ジブリの立体造型物展
(C)2001 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NDDTM
(C)2001 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NDDTM

東京、5月に行くべきアート展5選

1970年の大阪万博や東京建築祭、ジブリの立体造型物展など

Chikaru Yoshioka
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暖かく穏やかで、出かけるのが楽しい5月。ここでは、今月の見逃せないアート関連のイベントを厳選して紹介したい。

エリアを上野から品川まで大幅に拡大した「東京建築祭」のほか、ジブリの世界に飛び込める「ジブリの立体造型物展」1970年に開かれた大阪万博での岡本太郎の挑戦に焦点を当てたものなど。それぞれの作品世界を堪能してほしい。

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  • アート
  • 天王洲

スタジオジブリ作品の魅力に迫る展覧会「ジブリの立体造型物展」が、天王洲の「寺田倉庫 B&C HALL/E HALL」で開催。2003年に始まった本格的なスタジオジブリ展の原点である「立体造型物展」が、進化を遂げて22年ぶりに東京に帰ってくる。

今、世界中で観られているスタジオジブリ作品。その背景には、長い時間をかけて届けようとした人々がそれぞれの国や地域にいた。

本展では、「海を渡った熱風」をテーマに、海外のパートナーたちがどのように作品を届けていったのかをたどる。併せて、『となりのトトロ』『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』など、数々の映画からの名場面が立体造型物となって展示される。

注目は、『紅の豚』に登場する飛行艇「サボイアS.21」。「もしも本当にあったら」という想定で作られる迫力満点の飛行艇は、今にも飛び立ちそうに見えるだろう。

また、 宮﨑駿がかつて「三鷹の森ジブリ美術館」の企画展示用に制作した短編アニメーション『空想の空とぶ機械達』が特別上映。大空に憧れた人々がかつて空想した「空とぶ機械たち」を描く。さらに、会場隣接の水上施設「T-LOTUS M」では、『崖の上のポニョ』に出てくる「あのハム入りラーメン」が味わえる。

ジブリの世界に飛び込める本展。帰り道は、きっとジブリ作品が観たくなっているだろう。

5月の予定なら......

  • 音楽

新緑の風が心地いい5月、ジャズの旅に出かけてみるのはどうだろうか。名手から気鋭の若手まで、今月も東京で聴くべきライブが盛りだくさんだ。

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人気海外旅行先ランキングでは例年上位に君臨するほど、ファンが多い台湾。台湾の魅力はたくさんあるが、やはりグルメは外せない。

サクサクとした食感がやみつきなる台湾からあげ「大鶏排(ダージーパイ)」や、甘くてジューシーなフルーツがたっぷり乗った「台湾かき氷」など、バリエーションは多彩だ。

そんな台湾の魅力をたっぷり詰め込んだイベントが、5〜7月にかけて各所で開催される。中には夜まで開催されるイベントもあり、赤いランタンが醸し出す雰囲気は現地の夜市さながらだ。

  • アート

2025年5〜6月にかけて、人気アニメや有名漫画の展覧会が多数開催される。大ヒットコミック『僕のヒーローアカデミア』の完結記念展や、ゴジラの生誕70周年記念展など、注目のイベントが続く。

緻密で繊細な原画を楽しんだり、制作秘話をのぞいたり、空想の世界を自由に楽しもう。濃密なアニメ展示を体感してみては。

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