1. ロビー
    Photo: Kisa Toyoshima
  2. スノードーム美術館
    Photo: Tomomi Nakamura
  3. ドリップ
    Photo: Tomomi Nakamura

池尻大橋でしかできない10のこと

懐かしくもスタイリッシュな街へ繰り出す

編集:
Genya Aoki
寄稿:
Tomomi Nakamura
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タイムアウト東京 >ご近所ガイド> 池尻大橋でしかできない10のこと

旧山手通りと国道246号が交差する場所に位置する池尻大橋は、程よく力の抜けた空気を放ちつつもクリエーターやデザイン関係のオフィスも多く、感度の高い店が点在するエリアだ。

「コーヒータウン」とも呼ばれるほど、魅力的なコーヒーショップが存在する。そのほか、 著名人がお忍びで訪れる飲食店、都会のオアシスである空中庭園などに加え、最近では個性的な新鋭店が増えており、ますます目が離せなくなっている。

そんな独自のカルチャーを形成する池尻大橋で、体験すべき10のことを紹介。ニューノーマルなタコスショップから進化したストリートバー、新旧入り混じるネオ喫茶店まで、選りすぐったショップの中から自分だけのお気に入りを見つけてみよう。

新型コロナウイルスの影響で営業時間などの変動があるため、各店舗に確認してから訪れてほしい。

  • レストラン
  • カフェ・喫茶店
  • 池尻大橋

ドリップ

モデルの一ノ瀬遼と滝澤咲子が2021年にオープンしたドリップ(drip)は、新しいのに、どこかノスタルジックな雰囲気を感じさせるレトロモダンな喫茶店。老舗喫茶を彷彿(ほうふつ)とさせるウッディーな店内には、心地よいジャズが流れ、建築やアートなどの書籍、その場で購入できる器などがずらりと並ぶ。

メニューは、鮮やかな色合いで人気を集める『晴れの日クリームソーダ』のほか、こだわりの詰まった『自家製喫茶店プリン』に注目したい。クリーミーな味わいとむっちりした食感は、やみつきになること間違いなしだ。

夜は上質な時間を過ごせる「夜喫茶」として、コーヒーを使ったカクテルを中心に昼とは異なるメニューを展開。コーヒーとアイリッシュウイスキー、クリームの香りが調和した『アイリッシュ・シェケラート』をはじめ、大人のアルコールドリンクが充実している。

  • アトラクション
  • 池尻大橋

スノードーム美術館

「ものづくり」をテーマにしたセミナーやスクールを手がけるIID世田谷ものづくり学校の中に、世界で唯一のスノードーム美術館があるのを知っているだろうか。個人のコレクターの収集から始まったというコレクションは、寄贈品や世界中から集めたものを含めて3000種ほどがそろい、今や各国から人が訪れている。

キャラクターものから、ここでしか見ることができない完全オリジナルモチーフまで、季節を問わず楽しめるデザインのスノードームは、定期的にラインアップが入れ替わる。特にウィーンで権威を誇る老舗スノードーム店、ペルツィー(PERZY)社に特注したという商品は、職人が手作りしており、一つ一つ違う表情が楽しめる。

気軽にオリジナルスノードームが作れるワークショップも開催しているので、ぜひチャレンジしてみてほしい。

 

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  • レストラン
  • 池尻大橋

ランタン池尻大橋

代々木上原で人気を博した居酒屋ランタンの2号店。イタリア料理店をリノベーションしたという店内は、大きなアーチ状の窓やアートが目を引く開放的な空間で、自然と人が集まる場となっている。

「老若男女がカジュアルに楽しめる場所を目指した」という同店の料理は、店内の雰囲気とは対照的に大衆居酒屋そのもの。大ぶりの鶏を2度揚げし、カリッとジューシーに仕上げた看板メニューの『ランタン名物!鶏もものからあげ』は、癖になるおいしさなので必食だ。

ここでしか注文できない『青さ塩とペコリーノチーズのフライドポテト』も、コクのあるチーズとさっぱりとしたアオサがマッチしており、リピートしたくなる逸品である。ドリンクは、タバスコの風味がスパイシーな『チリトマトハイ』を合わせるのがおすすめ。スタイリッシュな空間と、日本人の舌に合う居酒屋メニューの対比をぜひ楽しんでみてほしい。

 

  • ショッピング
  • ベイカリー・パン屋
  • 池尻大橋

トロパン トウキョウ

池尻大橋駅前の商店街にある人気ベーカリー。食べログの『パン百名店 2020』に選ばれるなど、その人気は東京のみならず全国的な知名度を誇る。

ここには、表参道の名店、デュヌラルテで修行したシェフ、田中真司が手がける独創的なパンが並んでいる。全てのパンに合わせて異なる生地を使っており、同じメニューでも形状が常に違うなど、毎日訪れても飽きない工夫が随所に施されている。

多数の名物パンがあるが、外はザクザク、中はもっちりとした食感とスパイスのきいたカレーが特徴的な『カレーパン』や、ガチョウの油を塗って焼き上げた『世田谷バゲット』や、大きな『クロワッサン』などが定番の人気メニューだ。

近年発売された『シナモンロール』も見逃せない。大量のアイシング、アーモンドクリーム、ドライアップル、みりんで漬けたアプリコットが入っており、トロパンらしいユニークなおいしさが実感できるだろう。

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  • アトラクション
  • 公園&庭園
  • 池尻大橋

目黒天空庭園

目黒区大橋にある首都高速道路大橋ジャンクションの屋上に位置する、巨大なループ状の公園だ。

全国初のジャンクション上公園となる同園は、1周400メートル、総面積約7000平方メートルの敷地に、高木・中木およそ1000本、低木・地被類3万株ほどを植栽。緑豊かな園内を回遊し、四季折々の自然や日本の文化に親しむことができる。

  • バー
  • 池尻大橋

ロビー

デザイン会社、アンドサプライが2019年に立ち上げた同店は、ホテルのロビーのように「いろいろな人が介在し、肩肘張らず、思い思いの使い方ができる場所」がコンセプトのストリートバー。

シグネチャーカクテルやクラフトジンをはじめ、驚きと発見を感じるドリンクが豊富だ。特に、卵白と生クリームにマスカットのリキュールとミントで清涼感をプラスした『L.O.B.B.Y』は、同店を代表する爽やかなカクテル。飲み慣れていない人でも思わず心躍る味わいをぜひ試してみてほしい。

シドニーのレストランからインスパイアされたというインダストリアルな店内には、カウンターやベンチシート、テーブル席のほか、隠れ家のようなギャラリースペースが存在。同社が手がけるホームグッズのほか、定期的に入れ替わる個性豊かなアートを楽しんでほしい。

異業種としてスタートしたからこそ、有機的に変化していく面白みのあるスペースにこれからも目が離せない。

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  • レストラン
  • メキシコ料理
  • 池尻大橋

タコスショップ イケジリ

吉祥寺で人気のTACOS Shopの2号店、タコスショップ イケジリ(TACOS Shop IKEJIRI)。メキシコの民家をイメージしたという内装は、ピスタチオカラーの壁や個性的な階段が特徴だ。

定番の『カルニータス』や一風変わったリコッタチーズを使用したデザートのようなメニューなど、タコスは常時数種類が並ぶ。焦がしトマトのサルサやパクチーなど、9種類のトッピングは自由に追加できる。自分好みの味をとことん追求してほしい。

焼きたてを蒸して提供するこだわりのトルティーヤは、どんな組み合わせや具材もおいしく包み込んでくれるだろう。

 

  • ヘルス&ビューティー
  • スパ
  • 池尻大橋

文化浴泉

建築家の今井健太郎によって修復された池尻大橋の文化浴泉は、デザイナーズ銭湯として知られている。内観は、木製の天井、モザイク壁画や富士山の壁画など、伝統的な雰囲気を残しつつシックなディテールでまとめられている。富士山の壁画は東京に3人しかいないペンキ絵師の一人、中島盛夫によって描かれた。

同銭湯は全て軟水を使用。『軟水風呂』は、天然井水中の硬度成分(カルシウム、マグネシウムなど)をろ過しており、肌や健康に良いそうだ。そのほか、ナノバブル粒子が含まれている気泡風呂『nano湯』、座湯、ボディージェットバス、水風呂とサウナを楽しめる。

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  • レストラン
  • 原宿

バーガーラウンジ ビーシー トーキョー

食と旅をテーマにしたワイズアウルホステルズシブヤに開店した同店は、ミシュラン一つ星を獲得した、ジャン・ジョルジュ トウキョウのスーシェフが料理を担うハンバーガーラウンジ。フレンチで身に付けた知識を生かしつつ、ファーストインパクトで「おいしい」と思えるメニューを目指したという。

ここで食べてほしいのは、自慢の『パストラミビーシーバーガー』。肝となるパティは、3種の牛肉を絶妙な割合でミンチにすることで、肉のジューシーさと食感の荒々しさを味わえる仕上がりとなっている。

スパイスに漬けて一晩寝かせることでとろける舌触りを実現したパストラミに、感動すること間違いなし。アンチョビやソイマヨネーズを使用することでコクのある味わいを実現した『シーザーサラダ』も同店イチオシのメニューだ。

「人と人、食と人とが偶然交わり、つながる場」をイメージした店で、新たな出会いを楽しんでみては。

  • ショッピング
  • 池尻大橋

タム

池尻大橋駅から9分ほど歩いたところに大きなガラス張りの窓が目を引く古着屋、タム(Tam)がある。1950~2000年代のアメリカ古着を中心に展開する同店は、2011年に「時代のムードを理解しつつ、ジャンルレスなアイテムを展開していきたい」という思いのもとオープンした。

日本人の体に合うサイズバランスとデザイン性にこだわってセレクトした古着のほか、アクセサリーなどの小物類、フラワーベースやうつわなどの生活雑貨が所狭しと並ぶ。

シャンデリアが印象的なアンティーク感あふれる内装と、気軽に相談しやすい店主夫婦の柔らかな人柄も魅力となっている。夜遅くまで営業しているので、仕事終わりの買い物にも最適だ。

 

ほかの都市を探索してみる……

  • Things to do

代官山には、高級ブランチやスタイリッシュなコーヒースタンド、デザイナーズブティックが立ち並ぶ高尚なイメージが付いて回る。しかし、このエリアを訪れると、それほど気取った街ではないことがすぐに分かるはずだ。自然あふれる地域には、たこ焼き屋の天風のようなローカルレストランや、スプリングバレーブルワリー(SPRING VALLEY BREWERY)東京のように旧東急東急線の線路を利用した歴史的な場所も存在する。

2021年の「世界で最もクールな街」に選ばれた代官山は、東京の魅力的なスポットが1カ所に集う街といえるだろう。ここでは、そんな代官山のディープな楽しみ方を紹介する。

 

  • Things to do

1980年代から音楽や演劇、ファッションなどの文化を生んできた街、下北沢。メインストリームではなく、型にはまらない多様な文化が混在するこの地はサブカルチャーの聖地だ。街の構造も路地と行き止まりだらけで迷路のように入り組んでいるのだが、それもまた下北沢の魅力。

長らく続いていた再開発工事もようやく進み、小田急線の地下化が実現。線路跡地には複合施設ボーナストラックが完成し、今年秋には温泉施設もオープンする。駅前にあったトタン屋根のマーケットや、「開かずの踏切」があった時代も懐かしいが、下北沢らしい風景は健在だ。

タイムアウトが選ぶ『世界で最もクールな街 ベスト50』の第2位に輝き、下北沢を訪れた外国人観光客は「この街に住むことが夢」と目を輝かせる。その人気ぶりは今や世界レベルになった。ここでは街の変化にも目を向けつつ、進化しながらも継承される下北沢の魅力を紹介する。 

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  • Things to do

今、東京で最も面白い街といえば、日本橋が真っ先に上がるだろう。創業100年を超える老舗が今でも多く残る日本橋は、江戸情緒を残しつつも、進化を忘れない街。2020年に入ってからは、再開発でかつて世界有数の金融街であった兜町に新しいカルチャーが吹き込み、より新旧の文化を楽しめるエリアになった。

ここでは、朝食から眠りにつくまで、伝統と新しい文化が入り混じる日本橋で過ごす24時間を提案。古い、新しいを問わずに「本物」に出合える街を思いっ切り楽しんでほしい。

  • Things to do

東急池上線は、五反田駅と蒲田駅の区間を短い3両編成で運行している都会のローカル線ともいえる存在だ。この路線と中原街道が走る品川区荏原地区とその周辺は、住宅街が網目状に張り巡らされており、駅前には戸越銀座商店街をはじめ、活気に満ちた商店街が多く存在する。また、店主の個性が存分に発揮された訪れるべき店も多い。

そんな池上線沿線エリアの五反田ー石川台駅区間に絞ってご近所ガイドを作成した。センス抜群のアンティークショップから、アイルランド、ジョージアなどさまざまな国を感じるレストラン、老舗のソウルバーやレコードバーまで、ここにしかない、お気に入りのスポットが見つかるだろう。

 

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