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文具

東京、美しい文具に出会える店15選

数十円から楽しめる小宇宙、東京の個性豊かな文具専門店を巡る

作成者: Jun Harada
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子ども時代に使い始め、生涯を通して私たちのそばにある生活の道具、文具。たった数十円の小さな実用品から、蒐集家を魅了する逸品まで、機能性と美しさの両方を求められるステーショナリーの世界は広くて深い。職人やデザイナーの情熱から生まれた結晶のようなローカル製品、海を越えてやってきた異文化の香り漂う輸入文具。そんなステーショナリーへの愛が詰まった専門店が東京にはいくつもある。ここでは、タイムアウト編集部が選んだ個性豊かな15軒を、各店に尋ねたいちおし商品とともに紹介する。

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GOAT

ショッピング 御徒町
御徒町の小さなビルの3階に、2012年にオープンした文具専門店。店主は、東京が誇るノートブランド『LIFE』のデザインを手がけるグラフィックデザイナー。『LIFE』『ツバメノート』『榛原』『文化事務用品』『菅公工業』といった「Made in Tokyo」の文房具を中心に揃えており、職人やデザイナーが製品を生み出す現場を知っている店主ならではの、文具への愛情が伝わってくる。

そんな同店のいちおしは、イラストレーター、ますこえりとのコラボレーションから生まれたオリジナルスタンプ『マスコハンコ』(小972円、大1,296円)。レトロで遊び心ある絵柄が魅力の人気商品だ。文京区の老舗ゴム印メーカーによる「Made in Japan」の品質の高さにもこだわっており、「OK」「ありがとうございます」「謹呈」「祝」「愛」「請求書在中」など、現在12柄を展開。事務的な伝言もこのスタンプひとつでぱっと和やかになる。そのほか、細部までこだわりの詰まった「東京文具」と出会いたいなら、ぜひこの「East Tokyo」の小さなセレクトショップを訪ねてみてほしい。
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つくし文具店

ショッピング 国分寺
国分寺市の静かな住宅街にある、小さな文具店。角地に建つ白い店舗は、黄色の花を咲かせるモッコウバラに覆われ、傍らの赤い郵便ポストと青い旗とのコントラストが目を引く。店主を務めるのは、デザインディレクターの萩原修。1960年代から90年代まで中学校近くの文具店として営まれた母の店を継ぎ、2004年にリニューアルオープンした。店内には、9種類のオリジナル文具を中心に、店主が作り手の顔を知る他社のプロダクトも並ぶ。

そんな同店のいちおしは、オリジナル文具のなかでも特に思い入れが深い『つくしノート』(2,052円)と『つくしえんぴつ』(972円/箱入り5本、194円/1本)。前者は「創造力を豊かに、自由を広げる」ためのノート。長野の美篶堂による手製本ゆえの開きのよさ、手に馴染む、丈夫なグレーの表紙、絵も文字も自由に書ける無地のページ、美しく見える位置を計算されたゴム留めなど、シンプルな佇まいに細かなこだわりが詰まっている。後者は、あえて柔らかい4B芯を採用した「Made in Tokyo」の鉛筆。サインペンのように太めで短く、筆圧をかけずにすらすら書けるので、コピーライターにも人気があるという。そのほか、どれも使い手の立場から生まれたオリジナル文具は、自由な発想を助けるシンプルな機能美を備えたものばかり。地域との繋がりを大切に、様々なワークショップや展覧会も開催している同店。地域に開かれた「実験の場」として、ただ文具を販売するだけでなく、その可能性を追求している。

鳩居堂

ショッピング ギフト&お土産 銀座
銀座の中心、銀座四丁目交差点近くに本店を構える、香と和文具の専門店。1663年に京都で創業し、その薫香は朝廷に献上されてきたという老舗中の老舗だ。明治の東京遷都に合わせ、1880年に東京へ進出し、現在も創業者の子孫によって経営されている。美しいレンガのアーチが目を引く銀座本店には、香や書画用品、はがき、便せん、金封といった様々な和紙製品がずらりと並び、国内外からの買い物客でいつも賑わっている。

そんな同店のいちおしは、京都の色鮮やかな友禅紙を薄型ノートに仕立てた、オリジナルの『マル鳩(キュー)ノート』。A6サイズ(421円)とA5サイズ(583円)があり、中紙は横罫、方眼、無地の3種類、表紙は5つの柄から選べる。そのほか、季節の移ろいを告げる、シルク刷りのオリジナルはがきや、美しい和紙で作られた小物は、手頃な価格で気軽な土産にもぴったり。メールやSNSばかりの毎日に飽きたら、美しい便せんに芳しい文香を添えて、静かに手紙をしたためる日本文化を楽しんでみるのも素敵だ。
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Sublo

ショッピング 吉祥寺
吉祥寺通り沿いに建つ、古いビルの2階にある文具店。ぎぎっときしむ木の扉を開けると、商工会館前交差点を見下ろす窓から光が差し込み、どこか懐かしい空気の漂う空間が広がっている。「サブロ」と読む店名は、京都で文具店を営んでいた、店主の祖父の名前に由来する。店主が子どもの頃に触れ、大人になってその魅力に改めて気づいたという「昭和の時代から愛され続ける定番文具」をはじめ、豊富な品揃えの守備範囲は、実用からノスタルジーまで幅広い。

そんな同店のいちおしは、イラストレーターのほしのしほが4種類の絵柄を手がけた、オリジナル商品の『携帯用日付スタンプ』(4,320円)。銀色のスティック型ボディは手のひらサイズで、蓋にインクパッドを納められる。そのほか、店主とつながりのあるイラストレーターたちが描いた、吉祥寺の非公認ゆるキャラ『吉ぞうさん』をはじめとするオリジナルキャラクターや文房具柄などのオリジナル商品を100種類以上展開。特にマスキングテープや包装紙、スタンプの品揃えには目を見張るものがあり、全国から文具好きが訪ねてくるという、小さな有名店だ。 

K.Itoya

ショッピング ギフト&お土産 銀座
銀座で100年以上の歴史を持つ老舗文房具店の伊東屋が、本店近くに2012年にオープンした「大人の隠れ家」がコンセプトの店。本店が毎日使いたい文房具を幅広く揃えるのに対し、こちらは高級筆記具を中心に、ギフトにもぴったりの書斎に置きたいオブジェ、色鮮やかに取り揃えられた国内外の画材や額縁など、クリエイティブな時間を心地良くしてくれるような、洗練されたアイテムが並ぶ。長く大切に付き合いたい文房具を、落ち着いた空間でじっくりと選びたい人には最適の店だ。

そんな同店のいちおしは、今の時代にあえておすすめしたい、美しいオリジナル鉛筆『イートン鉛筆』(75円)と『六角ペンシル』(840円/箱入り12本)。前者は1985年の発売以来、根強い人気を誇る丸軸鉛筆だ。目に映えるシンプルな軸カラー、消しゴムが一体となった無駄のないデザインは、他にありそうでない、洗練された佇まいを見せる。後者は、六角形の軸と柔らかめの硬度を採用し、優しい書き心地にこだわった鉛筆。レトロな紙箱も魅力で、ファンシー文具より美しい筆記用具を子どもに贈りたいという人には、いい候補になるだろう。どちらも名入れが可能なので、入学や開業祝いなどのプレゼントにも人気だ。2015年6月16日には、2013年から仮店舗で営業してきた銀座本店がいよいよリニューアルオープン。文房具好きが一日過ごせる「文房具のデパート」の新たな門出に期待が膨らむ。
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東京、ビジネススクール10選

Things to do

In association with K.I.T.虎ノ門大学院 学校を卒業して社会人となれば、学びは終わるのか。もちろんそんなことはない。本記事は、ビジネスでのステップアップや出会いを求める人に向けて、職場や自宅から通いやすい、東京23区内のビジネススクール10選を紹介する。 第一線で活躍するプロに学びたい、MBAを取得して現状を打破したい、人脈を広げたいなど、ビジネススクールに通う理由は人それぞれ。仕事帰りや休日、あるいは思い切ってまとまった時間を作り、様々な分野で研鑽を積む同期生や教授陣と議論を重ねる時間は、きっと未来に効いてくるはずだ。都心のスクールなら、授業後に街へと繰り出し、さらなる交流を深められるのも大きな魅力。窓口での相談はもちろん、無料の体験授業や公開イベントを行っている学校も多いので、まずは気軽に訪ねてみてはいかがだろう。

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