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Photo: Keisuke Tanigawa

東京、心躍るキッチングッズがそろう店6選

新宿や池尻大橋などのインテリアショップで料理道具を見つける

テキスト:
Yoko Asano
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タイムアウト東京 > レストラン&カフェ >東京、心躍るキッチングッズがそろう店6選

テキスト:浅野陽子(フードライター)

料理に本腰を入れると、道具や食器をもっと充実させたくなる。ここでは、デザインがすてきで機能性も高い、優れたキッチンまわりのグッズがそろう都内の店を厳選した。

地元のワンコインショップで気軽に買うのも悪くないが、一度これらの店を訪れて、美しく使いやすいキッチングッズを一つでも家に連れて帰ってみては。調理台や食卓に並べるたび、あなたの心を豊かにし、癒やしてくれる効果に驚くだろう。

※2020年執筆の記事をアップデート

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  • 新宿

ロンドン発、1973年創業のホームファニシングショップ。日本には4店舗あり、新宿店が日本でのフラグシップストアだ。

イギリスの著名なインテリアデザイナー、テレンス・コンラン提唱の「ライフデザインのクオリティを高める」がコンセプトで、家具や照明、インテリア商品、ギフトを取りそろえる。価格はどれも安くはないが、洗練されたセンスと高い機能性があり、長く使えるものばかり。

季節ごとに展示が変わり、キッチンコーナーのテーブルコーディネートは訪れるたびにワクワクする。皿やグラス、テーブルナプキンのほか、コーヒーメーカーやホットプレートなど調理器具も多数並ぶ。予算があれば、キッチンまわり一式をワンストップでそろえることも可能だ。

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  • 池尻大橋

池尻大橋駅から徒歩5分、玉川通り沿いにあるセレクトショップ。センプレ(SEMPRE)とはイタリア語で「日常性」の意味で、「特別な日の演出だけではなく、日々の暮らしにも豊かさを追求する」というコンセプトが込められている。

1階では食器やキッチングッズ、生活雑貨を、2階ではダイニングセットやデスクのような大型家具を販売。どれもスタイリッシュだが、日常的に使いやすいものばかりがそろっている。

食器やグラスは他店で見ない珍しい商品も多く、小物類は全般的に比較的価格が抑えめで手に取りやすい。スタッフの対応が丁寧かつ迅速で、インテリアの相談にも応じてくれる。

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  • 外苑前

全国にショップを展開する創業50年の老舗インテリアショップの青山店。モダンだが、どこかまねできそうなシンプルなセンスが特徴的で、ソファやダイニングセット、ベッドなどの大型家具から小物、ガーデニンググッズまでトータルにそろう。

キッチンまわりのものはそれほど量は多くないが、食器や箸、グラス、便利な調理道具などが一通り購入できる。シルバー、ゴールド、ブラックといったアクタスの家具に合わせた抑えた色使いのものが多く、都会的なセンスで食卓を飾りたい人にはぴったりだ。

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  • 千駄ヶ谷

千駄ケ谷駅から徒歩4分の場所にあるセレクトショップ、小さな店だが、室内に飾るグリーンやアートポスター、バスルーム用の収納用品など、生活まわりの小物がいろいろそろう。

特に商品数が多いのが食器、カトラリー、木製や大理石でできたチーズプレートといった食卓で使う小物。海外の作家が手がけた作品や、京都の窯元と同店がコラボレーションしたシリーズもある。

どれも派手さはないが、上質で洗練されているものばかりで、シックなセンスを好む人はぜひ一度訪れてほしい店だ。

店にあるものはオンラインでも購入できるが、全て一点ものなので、現物の色やテクスチャーを見てからネットで買う方がおすすめだ。

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  • 六本木

キッチングッズのセレクトショップチェーンの、東京ミッドタウンにある店舗。212(トゥワントゥ)キッチンストアと読む。ハイセンスだが手の届きやすい価格のキッチングッズ、テーブルウエア、フライパンなどを国内外のブランドからそろえている。

都内の11店舗をはじめ全国で展開しているが、ミッドタウンの同店はゆったりしたスペースに美しいキッチングッズが整然と展示され、見やすい。キッチンツールのほか、トースターや炭酸水メーカーのような話題の調理家電もひと通りあるので、料理好きはじっくり見入ってしまうだろう。ギフト探しにもぴったりの店だ。

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  • 恵比寿

恵比寿アトレにあるキッチン用品のセレクトショップ。スプーンとフォークを並べたオリジナルのテーブルウエアやランチボックス、エコバッグは、一度は目にしたことがあるだろう。

スタイリッシュだが、どこかファンシーでかわいらしいデザインの商品が多いのが特徴だ。全体的に価格も抑えめで、高機能なキッチングッズや料理初心者に便利な商品がそろっている。

恵比寿店ほか、都内にある店はどこも駅直結の便利なロケーションにある。キッチンまわりの布小物やベビー用品、バス用品も一部購入できるので、自分が家で使う道具とギフト探しに、ついつい寄りたくなるだろう。

ライタープロフィール

Yoko Asano

フードライター。食限定の取材歴20年、「dancyu」「おとなの週末」「ELLE a table(現・ELLE gourmet)」「AERA」「日経MJ」「近代食堂」など食の専門誌を中心に、レストランや料理人への取材多数。テレビのグルメ番組への出演実績もある。「NIKKEI STYLE」(日本経済新聞社)の人気コーナー「話題のこの店この味」で毎月コラム連載中。

東京でキッチンツールを探すなら…

  • Things to do

新型コロナウイルスによる巣ごもり生活で、料理に目覚めたという人も多いのではないだろうか。調理器具を集めるのも楽しくなった……そんなときは「キッチンタウン」として有名なかっぱ橋道具街へ行ってみよう。

800メートルの道に100軒以上の店が連なり、料理や製菓道具、食器など、食に関するほぼ全ての道具が手に入る。良心的で手に取りやすい価格で100円以下の箸から、その場で名入れができる本格的な包丁も約1万円で購入可能だ。

街全体を探索するのに半日は必要。夕方17時ごろには終業してしまう店がほとんどなので、早めの時間から行くのがおすすめだ。

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