1. Sézanne
    Photo: Four Seasons MarunouchiSézanne
  2. ファロ
    ファロ
  3. Fish Bank Tokyo | Time Out Tokyo
    Photo: Fish Bank TokyoFish Bank Tokyo

東京、デートで行きたいレストラン21選

焼き鳥からフレンチまで、特別な日を演出するレストランを紹介

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
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タイムアウト東京 > フード&ドリンク > 東京、デートで行きたいレストラン21選

多くのレストランがある東京では、初めてのデートや記念日、バレンタインデーなど特別な日に使える店を選ぶのは至難の業。ここでは、「朝デート」にぴったりのスポットから、個室で高級メニューを味わえるレストラン、東京のスカイラインを一望できるディナーまで、味と雰囲気ともに格別な店を紹介する。気になる相手、そして大切なあの人を誘って特別なひとときを過ごしてほしい。

週末やバレンタインデー当日には混み合うことが予想されるため、事前予約するのがベターだ。

  • バー
  • 渋谷

渋谷のバー、ザ・ベルウッドが手がける寿司店。バーエリアを抜けた奥にある、さまざまなテーマでペアリングを楽しめるザ・ベルウッド・ラボ(The Bellwood Lab)でおまかせコースを提供する。

エグセクティブシェフの寺井彩花が完全個室で提供する、定番ネタにひと工夫を加えた寿司は絶品。寿司には、日本の素材のほかにも、コーヒー豆やタヒニ、オリーブ、チーズまで多様な材料を用いている。

バイン・ミーに着想を得たマグロの握りには、ニンジンのピクルスやサクサクの天ぷら生地が添えられ、ハラペーニョやトルティージャとともに供されるシマアジはメキシコをしのばせる味わいだ。

おまかせ12貫とカクテル3種で1万2,000円。

  • レストラン
  • 丸の内

フォーシーズンズホテル丸の内 東京内にある、ミシュラン星付きのこの店なら、店選びの段階でデートを間違えるはずはないだろう。

メインシェフによる、北海道産のトウモロコシを乾燥させたポレンタと自家製酵母で作るサワードゥブレッドは、ぜひ味わっておきたい一品。ランチとディナーはともに全国各地の生産者から取り寄せた旬のものを使っており、同じメニューを味わえることは二度とない。

きらめく丸の内のビル群を背景に、東京駅を行き交う列車を見下ろせる景色は、料理や随所に大理石が配されたしつらえとともにデートを忘れ難いものにしてくれるだろう

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  • レストラン
  • 地中海料理
  • 銀座

数々の受賞歴があるモダンギリシャ料理レストラン、アポロ。東急プラザ銀座の11階にあり、街並みを270度見わたせる床から天井までガラス張りの室内が印象的だ。コンクリート打ちっ放しの内壁と簡素な家具は、店内にモダンで落ち着いた雰囲気をもたらしており、テーブルトップには大理石を使っている。

前菜のうち特におすすめしたいのは、ケファログラヴィエラチーズを焼き上げ、蜂蜜やオレガノ、レモンジュースで仕上げた『サガナキチーズ』。メインの10時間煮込んだ『ラムショルダー』はとても柔らかく、あっというまに食べ終えてしまうはずだ。デザートには『レモンパイ アポロスタイル』を食べておきたい。

  • バー
  • 渋谷

著名なバーテンダーの後閑信吾によって2021年10月にオープンしたこの店は、カクテルにワインを合わせたドリンクが特徴。「かき混ぜる(swirl=スワァル)」が店名の由来になっており、そのコンセプトと技術、演出は唯一無二のものだ。

最初に衝撃を受けるのは、カクテルの香りだろう。これまでに経験したことがないほどアロマティックでふくよかで豊かな香りは、味わいに奥深さを与えている。

この店のもう一つのメインとなるのが、中南米料理。タコスやワカモレ、カルニタスといった伝統的な料理のほかに、『ローストカリフラワー』『ペドロヒメネス スペアリブ』などの野性味あふれる料理などもおすすめだ。

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  • バー
  • 浅草

東京リバーサイド蒸溜所に併設するバー&ダイニング、ステージ(Stage)。奥行きのある店内にはクラフトジンブランド『エシカル・スピリッツ』が展開するジンが陳列され、ブロンズ製の家具やコンクリートの壁とともに、夜のデートにうってつけの雰囲気を演出している。

ジンを使用したカクテルはもちろんのこと、シェアしやすい小皿料理も味わっておきたい。席の多くはバーカウンターなので、ゆっくり話したいならテーブル席を予約しておくのがおすすめだ。

  • レストラン
  • 汐留

レストラン直通のエレベーターで汐留シティセンターの41階にあるフィッシュバンク トウキョウを訪れると、その店内にきっと息をのむことだろう。

フロアから天井まで続く窓からは東京中をミニチュアのように見渡すことができ、凝ったクリスタルシャンデリアや、1000本以上のワインが保管できるガラス張りのワインセラーにも感動させられる。

新鮮なカキなどのシーフードでテンションを上げたら、夜景と一緒にシャンパンも合わせてみては。

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  • レストラン
  • ピザ
  • 中目黒
  • 価格 1/4

東京にピザブームが起こるはるか前から、シェフの柿沼進は見事な『マルゲリータ』と『マリナーラ』を次々と生み出してきた。柿沼は、22年前におよそ1年をかけてイタリア国内のあらゆるピッツェリアを食べ歩き、帰国後に聖林館をオープンさせた

提供されるマルゲリータは、決して教科書通りのそれではない。絶妙な味加減のトマトソース、モッツァレッラチーズ、色鮮やかなフレッシュトマト、バジルとたっぷりのオリーブオイルが乗っている。クラストは軽やかで、焼きたてのチャバタを思わせるようなテクスチャー。適度にふりかけられた塩とともに、かみしめるたびに鮮やかな味が口に広がっていく完璧な逸品だ。

  • レストラン
  • 銀座

スパイスラボ トーキョーは決して街角にあるありふれたカレー店などではなく、インドのモダンなカレーと日本の季節ごとの食材とが融合した食体験を提供してくれる貴重な店だ。

デリー出身のオーナーは、ロンドンやメルボルン、香港などで話題になっているハイエンドなモダンインド料理を、日本に持ち込みたいと考えて同店をオープン。シェフは、インドのラグジュ アリーホテル、オベロイ(The Oberoi)やアマン(AMAN)で副料理長を務め、コペンハーゲンのノーマ(noma)で修行経験もある、テジャス・ ソヴァニだ。

ソヴァニの生み出す料理は、固有の土地の味わいに限定しているのではなく、より洗練されてバランスを重視している。コースはランチ5つ、ディナー4つで、各コース4〜10品。ベジタリアン、ビーガン、シーフードのみのメニューにも対応している。スパイスで味付けされたラムのサモサ、ウメやみりん、ミント、レモンなどのブレンドで味わうパニプリなど、当地のストリートフードは素晴らしい仕上がりだ。

内容は季節によって異なるので、何度でも再訪したくなってしまうだろう。

食前には、スパイスジンやスーズ、ビターズ、トニックなどが調和した『ムンバイトニック』でリフレッシュするのがおすすめだ

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  • レストラン
  • イタリア料理
  • 学芸大学
  • 価格 2/4

近年急激な発展を見せている学芸大学エリアは、駅前の商店街沿いに小さな飲食店が次々とオープンしている。イタリア風ガストロパブ、あつあつリ・カーリカもその一つで、小規模な店内でナチュラルワインを提供する創作バーだ。

「良い食事とは何か」という考えに基づいて、選び抜かれたシンプルな食材と最低限の調味料で提供される料理は、忘れがたい味わい。なれ寿司を作る際に使用する米に、ペルー産のアマゾンカカオを乗せた『カカオリゾット』は、滑らかな口当たりの濃厚なリゾットでありながら、酸味がきいている。ワインと一緒に一口ずつ味わって食べたい。

  • レストラン
  • 丸の内

ミシュランで星も獲得しているロンドンの伝説的レストラン、ハッカサン(HAKKASAN)などで知られるレストランプロデューサー、アラン・ヤウ(ALAN YAU)の日本初店舗となる点心専門店。二重橋スクエア2階に位置し、伝統的な点心からモダンなものまで豊富なメニューをそろえている。

『蝦夷鹿肉のパイ包み』『北京風水餃子』『キビまる豚のジャスミンスモーク』などのほか、『海老蒸餃子』や『焼売』などの蒸し物などもおすすめだ。

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  • レストラン
  • 原宿

原宿の一隅にある、庭付きの木造一軒家を改装したイートリップは、その閑静なたたずまいが特徴。豊かな緑に囲まれた庭の中、石畳が敷かれた道を抜けると、そこはロマンチックなディナーにふさわしい隠れ家だ。

フードコーディネーターで同店のシェフでもある野村友里は、カリフォルニアの有名なレストラン、シェ・パニース(Chez Panisse) でも働き、イートリップでは「ファーム・トゥ・テーブル」の考えをベースに日本風のアレンジを加えた。

その日の一口パスタやメインなど、メニューには旬の野菜をふんだんに使っている。キャンドルを照明にした開放的な店内は居心地の良い雰囲気を作り出してくれていて、デート向きだ。

街のダイニングシーンを成長させようというシェフの鳥羽周作の情熱は、決してとどまることを知らない。シオで楽しめるのは、腕の立つ若いシェフやソムリエたちとチームを組み、日本料理とフレンチが見事に融合した料理の数々だ。

シオのランチは6品のおまかせコース料理。メインディッシュは豚肉だが、和牛やハト肉への変更もできる。1品目の真っ赤な前菜はビーツとウメ、馬肉をサクサクの生地に乗せたもので、その官能的な色合いはデートを盛り上げてくれるだろう。

どのコースも酒や茶のペアリングも可能なので、昼間からロマンチックで上質な時間を楽しんでほしい。

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日本最初の銀行として落成したビルをリノベーションした複合施設、ケーファイブにあるのがケイブマンだ。日本やフランス、デンマークなど、多様な文化によって創発された先鋭的な料理を楽しむことができる。オスロの三つ星レストランで活躍した黒田敦喜がシェフを務める

早起きデートをしたいのなら、8時から12時まで提供されるモーニングがおすすめ。自家製の肉の盛り合わせや卵のスフレ、サワードブレッド、ワッフルなどがセットになったヨーロピアンスタイルの朝食が味わえる。

もしモーニングのフルセットが完売だった場合は、スタッフが心を込めて作る『オープンサンドウィッチ』もあるので安心だ。

  • レストラン
  • 銀座

資生堂ビル10階にあるイタリアンレストラン、ファロ。エグゼクティブシェフの能田耕太郎は、イタリア料理界の最前線を20年走り続け、2つのレストランにミシュランの星をもたらした人物だ。同店では、日本ならではの四季折々の食材を使って仕上げた、伝統的なイタリア料理が味わえる。

同店が銀座の競合店とは一線を画しているのは、ビーガン料理が肉料理と同じくらい丁寧に作られていること。シェフの食材へのこだわりと、イタリアで培ってきた経験や知識が、肉や乳製品の有無にかかわらず、どの料理にも生かされている。

看板メニューは、数々の賞を受賞した『じゃがいもスパゲッティ』。だしのきいたスープの中にジャガイモの茎が入っていて、カリカリとした歯ごたえのある食感がたまらない逸品だ。コースに合わせて、ソムリエがアルコールのペアリングもしてくれる。

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バレンタインにチョコレートやスイーツを存分に楽しみたいのなら、パティスリー イーズがおすすめ。ミシュラン一つ星レストラン、シンシアで修行を重ねた大山恵介がオーナーを務めており、非の打ちどころのない絶品スイーツが楽しめる。

素材の特徴を生かしておいしさを追求するスイーツは、脱酸素剤など素材の良さを損なうものは使用していない。看板メニューは『アマゾンカカオのシュークリーム』。ほのかにラズベリーを加えたり、チョコレート感を出すためにガトーショコラを忍ばせることで、アマゾンカカオの持つフルーティーな酸味のある大人のデザートだ。

シックで洗練された店内もデートにぴったりなので、甘いものが好きな二人はぜひ足を運んでみてほしい。

てるなりで味わえるのは、フレンチの要素を懐石に取り入れた料理だ。新宿荒木町にある割烹(かっぽう)、鈴なりで修行した村田明彦がシェフを務める。

店内は大人な雰囲気で落ち着きのある空間で、肩を並べてカウンター席でワインと料理を楽しむのもいいが、ゆったりとしたテーブル席もある。

サクッとした最中にレバームースと奈良漬がサンドされた『美桜鶏白レバームースと奈良漬けの最中』や、牛すじとわさびの風味がきいた茶わん蒸し『牛すじ玉地蒸しなど、日本の伝統を再解釈した料理の数々を楽しんでほしい。

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目黒通り沿いにある北欧スタイルのレストラン。デンマークやメルボルンなどで修行を積んできた若手シェフとソムリエが、2017年にオープンさせた。

日本の食材を中心に使用し、それを北欧風のアレンジをしているのがこの店のポイントだ(北欧風の調理とは主に漬物と発酵のこと)。冬が長いデンマークで発達した食料保存技術が、メニューにも生かされている。

かしこまったデートが苦手という人には、2020年に広尾にオープンした注目の複合施設、イートプレイワークスがおすすめ。1、2階にはデートにも最適な「ネオ横丁」があり、ミシュランカジュアルをコンセプトに名店の新業態、日本初出店など全17店舗が集う。

沖縄料理やミシュラン獲得のメキシカン、寿司屋やフレンチビストロなどがコンパクトに軒を連ね、はしごするのもいい。

入居する多くの店のカウンターからはキッチンでシェフが働く様子を見ることもでき、活気のある空間で楽しく食事ができるだろう。 

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2016年に外苑前にリニューアルオープンして以来、進化型の焼き鳥店として人気を博してきたのが焼鳥今井だ。鶏から野菜まで厳選し、魂を込めて焼かれた品々は味はもちろん、その斬新なアプローチで焼き鳥に対するイメージを刷新してくれる。

おすすめは、オーナーシェフを務める今井充史が考案したコースメニュー。パリパリのバゲットの上に乗せられた上品な鶏のレバーパテから始まり、旬野菜のサラダ、今井が選ぶ6種の焼き鳥、日替わりの野菜グリルで構成されている。

店内はスタイリッシュなカウンタースタイルで、厳選されたナチュラルワインもそろう。焼き鳥といえど、高級レストランに引けを取らない品の良さは、デートにもぴったりだ。

個室で豪華な食事を満喫したいなら:銀座 きた福

きた福は、東京で唯一の活けガニ料理店。靴を脱いで畳に上がった瞬間から、ぷりぷりのカニの最後の一口を食べ終わるまで、ここでの経験は全てが格別だ。

食事を終えるのに少なくとも2時間かかる。職人が、4、5キロほどの大きなタラバガニの甲羅を生きたままはがし、足とはさみを順序よく一本一本さばくには、最低でもそれくらい必要だからだ。ゆで、炭火焼、刺し身などさまざま調理方法でカニを味わえる。

席は全て個室で、温かみのある雰囲気。きた福での食事は決して安くはないが、ほかでは味わえない特別な体験ができるだろう。

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エスニック料理が好きなカップルなら、今までに味わったことのないベトナム料理を提供するアンディがおすすめ。ミシュランガイド東京で2018年、2019年と連続でビブグルマンに掲載されている名店だ。

シェフの内藤千博は、生春巻きやフォーといったベトナムの定番メニューを日本の食材を使って再構築し、新鮮で洗練されたコース料理に仕上げている。

発酵させた日本茶の葉の上に、焙煎(ばいせん)したココナツやゴマ、シャキシャキのキュウリなどの野菜が入った『ティーリーフサラダ』はぜひ味わっておきたい1品。香り、食感、味わいなど五感を刺激する絶品だ。

デートで行きたい店をもっと見つけるなら……

  • レストラン

最近ではミシュランのガイドブックの星の数は東京が世界最多、と話題にもなるように、東京は食の天国として胸を張れる都市の一つだろう。タイムアウト東京では知る人ぞ知る、隠れ家的名店から、昔から地元の人々の空腹を満たしてきた大衆食堂まで、カテゴリーや価格も幅広くカバーし、今の東京を表すにおいて外せない100軒の店を選出した。

東京、デートバー10選
  • バー

「バーで口説くな」というバーテンダーもいる。しかしやはり、全てにおいてオーセンティックな一軒だからこそ、男女を問わず「すてきなあの人と足を運びたい」と考えるのも不思議ではない。

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  • レストラン
  • カフェ・喫茶店

目当てのドリンクやフードを味わう、友人とおしゃべりを楽しむ、ちょっとした作業をする……。カフェに行く目的は人それぞれだが、「癒やされに行く」というのもまた一つの選択肢。ここでは、一人でゆったりと過ごしたくなるような植物のあふれるカフェを5つ紹介する。

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