Alfa Mist
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東京、5月に行くべき音楽イベント

Alfa Mist、Jon Batisteら来日公演など、注目ライブを紹介

Naoya Koike
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日々さまざまな公演が行われる中、「こんなライブあったのか」と終わってから知ることも少なくない。また、どうしても生演奏を浴びたいという日もあるだろう。

そんな時はぜひ本記事を参考にしてほしい。ここでは、バンド・SPARKSとCorneliusによるダブルヘッドラインショー、「UKジャズ」の中心人物のAlfa Mist、グラミー賞受賞アーティストのジョン・バティステ(Jon Batiste)による公演など、さまざまなジャンルのライブを紹介。気になったら必ず足を運ぼう。

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東京に新しい音楽スポットが誕生する。お台場エリアに誕生した大型複合施設「Tokyo Dream Park」内の「SGC HALL ARIAKE」だ。同施設のオープニングシリーズに、メイル兄弟によるロサンゼルス発のバンド・スパークス、渋谷系の最重要人物であるコーネリアスのダブルヘッドラインショーが実現した。

どちらも「ポップなのに変」「変なのにポップ」というな魅力を何十年も体現してきたアーティスト。10年ほど前から親交があるという2組だが、昨年スパークスのアルバム『MAD!』の国内版に楽曲「Do Things My Own Way」でコーネリアスがリミックスで参加した。この縁がようやく対バンという形で結実する夜となるだろう。

なお、同公演の翌日、2026年5月6日(水)にはスパークスが「duo MUSIC EXCHANGE」で単独公演を控えている。ファンなら連日通ってみては。

※5月5日(火・祝)18時〜/SGC HALL ARIAKE/料金はSS指定席1万6,000円、S指定席1万4,000円、A指定席1万1,000円

ニューヨークのジャズシーンで活躍する日本人キーボーディスト・BIGYUKIが「渋谷クラブクアトロ」にやってくる。直近では椎名林檎の最新アルバム『禁じ手』への参加、Awichとの共演も話題となったが、彼の最大の魅力はライブの迫力や音色の妙だろう。

最近はソロやドラマーのジャリス・ヨークリー(Jharis Yokley)とのデュオで即興的なビートを紡いでいくセットが多かったが、今回のツアーではギタリストのランディ・ラニヨン(Randy Runyon)を加えたトリオ編成での演奏。どんなビートを見せてくれるのかが楽しみだ。

この日は、自分ひとりで作り上げたトラックを収録したミニアルバム『John Connor』の発売直後。いったいどんなパフォーマンスが繰り広げられるのか。ビートミュージックとしての現代ジャズで、体を揺らしたい。

※5月15日(金)19時〜/渋谷クラブクアトロ/料金は前売り6,600円(別途1ドリンク600円)

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アメリカのジャズとはまた質感が違う「UKジャズ」。その磁場の中心人物の一人はこの男、Alfa Mistだろう。トム・ミッシュ(Tom Misch)やユセフ・デイズ(Yussef Dayes)などともコラボレーションしてきた、ロンドンのプロデューサー・ピアニストである。

ヒップホップのビートメイキングからジャズに触れて独学で探求を続けた結果、クリエーティビティーは音楽の外にまで拡大。2025年10月にリリースした『Roulette』では、自作漫画を音で表現したコンセプトアルバムとなっている。

今回のライブはストリングスを多用した、最新作のシネマティックな世界観を6人のバンドセットで表現。譜面ではなく漫画を開いて見ながら演奏するであろう、アルファミストにも注目だ。会場となる渋谷「WWW X」は、彼の音楽が持つベッドルームとジャズクラブの中間地帯のような質感と相性がいい。浮遊感のあるサウンドに身を委ねよう。

※5月20日(水)19時〜/WWW X/料金は前売り1万500円(ドリンク代別途)

『Weirdo』(変な奴)というアルバムタイトルを、ここまで誇らしく掲げられるアーティストも珍しい。イギリス・リーズ出身のマルチ奏者、エマ=ジーン・サックレイ(Emma-Jean Thackray)の最新作は、2025年のマーキュリー・プライズにノミネートされるなど高い評価を得ている。

トランペットからキーボード、ギター、ボーカル、そしてプロデュースまでを一人でこなし、グランジ、ポップ、ソウル、ジャズなど、あらゆる音楽ジャンルからアイデアを得る。誰とも違う孤独の先に見出した自由な創作が持ち味だ。

本公演が彼女の「ブルーノート東京」への初登場となる。ポップで聴きやすい楽曲が多いので、これを機会に足を運ぶのをおすすめする。

※5月24日(土)1st 16時30分〜、2nd 19時30分〜/ブルーノート東京/料金は前売り8,800円〜

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サックス奏者のケニー・ギャレット(Kenny Garrett)のバンドを経て、スナーキー・パピーのメンバーとして世界に知られたキーボーディストのコリー・ヘンリー(Cory Henry)。2024年からはスティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)のツアーに帯同し、2025年にソロアルバム『Church』で第67回グラミー賞「ベスト・ルーツ・ゴスペル・アルバム」を獲得するなど、その活躍は止まらない。

今回は自身のバンドであるザ・ファンク・アポストルズのメンバーを率いた「コットンクラブ」での公演。ゾーンに入ったときの神懸かった楽器演奏だけでなく、彼のソウルフルな歌唱やバンドとのアンサンブルが見どころとなる。ゴスペルやファンクの熱量を味わいたければ、このライブはマストだ。

※5月26日(火)・27日(水)1st 18時〜、2nd 20時30分〜/コットンクラブ/料金は1万1,000円〜

ニューオーリンズの音楽一家に生まれ、ジュリアード音楽院で学び、ピクサー映画『ソウル』の音楽で世界に名を轟かせたジョン・バティステ(Jon Batiste)。第64回グラミー賞では、史上3位となる11部門にノミネートされ、「アルバム・オブ・ザ・イヤー」を含む最多5部門を受賞した。

渋谷「Spotify O-EAST」で行われる本公演は、オーガニックなサウンドでまとめられた最新アルバム『Big Money』を携えた来日公演となっている。全ての演奏が一発録り、ボーカルのオートチューンも含めて編集が一切ないという。まさに「完璧」な音楽が飽和するであろうAI時代へのカウンターだ。

しかし悲しいことに、それを音源から耳で聴き取ることはほぼ不可能である。テクノロジーの進歩はそこまで来ている。よって人間であることを証明するには究極的にライブでしかない。反逆でありながら懐かしい、という相反する意図をジョン・バティステのエンターテイメントから感じよう。

※5月26日(火)19時〜/Spotify O-EAST/料金は1万2,000円(ドリンク代別途)

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そしてその魅力に引かれた人々は、ソウルミュージックのレコードが聴ける店に通い詰めるようになったのである。魂を揺さぶる音楽は酒と相性抜群で、やがてソウルバーとして東京の夜の街のヒップな存在として定着した。

今や東京には、数多くのソウルバーが存在する。今回はその中でも、星のように輝く5つの名店を紹介しよう。

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