George’s
六本木にまだ防衛庁があった1964年、外苑東通りの角にオープンした「George’s(ジョージス)」。「伝説のママ」と呼ばれた故・岡田信子が店を開いた。2005年に西麻布へ移転し、現在は1990年代から店で働いてきた高橋知恵が2代目のママを務めている。ちなみに店名は人の名前ではなく、男と女の「情事」から名付けられた造語だという。
同店がソウルバーとなったきっかけは、店内に置かれたジュークボックス。当初はレストランバーだったが、当時六本木に駐留していた米兵たちが自分たちの持っているソウルミュージックの7インチレコードを聴くために足を運ぶようになり、変貌を遂げた。
テーブルチャージは1,000円(以下全て税込み)。今でも1972年製のジュークボックスが現役で稼働しており、1曲100円で1960年代から1990年代までのソウルミュージックが楽しめる。ジュークボックスのスピーカーから流れる音は温かみがあり、まるでタイムスリップしたかのように当時の空気を再現してくれる。オープン当初から置かれている「サッポロ生ビール黒ラベル」の小瓶(1,000円)とともに楽しみたい。
2階は名作のソファが置かれた秘密基地のような空間で、通常の営業時は開いていないが、貸し切りもできるそうだ。
これまで、ジェームズ・ブラウン(James Brown)をはじめ、数えきれないほどのミュージシャンたちが立ち寄ってきた同店に、ぜひ訪れてみてほしい。





















