1. カラヴァッジョ (本名 ミケランジェロ・メリージ) 《音楽家たち》1597年 油彩/カンヴァス 92.1 x 118.4 cm ニューヨーク、メトロポリタン美術館 Rogers Fund, 1952 / 52.81
    Juan Trujilloカラヴァッジョ (本名 ミケランジェロ・メリージ) 《音楽家たち》1597年 油彩/カンヴァス 92.1 x 118.4 cm ニューヨーク、メトロポリタン美術館 Rogers Fund, 1952 / 52.81
  2. フェルナンド・ボテロ
    フェルナンド・ボテロ

ゴールデンウィーク、注目の展示14選

4月から5月に開催、フェルナンド・ボテロやChim↑Pom、メトロポリタン美術館などを紹介

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Time Out Tokyo Editors
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タイムアウト東京 > アート&カルチャー > ゴールデンウィーク、注目の展示14選

今年のゴールデンウィークは、4月29日(金・祝)〜5月1日(日)、3日(火・祝)〜5日(木・祝)と3連休が2回。美術館やギャラリーを楽しみたいと思う向きも多いことだろう。

本記事では、宝石やスコットランド国立美術館のコレクション、ダミアン・ハーストなど、連休中に行っておきたい14の展示をセレクト。連休中は、アート巡りに出かけてみるのもいいかもしれない。

コンテンポラリーアート

  • アート
  • 乃木坂

ダミアン・ハーストの国内初の大規模個展が、六本木の国立新美術館で開催中。今回は、2021年にカルティエ現代美術財団が紹介した、107点から成る『桜』シリーズから、作家自身が選んだ24点の大型絵画を展示する。

このシリーズは、19世紀のポスト印象派や20世紀のアクションペインティングなどをハースト自身が独自に解釈したものと評される。ハーストの作品は、ホルマリン漬けの牛などのイメージが強いかもしれない。しかし、実際には1980年代後半以降、継続的に抽象絵画を制作。『桜』は、色彩や絵画空間に対する関心を持ち続けてきたことを改めて教えてくれる。

展示される中には縦5メートル、横7メートルを超える作品もあり、あたかも実際の桜の中にいるかのような気持ちになることだろう。

※国立新美術館 企画展示室 2Eにて/10〜18時(金・土曜は20時まで)/入館は閉館の30分前まで/公式イベントサイトはこちら

  • アート
  • 六本木

結成17年を迎えるアートコレクティヴ、Chim↑Pomの展示が森美術館で開催される。初期から近年までの代表作、さらに本展示のために制作された新作が一堂に会する大規模回顧展だ。

展示は「都市と公共性」「広島」「東日本大震災」などテーマ別に構成されており、現代社会に対するメッセージ性の強い作品で知られるこのグループが、一貫して考察する事象を浮き彫りにしようと試みている。

常に問題提起をして話題を呼んできた作品たち。コロナ禍に疲弊している現在の私たちにとって新しい意味をもたらしてくれることだろう。

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  • アート
  • 清澄

東京都トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)が、中堅アーティストを継続的に支援し、その成長を促すことを目的に設けた現代美術の賞、『Tokyo Contemporary Art Award(TCAA)』。2018 年から実施している本アワードの第2回『TCAA 2020-2022』受賞者、藤井光山城知佳子の受賞記念展が、2022年3月19日(土)から6月19日(日)まで東京都現代美術館で開催される。

藤井はアメリカ占領軍が残した公文書をもとに戦後の、絵画を巡る議論を考察する新作を、山城は、出身地の沖縄であるリサーチを軸にした新作とそれに関連する過去の作品を発表する予定だ。

本展に併せて、受賞者ごとにモノグラフ(非売品)も発行される。モノグラフでは、作品や制作に関するアーティストのテキストのほか、専門家による寄稿も収録。一部は公式ウェブサイトで公開を予定している。

イベントの詳細はこちら

主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーアーツアンドスペース・東京都現代美術館

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  • アート
  • 絵画
  • 渋谷

コロンビア出身の美術家、フェルナンド・ボテロによる大規模展が26年ぶりに日本で開かれる。ボテロ本人監修のもと、貴重な初期作品から近年の作品まで、油彩画、水彩画、素描など70点を展示。ほとんどが日本初公開作というから見逃せない。 

ボテロが世界から注目されるきっかけとなった2020年制作の『モナ・リザの横顔』も、本展で世界初公開となる。ボテロの作品は、人物、動物、物に至るまでふくよかでユーモアをたたえているのが特徴だ。

観る人のさまざまな感覚に訴えてくる画法は、世界中で話題を呼び、これまで70年以上に渡り各国で個展が開かれてきた。

同展の開始と同時に、 巨匠の素顔と「ボテリズム」の秘密に迫る映画作品『フェルナンド・ボテロ 豊満な人生』もル・シネマで公開される。不思議な魔法に浸りに行こう。

土、日曜、祝日はオンライン(ART PASS)による入館日時予約が必要なので注意しよう。

※10〜18時(金・土曜は21時まで)/休館日は5月17日/入場は閉館の30分前まで/公式イベントページはこちら

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  • アート
  • 豊洲

 

来場者200万人を突破した豊洲の人気アートスポット、チームラボ プラネッツで「炎」をテーマにした、二つの新作が登場する。

入館者にかかわらず、屋外で鑑賞できるパブリックアート『空から噴き落ちる、地上に憑依する炎』は、人々が作品の前に立つと黒い何かが生まれ、炎の形が変化する、チームラボらしい作品。空から落ちてくる炎の線は、なぜかずっと眺めていても飽きない不思議な力がある。

館内で公開される『憑依する炎』もまた、空間上に描かれる燃焼のダイナミックな運動が体感できる作品。一度訪れたことがある人も、新作公開を機に再訪してみては。

オールドマスター

  • アート
  • 絵画
  • 乃木坂

メトリポリタン美術館の主要作品が一挙来日、ルネサンスから19世紀まで、西洋絵画史500年を彩った巨匠たちの名画が国立新美術館に勢ぞろいする。

ヨーロッパ絵画部門の2500点あまりから選りすぐった名画65点、そのうち46点が日本初公開となる大型展示だ。カラヴァッジョ、ゴッホ、モネ、セザンヌらの日本未公開作品は見逃せない。展示では西洋絵画の歴史を「信仰とルネサンス」、「絶対主義と啓蒙主義の時代」、「革命と人々のための芸術」の3つのセクションに分けてそれぞれ名画と共に紹介している。

時代の流れと共に変化してきた絵画の表現や技法についてじっくりと見聞を深める良い機会になりそうだ。混雑緩和のため事前予約制の日時指定券を推奨している。時間に余裕を持ってたっぷりと観賞したい。

※10時~18時(金・土曜は20時まで)/入場は閉館の30分前まで/公式イベントページはこちら

 

  • アート
  • 汐留

エルサレムのイスラエル博物館所蔵の膨大なピカソのコレクションから、版画作品を中心に、油彩画、ドローイング、写真を展示する。1970年から20世紀を迎える時期までの作品群を通じて、変化していく画風、技術的な実験、モチーフの変容についても紹介し、ピカソのインスピレーションの源に迫る展覧会となる。

美術館内は全てLEDライトを使用しており、作品本来の色彩、遠近感、絵肌である「マティエール」を引き出してくれる。鑑賞に適した環境なので、見応えがあるだろう。

日時指定予約サイトからチケット予約を推奨している。世界的天才画家の作品をじっくり堪能するためにも、時間に余裕を持って訪れたい。

 10~18時(5月6日、6月3日は20時まで)/休館日は水曜(祝日、5月4日、5月18日は開館)/入場は閉館の30分前まで/公式イベントページはこちら

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  • アート
  • 上野

「美の殿堂」と名高いスコットランド国立美術館は、世界でも指折りの西洋絵画コレクションを有している。『 THE GREATS 美の巨匠たち』では、ラファエロ、エル・グレコ、ベラスケス、レンブラント、ルノワール、モネ、ゴーガンなど、ルネサンス期から19世紀後半までの西洋絵画史を彩る巨匠たちの作品が展示される。(モネ、ゴーガンは東京会場のみ展示)。

加えてゲインズバラ、レノルズ、ターナーといったイングランド絵画とスコットランド絵画の名品も出品。展示は、プロローグ「スコットランド国立美術館」、第1章「ルネサンス」、第2章「バロック」、第3章「グランド・ツアーの時代」、第4章「19世紀の開拓者たち」、エピローグで構成され、西洋美術の流れと共に紹介していく。

エピローグで展示される、アメリカの風景画家、フレデリック・エドウィン・チャーチによる大作『アメリカ側から見たナイアガラの滝』は、スコットランドに生まれ、アメリカに渡って財を成した実業家が、母国への感謝の気持ちを込めて、スコットランド国立美術館へ寄贈したもの。約90点の油彩画、水彩画、素描に囲まれ、悠久の時を感じてみてほしい。

なお入場には日時指定予約制を導入。詳細は公式イベントページにて確認してほしい。

企画展示室にて/9時30分〜17時30分(月曜日休室、5月2日は開館)/入室は閉室の30分前まで/問い合わせは050-5541-8600 (ハローダイヤル)/公式イベントページはこちら

日本美術

  • アート
  • 両国

葛飾北斎とその弟子たちが花を描いた作品の展覧会が開催。桜をはじめ、梅、アサガオ、キキョウなど、35種類の花にまつわる作品が展示され、古来の人々が花を愛でていた様子を知ることができる。

会場に並ぶのは、北斎の『冨嶽三十六景 東海道品川御殿山ノ不二』や『桔梗にとんぼ』、蹄斎北馬の『朝妻舟』など約100点。花弁や葉の質感、花脈までも緻密に描き込まれた作品は、見る者の目を引き付けてやまない。北斎たちが描いた四季の花々の美しさを満喫しよう。

※9時30分~17時30分/定休日は月曜(祝日の場合は翌日)/入館は閉館の30分前まで/イベントページはこちら

クロスジャンル

  • アート
  • ジュエリー
  • 上野

各地の博物館やアルビオン アート・コレクション、ヴァンクリーフ&アーペル、ギメルなどの作品から100点超の多種多様な宝石やジュエリーが集結。展示は第1章「原石の誕生」、第2章「原石から宝石へ」、第3章「宝石の特性と多様性」、第4章「ジュエリーの技巧」、第5章「宝石の極み」となっており、科学的、文化的な切り口から、宝石やジュエリーを知ることができる

国立西洋美術館に2012年に寄贈された「橋本コレクション」から特別出展される約200点もの指輪は見逃せない。「映える」写真が撮影できる高さ2.5メートルの巨大なアメシストドームも、会場に設置する。

古代から魔よけやお守り、地位や立場を表すシンボルとして世界中で使われてきた宝石について、多種多様な歴史をたどる楽しい時間になりそうだ。 

入場はオンラインでの日時指定予約が必要。詳細は公式ウェブサイトで確認してほしい。

※9〜17時/休館日は月曜(祝日の場合は火曜、3月28日、5月2日、6月13日は開館)/入館は閉館の30分前まで/公式ウェブサイトはこちら

  • アート
  • 天王洲

「建築模型」にフィーチャーした展覧会が、寺田倉庫のワットミュージアム(WHAT MUSEUM)で開催。過去から現在において、模型が担ってきた役割やその意義を明らかにしていく。

本展では、古今東西の模型20点以上を公開。古墳時代の『家形埴輪』という歴史深いものから、現代建築家の三分一博志や、妹島和世と西沢立衛による先鋭的な模型までを網羅する。実際に触ることができる作品、震災によって失われた地域を模型で復元するプロジェクトにも注目したい。時代や制作者とともに変化してきた建築模型の世界へ足を運んでみては。

※1階にて/11〜18時/入場は閉場の1時間前まで/公式イベントページはこちら

 

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  • アート
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2022年4月27日(水)から、芸術家集団Chim↑Pomが「Chim↑Pom from Smappa!Group」に名称を改めて活動すると発表した。経緯は現在開催中の『ハッピースプリング』展において、設営費などを賄う費用の協力要請を森美術館から受けた際、Smappa!Groupからの協賛申し出のみ断られたことに始まる。

 

  • アート
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六本木一丁目にある泉屋博古館東京が2022年3月19日にリニューアルオープンした。同館は、京都市鹿ヶ谷にある泉屋博古館の分館として、2002年10月に旧住友家麻布別邸跡地に開館。近代絵画や工芸、茶道具、能面、能装束などを所蔵しており、企画展を通じて公開している。

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