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Photo: Kisa Toyoshima | Wasachi Tokyo
Photo: Kisa Toyoshima

東京、抹茶を堪能できるカフェ8選

クリーミーな抹茶ラテから本格的な抹茶まで

Kaila Imada
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茶は日本文化に深く根付いており、家庭やカフェで日常的に親しまれているほか、伝統的な茶道にも欠かせない存在だ。日本では古くから抹茶が愛されてきたが、近年では世界的な人気が高まり、抹茶ラテやデザート、カクテルなど、さまざまな形で味わえるようになった。

国内には世界的にも評価の高い抹茶の産地が数多くあり、東京のカフェでは、茶葉の産地や栽培方法、収穫方法によって異なる風味や個性を楽しめる。また、お気に入りの抹茶を自宅でも取り入れられるよう、抹茶パウダーを販売している店も多い。

抹茶に詳しい人はもちろん、東京旅行中に抹茶を満喫したい人も、ぜひこのリストを保存して、次の街歩きに役立ててほしい。

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六本木の喧騒(けんそう)から離れた、落ち着いた住宅街の路地にひっそりとたたずむ抹茶専門店。店内には大きな共有テーブルが一つあり、壁際には小さなベンチやテーブルも配置されている。ゆったりと腰を落ち着けて抹茶を満喫できる、都会の隠れ家的なカフェだ。

メニューはシンプルで、ホットとアイスの抹茶ラテをはじめ、オーツミルクやココナツミルクを使ったドリンクも揃う。抹茶本来の味わいを堪能したいなら、ミルクを加えずに楽しむ薄茶がおすすめ。甘いものが好きなら、抹茶アフォガートも見逃せない。

使用する抹茶は福岡県産。日本を代表する茶農家と密接に連携し、単一産地の茶葉を使った、茶道にも用いられる高品質な抹茶を提供している。品種は、深い緑色とクリーミーでうまみのある風味が特徴の「おくみどり」。ミルクとの相性がよく、ラテにも適した人気の品種。「Wasachi」の抹茶は特にナッツのような香ばしさが際立ち、ラテにすることでその個性が引き立つ。

店頭では抹茶パウダーも購入でき、自宅で本格的な抹茶ドリンクが作れる。今後はコラボレーション商品の展開も予定されており、三つ星レストランのシェフ、ダニエル・カルバート(Daniel Calvert)が手がける「抹茶ホワイトチョコレートクッキー」も、店舗に登場する予定だ。

恵比寿にある「Summer Studios」は、抹茶初心者から本格的な抹茶好きまで、気軽に立ち寄れるカフェ。オーガニックの鹿児島県産抹茶を、音楽と「終わらない夏」を思わせるリラックスした雰囲気の中で楽しめる。

ドリンクの種類も豊富で、抹茶の爽やかな青々しさとイチゴの甘みが調和したストロベリー抹茶や、トロピカルな味わいのマンゴー抹茶などが人気。少し変わった一杯を試したいなら、抹茶とほのかなスパイスの風味があるコーラを組み合わせた「抹茶クラフトコーラ」もおすすめだ。

気に入った抹茶は、オリジナルの抹茶パウダーを購入してもいい。ラインアップには、茶道にも使われる高品質なオーガニック抹茶と、通常のオーガニック抹茶がある。

平日は、こだわって選曲された音楽を聴きながらドリンクを味わうのがいいだろう。店内はビーチサイドを思わせる、ゆったりとした雰囲気に包まれる。一方、週末にはライブDJセットが開催され、より活気のある雰囲気に。ニューヨークを拠点とする「Silence Please」がデザインした木製スピーカーも設置され、このカフェならではの魅力を引き立てている。

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洗練されたインテリアと、こだわりの抹茶やコーヒーが魅力のスタイリッシュなカフェ「SABO TOKYO」。インダストリアルな雰囲気の店内では、建物からそのまま切り出したかのような大きな岩が目を引くだろう。カウンターや椅子としても機能するその岩が、空間に独特の存在感を添えている。さらに、2階フロアも近日オープン予定。今後は、よりゆったりとした空間でドリンクを楽しめるようになる。

抹茶は日本各地の茶園から仕入れており、生産者との長期的な関係を築きながら、茶葉の栽培支援にも取り組む。手摘みの抹茶に加え、同店独自のブレンドもラインアップ。抹茶ラテとしても、抹茶そのものを味わうストレートでも、ホットとアイスの両方で楽しめる。抹茶は季節や入荷状況によって変わるため、訪れるたびに新しい味わいに出合えるのも魅力だ。

店頭では抹茶パウダーを購入できるほか、竹製の茶筅(ちゃせん)や、富山県の美しい陶磁器の茶碗(ちゃわん)など、抹茶を点てるための道具も販売。抹茶やオンライン限定商品は、公式オンラインショップからも購入できる。

浅草寺のすぐそばにある「MATCHAMON」は、抹茶好きにはたまらない。開放感のあるしゃれた店内で、ラテからマンゴーやイチゴのピューレを加えたものまで、創意工夫に富んだ抹茶ドリンクを注文できる。

また、ウインナーコーヒーのようにクリームを乗せた「抹茶アインシュペナー」や、ココナツウォーターに抹茶を合わせたドリンクなど、ユニークな組み合わせのメニューも見逃せない。季節限定メニューも定期的に登場し、ブルーベリーの炭酸抹茶や、塩味のクリームをトッピングした抹茶なども提供されている。

特におすすめなのが、定番の「抹茶ラテ」。仕上げにオレンジの皮を削って振りかけることで、抹茶の風味を引き立てながら、爽やかな柑橘の香りを加えている。スイーツも充実しており、濃厚な抹茶ジェラートや抹茶フィナンシェのほか、小豆、マスカルポーネ、バターを挟んだサクサクのもなかも楽しめる。

使用する抹茶は鹿児島県産で、品種は豊かなうまみと穏やかな苦みが特徴の「おくみどり」。さまざまなドリンクに合わせやすく、店頭ではオリジナルの抹茶パウダーやほうじ茶パウダーも購入できる。抹茶フィナンシェのギフトボックスも販売されているため、土産にもぴったりだ。

さらに、自分で抹茶を点てる体験もおすすめしたい。カウンターでスタッフに教わりながら、抹茶と湯の適切な割合や温度、茶筅の振り方などが学べる。きめ細かな泡を作るコツを教わりながら、本格的な茶の世界に触れてほしい。

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トレンド感のある富ヶ谷エリアに位置する「八十八渋谷」は、自分好みにドリンクをカスタマイズしたい人におすすめ。ラテは、京都産の4種類の抹茶から好みのものを選ぶところから始まる。

まず、「おくみどり」と「さみどり」をブレンドした、ほどよい苦みが特徴の「合組(ごうぐみ)」。次に、香ばしくナッツのような風味が豊かな2種類の抹茶「焙煎(ばいせん)」。そして、手摘みで収穫された単一産地の抹茶「手摘み(てづみ)」。苦みが控えめで、うまみをより強く感じられるの。

抹茶を選んだら、トッピングも自由に組み合わせられる。白玉、抹茶アイス、抹茶ホイップクリーム、抹茶フィナンシェ、季節のフルーツソースなど、選択肢は多彩だ。季節ごとにフレーバーが変わる「限定抹茶ラテ」もチェックしておきたい。

ほかにも、人気の「八十八シェイク」をはじめ、ほうじ茶ラテ、和紅茶ラテ、季節限定の紅茶レモネードなどがあり、好みに合わせてカスタマイズしてほしい。スイーツメニューも豊富で、看板メニューのもなかサンドやパフェ、抹茶の溶岩ケーキ、アフォガートなど、抹茶好きにはうれしいラインアップ。もちろん抹茶パウダーやほうじ茶パウダー、人気の抹茶フィナンシェも購入できる。

京都で1854年に創業した老舗茶舗「中村藤吉本店」の東京店舗。日本を代表する緑茶を、抹茶ラテや緑茶を使ったスイーツなどで楽しめる。基本的にはテイクアウト中心の店舗だが、店内奥には座席も数席用意。茶や菓子、ギフトセット、もちろん抹茶も購入でき、日本茶の魅力に触れられる。

定番の煎茶から、複雑で豊かなうまみが特徴の玉露まで、さまざまな日本茶を試せるのも魅力。抹茶も評判がよく、店頭で味わうのはもちろん、自宅用として購入するのにも適している。

カフェメニューは比較的シンプルで、人気の「ミクスチャ」は、薄茶をミルクに注いだドリンク。ホットとアイスから選べ、ほんのり甘みが付いているが、砂糖抜きや別のミルクへの変更もリクエストできる。そのほか、爽やかな薄茶に香り豊かな抹茶ゼリーと抹茶クリームを合わせたドリンクや、ミルク入りのほうじ茶も人気だ。

自宅用の抹茶を探しているなら、店頭で販売されている約8種類の抹茶にも注目したい。中村藤吉の抹茶は、碾茶(てんちゃ)と呼ばれる、日光を遮って育てた茶葉から作られている。栽培時に日光を制限することで、甘みとうまみが引き出され、苦みや渋みが抑えられる。中でも人気の高い「鮮雲の白(せんうんのしろ)」は、カフェのドリンクにも使われている抹茶。ほどよい苦みと、すっきりと爽やかな後味が特徴で、ストレートでもミルクと合わせても飲みやすい。

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近年、東京各地に店舗を展開している「BONGENCOFFEE」。中でも、冷たいドリンクを中心に提供する銀座の新店舗は、気軽に立ち寄れる便利なスポットだ。店内に入るとまず目を引くのが、四季折々の花々が描かれた美しい手描きの天井。金色を基調とした華やかな天井の下にカウンターがあり、その奥にBONGENのシンボルともいえる盆栽が飾られている。洗練された和の雰囲気が漂う。

メニューはコーヒー、抹茶、ほうじ茶が中心。中でも、コーヒーと茶を一杯の中で組み合わせたドリンクを楽しめるのが特徴だ。ぜひ試したいのが、甘さを加えない「プレミアム濃厚抹茶ラテ エスプレッソ」。鹿児島県産の上質な抹茶をミルクと合わせ、さらにエスプレッソを注いでいる。抹茶の豊かな香りとコクに、コーヒーの風味とカフェインの刺激が加わる。

自宅でも楽しみたい人には、店頭で販売されている3種類の抹茶とほうじ茶がおすすめ。2種類は鹿児島県産で、カフェのドリンクに使われているものは程よい苦みがあり、抹茶の香りを楽しむのに適している。もう一つは京都・宇治産の上質な抹茶で、苦みが控えめな、よりまろやかな味わい。冷たいドリンクを中心とした店舗だが、気温が下がる季節には温かいドリンクもメニューに加わる予定となっている。

コーヒー好きなら「プレミアム和三盆ラテ」もおすすめしたい。和三盆とは、和菓子にも使われる、サトウキビを原料とした上質な砂糖のこと。ラテの表面をキャラメリゼすることで、パリッとした食感と香ばしさが楽しめる。軽食には、エスプレッソときな粉を添えた甘いみたらし餅や、抹茶クリームを挟んだもなかなども用意されている。

1950年代に建てられた銭湯をリノベーションした、趣のある「MATCHA&ESPRESSO MIYANO-YU」。かつての浴場の面影を残しながら、居心地のよいカフェへと生まれ変わった。メインスペースには畳敷きの小さな部屋があり、昔ながらの日本家屋のような落ち着いた雰囲気。さらに、以前は浴場だったエリアも改装され、くつろげるラウンジや座席スペースとして活用されている。

同店では、コーヒー豆を店内で焙煎する一方、静岡県産の抹茶を使ったオリジナルブランドも展開している。使用するのは、茶畑の再生に取り組む生産者たちが育てた、オーガニックの「おくみどり」。後継者のいない茶農園を引き継いだ若い生産者を支援し、日本の茶づくりの伝統を守る活動にも取り組んでいる。

単一産地の抹茶は、鮮やかな緑色と豊かなうまみが特徴で、苦みは比較的控えめ。カフェで味わうことも、抹茶パウダーを購入して自宅に持ち帰ることもできる。手作りの茶筒など、個性的な土産も販売する。

ドリンクメニューには、ラテやカプチーノといったコーヒーに加え、抹茶ラテや抹茶そのものを味わうストレートの抹茶も用意。抹茶は、ホットとアイスの両方から選べる。季節限定のドリンクも注目で、これまでには抹茶にアイスクリームを乗せたものや、爽やかな抹茶ハニーレモンソーダなどが登場している。

ベストスポットを探すなら……

  • Things to do

ロンドン出身の私が東京で暮らし始めてまず取り組んだのが、都内のおすすめのイギリス系パブやスポットを探すことだった。数え切れないほどのパブ巡りやクリームティー、ショッピングを重ね、今では「故郷に帰ったような場所」を求める人に向けて、イギリスらしさが感じられる場所をまとめて紹介したい。

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