1. 自家製麺No11
    自家製麺No11(Photo: Kisa Toyoshima)
  2. 用心棒
    用心棒
  3. 立川マシマシ
    立川マシマシ
  4. らーめん玄
    らーめん玄
  5. 成蹊前ラーメン
    成蹊前ラーメン
  6. ラーメン カエル
    ラーメン カエル

東京、二郎インスパイア系ラーメン25選

ラーメン英二、もみじ屋、立川マシマシなど、二郎のロマンを感じる珠玉の25軒をアップデート

編集:
Time Out Tokyo Editors
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テキスト:メンチャック

「ニンニク入れますか?」このコールを聞いただけで、胸が躍る……。

マニアの間では「二郎とはラーメンではなく、二郎という食べ物である」とささやかれるほどで、この味わいに魅せられた人は後を絶たない。二郎とは、ラーメン界で絶対無二の存在なのである。本記事タイトルの「二郎インスパイア系」とは、二郎のまねごとではなく、二郎に魅せられ、そのロマンごと具現化した店を言う。

とはいえ、昨今ではこうした店があまりにも増え、乱立し過ぎた感も否めない。そこで今回は、ラーメンハンターが、時間をかけて厳選したいちおしの25軒を紹介。「二郎インスパイア系」の中でも、二郎の味を進化させ、さらに高いクオリティーまで昇華させた一杯を味わおう。

※新型コロナウイルスの影響で営業時間に変動があるため、公式ウェブサイトから最新情報を確認してほしい

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  • レストラン
  • 駒場東大前
  • 価格 1/4

濃厚でいて後を引くベストバランスな一杯 

駒場東大前の東大技術研究センター並びにある千里眼。濃厚度はトップクラスといってもいいほどのラーメンが特徴だ。分厚い豚に、食感良く火を通したモヤシ、極太の縮れ麺というパンチのきいた一杯は、濃厚でうま味たっぷり、食べ進めるごとに後をひく絶妙な味わい。トッピングは、ニンニク、野菜、「辛揚げ」(天かすを2種のトウガラシで味付けしたもの)がある。

  • レストラン
  • 神保町

二郎インスパイア系の雄 

見た目は二郎のようだが、マイルドかつクリーミーに仕上げたとんこつしょうゆ味のスープは家系に近い味わい。麺は浅草開花楼の極太麺で、顎をフル稼働させるほどの食べ応えがある極太さ。そこにモヤシ8割、キャベツ2割で野菜が乗り、柔らかい豚が添えられている。

ボリュームの点では本家の二郎に若干負けるものの、営業時間が長く、使い勝手がいい。

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  • レストラン
  • 渋谷

独自のハイクオリティー

宇田川町にある凛では、「しょうゆ」だけにとどまらず、「味噌」「カレー」「カレーチーズ」「ポン酢」など幅広い味が楽しめる。おすすめはカレーソースの上にチーズが乗った「カレーチーズ」と、旭ポン酢を使ったさっぱり味の「ポン酢」。

いずれもシャキシャキのモヤシ、コシの強い太麺によく味が絡み、不思議なほど箸が進む。

  • レストラン
  • 蒲田

豊富なトッピングがうれしい 

「堀切系」と呼ばれるラーメン大のチェーン店で、2001年まではラーメン二郎蒲田店として営業していた。メニューは、二郎亜流の定番「らーめん小」「つけ麺小」「塩らーめん小」「油そば」がある。追加の有料トッピングは「チャーシュー」のほか、玉ネギ、味玉、メンマ、キクラゲ、節粉、無臭にんにくなど。

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  • レストラン
  • 幡ヶ谷

女性にもおすすめのマイルドな一杯 

二郎を少しライトにしたスープは、臭みがなく、独自のうま味を感じる。麺は黄色の中太麺で、モヤシ、チャーシューのほかに、鶏そぼろが乗る。「醤油」や「鶏白湯」もおいしいが、おすすめはみそ。どろどろ系のみそだが、くどすぎず、ニンニクとの相性も抜群。濃厚でとろみがあり、何度も口に運んでしまうスープはマイルドだ。程よい量もうれしい。

  • レストラン
  • 平和島

絶品の油そば 

非乳化系のスープで、二郎よりもやや軽めではあるが、しっかりと豚の味が出ているスープが美味。平打ちの縮れ麺、バラ肉の豚チャーシュー、直前に炒めるシャキシャキした食感を残したモヤシがアクセントとなっている。二郎亜流のなかでオリジナリティーのある味だが、特にこの店の特徴が出ているのが「油そば」。しっかりと混ぜ込んで食べる一杯には、生卵とほぐした豚が乗り、これが絶品だ。

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  • レストラン
  • 駒沢大学

ワイルドさ満点 

駒沢大学と三軒茶屋の中間中間あたりにある蓮爾では、がっつり系の一杯が楽しめる。旧ラーメン二郎町田店の流れをくんでおり、スープは二郎に近い乳化系の濃厚スープ。麺は平打ちの超極太麺で、スープとの相性も抜群。そして、特徴的なのはゴロッとボリューム満点の豚で、ボリューム感と店のたたずまいともにワイルドな店だ。

※写真は移転前の蓮爾 さんこま店のもの

  • レストラン
  • 桜新町

高クオリティーの二郎亜流系 

農大一校近くにあるこの店は、しっかりと肉のうま味を蓄え、食べ応えがある肩ロースの豚と、もっちりとコシのある平打ちの自家製麺が特徴。スープは豚骨のコラーゲンがしっかり乳化しており、まろやかで舌に絡みつく。ニンニクはコールではなく、トッピングとして卓上に置かれている。見た目はいわゆる二郎系だが、その中でも頭一つ抜け出る実力店と言える。

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  • レストラン
  • 秋葉原

あっさりと優しい二郎系インスパイア 

秋葉原の電気街からちょっと外れた場所にある影武者。二郎系らしいしょうゆ辛いスープだが、比較的あっさりした優しい味わいが特徴。厚切りのチャーシューは柔らかく、一枚ごとに追加トッピングが可能。標準でも250グラムというボリューミーな一杯が楽しめる。

  • レストラン
  • 世田谷区

香ばしいトッピング 

豪徳寺にあるりらくしんでは、濃厚で甘めのしょうゆスープに、平打ち麺(または太麺)、たっぷりのモヤシと抜群に柔らかい豚が乗った、二郎亜流系の一杯が楽しめる。

特徴は、フライドガーリックと揚げネギのトッピング。香ばしい風味が最良のアクセントとなっている。

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  • レストラン
  • 立石

トッピングにはステーキ 

小岩にあるラーメン燈郎は、つけ麺で定評のある一燈の系列店で、二郎インスパイア系の一杯が楽しめる。特筆すべきは、トッピングにステーキが選べること。シャキシャキの野菜、歯応えのある平打ち麺との相性も非常に良く、人気があるのもうなずける一杯だ。

  • レストラン
  • 足立区

がっつり濃厚+生卵 

西新井大師のすぐ近く、環七沿いにあるラーメン富士丸では、しょうゆがガツンときいた濃厚スープにモヤシとキャベツ、ニンニク、アブラが乗った食べ応え満点の一杯が楽しめる。

サービスで生卵が供されるが、そのままトッピングする以外にもすき焼きのように溶き卵に麺をくぐらせて食べたり、オリジナリティーがあるラーメンが人気を呼んでいる。

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  • 大井町

大井町の隠れた名店 

レゲエが流れる陽気な雰囲気の店。しょうゆ味がキリっときいた、背脂多く乳化系のスープに、小麦粉の力を感じさせる黄色い極太麺がよく絡む。

モヤシ多めの野菜はシャキシャキ感が際立ち、チャーシューは二郎のものまではいかないものの、並の厚さが4枚乗る。「ラーメン」は麺250グラム。狭い店内がネックではあるが、レベルの高い二郎系の一杯が味わえる隠れた名店だ。

  • レストラン
  • ラーメン
  • 蒲田

洗練されたマイルドさ

蒲田駅にある人気店、煮干しつけ麺 宮元の提携店。「ラーメン」の麺量は150〜450グラムまで選べ、スープは豚骨ベースのマイルドな味わい。だしのバランスも最適で、かみ応えのあるストレートな太麺が特徴だ。

チャーシューは分厚い豚バラロールタイプで、見た目も食べ応えもかなりのパンチ。しっかりと煮込まれ、ぷるぷると柔らかい食感で、満足感を高めてくれる。全体的に優しい味わいで、洗練された一杯だ。そのほか、「汁なしそば」や「辛いラーメン」などがある。

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  • ラーメン
  • 明大前

シンプルかつ追求された味わい

二郎系から分派したといわれる、ラーメン富士丸からの独立店。「ラーメン」や「豚ラーメン」をはじめとしたシンプルなメニュー構成で、トッピングもニンニク、野菜、アブラのみ。

薄く乳化し、甘みがあるしょうゆ味のスープと、ゴワゴワとした食感の縮れ太麺との相性が絶妙だ。チャーシューは大き過ぎない中型。濃い目のアブラをかけたシャキシャキの野菜と楽しみたい。強烈にニンニクがきいているが、味は二郎形の中では比較的さっぱりめ。好みで味の調整もできる。富士丸系が好きな人には特にすすめたい一軒だ。

ヒーヒーしたければこちら......

  • レストラン
  • ラーメン

昨今、さまざまな味やスタイルがある中で、猛暑の夏でも極寒の冬でも異様に欲してしまうのが激辛ラーメンではなかろうか。今回は特に「口から火を吹く熱さ」をもたらしてくれる激辛ラーメンを厳選して紹介しよう。チェーン展開で人気の老舗店から話題のニューフェイスまで、胃腸と翌日の代謝管理に気をつけつつ、ぜひ各店の辛さと接してほしい。

  • レストラン
  • ラーメン

人肌恋しいこの時期、「痺(しび)れる恋」よりおすすめしたいのが『痺れ系担々麺』だ。この担々麺の特徴は、四川料理などに使う花椒(ホアジャオ)や日本の山椒などの香辛料が惜しみなくたっぷりと入っていること。一口すすれば花椒や山椒がビリビリと口内を刺激し、かんきつ系の爽やかな風味がやみつきになることから、リピーターの間で人気を呼んでいる。

ここでは汁あり、汁なしと双方の担々麺を扱う店を紹介するが、いずれのメニューも花椒や山椒の粉末が麺を覆い隠してしまうほどの強者ばかり。『辛さ』や『痺れ』の幅を調整できる店も多いため、自分に合った味を試してみよう。

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  • レストラン

辛くておいしいものは無数にあるが、手軽なのは万人好みの辛い麺料理。日本のラーメンをあえて除外し、アジアの麺に絞ったら、すべり込みの夏休み感も合わせてさらに楽しめるかもしれない。東京ではアジアだけでも、さまざまな辛い麺が食べられる。中国の四川省発祥だが、日本オリジナルに進化した各種担々麺、唐辛子をたっぷり使った韓国のビビン麺、カレー風味のタイのカオソーイなど……。さまざまなピリ辛アジア麺を紹介する。

東京、家系ラーメン20選
  • レストラン

家系ラーメンといえば、新杉田にある吉村家(現在は横浜に移転)を発祥とする、こってりした豚骨しょうゆのスープに、中太のストレート麺、のり、ホウレンソウ、チャーシューという基本のトッピングが特徴のラーメンである。

1990年代後半に家系ラーメンのブームが起こって以降、今やラーメンの定番ジャンルの一つになった。吉村家を源流とする直系の店から、それを模倣した店まで、関東を中心に数多くの家系ラーメン店が存在している。その味は中毒性が高く、時折無性に「家系」を食べたくなる衝動に駆られる人も多いはず。

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  • ラーメン

競争の激しい東京のラーメン業界。ここでは不動の人気店から隠れた名店、彗星(すいせい)のごとく現れた新店まで多様なジャンルで紹介する。都内全域から好みの一杯に巡り合ってみよう。

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