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五反田TOCでしかできない5のこと

知られざる都会のディープスポットを制覇する完全ガイド

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Time Out Tokyo Editors
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タイムアウト東京 > Things To Do > 五反田TOCでしかできない5のこと

※2023年9月〜2024年頃解体予定

1970年代に五反田で開館した商業施設、TOCビル試験会場やセール会場として知る人も多いだろうが、実は、生活に必要なものすべてが揃う一大ショッピングセンターでもある。とはいえ、もともとは卸売り業者のための施設。普通のショッピングビルとは訳が違う。

やけに塩対応な店員の態度に、不安なほど無造作に置かれた商品。しかしよく見ると、これがすべてとんでもなく安いのだ。そう、ここは見せかけにだまされない真の目利き、また真の穴場ハンターこそ楽しむべき場所なのだ。ここでは、一度ハマったら抜け出せない、五反田TOCビルの深すぎる魅力を楽しむ5の方法を紹介する。

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1. 激安店で爆買いする。

14階建てのビルのあちこちに店舗が点在しているTOCビル。まずは、激安店がひしめき合う地下1階を入念に回ろう。無造作なディスプレイだが、掘り出しものは、美しくディスプレイされた商品の中にはない。数え切れない商品の山に目を凝らせば、きらりと光るお宝が見つかるはずだ。専門店が主に入居する上階の店舗も見逃せない。5階には子供用品、4、9階にはインテリアショップが多数入居している。

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人気コスメを驚愕(きょうがく)の安さで販売する化粧品店。卸店ならではの価格破壊はとどまるところを知らず、「ジョンマスター オーガニック」や「OPI」、「SKⅡ」といった人気ブランドが定価の半額以下でガンガン売られている。美容マスクのバラ売りもあるので、試し使い用としても便利だ。 

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アメ横にあるロンドンスポーツの姉妹店。価格づけされた箱の上に商品が山積みされた画は、さながらバーゲン会場の様相だが、ここでは毎日がこの状態。「ナイキ」や「アディダス」など一流ブランドが驚きの安さで購入できるとあり、客の顔も真剣そのものだ。スポーツウェアの洪水に飛び込もう。

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化粧品から家電、自転車まで、あらゆる商品が圧倒的な低価格でそろう卸売店。中には謎の18禁コーナーまである。温マスクや和包丁、たこ焼き器など、海外への土産探しや景品選びなどにも最適だ。 

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卸売り店ではあるが、一般客も購入できる帽子店。並ぶ商品は一見地味だが、着こなしによっては映えそうな玄人好みの商品ばかり。しかも、価格は驚きの1,000円。いや、たった1,000円なのだ。お洒落に自信がなくても挑戦する価値はあるかもしれない。 

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輸入雑貨およびカジュアル衣料品店。キッチュなキャラクターTシャツなど、様々な商品がそろう。気になるのは、ライオンやトラなど、猛獣のモチーフが随所で推されているところだ。確かに、百獣の王も靴下などになってしまえば愛らしい。ヒョウ柄ならぬライオン柄ブームは来るだろうか。 

2. 昼は地下で食い倒れる。

買い物中の腹ごしらえは、地下1階の飲食店街がおすすめ。様々な飲食店が横丁のように並んでいる。どこに行くべきか迷った時は、以下のガイドを参考にしてほしい。 

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五反田TOCビルにある寿司店。人気の海鮮定食ランチは、五反田店限定の「欲張りメガ丼」(930円)がおすすめ。まぐろ大トロかつ、ネギトロ、まぐろ中落ち、温泉卵、ガリが溢れ出しそうなほどに盛られ、食欲をそそられる。

ネギトロ、中落ちにはわさび醤油、大トロかつには別添で提供される甘めの特製味噌ダレを合わせて。味のコントラストがあるので、大盛り飯もぺろりと完食できる。

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ボリューム満点の魚定食が人気の定食屋。メニューはサバやサケ、ホッケから、日によってアコウダイまでバラエティに富み、焼きまたは煮魚から一品と、ポテトサラダや肉じゃが、揚げ出し豆腐など好みのおかず一品が選べる。これにサービスのサラダと生卵、味噌汁、漬け物、山盛りライスがついて950円とあり、平日は混雑する。

  • レストラン
  • 五反田

座敷席で定食をかきこむサラリーマンという、なんとも昭和然とした光景が広がるノスタルジックな大衆食堂。一番人気は通称「ニクシチ」と呼ばれる名物「豚肉七味炒め」で、醤油ベースのタレと七味で炒めた豚肉が、椀の半分にこんもりと盛られたスタミナメニューとなっている。

3. ディープな世界に浸る。

ここまで安さばかりを強調してきたが、五反田TOCビルの魅力は、それだけではない。TOCのもうひとつの魅力、それは、点在する種々の専門店にある。その存在を確かめるには、地下1階の入り組んだ通路をくまなく歩いてみよう。目立った看板がないため注意が必要だが、身を潜めるようにさりげなく、そして深く、趣味としか言いようのないディープな世界が広がっている。

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  • ホームデコレーション
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都内では取り扱いの少ないアメリカのインテリアブランド「ジェニファーテイラー」の商品をはじめとした、ヨーロピアンクラシックスタイルの雑貨が豊富に揃う。そのほか、イタリア製のグラスといった小物から、カーテン、ソファーまでラインナップは多岐にわたる。エレガントな雰囲気が溢れる生活空間を演出したい人は、一見の価値ありだ。

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毛筆や硯、和紙、便箋など、書にまつわる品を扱う専門店。店内にディスプレイされた筆のコレクションは眺めるだけでも美しく、一筆したためたくなるから不思議。和紙のシールや小物はちょっとした土産やギフトにちょうど良い。

4. 午後は自由時間にする。

買い物やグルメを満喫したら、残った時間は自由時間にするのも良い。TOCビルには、眺めの良い屋上や、フォトスタジオ、インテリアショップ、ゴルフの打ちっぱなしまであるのだ。ここは一旦解散して、それぞれが満足いくまで楽しむのが手だ。

TOCビル 屋上階
TOCビル 屋上階

TOCビル 屋上階

TOCビルを14階(P階)まで上るとある屋上。花壇やベンチなども置かれ、ショッピングのあとの一休みにうってつけだ。空を仰げる開放的な空間は、TOCビルで働く人々にとってもオアシス。見渡しがよく、東京タワーも見える。角には氷川神社が鎮座している。

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屋上にあるゴルフ場。全14打席、60ヤードまでと飛距離を伸ばしたい人には物足りないかもしれないが、ルーフトップならではの青空の下、ひと汗かくのも一興だ。家族の買い物に付き合わされているお父さんの息抜きや、仕事帰りのリフレッシュに立ち寄りたい。 

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フォトスタジオ、スタジオアリスの支店。子ども向けディズニーテーマの撮影プランが充実しており。憧れのキャラクターコスチュームを着てモデル気分で撮影したら、プロが物語の背景と合成してくれる。雪の国にだって、あっという間に行ける。

5. 無料バスで楽に移動する。
TOCバス

5. 無料バスで楽に移動する。

五反田駅から歩くと、TOCビルまでは10分程かかる。雨の日などは躊躇(ちゅうちょ)してしまう人も多いだろう。そんな時はTOCビルと駅をつなぐ、無料のシャトルバスを利用しよう。

バス停は、駅の西口を出てすぐにある野村證券 五反田支店が目印だ。平日は8時から20時まで、8分間隔で運行している(土・日曜・祝日は運休)。歩いた方が早い場合もあるが、激安店でどっさり買い込んでしまっても楽に帰れる。

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