編み物手芸に関する書籍の出版で知られる、日本ヴォーグ社が手掛ける毛糸専門店。イギリス、ベルギー、イタリアなどヨーロッパ、さらには南アフリカからも商品を仕入れ。店内には、一玉500円~3,500円(グラム量り売りもあり)ほどのさまざまな種類の毛糸が、彩り豊かに並んでいる。また、出版社というコネクションの特性を生かし、編み物作家を講師に迎えたワークショップを、週1回以上のペースで店内で開催。好評につき、毎回すぐに満員になってしまうとのことなので、店のウェブサイトもこまめにチェックしてみて欲しい。
ファストファッションの台頭が著しいここ最近だが、その裏で、ハンドメイドの人気も依然として根強い。近年、問屋街として知られる馬喰町には、選りすぐりの毛糸やボタンを揃えた専門店がオープンし、自由が丘では、インポートのテキスタイルやアンティークレースを集めた手芸屋が賑わいを見せている。自分の気に入ったパーツを組み合わせて作ったアクセサリーやウェアには、既製品にはない"味"と、手作りする楽しさがある。しばらく手芸はご無沙汰という人は、オーナーこだわりの品々が並ぶショップを覗いてみて欲しい。きっと、手づくりへの興味が再熱するはず。そして、クラフト初心者が先ず知るべき、東京都内の大型手芸店も合わせて紹介していこう。