浅草の雷門前にある台東区の観光案内施設。「探せる・見せる・支える」をコンセプトに、台東区を訪れる人に役立つ情報やサービスを提供している。日本語、英語、中国語、韓国語に対応した観光案内カウンターをはじめ、チケット販売なども行う。
8階にある展望テラスからは、無料で浅草の街や東京スカイツリーが一望できる。隈研吾が手がけた設計にも注目したい。
給料日前でも都内は十分楽しめる
タイムアウト東京 > Things To Do >東京、無料でできる50のこと
地方に比べて物価の高い東京だが、タダで最新の施設から学びを得たり、多様なエンターテインメントを楽しんだりできるのもまた、東京に住む者の特権だ。本特集では、コンサートや各種文化施設、一見の価値ありの一風変わった博物館など、50にも及ぶ種類豊富な無料のアクティビティーを紹介している。「遊び」「癒し」「美意識」「学び」「絶景」「工場見学」の6つのカテゴリに分かれているので、気分に合わせて使い分けてほしい。さあ、財布の中身は気にせず、東京ライフを満喫しに出掛けよう。
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浅草の雷門前にある台東区の観光案内施設。「探せる・見せる・支える」をコンセプトに、台東区を訪れる人に役立つ情報やサービスを提供している。日本語、英語、中国語、韓国語に対応した観光案内カウンターをはじめ、チケット販売なども行う。
8階にある展望テラスからは、無料で浅草の街や東京スカイツリーが一望できる。隈研吾が手がけた設計にも注目したい。
26階建てのビルの最上階に位置する、入場無料の展望フロア。約30のソファー席が置かれ、ベイブリッジなどをのんびりと望むことができる。レストランからは、「東京タワー」やお台場がよく見える。天気の良い日には、絶景を狙うカメラマンの姿も多い。
2013年にオープンした、日本郵政と東京大学が共同運営する学術文化施設。局舎の建築的特徴を生かした展示空間で、東京大学開校以来の学術標本コレクションに、最新の学術研究の成果や芸術表現などを交えて無料で公開している。
手塚治虫、藤子不二雄Ⓐ、藤子・F・不二雄、石ノ森章太郎などの名だたる巨匠を輩出した伝説のアパート「トキワ荘」が、ミュージアムとしてよみがえった。同館では、外観に加え、玄関、階段、居室、共同炊事場など当時の風景を忠実に再現している。
1階のマンガラウンジでは名高い作家の作品を読むことができる。ついつい長居してしまいそう。訪問の際は事前予約がおすすめだ。
※当面の間、マンガラウンジの書籍閲覧を休止中
昔ながらの銭湯を改築して作ったギャラリー。天井が高く、開放的な雰囲気で、建物は築200年以上の歴史をもつ。それを見るだけでも興味深いだろう。
館内には、現代日本アーティストの宮島達男や、海外で著名なアピチャッポン・ウィーラセタクン、アニッシュ・カプーアなど、さまざまな作品を不定期で展示している。上野公園からも近く、上野散策の目的地に加えたい一軒だ。
末広町駅近くにある、旧練成中学校の校舎を利用した大型アートスペース。かつての教室にアートギャラリーなどが入居し、さまざまな展示が行われている。屋上や体育館では、年間を通じてイベントやワークショップを開催。
エントランスと隣接した公園は一般にも開放され、近隣の人々の憩いの場になっている。
小山登美夫ギャラリー、シュウゴアーツ、タカ・イシイギャラリーという3つのギャラリーが集まる施設。清澄白河の丸八倉庫ビル内にあったギャラリー群が、アートの地とも呼べる六本木に移転した。各施設をはしごして、それぞれの個性を味わおう。
年2回、開催されるイベント「デザインフェスタ」によるギャラリースペース。1998年の春にオープンした。
建物はEASTとWESTに分かれており、中庭にあるカフェを挟んで、ギャラリー2館が隣接している。展示は、イラスト、絵画、立体、写真、アクセサリー、雑貨、ファッション、工芸など、さまざまなジャンルの作品が揃う。
日本の広告にまつわる資料が充実しているミュージアム。江戸時代の木版による広告や現代の最先端の手法を用いた広告物まで幅広く展示され、日本の広告の歴史を一望することができる。
過去30年に受賞したコマーシャル作品を、オンデマンドで視聴することも可能。10万点以上のデジタル画像のライブラリーもあるので、アイデアに悩んだら訪れるのもいいかもしれない。
※当面の間、事前予約制
人間・時間・空間それぞれの間合いという日本特有の概念を表象して名称とした、TOTOが運営する建築とデザインの専門ギャラリー。1985年10月のオープン以来、質の高い情報発信を目指してきた。
国内外の建築家やデザイナーの思想・哲学を伝える展覧会を実施しており、TOTO出版の直営書店「Bookshop TOTO」も併設する。
表参道のランドマーク、ルイ・ヴィトン表参道ビル7階にあるアートスペース。ルイ・ヴィトンが展開するアートスペースとしては、パリ・シャンゼリゼ通りの「エスパス キュルチュレル ルイ・ヴィトン(Espace Culturel Louis Vuitton)」に続き、世界で2番目にオープンした。
天井高8.45メートル、面積193平方メートルを誇るガラス張りの空間は圧巻。まるで空に浮かんでいるかのような気分になれるだろう。
府中市にあるサントリーのビール工場。ここでは無料の見学ツアー(事前予約制)を開催しており、10時〜15時15分の間で45分ごとに実施する。
ビールができるまでの製造工程を学んだ後は、サントリーの人気商品「ザ・プレミアム・モルツ」が試飲できる。ショップで記念品を買うのも忘れずに。
日本航空(JAL)が手がけるミュージアム施設。航空機の仕組みを学ぶ「航空教室」、歴代の制服などが並ぶ展示エリアの観覧、機体を収める格納庫の見学がセットになった無料の工場見学コースを提供する。実物の飛行機を目の当たりにし、整備士の仕事に触れる貴重なチャンスだ。
開催日は月・火・木・土・日曜の10時30分〜12時20分、14時30分〜16時20分で、事前予約制。参加する際は、公式ウェブサイトなどで最新情報を確認してほしい。
日本のアニメーションの歴史やこれからのアニメを学び、体験することができる、東京工芸大学付属のミュージアム。館内にはアニメシアター、アニメライブラリー、企画展ブース、ワークショップスペースがある。アニメ制作の過程を直接体験できる参加型展示、新しいアニメ情報を盛り込んだ企画展なども行う。
※施設工事のため、2022年12月16日(金)まで休館
江東区内を流れる横十間川の一部分を埋め立てて造られた、1970メートルにも及ぶ細長い公園。週1〜2回ほど、ボランティア団体の和船友の会による木造和船の運行があり、無料で乗船できる。希望者は、当日10時~14時15分までに海辺乗船場で申し込みを済ませよう。
そのほか、貸しボート場(有料)や水上アスレチックといったアクティビティが楽しめる。
王子駅からすぐの場所にある公園。かつては渋沢栄一の私有地だった場所で、今でも大きな邸宅の離れなどが残っている。
園内には3つの博物館(紙の博物館、北区飛鳥山博物館、渋沢史料館)がある。紙の博物館では、紙を使った芸術品や紙すきの技術や歴史に関する資料を展示されているほか、ワークショップなども実施。渋沢栄一の業績をたたえる展示が並ぶ渋沢史料館には、トーマス・エジソンのサインが入ったものもある。
また公園で人気なのが、無料で乗車できるモノレール『アスカルゴ』。カタツムリのような見た目と、ゆったりと進むことから名付けられた。運行距離は長くはないが、飛鳥山の山頂までを結ぶ緑の風景を、ゆったりと楽しめる。
江戸川区の行船公園内にある、入園無料の動物園。レッサーパンダやフンボルトペンギン、ベネットアカクビワラビーなど、小型動物をメインに飼育している。子どもたちに人気なのは「ふれあいコーナー」。10時から11時45分と、13時15分から15時の1日2回開催され、ウサギやモルモット、ヤギ、ヒツジと触れ合うことができる。動物園のすぐ隣には平成庭園もあり、東京の雑踏を忘れ、リラックスするのに最適な場所だ。
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外国人客が数多く訪れる、キャッシュオンデリバリーのブリティッシュバプ。エレベーターを降り、左手の大きな扉がエントランスだ。店内は意外にも天井が高く広々としている。
豊富な種類のビールがそろい、メニューにはフライドチキンやフライドポテト、チキンパイにアップルパイなどのイギリス料理が並ぶ。店内のステージではほぼ毎日ライブがあり、無料で演奏が楽しめる。