1. 高崎のおかん
    Photo: Kisa Toyoshima
  2. リバーサイドクラブ
    画像提供:リバーサイドクラブ
  3. 池尻焼鳥 山正
    Photo: Akane Suzuki
  4. レインボー倉庫 池尻大橋
    Photo: Tomomi Nakamura
  5. ドリップ Drip
    Photo: Tomomi NakamuraDrip
  6. ヤッチェゴ
    Photo: Kisa Toyoshima3種のチヂミと日替わりのおかず

池尻大橋でしかできない20のこと

ストリートと懐かしさが交差する隠れ高感度エリア

編集:
Genya Aoki
寄稿:
Tomomi Nakamura
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タイムアウト東京 >ご近所ガイド> 池尻大橋でしかできない20のこと

山手通りと玉川通りが交差する場所に位置する池尻大橋は、ほどよく力の抜けた空気を放ちつつも、クリエーターやデザイン関係のオフィスも多く、感度の高い店が点在するエリアだ。 著名人がお忍びで訪れる秘密基地のような飲食店や店舗がいくつもあり、最近は個性的な新鋭店が増えるなど、ますます目が離せなくなっている。

そんな独自のカルチャーを形成する池尻大橋で、体験すべき20のことを紹介。東京カルチャーの発信地となっているカフェ、世界を視野に入れた熱燗専門店まで、選りすぐったショップの中から自分だけのお気に入りを見つけてみよう。

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  • レストラン
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リバーサイドクラブ

「リバーサイドクラブ(RIVERSIDE CLUB)」は、食、アート、音楽といった東京カルチャーの「大人の遊び場を作りたい」という思いから生まれたオールデイラウンジだ。緑豊かな景色を楽しめる店内 にはソファやテーブル席に加え、電源のあるカウンター席も揃い、シーンに合わせて使いやすい工夫が施されている。

このほか、キュレーターのALEX の感性を刺激したアート展示も鑑賞できる。有名ブランドとコラボレーションしたアパレル商品も魅力だ。

店内では世界各国の料理を提供。おすすめは、ビーフ100%パティとその時によって変わる具材を「トロパントウキョウ」のバンズで挟んだ「リバーサイドバーガー」(1,680円 、以下全て税込み)や、もちっとした食感の「カヌレプリン」(ドリンクセット1,380円) 。

散歩の合間に立ち寄るもよし、ワークスペースとして活用するもよし、デートでまったりするもよし。モーニングからアペロまで使い勝手のいい一軒だ。

※季節や仕入れによりメニュー内容が変更する場合がある

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  • 池尻大橋

レインボー倉庫 池尻大橋

閑静な住宅街で独特の空気を放つ建物 がシェアスペース「レインボー倉庫」だ。大人の秘密基地がテーマの同施設は、区割りされた室内をオフィスやアトリエとして活用できるほか、5つのショップが営業している。

花を日常的に楽しむことをテーマに、厳選した浅いりコーヒーを揃えるコーヒースタンドと花屋を併設した「ビーエイチアール コーヒーアンドフラワーズ」は、デイリーで使いやすい一軒。スケートボードやアートブック、アパレルの販売を行う「シックスティーン」は、海外アーティストやスケートボーダーとのつながりも強く、ストリート好きに人気のショップだ。

体の不調に合わせて華やかな薬膳茶を提供してくれる「ゼン ワ ゼン」や、ウッドプリントをオーダーできる「レインボーストア」、オーナーの好きなものを集めたセレクトショップ「イージーメイズ(EaZYMaZE)」などが集結。新しい事業を始めたい時や個性豊かなショップに触れてみたくなった時はぜひ足を運んでみよう。

営業時間は日や店舗により異なるので、訪れる際は各店の公式Instagramを確認してほしい。

 

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  • レストラン
  • 韓国料理
  • 池尻大橋

ヤッチェゴ

池尻大橋駅南口から徒歩1分の場所にあるビーガン韓国料理店。韓国をルーツに持つ女性オーナーが、本場の家庭の味にこだわった野菜料理を真心込めて手作りしている。営業はランチタイムのみで、キンパやビビンバなど韓国の定番メニュー全6種を1,000円前後という手頃な価格で提供する。

一番人気は葉野菜で飯を巻いて食べる「サンパ」(1,000円、以下全て税込み)。蒸したエゴマの葉、蒸しキャベツで、ご飯と大豆ミートのサムジャン(辛味噌)を巻いた物で、大豆ミートの混ぜ飯と、サムジャン(韓国伝統製法の味噌テンジャン、コチュジャン、ごま油を使ったオリジナルブレンド)が入っているほか、ネング(冷製キムチスープ)も付いてくる。

このほか、「季節のグクス」として甘辛酸っぱい冷製の混ぜ麺「ピビングクス」(800円)や、日本でも馴染み深い「スンドゥブチゲ」(1,000円)などもおすすめだ。

  • レストラン
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高崎のおかん

池尻大橋エリアの食好きから圧倒的な支持を得ているのが、「『食材・酒・人』火を入れる」がテーマの熱燗ペアリングの店「高崎のおかん」だ。ここでは茶の湯をイメージした劇場のようなカウンター席で、丁寧に作られたコース料理とそれに合う熱燗が堪能できる。(ペアリングコース1万8,000円)

日本酒は、自然栽培の米から作られた酒を採用。昔ながらの燗床を使って客の目の前で湯せんし、同店ならではの新しい発想で提供している。例えば、同時に出される、徳利にレモンピールを入れた熱燗と別の容器に入れた冷たい炭酸水。レモンの香りのある熱燗を飲んだ後、炭酸水を飲むと、口の中でレモンサワーのような爽やかな風味が立ち上がってくる。

料理は新鮮な「ヒラメのお造り」や昆布だしのうま味と素材の甘みが調和した「グリンピースすりながしイカソーメン」など、そのときどきの旬 を感じられるメニューを揃えているところが魅力だ。

「日本のアイデンティティーを伝えていくためにも、世界に向けてこの場所から熱燗文化を発信していきたい」という同店。独自のペアリングで熱燗と食材の新しい化学反応を楽しんでみたい人は、ぜひ足を運んでみてほしい。

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ヤオヤラボ

地域密着型の飲食店が軒を連ねる松見坂エリアに店を構える同店は、池尻大橋で人気の「焼鳥やおや」の店主が開いたハイブリット居酒屋だ。ニューヨークのレストランにインスピレーションを受けたという店内には、モルタルのカウンターを挟んで、スタッフとも気軽に会話が楽しめる空気感が心地いい。

シェフの志摩倖司はフレンチやイタリアン、スパニッシュ、アメリカンなどさまざまなジャンルのレストランを経験した経歴の持ち主。そんな多彩な料理の知識と技術を生かした、和洋折衷の創作料理とともに、酒粕焼酎ベースのチューハイやナチュラルワインなどを振る舞う。

うま味たっぷりの塩辛と酒粕、サクサクのクルトンがマッチした「酒飲み専用グラタン 」や、春菊、青麻鮮などでアレンジを加えた「グリーン麻婆豆腐」など、意外性のあるボーダーレスな料理は「普通の居酒屋に飽きてしまった」という人に食べてほしいものばかりだ。

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池尻焼鳥 山正

池尻大橋駅前に店を構える「山正」は、ニューヨークのミシュラン星付き店「鳥心」で修業を積んだシェフの焼鳥を、リーズナブルに食べられると話題の店だ。店主を含む地元出身のメンバーが「池尻横丁」(同店舗も入居)を立ち上げ、試行錯誤を重ねた末、2008年に閉店した焼き⿃屋「⼭正」の味を復元した店でもある。

店内は、1階が横丁風のテーブル席、2階が昭和風の畳部屋となっており、ネオン管やこたつ(冬季のみ)が施されたネオレトロな空間が特徴的だ。

ジューシーな「ソリレス」や歯ごたえがたまらない「弾丸」をはじめ、外はパリッと中はふんわり焼き上げた焼き鳥は、一度食べたら癖になること間違いなし。青のりと半熟たまごがアクセントになったカプセル入りの「苔玉ポテトサラダ 」や、豆乳を使った「白モツ煮」と豆板醤を使った「赤モツ煮」をはじめ、個性的なサイドメニューも見逃せない。

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  • ショッピング
  • ベイカリー・パン屋
  • 池尻大橋

トロパン トウキョウ

池尻大橋駅前の商店街にある人気ベーカリー。食べログの「パン百名店 2020」に選ばれるなど、その人気は東京のみならず全国的な知名度を誇る。

ここには、表参道の名店、デュヌラルテで修行したシェフ、田中真司が手がける独創的なパンが並んでいる。全てのパンに合わせて異なる生地を使っており、同じメニューでも形状が常に違うなど、毎日訪れても飽きない工夫が随所に施されている。

多数の名物パンがあるが、外はザクザク、中はもっちりとした食感とスパイスのきいたカレーが特徴的な「カレーパン」や、ガチョウの油を塗って焼き上げた「世田谷バゲット」や、大きな「クロワッサン」などが定番の人気メニューだ。

近年発売された「シナモンロール」も見逃せない。大量のアイシング、アーモンドクリーム、ドライアップル、みりんで漬けたアプリコットが入っており、トロパンらしいユニークなおいしさが実感できるだろう。

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  • カフェ・喫茶店
  • 池尻大橋

ドリップ

モデルの一ノ瀬遼と滝澤咲子が2021年にオープンしたドリップ(drip)は、新しいのに、どこかノスタルジックな雰囲気を感じさせるレトロモダンな喫茶店。老舗喫茶を彷彿(ほうふつ)とさせるウッディーな店内には、心地よいジャズが流れ、建築やアートなどの書籍、その場で購入できる器などがずらりと並ぶ。

メニューは、鮮やかな色合いで人気を集める「晴れの日クリームソーダ」のほか、こだわりの詰まった「自家製喫茶店プリン」に注目したい。クリーミーな味わいとむっちりした食感は、やみつきになること間違いなしだ。

夜は上質な時間を過ごせる「夜喫茶」として、コーヒーを使ったカクテルを中心に昼とは異なるメニューを展開。コーヒーとアイリッシュウイスキー、クリームの香りが調和した「アイリッシュ・シェケラート」をはじめ、大人のアルコールドリンクが充実している。

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  • バー
  • 池尻大橋

ロビー

デザイン会社、アンドサプライが2019年に立ち上げた同店は、ホテルのロビーのように「いろいろな人が介在し、肩肘張らず、思い思いの使い方ができる場所」がコンセプトのストリートバー。

シグネチャーカクテルやクラフトジンをはじめ、驚きと発見を感じるドリンクが豊富だ。特に、卵白と生クリームにマスカットのリキュールとミントで清涼感をプラスした「L.O.B.B.Y」は、同店を代表する爽やかなカクテル。飲み慣れていない人でも思わず心躍る味わいをぜひ試してみてほしい。

シドニーのレストランからインスパイアされたというインダストリアルな店内には、カウンターやベンチシート、テーブル席のほか、隠れ家のようなギャラリースペースが存在。同社が手がけるホームグッズのほか、定期的に入れ替わる個性豊かなアートを楽しんでほしい。

異業種としてスタートしたからこそ、有機的に変化していく面白みのあるスペースにこれからも目が離せない。

  • レストラン
  • 池尻大橋

ランタン池尻大橋

代々木上原で人気を博した居酒屋ランタンの2号店。イタリア料理店をリノベーションしたという店内は、大きなアーチ状の窓やアートが目を引く開放的な空間で、自然と人が集まる場となっている。

「老若男女がカジュアルに楽しめる場所を目指した」という同店の料理は、店内の雰囲気とは対照的に大衆居酒屋そのもの。大ぶりの鶏を2度揚げし、カリッとジューシーに仕上げた看板メニューの『ランタン名物!鶏もものからあげ』は、癖になるおいしさなので必食だ。

ここでしか注文できない『青さ塩とペコリーノチーズのフライドポテト』も、コクのあるチーズとさっぱりとしたアオサがマッチしており、リピートしたくなる逸品である。ドリンクは、タバスコの風味がスパイシーな『チリトマトハイ』を合わせるのがおすすめ。スタイリッシュな空間と、日本人の舌に合う居酒屋メニューの対比をぜひ楽しんでみてほしい。

 

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  • 公園&庭園
  • 池尻大橋

目黒天空庭園

目黒区大橋にある首都高速道路大橋ジャンクションの屋上に位置する、巨大なループ状の公園だ。

全国初のジャンクション上公園となる同園は、1周400メートル、総面積約7000平方メートルの敷地に、高木・中木およそ1000本、低木・地被類3万株ほどを植栽。緑豊かな園内を回遊し、四季折々の自然や日本の文化に親しむことができる。

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  • メキシコ料理
  • 池尻大橋

タコスショップ イケジリ

吉祥寺で人気のTACOS Shopの2号店、タコスショップ イケジリ(TACOS Shop IKEJIRI)。メキシコの民家をイメージしたという内装は、ピスタチオカラーの壁や個性的な階段が特徴だ。

定番の「カルニータス」や一風変わったリコッタチーズを使用したデザートのようなメニューなど、タコスは常時数種類が並ぶ。焦がしトマトのサルサやパクチーなど、9種類のトッピングは自由に追加できる。自分好みの味をとことん追求してほしい。

焼きたてを蒸して提供するこだわりのトルティーヤは、どんな組み合わせや具材もおいしく包み込んでくれるだろう。

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  • スパ
  • 池尻大橋

文化浴泉

建築家の今井健太郎によって修復された池尻大橋の文化浴泉は、デザイナーズ銭湯として知られている。内観は、木製の天井、モザイク壁画や富士山の壁画など、伝統的な雰囲気を残しつつシックなディテールでまとめられている。富士山の壁画は東京に3人しかいないペンキ絵師の一人、中島盛夫によって描かれた。

同銭湯は全て軟水を使用。「軟水風呂」は、天然井水中の硬度成分(カルシウム、マグネシウムなど)をろ過しており、肌や健康に良いそうだ。そのほか、ナノバブル粒子が含まれている気泡風呂「nano湯」、座湯、ボディージェットバス、水風呂とサウナを楽しめる。

※2023年1月16日(月)〜2月中旬まで改修工事のため臨時休業中

  • ショッピング
  • 三宿

エイチトーキョー 三宿店

シックな店内に色鮮やかな商品がずらりと並ぶハンカチ専門店、「エイチトーキョー三宿店(H TOKYO三宿店)」は、ギフトを贈りたい時にぴったりの一軒だ。えりすぐりの上質な素材、熟練した職人による丁寧なものづくりを重視した同店の商品は、全て日本で生産され高品質。

素材は、イタリア、オーストリア、スイスなどの高級シャツ生地や、日本の静岡県浜松、兵庫県西脇のシャツ生地で、高級な細い糸を使い、糸の総本数も通常のハンカチより25%程度多い 。そのため、生地の密度が高くてしわになりにくいうえ、光沢があり手触りも滑らかだ。

国内外のアーティストや漫画家が手がけた遊び心たっぷりのプリントから刺繍(ししゅう)まで、さまざまなデザインも魅力の一つだ。

さらに「オリジナル刺繍」サービスも見逃せない。イニシャルや柄などをプラスして、世界に1つだけのオリジナルハンカチを作ることもできる。そのほか、くつ下や肌着、ブックカバーといった 布小物など、毎日の生活をちょっぴり豊かにしてくれる商品が揃う。

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  • ホームデコレーション
  • 池尻大橋

センプレ ホーム

池尻大橋駅から徒歩5分、玉川通り沿いにあるインテリアのセレクトショップ。センプレ(SEMPRE)とはイタリア語で「日常性」の意味で、同店の商品を使うことで「特別な日だけを演出するのではなく、日々の暮らしにも豊かさを追求する」というコンセプトが込められている。

1階には食器やキッチングッズ、掃除用品や生活雑貨などの小物を、2階ではダイニングセットやデスクのような大型家具を並べている。コンセプト通り、店内にある商品はどれもスタイリッシュだが、日常的に使いやすいものばかりがそろっている。

食器やグラスは他店で見ない珍しい商品も多く、小物類は全般的に比較的価格が抑えめなので、手に取りやすい。ハイセンスな店だが、スタッフの対応が丁寧かつ迅速で、インテリアの相談にも応じてくれる。定期的にのぞきたくなるだろう。

テキスト:浅野 陽子(フードライター)

  • ショッピング
  • 池尻大橋

タム

池尻大橋駅から9分ほど歩いたところに大きなガラス張りの窓が目を引く古着屋、タム(Tam)がある。1950~2000年代のアメリカ古着を中心に展開する同店は、2011年に「時代のムードを理解しつつ、ジャンルレスなアイテムを展開していきたい」という思いのもとオープンした。

日本人の体に合うサイズバランスとデザイン性にこだわってセレクトした古着のほか、アクセサリーなどの小物類、フラワーベースやうつわなどの生活雑貨が所狭しと並ぶ。

シャンデリアが印象的なアンティーク感あふれる内装と、気軽に相談しやすい店主夫婦の柔らかな人柄も魅力となっている。夜遅くまで営業しているので、仕事終わりの買い物にも最適だ。

 

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  • 日本料理
  • 三宿
  • 価格 1/4

かんな

日光の天然氷が一年中食べられる和食屋。移転のため現在閉店中のもちの花の姉妹店として2013年にオープンし、たちまち行列のできる人気店となった。

かき氷は、「濃厚紫いも牛乳」(1,000円、以下全て税込み)など季節の素材を使用したあんこタイプのメニューが人気。「カンナの氷しるこ」(900円)は、とろりとなめらかなこしあんと、ミルク仕立ての氷の相性が抜群だ。素材を活かしたフルーツのメニューも捨てがたい。氷だけでなく、総菜のビュッフェ付きのランチもおすすめだ。 

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  • 池尻大橋

中華そば 千乃鶏

池尻大橋駅から徒歩5分。2022年3月にオープンした、二郎インスパイア系として絶大の人気のある「千里眼」の系列店だ。千里眼とは異なり、上品な味わいのラーメンを提供する。

「中華そば(醤油)」は、鶏や豚骨の清湯スープに、しっかりとしたキレのある醤油だれが合わさった味わい。あっさりと食べやすいが、麺も具材もボリューム感のある仕上がりだ。

「鰹昆布水つけ麺」は、国産小麦を使ったもちもちの極太麺が、かつお節やのり、コンブからしっかりとだしをとったかつお昆布水に浸かった状態で提供。つけ汁は塩と醤油から選べる。醤油は魚介風味が強く、塩は鶏やコンブのうま味が詰まった味わいだ。

特製メニューを注文すると、かなり肉厚のチャーシューと完熟タイプの味玉が加わる。好みで、無料トッピング追加ができる本ワサビやスダチなどで、味の変化も楽しめる。

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バーガーラウンジ ビーシー トーキョー

食と旅をテーマにしたワイズアウルホステルズシブヤに開店した同店は、ミシュラン一つ星を獲得した、ジャン・ジョルジュ トウキョウのスーシェフが料理を担うハンバーガーラウンジ。フレンチで身に付けた知識を生かしつつ、ファーストインパクトで「おいしい」と思えるメニューを目指したという。

ここで食べてほしいのは、自慢の「パストラミビーシーバーガー」。肝となるパティは、3種の牛肉を絶妙な割合でミンチにすることで、肉のジューシーさと食感の荒々しさを味わえる仕上がりとなっている。

スパイスに漬けて一晩寝かせることでとろける舌触りを実現したパストラミに、感動すること間違いなし。アンチョビやソイマヨネーズを使用することでコクのある味わいを実現した「シーザーサラダ」も同店イチオシのメニューだ。

「人と人、食と人とが偶然交わり、つながる場」をイメージした店で、新たな出会いを楽しんでみては。

  • レストラン
  • カフェ・喫茶店
  • 駒場東大前

アネアカフェ松見坂

ドラマ「silent」のロケ地として人気を博すカフェ。白金台や参宮橋にある「アネアカフェ(anea cafe)」の5店舗目である。幅広いドリンクとフードメニューを提供し、さまざまなシーンで利用できるカフェだ。広々とした店内はペットの同伴が可能で、愛犬と一緒に訪れる人も多いという。

限定のメニュー「コーヒーゼリー」は、オリジナルブレンドの深いりコーヒーを使用したこだわりの一皿。コーヒーの香りをより引き立てるよう、上には濃厚なミルクアイスを乗せる。半分食べたタイミングで、アーモンド風味のクリームをかけて味の変化を楽しんでほしい。

同店はほかの店舗と異なり、カフェスペースの横にギャラリースペース、ザ ルーム AK(THE ROOM AK)を併設。ジャンル問わずさまざまなアーティストとコラボレーションし、2カ月ごとに展示内容が変わる。事前にInstagramをチェックしてから訪れよう。

ほかの都市を探索してみる……

  • Things to do

代官山には、高級ブランチやスタイリッシュなコーヒースタンド、デザイナーズブティックが立ち並ぶ高尚なイメージが付いて回る。しかし、このエリアを訪れると、それほど気取った街ではないことがすぐに分かるはずだ。自然あふれる地域には、たこ焼き屋の天風のようなローカルレストランや、スプリングバレーブルワリー(SPRING VALLEY BREWERY)東京のように旧東急東急線の線路を利用した歴史的な場所も存在する。

2021年の「世界で最もクールな街」に選ばれた代官山は、東京の魅力的なスポットが1カ所に集う街といえるだろう。ここでは、そんな代官山のディープな楽しみ方を紹介する。

 

  • Things to do

1980年代から音楽や演劇、ファッションなどの文化を生んできた街、下北沢。メインストリームではなく、型にはまらない多様な文化が混在するこの地はサブカルチャーの聖地だ。街の構造も路地と行き止まりだらけで迷路のように入り組んでいるのだが、それもまた下北沢の魅力。

長らく続いていた再開発工事もようやく進み、小田急線の地下化が実現。線路跡地には複合施設ボーナストラックが完成し、今年秋には温泉施設もオープンする。駅前にあったトタン屋根のマーケットや、「開かずの踏切」があった時代も懐かしいが、下北沢らしい風景は健在だ。

タイムアウトが選ぶ『世界で最もクールな街 ベスト50』の第2位に輝き、下北沢を訪れた外国人観光客は「この街に住むことが夢」と目を輝かせる。その人気ぶりは今や世界レベルになった。ここでは街の変化にも目を向けつつ、進化しながらも継承される下北沢の魅力を紹介する。 

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  • Things to do

今、東京で最も面白い街といえば、日本橋が真っ先に上がるだろう。創業100年を超える老舗が今でも多く残る日本橋は、江戸情緒を残しつつも、進化を忘れない街。2020年に入ってからは、再開発でかつて世界有数の金融街であった兜町に新しいカルチャーが吹き込み、より新旧の文化を楽しめるエリアになった。

ここでは、朝食から眠りにつくまで、伝統と新しい文化が入り混じる日本橋で過ごす24時間を提案。古い、新しいを問わずに「本物」に出合える街を思いっ切り楽しんでほしい。

  • Things to do

東急池上線は、五反田駅と蒲田駅の区間を短い3両編成で運行している都会のローカル線ともいえる存在だ。この路線と中原街道が走る品川区荏原地区とその周辺は、住宅街が網目状に張り巡らされており、駅前には戸越銀座商店街をはじめ、活気に満ちた商店街が多く存在する。また、店主の個性が存分に発揮された訪れるべき店も多い。

そんな池上線沿線エリアの五反田ー石川台駅区間に絞ってご近所ガイドを作成した。センス抜群のアンティークショップから、アイルランド、ジョージアなどさまざまな国を感じるレストラン、老舗のソウルバーやレコードバーまで、ここにしかない、お気に入りのスポットが見つかるだろう。

 

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