ロンドンの「ヴィクトリア&アルバート博物館」が企画した世界巡回展「マリー・アントワネット・スタイル」が、日本では唯一の会場となる「横浜美術館」で開催。国際的にも注目を集める展覧会で、日本初公開作品を含む歴史的・文学的に貴重な資料が一堂に会する。
歴史上最もファッショナブルな王妃、マリー・アントワネット(Marie Antoinette)。時代のファッション・アイコンとなった王妃の装いやインテリアは、18世紀から現代まで、ファッション・デザイン・映画などに広く影響を与えてきた。
本展では、ロンドンで開催された内容をアジア巡回に合わせて再構成し、日本国内に所蔵される約20点の作品も加えて展示。アントワネットが愛用したドレスやジュエリー、家具調度品などを通して、新たなスタイルを生み出した王妃の革新性と、その人物像に迫る。
会場には、絵画や版画、写真などを含む約200点が並ぶ。18世紀後半の宮廷文化から2025年のオートクチュールまで、約250年にわたる「マリー・アントワネット・スタイル」の系譜をたどっていく。
さらに、「首飾り事件」のネックレスの一部と伝わるダイヤモンドをはじめ、アントワネット旧蔵品やゆかりの品、小説や演劇、映画などで描かれてきた18世紀の関連資料も紹介。王妃の処刑に使用されたとされるギロチンも展示し、フランス革命という歴史の転換点についても小コーナーで取り上げる。

















