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『ハリー・ポッター』25周年上映から『マイ・プライベート・アイダホ』まで

映画館だからこそ、もう一度観たい一本がある。
公開25周年を迎える『ハリー・ポッターと賢者の石』をはじめ、『マイ・プライベート・アイダホ』初のデジタルリマスター版、『ハチミツとクローバー』初のデジタル上映版など、この夏は名作との再会の機会が充実。スクリーンでしか味わえない映像や音響、そして作品が持つ空気感を、改めて体感してみたい。
2001年の公開以来、世界中で愛され続けるシリーズ第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』が、再び映画館へ。日本でも興行収入203億円を記録し、社会現象を巻き起こした。公開25周年を記念し、本作が2026年8月28日(金)から期間限定で全国上映される。
今回の上映では、IMAX®やDolby Cinema、4DX、MX4Dなどのラージフォーマットにも対応し、迫力ある映像と音響による臨場感あふれる映画体験を実現。世界中を魔法の世界へと誘った一本を、改めて劇場で味わえる。
また、本編終了後に約12分の初公開ボーナスメイキング映像を上映(一部劇場を除く)。主要キャストやスタッフが撮影当時を振り返る貴重な内容で、この上映でしか見られない特典だ。
さらに、日本版25周年記念ビジュアルも公開。ハリーがオリバンダーの店でつえに選ばれる名シーンなどが描かれ、シリーズの原点を感じられるデザインに仕上がった。この夏は、映画館で「バック・トゥ・ホグワーツ」を体験してみては。
8月28日(金)から全国上映。
香港の街を駆け抜ける孤独な男女の恋を描いた、ウォン・カーウァイ(Wong Kar Wai)の代表作『恋する惑星』の4Kレストア版が、「新文芸坐」で8月1日〜5日(水)、9日(日)に上映。あわせて、『天使の涙』『ブエノスアイレス』『花様年華』『2046』を含む5作品がラインアップされる。
1994年公開の本作は、カーウァイを代表する作品の一つ。失恋した2人の警官と、それぞれが出会う女性との恋模様を描き、トニー・レオン(Tony Leung)、フェイ・ウォン(Faye Wong)、金城武ら豪華キャストが出演する。スタイリッシュな映像美と独特の世界観で、1990年代のミニシアターブームを象徴する作品として、今なお多くの映画ファンを魅了し続けている。
4Kレストア版は、監督自らが監修したもの。『恋する惑星』は公開当時のアスペクト比1.66:1を復元し、新たに5.1ch音声を再構成するなど、映像と音響の両面で作品本来の魅力を追求した。
豊かな色彩、あの音楽、そして切なくも美しい恋の物語を、大スクリーンで体感したい。
「新文芸坐」で8月1日〜5日(水)、9日(日)の限定上映。
孤独を抱えた若者たちの旅と友情を描いたロードムービーが、美しい映像でよみがえる。名作『マイ・プライベート・アイダホ』が、製作35周年を記念し、8月7日(金)から「シネマート新宿」「シネスイッチ銀座」ほか全国の劇場で、初のデジタルリマスター版として上映される。
本作は、ナルコレプシーという病を抱えながら路上で生きるマイクと、市長の息子でありながら家を飛び出したスコットの、男娼(だんしょう)として生きる2人の青年が旅を通して絆を深めていく物語だ。主演は、今なお伝説的な俳優として語り継がれるリヴァー・フェニックス(River Phoenix)と、若き日のキアヌ・リーヴス(Keanu Reeves)。2人の共演は本作でしか見ることができない。
監督は『エレファント』『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』などで知られるガス・ヴァン・サント(Gus Van Sant)。「家への回帰」という現代にも通じるテーマを、詩的で幻想的な映像と繊細な人物描写で描いた。
35年の時を経て、映画史に刻まれた一本を堪能してほしい。
「シネマート新宿」「シネスイッチ銀座」ほか全国の劇場で、8月7日(金)から上映。
羽海野チカの人気コミックを実写映画化した『ハチミツとクローバー』が、公開20周年を記念し、初のデジタル上映版として8月7日(金)から「ホワイト シネクイント」でリバイバル上映される。当時のみずみずしい青春の輝きが、鮮やかによみがえる。
本作は、櫻井翔、蒼井優、伊勢谷友介、加瀬亮、関めぐみら豪華キャストが集結し、美大生5人の恋や友情、将来への葛藤を描いた青春群像劇だ。主題歌にはスピッツが本作のために書き下ろした『魔法のコトバ』、エンディングテーマにはスガシカオが楽曲提供した嵐の『アオゾラペダル』を起用し、作品を彩っている。
主人公・竹本が天才的な絵の才能を持つはぐみと出会ったことをきっかけに、それぞれの片思いや夢が交錯していく切ない物語。青春のきらめきを、改めて劇場で感じてほしい。
「ホワイト シネクイント」で、8月7日(金)から上映。
イングランド北東部の炭鉱町に暮らす11歳の少年が、バレエへの情熱を胸に夢を追う姿を描いた『リトル・ダンサー』。デジタルリマスター版が、8月8日(土)まで「目黒シネマ」で上映される。
2000年公開の本作は、世界で1億ドルを記録し、日本でも多くの観客の心をつかんだ。主演は、本作で鮮烈なデビューを飾ったジェイミー・ベル(Jamie Bell)。2000人を超えるオーディションを勝ち抜いてビリー役を射止めた。
1984年、バレエに魅了されたビリーは、家族との葛藤や周囲の偏見を乗り越えながら夢を追い続ける。その夢はやがて家族の願いにも変わり、胸を打つ感動を生み出す。
T・レックスやザ・クラッシュらの名曲が彩るドラマを、スクリーンで楽しめる貴重な機会だ。
「目黒シネマ」で8月8日(土)まで限定上映。
熱狂と狂気が交錯する、忘れられない一夜。ギャスパー・ノエ(Gaspar Noé)の監督作品『CLIMAX クライマックス』が、8月8日まで「目黒シネマ」でアンコール上映される。
『カノン』『アレックス』などで知られるフランスの鬼才・ノエが手がけた本作は、ドラッグによって理性を失っていくダンサーたちの一夜を描いた異色作。1996年、アメリカ公演を控えた22人のダンサーたちがリハーサル後のパーティーを楽しむ中、サングリアに混入されたLSDによって、会場は次第に制御不能な空間へと変貌していく。
出演者には実際のプロダンサーたちを起用。圧巻のダンスパフォーマンスと長回しの映像が生み出す臨場感は、観る者をその場に引き込む。さらに、ダフト・パンクやザ・ローリング・ストーンズらの楽曲が、作品の異様な熱量をさらに高めている。
ダンス、音楽、映像、そして狂気が融合したノエならではの衝撃作を、大画面で味わいたい。
「目黒シネマ」で8月8日(土)まで限定上映。
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