが催され、多くの人で賑わっている。
スンガリー 新宿三丁目店
ロシア料理の老舗店スンガリーが新宿三丁目に新たな店舗をオープン。ボルシチやピロシキなどの代表的なものから、ニシンの塩油漬けと新鮮野菜のサラダ『サラート・セリョトカ』など聞き慣れない名前の料理まで多くのメニューがある。ドリンクの種類も豊富でグルジアワインや、様々なフレイバーのウォッカを揃える。新宿三丁目店のみで行っている1,000円からのランチコースはお得でおすすめだ。食後はロシア風の小皿に盛られた3種のジャムとともにロシアンティーでしめたい。
新宿グランベルホテル
歌舞伎町にあるスタイリッシュなホテル。新進のアジアのアーティストの展覧会やライブイベントを開催するアートラウンジを持つ。控えめで居心地のよい空間だ。13階にあるルーフトップバーもおすすめで、西新宿のビル群のきらめく夜景を眺めることができる。夏には、飲み放題のビアガーデンプランが行われ、冬には温かいホットカクテルメニューが登場するなど、1年を通して素敵な時間を過ごすことができる。
新宿眼科画廊
新宿花園神社のほど近くにあるギャラリー。現代美術を中心に写真やインスタレーション、映像作品などを展示している。 過去には、今 敏やおしゅし、ナマコプリらが展示を行っている。名前の由来は、目の保養になる場所になるようにという意味と、1960年代に新橋にあった内科画廊へのオマージュだ。
ロックバー グラビティ(Rock Bar Gravity)
オーナーのギターコレクション50台がずらりと並ぶロックバー 。店内には、ドラムセットやキーボードが置かれたステージもあり、ハードロックファンを魅了し続けている。ドリンクも500円からとお手頃で、リクエストをすれば曲もかけてくれる。生バンドによるイベントも定期的に開催しているので、ウェブサイトをチェックして訪れよう。
すごい煮干ラーメン凪 新宿ゴールデン街店本館
東京を中心に11店舗を展開するラーメン『凪』ブランド。2004年、新宿ゴールデン街のバーで間借り営業からスタートし、2008年に常設店舗として開店した。木造住宅の2階に位置し、ゴールデン街らしい風情がある。店内に入るそばから、その匂いが立ち込めているこの店の魅力はインパクトのある煮干だし。20種類以上もの大量の煮干しを半日以上かけて、煮込んで作られたスープは圧巻、そして美味。おすすめは、チャーシュー4枚に、ネギ、のり、味玉がトッピングされた『すごい煮干しラーメン 特製』。飲んだあとの〆の一杯にも最適で、24時間営業だ。
東急ハンズ 新宿店
新宿タカシマヤ タイムズスクエアに入る大型雑貨店。トラベル用品や自転車、ビューティ、DIYツールなど、様々なアイテムが7階にわたって展開される。多数のアイテムがあって悩んでしまうかもしれないが、各セクションにいるスタッフはその分野のエキスパート。どんな悩みにも答えてくれるだろう。
アインソフ ジャーニー
肉と油ものが多いこの街で、この手の店は重宝するだろう。落ち着いた内装で、ベジタリアンやビーガン対応の食事を提供する。名物『天上のビーガンパンケーキ』は、もちもちとした食感が人気。
オカマルト
日本最大のゲイタウン、新宿二丁目の中でもとりわけディープな一角、新千鳥街にあるブックカフェ。ドラァグクイーンのマーガレットとして知られる小倉東(おぐら とう)が運営しており、ゲイ雑誌や同性愛の研究書など、ゲイやクィアカルチャーの資料を集めた膨大なコレクションの一部が公開されている。常時500〜600冊が書棚に並んでいるほか、倉庫にも1万点を超える本や雑誌があり、不定期的に入れ替えられる。1時間半1,500円の時間制で、料金にはワンドリンクと茶菓子が含まれている。
ロリータからきゃりーぱみゅぱみゅ、パンケーキブーム(またの名を行列ブーム)まで、ファッションや食べ物などジャンルレスに流行を生み出してきた原宿。巨大ディベロッパーによる開発が嘆かれながらも、相変わらずこの街は個性的なスポットがひしめき合っている。中央を走る明治通りを1本入れば、原宿キッズたちの息遣いが聞こえてくるだろう。古着屋から新進のセレクトショップ、食べ歩きスポット、居酒屋まで。原宿の最先端を紹介する。
Discover Time Out original video