1. ワールド・ブレックファスト・オールデイ 銀座店
    Photo: Keisuke Tanigawa
  2. ラフレッサ
    Photo: Kisa Toyoshimaラフレッサ
  3. アリサンパーク
    Photo: Keisuke Tanigawa2階内観

東京、モーニング10選

老舗喫茶店やビーガンカフェなど、最高の朝食で一日を始める

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
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タイムアウト東京 > レストラン&カフェ > 東京、モーニング10選

忙しい毎日。ついおろそかにしてしまいがちな朝食だが、いつもより30分早く家を出て、たまには外で朝食をとってみてはどうだろう。エネルギーチャージという意味ではもちろん、いつもとはひと味違った、清々しい気分で一日をスタートできるはずだ。

ここでは老舗喫茶店による究極のシンプルな一皿や地元で愛されるベーカリーが提供するものまで、食べに行く価値のある東京のモーニングを紹介する。朝一番、淹れたてのコーヒーとともに、有意義な時間を楽しもう。

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  • レストラン
  • カフェ・喫茶店
  • 二子玉川

二子玉川に、ニューヨークのデザインホテルのような都会的かつ開放的な雰囲気が魅力のカフェがある。足を踏み入れた瞬間、海外に来たような気分に。内装は、ウェブマガジンの編集や撮影スタジオの運営などを行うオーナーのスガワラユウキが自ら手がけた。

ここは、土・日曜・祝日は朝8時から営業しており、外から差し込む朝日を浴びながら、もっちりとした絶品のパンケーキが楽しめる。

おすすめは「MOMMY PANCAKE!! サラダ&ベーコン」(1,500円、以下全て税込み)。パンケーキが3枚に、無添加ベーコンとサラダがサイドにつく。生地は、北海道産小麦粉「ルルロッソ」を使用したパンケーキミックス「MOMMY PANCAKE!!」を使用している。

電気グリドルで丁寧に熱し、均一に熱が通った、厚めでもちもちとした食感のパンケーキに仕上がる。メープルシロップを大きめの瓶に入れて提供してくれるので、贅沢に使うことができるのもうれしい。

キッズメニュー「BABY PANCAKE!! 」(5枚500円、10枚900円)もキュートでいい。子どもの手のひらのサイズの小さなパンケーキが、プレートをぐるっと一周円を書くように敷き詰められており、真ん中にはアイスをトッピングすることもできる。14時からは大人もオーダーできるので、クラフトビールやナチュラルワインと共に、おやつの時間を楽しんでみては。

  • レストラン
  • 東銀座

東京にいながら世界各地の朝ごはんを満喫できるカフェレストラン「ワールド・ブレックファスト・オールデイ」の銀座店がマロニエ通りと昭和通りが交差する東銀座エリアにオープンした。外苑前吉祥寺店に続く3店舗目に当たる。既存店と比べると、フォーマルな雰囲気が特徴的だ。

各国の料理が食べられるというコンセプトを生かし、アジアの食堂をイメージしたベビーピンクのタイルの壁や、イスラム教の「ファティマの手」をモチーフにしたドアノブ、ヨーロッパのレストランでよく見られる大理石のテーブルなど、店内にはさまざまな国のイメージが散りばめられている。

メニューは2カ月ごとに入れ替わる「世界の朝ごはん」のほか、イギリス、アメリカ、台湾の朝ごはんをレギュラーで用意。開発には各国の風習に詳しい、大使館や政府観光局、航空会社で働く現地出身の人々が関わり、等身大の文化が反映された料理が楽しめる。 

テイクアウトやデリバリーにも対応しているほか、その時提供しているメニューに関連する国の調味料や食材、ドリンクなども店内で販売している。

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  • レストラン
  • ベイカリー・パン屋
  • 渋谷

北海道産小麦を100%使用し、白神こだま酵母とブドウ酵母やサワー種などの自家製酵母を使い分けながら焼き上げるパンが人気のベーカリー&カフェ。滋味深いパンをたっぷりと楽しめるのが、平日の8~10時に提供される「モーニングトーストセット」だ。食パンやバゲット、ドライフルーツ入りのパンなど、その時々で変わる数種類のパンを一度に味わうことができ、どれを頬張っても口いっぱいに小麦のうま味と自然の力強い風味が広がっていく。

ブレンドコーヒー、紅茶、手作りポタージュのいずれかがセットになる。丁寧に作られたパンとスープに思わず笑みがこぼれる至福の朝を過ごすことができる。

  • レストラン
  • ティールーム
  • 阿佐ヶ谷

オープンから常連客でにぎわう、阿佐ヶ谷駅近くの人気店。「モーニングセット」は、好きなドリンクにサンドイッチを90円、トーストは100円の追加で付けられるというユニークなスタイルだ。

サンドイッチは見た目はシンプルだが、食べるとツナとトマトケチャップソースを合わせた意外な組み合わせであったり、たっぷりとコショウをきかせたタマゴサンドなど、オリジナリティーにあふれた味わい。付け合わせのゆで卵はレトロな店内によく似合い、ただの卵であるはずなのだが不思議とおいしく感じられる。

コーヒーにはクリームたっぷりの「ウィンナーコーヒー」が人気。仕事前に、いつもより早起きしても寄りたい店だ。

モーニング営業時間:9~12時

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  • ショッピング
  • ベイカリー・パン屋
  • 文京区

小石川のパティスリー「パラディ(PARADIS) 小石川本店」。40席のイートインスペースを設け、毎日焼きたてのパンを提供するブーランジェリーもある。

平日限定のモーニングには、「毎朝でも食べ飽きない食パン」を目指したという2種類の食パンを食べ比べできる「小石川モーニング」や、「玉子サンド」などのメニューが揃う。

モーニング営業時間:8~10時(平日のみ)

  • レストラン
  • カフェ・喫茶店
  • 阿佐ヶ谷

※2023年11月23日オープン

焼きたての自家製パンや焼き菓子、本格コーヒーが味わえるカフェ。同店を営むのは、茨城県を中心に15店舗展開する「サザ コーヒー」などで腕を磨いた関谷と、食べログ百名店常連のベーカリーや人気焼き菓子店で経験を積んだ佐藤の2人だ。関谷がコーヒー、佐藤がパン・焼き菓子を担当し、パン好きとコーヒーラバーをとりこにするクオリティーで早くも話題を集めている。

コーヒーはブレンドのほか、シングルオリジンやデカフェなど常時6種類のコーヒー豆を用意。ハンドドリップコーヒーまたはカフェラテなどのエスプレッソメニューが味わえる。豆は「アマメリア エスプレッソ」から仕入れた豆をメインに使用しているが、今後は自家焙煎豆の比率を増やしていく予定だという。

カウンターには、佐藤が毎日焼き上げる10種類ほどのパンや、スコーンなどの焼き菓子が所狭しと並んでいる。おすすめは、「クロワッサン」(320円、以下全て税込み)やねこの肉球をモチーフにした「フィナンシェ」(220円)など。材料の選定から生地の混ぜ方、温度管理にこだわったフィナンシェは、外側はサクサク、中はしっとりとした食感で、生地から漂う香ばしさが秀逸である。

朝10時(2023年12月中は9時)までのモーニングタイムには、ねこ型のブリオッシュを使った「ACHOO!モーニング」(800円)も楽しめる。

なお、2023年12月中の営業時間は平日8〜19時、土・日曜は7〜19時なので注意してほしい。

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  • レストラン
  • カフェ・喫茶店
  • 信濃町
  • 価格 1/4

朝の時間を有意義に活用する「朝一生活」を提案する、千駄ヶ谷の「グッドモーニングカフェ ナワデイズ」。朝7時から営業している。

8時までワンコインで注文できるお得な「モーニングプレート」(平日のみ)や、ガッツリ食べたい人向けの「ナワデイズ モーニングプレート」など、約7種類の朝食を提供している。モーニングには、コーヒーまたは紅茶がおかわり自由なのもうれしい。

モーニング営業時間:7時〜10時30分

  • レストラン
  • カフェ・喫茶店
  • 日本橋

新日本橋駅近くにある喫茶店。1978年創業で、いつの間にか生い茂っていたというツタに覆われた入り口が印象的な一軒だ。

特に、サービス精神旺盛なモーニングが人気で、「日本橋でモーニングといえばここ」という人も多い。バタートースト、ツナサンド、ブルーベリージャムトースト、チーズトーストと、4種類から選べる時点でも豪華だが、トースト類にハムエッグやサラダ、季節のフルーツ、ドリンク(コーヒーか紅茶)が付いて550円という点も、このエリアで働く人の強い味方になっている。

モーニング営業時間:7〜11時(売り切れ次第終了)

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  • レストラン
  • ティールーム
  • 西荻窪

提供するもの全てを手作りにこだわる同店は、何をオーダーしても裏切られることはない。モーニングセットは3種だが、「練乳のみるくトーストセット」という変わり種メニューをぜひ試してほしい。練乳がかかったトーストに、付け合わせの生クリームを乗せて頬張れば、その甘さに思わず目を白黒させてしまうかもしれない。これが不思議と癖になるおいしさで、あっという間に完食してしまうことだろう。

「ベーコンエッグトーストセット」は、サラダ、目玉焼き、バタートースト、そして皿からはみ出したジューシーなベーコンというスタンダードなメニュー。この思い切りのよいボリュームと、親しみが込められた手作りの味が、朝から元気を与えてくれる。常連客が多いのも納得な、安定感ある喫茶店だ。

モーニング営業時間:10時~11時30分

  • レストラン
  • ベジタリアン料理
  • 代々木八幡

埼玉県日高市に本社を構える、オーガニックベジタリアン食品の輸入卸販売会社アリサンによる東京初出店カフェ。1階のカフェでは、作り手の思いと素材そのものの良さを引き出したベジタリアンやビーガンメニューが朝から夕方まで楽しめる。

モーニングに提供する「ピーナッツバタートースト」(600円、以下全て税込み)は見逃せない。アリサンのシグネチャー商品である「有機ピーナッツバタークランチ」のコクと風味豊かなバナナをトッピングしたオーブントーストだ。

もっと朝食を味わうなら

  • レストラン

美しく盛り込まれたハムやスモークサーモン、色鮮やかなサラダ、その場で焼き上げる熱々のオムレツに絞りたてのジュース……。そんなホテルメイドの味わいを、自分の好みに合わせて楽しめるのがホテルの朝食ビュッフェの魅力。

目移りしてしまうような料理の数々から、自分流の朝ごはんを組み立てる楽しさがある。ここでは、都内の著名なホテルの中でも特に人気の高い朝食ビュッフェを紹介。家族や友人とテーブルを囲み、ゆっくりと食事を楽しもう。

  • レストラン

若者に限らず、さまざまな人が行き交う街・渋谷。にぎやかなイメージとは対照的に、ゆったりと朝食を楽しめる居心地のいい店が点在している。今回は、和洋に関わらず、センスが光る空間で店のこだわりが詰まった朝食を味わえる店を厳選した。

ビストロで上品にフレンチトーストを味わうのも良いし、「朝スナック」で朝食と会話を楽しむのも、喫茶店の絶品サンドイッチを頬張るのも良いだろう。心と体を満たしてから、街へと繰り出そう。

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